女子プロレス新時代!後楽園ホールのメインイベントで18歳の鈴季すずが持つ王座に19歳の梅咲遥が挑戦!
31日、アイスリボン後楽園ホール大会『Oktober Iceribbon Fest2020』が開催。メインイベントで鈴季すずの持つICE×∞ベルト(シングル王座)に梅咲遥が挑戦した。
梅咲はさくらえみが主催するプロレス教室『誰でも女子プロレス』に2017年から通い、ダレジョを卒業すると2018年にディアナの練習生に。2019年3月にSareeeをパートナーにデビュー戦を行うと、同年6月に鈴季すずと邂逅。団体は違えどキャリアが4ヶ月違いでお互い10代という事もあって二人はタッグを組む機会が多くなるが、JWPのベルトであるプリンセス・オブ・プロレスリング(POP)王座をすずが戴冠したことで梅咲はすずをライバル視。
さらにアイスリボンの最高峰のベルトであるICE×∞王座を今年8月にすずが戴冠し「NGはない!誰でも挑戦してこい!」と宣言すると、梅咲がアイスリボンの会場に現れ挑戦を表明した。
試合が始まるなり梅咲がドロップキックで奇襲するが、これに怒ったすずがヘアーホイップを連発。お互い関節技で足攻めを行うが、すずが梅咲の技を受けきりエルボーで圧倒。梅咲の技を受けきったすずが、延髄斬りで動きを止めると必殺のジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪った。
号泣する梅咲を横目にすずは「最初挑戦してきた時は、梅咲のうの字も入ってこないぐらい興味がなかったですけど、今日このベルトを賭けて闘って大好きになりました。チャンピオンになってから『NGなしです』と言ってきたけど、長い間他団体選手が挑戦してこなかった現実を覆してくれたのは梅咲遥です。NGなしというのは誰でもこのベルトに挑戦できるってこと。今いろんな団体を見渡して10代の選手って数が多いので、若い選手からどんどん盛り上げて底上げしていきたいと思います。今日試合して楽しかったけど、このベルトはまだまだ誰にも渡せないです。鈴季すずが最長防衛目指します」と宣言。
これを受けてアイスリボン取締役選手代表の藤本つかさが、11月16日に後楽園ホールで開催される『アイスリボン&Actwres girl'Z合同興行』にて、アクトレスガールズの選手を挑戦者に迎え王座戦を行う事を発表した。