【試合詳細】2・14 スターダム後楽園ホール大会 【ゴッデス】小波&ビー・プレストリーvs舞華&ひめか 林下詩美vsジュリアvs中野たむvs上谷沙弥 AZM&星月芽依vsスターライト・キッド&飯田沙耶 岩谷麻優vsウナギ・サヤカ
『Go to BUDOKAN! STARDOM Valentine Special~Day-2~』
日程:2021年2月14日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:579人(コロナ対策限定人数)
▼シングルマッチ 15分1本勝負
[STARS]○ゴキゲンです☆
4分21秒 回転エビ固め
●レディ・C
▼シングルマッチ 15分1本勝負
[Queens Quest]○渡辺桃
5分44秒 チキンウイング・フェイスロック
[STARS]●ルアカ
▼DDMvs大江戸隊 タッグマッチ 15分1本勝負
[Donna Del Mondo]朱里/●なつぽい
10分30秒 起死回生
[大江戸隊]刀羅ナツコ/○鹿島沙希
▼ウナギ・カブキ七番勝負~第三戦~ 15分1本勝負
[STARS]○岩谷麻優
12分54秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド
[COSMIC ANGELS]●ウナギ・サヤカ
▼タッグマッチ 20分1本勝負
○AZM/星月芽依(Marvelous)
11分6秒 あずみ寿司
[STARS]スターライト・キッド/●飯田沙耶
▼スペシャル4WAYバトル 20分1本勝負
[Queens Quest]○上谷沙弥
14分3秒 スワンダイブ式フランケンシュタイナー→エビ固め
[Queens Quest]●林下詩美
※もう2人は[Donna Del Mondo]ジュリア、[COSMIC ANGELS]中野たむ
▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者組/大江戸隊/Black Widows】小波/●ビー・プレストリー・
21分46秒 首固め
【挑戦者組/Donna Del Mondo/舞ひめ】○ひめか/舞華
※小波&ビーが2度目の防衛に失敗。ひめか&舞華が新王者となる
舞華&ひめかが悲願のゴッデス戴冠もナツコ&鹿島が日本武道館で敵討ち宣言!上谷が赤の王者・詩美から直接勝利!ジュリアvsたむの髪切りマッチは白の王座戦へ!
第1試合
試合が開始するとゴキゲンが「デース!」と四方にアピール。レディ・Cは見届けてから普通に手4つを要求。ゴキゲンは低身長のため届かず、足を踏みつけ手4つを要求。レディ・Cは膝立ちで手をのばすと、普通に立っているゴキゲンより高い位置になる。ショックを受けたゴキゲンがレディ・Cをロープに振り、レディ・Cはうつ伏せにリングに寝そべって避けようとするが、ゴキゲンが横に寝てポーズ。さらに手をとってロープ渡りからのアームホイップで投げ捨て、ロープに振るがレディ・Cはショルダータックルで迎撃。
レディ・Cは逆エビ固めもゴキゲンはロープを掴みブレイク。
ゴキゲンは駄々っ子パンチも、レディ・Cは手を伸ばして頭を掴むとゴキゲンの腕は届かず。ゴキゲンは走り込んでビッグブーツを狙うが、レディ・Cが足の長さを活かした前蹴りで迎撃していく。
レディ・Cは串刺し攻撃を狙うが、避けたゴキゲンが串刺し攻撃。レディ・Cは足を伸ばしてカットし、諦めずに何度も串刺し攻撃を狙うもゴキゲンをビッグブーツで迎撃。フォールも2。
レディ・Cは河津落としからフォールも2。
レディ・Cはチョークスラムを狙うが、逃れたゴキゲンが丸め込もうとするが
ロープを掴んで耐えたレディ・Cがビッグブーツも避けたゴキゲンがスクールボーイも2。
ゴキゲンはロープに飛ぶが、レディ・Cはビッグブーツで迎撃しフォールも2。
レディ・Cはチョークスラムを狙うがゴキゲンはカサドーラで丸め込み3カウント。
第2試合
ロックアップからルアカがロープに押し込みラリアットも、避けた渡辺がヘッドロックで絞り上げる。そのままグラウンドに持ち込むが、ルアカはヘッドシザースで避けて睨み合う。
