日本武道館でハイスピード王座戦を行うAZMが挑戦者のなつぽいへ熱い叱咤激励!「スターダムに来てここ半年、なにしてましたか?」
18日、都内某所にて3月3日に日本武道館で開催される『レック Presentsスターダム10周年記念 ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA』の記者会見&調印式が行われ、ハイスピード王座を争うAZMとなつぽいが調印式を行った。
AZMが先月17日の後楽園ホールで米山香織を相手に同王座を防衛を果たすと、その日に正式にスターダム入団を果たしたなつぽいが武道館でそのベルトに挑戦するのに相応しいのは、私しかいないでしょ?AZMパイセン」と挑戦表明。
AZMは「入団したぐらいで挑戦したいとか、そんな軽いベルトじゃないんだよ」と一蹴したものの、なつぽいの実力は認めている様子。しかし、なつぽいが「ハイスピードが頂点でゴールだと思われたくないんで、ハイスピードだけじゃなくタッグのベルトも取って、さらにさらに上に行きたい」と発言していたことに誇りあるハイスピード王者として引っかかりを感じていた。
両者の王座戦が決定後、なつぽいはDDMのひめかとの“ひめぽい”でゴッデス・オブ・スターダム王座(タッグ王座)に挑戦したものの惜敗。しかし、ひめかがすぐに「私にはもう1人パートナーがいる」と同じくDDMの舞華とともに挑戦を表明し、“舞ひめ”タッグがすぐさまゴッデス王座を奪取。
これには大江戸隊の刀羅ナツコも「一回負けたぐらいで相方をすぐポイか?」とひめかに怒りを顕にして挑戦を表明するなど、団体内外でも賛否両論の声が上がっており、なつぽいはその渦中にいたことでフラストレーションをためていた様子。
調印式を終えたなつぽいは「何も知らない奴らが『なつぽいがAZMに勝てるわけねーだろ』とか『なつぽいまた負けたのかよ』とか、『だからぽいはポイされんだよ』とか!好き勝手言っとりますけど、全然いいです。全然構いません。なぜなら、こんな私でも仲間として受け入れてくれて、本当の意味で信じてくれているDDMのメンバーが居る。そしてなにより、私が私を信じているから!私がハイスピードのそのベルトを巻くと信じています。不可能だと思うなら、なおさら奇跡を見せてやりたいと思っています」と感情を顕に。
これを受けたAZMは「なつぽいのスターダム入団会見で言ってたんですが、『ハイスピードベルトに留まらず他のベルトも幅広く狙っていきたい』と。私には『ハイスピードついでに獲れたら良いな~』みたいに聞こえたんですよね。……どの口が言ってんのかなって思いましたし、このハイスピードベルトが決まって約1ヶ月位の中で、ゴッデス取って実績付けてくるのかなと思ったら、獲れず、しかも相方からポイされて。しかも大江戸隊からは同情されて、ねえ?」と一度は鼻で笑ってみせる。
しかし、「なつぽいはスターダム来る前はシングルのチャンピオンでしたよね?スターダム来る前は実績を残してきたのに、スターダムに来てここ半年、なにしてましたか?なつぽいはね、こんなくすぶっている選手じゃないんですよ。そうですよね?なつぽいの熱い本気の思いを3・3、私にぶつけてきてください。そして、ハイスピードのために、自分のために素晴らしい試合しましょう。楽しみにしてます」と、なつぽいに対する熱い想いを語り、防衛に向けての覚悟を見せつけた。