天山広吉と因縁深めるグレート-O-カーンが“モンゴリアンチョップ封印マッチ”を提案!「引退寸前のクソ5流レスラーが我が物顔でモンゴリアンチョップ使ってんじゃねえよ!頭が高い!」
24日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to THE NEW BEGINNING』が行われ、天山広吉とグレート-O-カーンの因縁戦がノーコンテストとなった。
新日本プロレスが1月6日に行った『NEW YEAR DASH!!』TDCホール大会において、ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&ジェフ・コブvs天山広吉&小島聡&辻陽太による6人タッグマッチが行われ、試合後にオーカーンが天山へ掟破りのモンゴリアンチョップ連打からTTD(天山殺し・ツームストン・ドライバー)で処したことにより、天山はリング上で担架に乗せられ首と身体をしっかり固定されて搬送されてしまう。翌日には天山が軽症であったことがアナウンスされるも約3週間の欠場に追い込まれる事態となった。
23日の大田区総合体育館大会で行われた天山の復帰戦では、オーカーンが天山の古傷である首を徹底的に攻め立ていき、両者激しいモンゴリアンチョップ合戦を展開。最終的に天山がイスでオーカーンを滅多打ちにして反則負けとなった。怒りの猛牛と化した天山は「10倍、100倍、1000倍返しじゃ、ボケェッ!」と荒ぶり、かつての“怖い天山”の姿を取り戻していた。
この日も前日と同カードである天山広吉&小島聡vsウィル・オスプレイ&グレート-O-カーンのタッグマッチが実施。
オーカーンはキョンシー風の入場コスチュームすら身に着けず臨戦態勢で入場し、天山が入場ゲートから姿を見せた瞬間に奇襲。天山も応戦してモンゴリアンチョップの打ち合いに発展するも、オスプレイが飛び込んできてイスで天山を殴打。必死で止めに来たレフェリーをオスプレイが場外に投げ飛ばし、さらにリング上に大量のイスを放り込んでいくとレフェリーがこの試合のノーコンテストを宣言。因縁戦の2戦目は3分39秒であっという間の結末となった。
オーカーンは「TTDで天山ぶち殺してやるよオラ!」と叫んでイスの山の上に突き刺そうとするが、小島がこれを救出し、小島は珍しくイス攻撃でオーカーンをぶっ叩き、イスを振りかぶるオスプレイをラリアットでイスごと吹き飛ばす。
4人はそれぞれリングを挟んで怒鳴り合うが、セコンドのヤングライオンたちが必死に押し留めて退場させていった。
バックステージにオーカーンは姿を見せず、代わりにオスプレイが下田美馬を連れて登場。下田は「えーっと、オーカーン選手からなんですけども、大変オーカーン選手が怒っているので、いまコメントする事ができません。後ほど文をお出しになられるそうなので、宜しくお願いします」とドミネーターのお気持ちを代弁した。
天山は「オイ!岡!オイ昨日の今日でオイ、よくやってくれたな!お前ら試合する気あんのかオイ、アアン?オイ殴ったろかクソッタレが!オイ!あんだけやったけどな、今日はやり足りんかったよ。何もできなかった。こんなの試合ちゃうぞ!アイツらおまえ何でも来いって、オイどこでもええよ!明日もやるけどボッコボコにするでホンマに!シングルマッチも関係ない、その前にアイツらおまえ殺してやるホンマに。ぶっ殺すぞホンマに。クソッタレ!バカタレが!」と激怒し、シングルでの決戦前での決着も視野に入れた。
なお、オーカーンは試合後に新日本プロレスに勅書を送付。その内容は「いいか?いいか?いいか?いいか?いいか?クソしょっぺぇ引退寸前のクソレスラーの天山!!!!」と勢いある出だしから始まる罵詈雑言で埋め尽くされていたが、天山との決戦に向けては「敗者モンゴリアンチョップ封印マッチだ!!!!引退寸前のクソ5流レスラーが我が物顔でモンゴリアンチョップ使ってんじゃねえよ!頭が高い!いや、敗者モンゴリアンチョップ封印マッチじゃなくてもいい!!!遺書を書いてこい、ぶち殺してやる」と互いに得意とするモンゴリアンチョップをかけた試合を提案した。