ルアカはショルダータックルで倒し、串刺しバックエルボー2連発を狙うが、渡辺はドロップキックで迎撃しストンピング。さらにケンカキックから顔面を膝で押し潰す。
渡辺はコーナに振って串刺しドロップキックから低空串刺しドロップキック。フォールも1。
渡辺はミドルキック連打も、ルアカはキャッチし足へのエルボー。だが渡辺は足を引いて交わすとミドルキックで蹴倒し、ロープに振ろうとするがルアカが逆に振ってクロスボディアタック。フォールも2。
ルアカはバックブリーカーからフェイスロック。これを離すとボディスラム2連発からフォールも2。
ルアカはビッグブーツも、避けた渡辺がミドルキック連打。ルアカは走り込むが、渡辺はロックボトムからサッカーボールキック。フォールも2。
渡辺はスリーパーからショートレンジラリアットも、避けたルアカがコンプリートショットからロープに飛んでケンカキック。フォールも2。
ルアカはフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
ルアカはフィッシャーマンの体勢も、耐えた渡辺がラリアットを避けてハイキック。フォールも2。
渡辺は腕極めスリーパーで捕らえギブアップを奪った。
第3試合
なつぽいが鹿島を要求し試合開始。
ロックアップからリストの取り合い。鹿島がヘッドロックで捕らえロープに飛ぶが、なつぽいがかわしていくも鹿島がアームホイップ。なつぽいもアームホイップで投げ捨て睨み合う。なつぽいはガットショットからロープに振ろうとするが、鹿島がロープを掴んで耐えるとナツコがなつぽいの背後から殴りかかり、ロープに振ってナツコがガットショットから鹿島がフェイスバスター。ナツコがセントーンから鹿島がフットスタンプを落としフォールも2。
鹿島は髪を捻ってリングに叩きつけると、ボディスラムからフォールも2。
鹿島はコーナーに叩きつけてナツコにタッチ。
エルボーの打ち合いからナツコが背中にエルボー連打。さらにヘアーホイップから顔面ウォッシュ。ナツコは担ぐが着地したなつぽいは丸め込もうとするが、ナツコは耐えてヒッププレス。避けたなつぽいがスクールボーイも2。
なつぽいは低空ドロップキックから朱里にタッチ。
朱里はミドルキック連打も鹿島が走り込みカット。
鹿島とナツコはロープに振ってダブル攻撃を狙うが、朱里が交互にミドルキックを叩き込み蹴散らすと、ナツコのラリアットを避けてボディに膝蹴り。さらにジョン・ウーから串刺しニーを叩き込み、コーナーに登るとダイビングギロチンドロップ。フォールも2。
朱里は腕ひしぎで捕らえるがナツコはロープに足を伸ばしブレイク。
エルボーの打ち合いから朱里がラリアットをガードしミドルキック。ロープに飛ぶがナツコはスピアーで迎撃し鹿島にタッチ。
鹿島はケンカキック連発からロープに飛ぶが、朱里は追走ニーから首投げで倒しサッカーボールキック。フォールも2。
朱里はなつぽいにタッチ。
なつぽいは低空ドロップキック連発からロープを貫いてのドロップキック。
なつぽいはコーナーに登りダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
なつぽいはライトニングスパイラルを狙うが、耐えた鹿島にガットショットからライトニングスパイラル。フォールも2。
なつぽいはエルボーからコーナーに振るが、鹿島はコーナーを駆け上がり三角飛びフェイスバスター。フォールも2。
鹿島はサミングからコーナーに押し込み、ナツコが走り込み串刺しバックエルボー。鹿島も串刺しバックエルボーからナツコがエルボースマッシュ。鹿島がダブルアーム・スープレックスからフォールも2。
ナツコがコーナーに登りダイビングボディプレスから、鹿島がダイビングフットスタンプを投下。フォールも朱里がカット。
鹿島はダブルアームフェイスバスターからフォールも2。
