約3年ぶりのヤングライオン・中島佑斗がデビュー戦も52秒のレフリーストップ負け!
14日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to CASTLE ATTACK』が行われ、ヤングライオンの中島佑斗が52秒のデビュー戦を終えた。
中島は岐阜県出身の24歳。2019年6月にバッドラック・ファレが運営するファレ道場に入門し、昨年6月に4度目の挑戦でトライアウトに合格し新日本プロレスへ入門。身長180cm、体重95kgとヘビー級、ジュニアヘビー級のどちらにも成長の可能性を感じる絞り込まれた肉体と精悍な顔つきにも目が行くが、MMAやキックボクシング、柔術の心得を持っており。
野毛道場からのヤングライオンデビューは2018年デビューの上村優也、辻陽太以来約3年ぶりであり、デビュー戦の発表当時から大きな注目を集めていた。
中島は入場するなり気迫の雄叫びを上げ、デビュー戦の相手である上村優也がリングインすると額を突き合わせてメンチを切り合う気の強さも垣間見せる。
ゴングが鳴ると互いに低空タックルから目まぐるしい首の取り合いを展開。下になった上村が上を取り返した瞬間に中島が左肘からマットに突き刺さり、左腕が不自然な方向へと曲がる。これで肘が外れてしまったようでレフェリーが急遽試合をストップ。
デビュー戦が不本意な結果に終わってしまった中島だったが、気持ちは全く折れておらず残る右腕で掴みかかろうとする。これはレフェリーとセコンドに付いていた辻が慌てて引き剥がして退場させていくが、中島は退場口に向かいながらも何度も振り返ってリングを見つめた。