CIMAがBIMAとの夢のタッグで丸藤正道&HARASHIMAを撃破しタッグ王座奪取に名乗り!「おじさんにも夢の続き、見させてくださいよ」

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 3日、東京都・大田区総合体育館にてDDT『Ultimate Party 2020』が行われ、CIMA&高尾蒼馬のタッグがKO-Dタッグ王座奪取に名乗りを上げた。

 高尾蒼馬は学生プロレス出身のレスラーであり、UWF関東学生プロレス連盟に所属していた頃はBIMAのリングネームで活躍していた。
 そして運命のめぐり合わせでCIMA率いる#STRONGHEARTSが高尾の属するユニット“DAMNATION”と共闘することとなり、BIMAはCIMAと邂逅。CIMAは自身に憧れていたという高尾を大層気に入り、11月3日の大田区総合体育館大会で2人がタッグを組むことが決まるとタッグ戦を前に絆を深めるべく高尾とのシングルマッチを提案。先月25日のシングル戦後には高尾の思いを受け止め「僕もプロレスやってて、いや、生きててよかったですよ。生きるパワーを与えてくれたよ」と感慨深く語っていた。

 この日は本来6月のさいたまスーパーアリーナ大会で行われる予定だった“シーマソーマ”CIMA&高尾蒼馬vs“ハラシマルフジ”HARASHIMA&丸藤正道のタッグマッチが実施。
CIMAと同型のコスチュームに高尾のコスチュームの黒&赤をあしらったおそろいの新コスチュームで登場したシーマソーマは軽快なタッグワークで攻め込んでいき、中盤に高尾が捕まるとCIMAは常に「大丈夫大丈夫!」と鼓舞。
 CIMAは13年ぶりの対戦だという丸藤と相対すると互いに相手の蹴り技を読み切ってかわし合うハイレベルな攻防を見せ、終盤にHARASHIMAと高尾がコーナー付近で揉み合うさなかにCIMAがトカレフ、丸藤がFrom コーナー to コーナーを同時に発射するという夢の競演も見せる。
 アシストを受けた高尾はHARASHIMAをシュバインで叩きつけ、CIMAがマッドスプラッシュで追撃。さらに高尾もマッドスプラッシュを放ち、最後はジントニックで3カウント。

 マイクを取ったCIMAは「メチャクチャ楽しかったぞ!ハラシマルフジからソーマが1本取ったぞ!いい意味で期待を裏切ってくれた!でも、コスチューム見てもらったら分かる通り、俺ら組むの1回で終わらせたら大赤字でんがな!」と高尾とのタッグ継続を熱望。
 そして高尾は地元・大田区での勝利を喜びつつ「なんならこのコスチュームが一番嬉しい!これで終わらず、2人でベルト行きましょう!」とKO-Dタッグ王座奪取を提案すると、CIMAも「おじさんにも夢の続き、見させてくださいよ!」と笑顔で応えた。

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