鹿島はなつぽいをコーナーに振り走り込むが、なつぽいが避けると朱里が出てきてダブルのトラースキック。朱里がソバットからなつぽいがカニバサミクラッチも2。
なつぽいはトラースキックからジャーマンスープレックスホールドもナツコがカット。
なつぽいは側宙式ダイビングボディプレスを投下するが、避けた鹿島が横入り式エビ固めも2。
鹿島はビッグブーツも、なつぽいが避けて朱里が前蹴りからSTO。さらになつぽいが丸め込むもナツコがカット。
なつぽいはトラースキックからバックを取るが、切り返した鹿島が起死回生で3カウント。
第4試合
ウナギが走り込み背後から蹴りつけエルボー連打。さらにロープに振ってダブルチョップで倒しフォールも岩谷はすぐに抜ける。
ウナギはガットショットからロープに振ろうとするが、岩谷はソバットから顔面を蹴り上げカカト落としからブラジリアンキック。正面ロープにくくり、髪を掴んで捻り上げ、リングに戻すとフェイスバスターからサッカーボールキック。
岩谷は背中を連続で蹴りつけ、アームロックで捕らえるがウナギはロープに足を伸ばしブレイク。
岩谷はウナギの腕を蹴り上げアームロック。ウナギはロープに足を伸ばしブレイク。
岩谷はロープを使ったアームロックからミドルキック。さらに顔面を連続で蹴りつけていく。ウナギは膝立ちでエルボーも、岩谷は下から顔面を蹴り上げ場外に蹴落とす。
リングに戻ったウナギに岩谷は二段蹴りから首投げで倒しサッカーボールキック。さらに背中を踏みつけ蹴り続け、踵落としから胴締めV1アームロック。ウナギはロープを掴みブレイク。
岩谷は腕を踏みつけ、暴れて逃れたウナギを岩谷は蹴り続け、首元へのブラジリアンキック連発。さらに場外へ蹴落とし、雄叫びを上げてリングに戻ったウナギを岩谷は髪を捻ってからロープに飛び走り込むも、ウナギはカウンターのボディスラム。
ウナギは拙者、蒲焼き者で候。を投下しフォールも2。
ウナギは大ふへん固めを狙うが、耐えた岩谷に膝蹴りから改めて大ふへん固め。逃れた岩谷がソバットからエルボー。さらにブラジリアンキックも、キャッチしたウナギへ岩谷は改めてハイキック。ロープにもたれかかるウナギへ岩谷は低空ドロップキックを発射し、場外に落下したウナギへ岩谷はコーナーからのプランチャを狙う。だがウナギはエプロンに登り踵落としで迎撃すると、ロープに飛んで拙者、蒲焼き者で候。避けた岩谷がサッカーボールキックを叩き込み、正面ロープにくくると背中にミドルキックからドロップキック。さらにコーナーに登るとダイビングフットスタンプを投下しフォールも2。
岩谷はダイビングボディプレスも、避けたウナギが踵落としからコーナーに登りこれより我は修羅に入る!を投下。岩谷は避けて、エルボーの打ち合いからウナギがエルボー連打。岩谷は構わず前に出てロープに押し込むと、ビンタを叩き込み見下ろす。
ビンタの打ち合いから岩体はトラースキックを叩き込み、髪を掴んで引き起こすとパイルドライバーを狙う。暴れて耐えたウナギが大ふへん固めも、逃れた岩谷がエルボー。岩谷はツームストンパイルドライバーで突き刺しフォールも、岩谷はすぐに髪を掴んで引き起こしドラゴンスープレックスホールドで3カウント。
<試合後コメント>
岩谷麻優
「楽勝ですよ。強いて言うなら自分がフロッグスプラッシュで自爆したところくらい。自爆してちょっとペース持っていかれそうに……もなってないかな。まあ自分のキツい攻めに耐えた、頑張って耐えてた。やってて、昔の自分と試合をしてる感じでしたね。これがいい経験になって、彼女が成長した数年後が楽しみだなと思いましたね。でも今はもう、別に眼中にないですし、自分が負けるなんて一切思わなかったしね。まあ、良かったんじゃないかな」
――ウナギ選手と昔の岩谷選手のどこが似ていると感じたのでしょう
「やられっぱなしの、すぐスタミナ切れちゃって……すごく似てましたね」
ウナギ・サヤカ
「……私が、超えたい壁は、とてつもなく高かったです。でも、高いほうがこれから先ずっと楽しいので、いつか絶対に超えたいと思います。あと4本。精一杯頑張ります」
――歯が立たないと感じた?
「全然、立たなかったですね。何度か対角で戦ってたんですけど、圧倒的でした。やっぱり戦った試合数もそうですし、負けてきた回数も、守るべきものも、圧倒的に麻優さんのほうがたくさんあるし、悔しさとか悲しさとかいっぱい知ってるので、やっぱり10年は大きいなと思いました」
――7番勝負が始まって3連敗で後がなくなってしまった状況です
「私は、まだスターダムに来て4ヶ月。まだ知らない選手、ちゃんとその人の真の姿を知らない選手がたくさんいるので、すべて受けて、すべて知りつくしたいと今すごく思っていて。勝ちたいのはすごくそうなんですけど、やっぱりスターダムの試合が本当に意味のあるものだと思っているので、とにかく吸収したいです」
第5試合
先発はキッドと星月。星月のドロップキックを避けたキッドがアームホイップで投げ捨てるが、星月もアームホイップで投げ捨てドロップキック。避けたキッドが低空ドロップキックを叩き込み、エプロンのAZMを落としてから星月にストンピング。キッドはコーナーに叩き込み飯田にタッチ。
飯田とキッドは星月をコーナーに振りトレイン攻撃。
AZMがカットに入り星月が飯田に低空ドロップキックから首投げ連発。
ロープに振って転がしてからビンタを叩き込みフォールも2。
星月はストンピングからAZMにタッチ。
AZMはボディスラムから逆エビ固めを狙うが、耐えた飯田を星月がロープ往復式のストンピング。AZMが逆エビ固めで捕らえるが飯田はロープを掴みブレイク。
AZMはコーナーに叩きつけ星月にタッチ。
星月はストンピングからロープに振ってドロップキック。エルボーの打ち合いから飯田がエルボー連発。さらにチョップを打ち込むが、避けた星月がトラースキックを背中に叩き込み、走り込んで来た飯田をエプロンから蹴りつけロープに飛ぶが、飯田はヘッドバッドで迎撃。飯田はキッドにタッチ。
キッドはドロップキックから変形フィギュア・エイト。これはAZMがカット。
AZMと星月はキッドをロープに振るが、キッドはロープを掴んでタイミングをずらすと二人まとめてドロップキックからその場飛びムーンサルトを投下。フォールも2。
キッドはストンピングからコーナーに振るが、星月は避けてリバースカサドーラからフォールも2。
星月はロープ往復式のドロップキックからAZMにタッチ。
AZMはミサイルキックから投げようとするが、耐えたキッドとエルボーの打ち合い。キッドがエルボー連打からライトニングスパイラル。フォールも2。
キッドは飯田にタッチ。
飯田はショルダータックルで倒し、コーナーに振って串刺し攻撃。AZMは避けてエルボーも、ガードした飯田がチョップ連発。さらにダブルチョップもAZMは避けてクリスト。飯田は力づくでとこれを止めると強引にボディスラム。
飯田とキッドはAZMをロープに振り、飯田のスパインバスターとキッドのフェイスバスターの合体攻撃。フォールも星月がカット。
飯田は串刺しドロップキックからコーナーに登ってのフロントネック。これは星月がカットしデッドリードライブ。
AZMはコーナーに登りダイビングフットスタンプからフォールも2。
AZMは飯田を正面ロープにくくり、星月とともにエプロンを走り込んでのサンドイッチドロップキックからリングに戻りダブルドロップキック。AZMが腕ひしぎもキッドがカット。
AZMはバックを取りハイキックも、避けた飯田がスクールボーイ。だがAZMは切り返して丸め込むが2。
AZMは横入り式エビ固めも飯田が潰してフォール。だが星月がドロップキックでアシストしAZMがフォールも2。
AZMはあずみ寿司を狙うが、飯田がぶっこ抜いて投げようとする。だがAZMは首固めからのあずみ寿司で3カウント。
AZM「芽依ちゃん、今日は、スターダムに参戦してくれてありがとう!でもですよ、でも、まだまだお客さん、星月さんとAZMのタッグ見たいですよね?芽依ちゃん、一回とは言わず何回でもこれから組みましょう」
星月「(手を繋いで嬉しそうにしながら)仲良くいきましょう。はい芽依もめちゃめちゃ楽しかったです本当にありがとうございました(AZMは下がるが星月は手を離さない)」
AZM「(手を離さないことに若干引きながら)またお願いします」
<試合後コメント>
AZM&星月芽依
――星月選手、昨年9月にスターダムに参戦した際に熱望したAZM選手とのタッグが実現しました
星月「もうメチャメチャ嬉しかったです!カード教えてもらったときからもうワクワクドキドキ!『絶対AZMさんの隣に芽依がいます』と伝えたかったです!」
AZM「(笑)」
――入場時にはマスクをかぶっていました
AZM「あっ、それ間に合わなくて自分の昔のマスクをかぶっていただいたんですけど、でも次またね、組むから」
星月「(※食い気味に)はいっ!」
AZM「そのときは芽依ちゃんのマスクも作っていただいて」
星月「(※食い気味に)ありがとうございます!」
AZM「かぶりましょう、一緒に」
星月「(※食い気味に)はいっ!お願いします!……メチャクチャ楽しかったぁ~(笑)」
――AZM選手と対角で闘うよりはタッグで……
星月「(※食い気味に)はいっ!!」
AZM「えっ、ホントですか?その返しは私予想外だった……(笑)」
星月「ずっと決めてたんですよ!プロレスラーになってない、練習生のときに初めてスターダムへ見に来たときに、AZMさんがやってまして、それ見たときに『AZMさんとタッグ組みたい!』って思ってまして!」
AZM「初耳(笑)それ初耳(笑)今初めて聞きましたホントに(笑)」
――星月選手はMarvelousの所属ですが、スターダムマットに上がった感想は
星月「スターダムさんは、すごい空中殺法とかすごい飛び技をやる選手が多いので、自分も飛び技も多分、練習したら出来ます!でも自分の中ではドロップキックが一番の技だと思っているので。技がスゴイです!!」
AZM「ありがとうございます(笑)まあ、スターダムだけと言わず、Marvelousさん、他団体でも色んな所でこれからタッグ組んでいきましょう」
星月「はいっ!お願いします!!」
第6試合
上谷は詩美に走り込みドロップキックからエルボー連打。ジュリアとたむはエルボーの打ち合いへ。
詩美は上谷を場外に投げ捨て、たむはジュリアにローリングエルボーからロープに飛ぶが、ジュリアは追走ビッグブーツ。ジュリアがロープに飛ぶが、たむが追走バックエルボー。ジュリアはビッグブーツでロープにふっ飛ばし、さらにビッグブーツで場外に叩き落とすも、上谷がジュリアにドロップキックから詩美にドロップキック。
上谷は詩美のボディスラムからフォールもジュリアがカット。
ジュリアは上谷をロープに振ろうとするが、詩美がジュリアを蹴りつけカットし、ジュリアは詩美をロープに振って詩美を上谷に叩きつける。詩美はジュリアに走り込むが、ジュリアはロープをたるませ詩美を場外に落とすと、上谷にソバットからロープに振るが、上谷は側転からのバク転をしてのドロップキック。上谷は串刺し攻撃を狙うが、ジュリアが足を伸ばしてカットしミサイルキック。フォールも2。
ジュリアは上谷を引き起こしロープに振ろうとするが、上谷が逆に振りたむがジュリアにソバット。たむは上谷にフェイスバスターから側転ニーを足に投下しフォールもジュリアと詩美がカット。
詩美はジュリアにエルボー連打からロープに飛ぶが、ジュリアはビッグブーツを腕に叩き込み迎撃しDDT。ジュリアは詩美にネックブリーカーを狙うが、避けた詩美がアルゼンチンで担ぎ上げると、ジュリアの顔面にたむがトラースキック。そのまま詩美がバックフリップで叩きつける。
上谷がたむをロープ振ろうとするも、耐えたたむが詩美と上谷にそれぞれソバットから二人まとめてDDT。
たむは上谷をロープに振るが、詩美と上谷がたむにダブルのバックエルボーから股裂き。さらにサンドイッチドロップキックを発射。
上谷は詩美に二段蹴りも、避けた詩美のエルボーをガードし、エルボー連打から背中にチョップ連打。続けてエルボーを叩き込み倒すと、フィッシャーマンを狙うが耐えた詩美がカナディアンバックブリーカーからスプラッシュマウンテンを狙う。着地した上谷が二段蹴りで倒しロープに飛ぶが、詩美はエルボーで迎撃しエアレイド・クラッシュ。フォールもジュリアとタムがカット。
たむはジュリアをコーナーに叩きつけ、詩美がたむをコーナーに振り串刺しバックエルボー。詩美はたむとジュリアをまとめて串刺し攻撃からジュリアの背中に低空ドロップキック。
詩美はたむとジュリアに交互にエルボーを叩き込み、ロープに飛ぶがジュリアとたむはダブルのビッグブーツで迎撃し場外に落とす。
ジュリアのラリアットを巻き込んだたむがフロントネックロックも、ジュリアは強引に担いでグロリアスドライバーを狙うが、たむは逃れてバックを取るも、ジュリアはエルボーで逃れてロープに飛ぶと蜘蛛の巣で捕らえる。
たむがロープを掴もうとすると、ジュリアは丸め込み低空ドロップキック。
ジュリアは串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしたたむがコーナーに登りフロントネックロックで絞り上げ、そのまま場外に落とすとたむが場外へのプランチャ。上谷がそこへその場飛びケブラーダを発射し、リングに戻ると詩美へミサイルキック。フォールも2。
詩美はバックを取るが、上谷はオーバーヘッドキックで迎撃しロープに飛ぶも、詩美がスリーパーで捕らえて逆落としからアルゼンチンバックブリーカー。上谷は着地するが、詩美はガットショットからロープに振るも上谷がニールキックで迎撃。
上谷はフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
上谷はスター・クラッシャーからフォールも上谷がカット。
ジュリアがたむにビッグブーツ。たむは胴回し回転蹴りをジュリアに叩き込み全員ダウン。
ジュリアとたむが膝立ちでビンタの打ち合い。ジュリアが左右のビンタ連発からロープに飛ぼうとするが、たむがバックを取ってジャーマンスープレックスホールドも2。
たむは再度タイガースープレックスを狙うが、切り返したジュリアがバックドロップからフォールも上谷が低空ドロップキックでカット。
上谷はコーナーに登るが、ジュリアがビンタから正面に登り投げようとするも、たむがジュリアの股下にもぐりこみ、上谷もろともパワーボム。合体雪崩式ブレーンバスターのように上谷は叩きつけられる。
たむはジュリアをフォールしようとするが、詩美かたむにぶっこ抜き投げ捨てジャーマン。だがそこへ上谷が詩美にスワンダイブ式ウラカンラナを発射し3カウントを奪った。
上谷「林下詩美からスリーとりました!お客さんの中にも不満とか不安とかいっぱいあるかも知れませんが、私は、全てをひっくり返す。そして、3月3日、日本武道館で、必ず、林下詩美からスリーとって、赤いベルトのチャンピオンになります!」
詩美「チャレンジャーからスリーとられたけど、上谷、今日の借りは3月3日武道館で何百倍にもして返してやるから。武道館最高の舞台でこのスターダム最高峰のベルトを賭けて、上谷との防衛戦、楽しみにしてるよ。お前も覚悟してこいよ」
(握手をして睨み合う)
ジュリア「中野たむ、日本武道館で、お前が丸坊主になるまであと2週間ちょっとだな。昨日このベルト防衛したから、防衛戦にしようと思います。日本武道館。そこでお前は終わりだ。私は、この試合をスターダムいや、女子プロレス史上でもっともやべぇ試合にしてやるんで、見に来いよ」
たむ「ジュリア、私は、もう覚悟は出来てる。だから、今何も言うことない。ただ、髪切りだけが先行してるこの試合だけど、私は他のどの試合よりも、ジュリアとやべー試合を見せる自信がある。他のどのカードにも負けないし、そしてジュリア、あんたにも絶対に負けない」
ジュリア「望むところだよ」
(ベルトを掲げてジュリアが挑発しリングを去る)
<試合後コメント>
上谷沙弥
「今日、林下詩美から3。自分の手で獲りました。赤いベルトに挑戦するに当たって、お客さん、選手、色んな方から不満があるかも知れません。ですが、そんなの気にせず自分1人の力でスターダムの頂点に私が立って、3月3日日本武道館で必ず詩美さんから3取ります!」
――今日最後に出した技はなんという技でしょう
「スワンダイブからの飛びつきフランケンシュタイナーの丸め込みなんですけど、これは自分にしか出来ない技で、相手の隙を狙った技なんですけど、多分詩美さんは余裕こいてたと思うんですよ。そこを狙って今日は私が行きました」
――今日は詩美選手から初めて「防衛戦楽しみにしてる」という言葉を引き出しました
「振り向いてくれたことに関しては素直に嬉しいですけど、私は詩美さんに認めてもらうことよりも、詩美さんを超える。そして赤いベルトを獲ることを目標にやってるので、別に関係ないです」
――詩美選手からの勝利はもともと狙っていた?
「はい!もちろんです!4WAYで白いベルトの挑戦者と王者がいましたけど、私は最初から詩美さんから(の勝利)しか狙ってなかったので。狙い通りでした!」
オールスターランブル追加出場選手発表
松本浩代、下田美馬、井上京子、さくらえみ、星月芽依、門倉凛、長与千種の参戦が発表された。
第7試合
先発は小波と舞華。小波が座り込み挑発すると、舞華が飛び込んでグラウンドの攻防。
小波がヘッドロックで捕らえ絞り上げると、首投げからサッカーボールキック。さらに正面からサッカーボールキックも、避けた舞華がスクールボーイからショルダータックルで倒す。
ひめかが出てきてダブル攻撃を狙うが、小波が避けてビーが二人まとめてドロップキック。ビーがひめかに低空ドロップキック、小波が舞華にスライディングレッグラリアートを叩き込み場外に落とすと、そのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、小波が舞華にストンピングから再度場外に投げ捨て大江戸隊で舞華を痛めつける。
小波はストンピング連打からフォールも2。
小波は腕へのエルボーからビーにタッチ。
ビーは腕極めスリーパーも舞華はロープに足を伸ばしブレイク。
ビーは腕を踏みつけストンピング。ビーは小波にタッチ。
小波はビーが固めた腕へダイビングフットスタンプを投下し、腕を蹴りつけ膝蹴り。さらに腕ひしぎを狙うがこれはひめかがカットしようとするも、ビーがひめかを蹴散らし小波は腕ひしぎ。舞華はロープに足を伸ばしブレイク。
小波とビーは舞華の腕を踏みつけ、これを離すと小波はビーにタッチ。
ビーは舞華の腕をロープに押し付け踏みつけ、これを離すと腕を蹴り上げロープに飛ぶ。だが舞華はバックブリーカーで迎撃しひめかにタッチ。
ひめかはビーにショルダータックルからロープに飛ぶが、エプロンから小波が蹴りつけビーがひめかをコーナに振る。だがひめかはビーと小波を次々ショルダータックルで蹴散らすと、コーナーに振りまとめて串刺しショルダータックル。さらに二人まとめてアルゼンチンで担ぎあげる。
ひめかはガットショットからコーナーに振るが、ビーはコーナーを駆け上がりミサイルキック。ビーは小波にタッチ。
小波はランニングニーからスライディングレッグラリアート。さらに左右のビンタからソバットを叩き込みロープに飛ぶが、ひめかはジャンピングニーで迎撃し舞華にタッチ。
舞華は一本背負いから腰投げ。さらに巴投げから大外刈りで倒しフォールも2。
舞華はロープに飛んでビッグブーツからラリアット。避けた小波が両手刈りから飛びつき胴締めフロントネックロック。舞華はそのまま立ち上がり、投げようとするが小波が絞り上げていく。舞華はコーナーに突進し逃れると、串刺し攻撃を狙うが小波はぶらさがり首4の字で捕らえる。
小波はこれを離してコーナーに登るが、舞華は正面に登りエルボーから雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
小波は腕極めフェイスロックも舞華はロープに足を伸ばしブレイク。
小波はバックを取るが、逃れた舞華とエルボーの打ち合い。小波のハイキックをガードした舞華がラリアットも、ガードした小波がアームバーで捕らえるがひめかがカット。
舞華がラリアットでなぎ倒し、ロープに飛ぶが小波は延髄斬りで迎撃しビーにタッチ。舞華もひめかにタッチ
ひめかのラリアットを避けたビーがハイキック。ひめかもガードしエルボーの打ち合いからひめかがエルボー連打。ロープに飛ぶがビーが追走ジャンピングニー。ビーがロープに飛ぶがひめかの追走ニーからランニングニー。フォールも2。
ひめかは逆片エビ固めもビーはロープを掴みブレイク。
ひめかはロープにもたれかかるビーの背中にランニングニーからフォールも2。
ひめかはコーナに振って串刺し攻撃も、ビーが避けて小波が串刺しニー。さらにビーも串刺し攻撃から小波とビーがサンドイッチ延髄斬り。小波が椅子を持ち出すが、舞華が椅子を奪いビーを殴りつけ、ひめかが小波をアルゼンチンで担いで場外に投げ捨てる。
舞華とひめかはビーにサンドイッチラリアットから、サンドイッチスライディングラリアット。フォールも2。
ひめかとビーはエルボーの打ち合いからビーがエルボー連打。ビーがロープに飛ぶがひめかがラリアットで迎撃する。
舞華がビーに大外刈りからひめかがコーナーに登り、舞華がファンタスティックフリップで叩きつけフォールさせるもビーはロープに足を伸ばしブレイク。
ひめかはJPコースターで叩きつけフォールも2。
ひめかはコーナーに振り串刺しラリアット。さらにパワーボムで叩きつけてフォールも、小波がレフェリーの足を掴んで場外に引きずり落としカウントを阻止。大江戸隊が乱入しひめかと舞華をボコボコにすると、場外に落としてビーがエプロンを走り込んでのウルトラタイガーアタック。
リングに戻り、ビーがひめかを担ぎ、小波がコーナーからダイブして合体バックドロップ。フォールも舞華がカット。
ビーはトラースキックを叩き込みフォールも2。
ビーはカミゴェを叩き込みフォールも舞華がカット。
ビーはプラン・ビー(レッグロック・スープレックスホールド)も2。
ビーはカミゴェも、ひめかはキャッチしそのまま首固めで3カウント。
大江戸隊が乱入するが、DDMもリングに入り乱戦へ。
ひめか「舞ひめタッグがついに、ついに、ついに!ゴッデス巻いたぞ!3月3日、日本武道館、私達二人は、チャンピオンとして出たい」
ナツコ「その話、うちらがやってやるよ!だいたいさ、ずっと思ってたんだけど、ひめか?お前は、スターダムに来た理由も中途半端、DDMでやる肉体改造もお前だけ中途半端。だよな?この間のタッグの試合も、一回負けたぐらいで相方すぐぽいしちゃって、それに比べて、沙希は、私が反則で負けても、嫌な顔せずついてきてくれる。それに、私は、沙希が負けても、恥ずかしいとは思わない。お前はどうだ?ひめか。恥ずかしいと思っただろ?タッグに対する思いも、中途半端だな!日本武道館、どっちのタッグの絆のほうが強いか試してみようか?忘れてたわ、すまん。ビーちゃん、言うことあったでしょ?こんな時にうちだっていいたくねーけどよ、ビーちゃんいつものやったげて!」
ビー「おいおいおいショッパイ!あんたたちは強くてパワーはあるけどほんとしょっぱいね。でも、ワタナベモモイチバンショッパイ!」
ひめか「だまれだまれだまれだまれだまれだまれ。大江戸隊、懲りずにまた来たな。おい、肉体改造の件は、テメーらに1番言われたくねーんだ。3月3日日本武道館、その挑戦受けてやるよ。なつぽい、朱里、ジュリア、舞華、そしてひめか、世界に弾ける女達。ドンナ・デル・モンド。でかいは強い、でかいは正義、そして、でかいは可愛い。またな」
<試合後コメント>
舞華&ひめか
舞華「ついに舞ひめが、この念願だったゴッデスのベルトを奪うことが出来ました。どうなることかと思ったけど、ひめかを信じて最後まで戦い抜けてよかったと思う。ひめか、ありがとう」
ひめか「ほんっとうに、ホントにホントにホントにホントに、嬉しいッ!!嬉しい!!デカい奴の倒し方は、このデカい私が一番わかってる!スターダムに来て、ベルトが獲れて!ほんっとうに嬉しい……!」
(※涙で声をつまらせるひめかの肩を舞華が笑顔で優しく叩く)
舞華「まあ、これからがスタートなんで。DDM、今年こそはベルト総取り。必ずこの夢を私たち、DDMが叶えてみせるよ」
ひめか「そして、3・3、豚もやし。私らが豚もやしに負けるわけ無いだろ?肉体改造?3・3までにやってやるよ。DDMナメんなよ?」
――最後はまさかの丸め込みでの決着でしたが、あれは狙っていたもの?とっさに出たもの?
ひめか「でっかい自分自身の弱点が、丸め込みということもあって、もし自分が本当に危ないときにはずっと出そうと思っていたので。まあ、『狙って』っていうのは言い方が違うと思いますけど、とっさに出た判断が当たったということです」