”新妻レスラー”世羅りさが王座防衛戦に旦那を連れ込むも尾崎魔弓が急所攻撃連発!「オルカのオルカは防衛できませんでした」
31日、アイスリボン後楽園ホール大会『Oktober Iceribbon Fest2020』が開催。第5試合では世羅りさの持つFantastICE王座に雪妃魔矢が挑戦した。
FantastICEとは、王者が自由にルールを決められるEXTREMEな王座として創設されたアイスリボンのシングルタイトル。
今年8月に行われた初代王者決定戦は世羅りさvs山下りなのデスマッチルールでの試合となり、世羅が勝利して初代王者に君臨。同月16日に行われた藤田あかねの初防衛戦は49時間39分48秒に渡る死闘の末に世羅が防衛するなど、FantastICEは独自の世界の中で争われる王座となっている。
この日の5度目の防衛戦は、T(助けてくれる人)L(レザー)C(チェア)の利用が認められるTLCマッチとなり、世羅は旦那のオルカ宇藤を、雪妃は正危軍としてOZアカデミーでともに戦う尾崎魔弓をセコンドに連れて試合に臨んだ。
試合が始まると雪妃と尾崎はブランドバックを凶器として持ち込むが、世羅が巨大なハリセンを引っ張り出したのを見ると「レザーなわけねーだろ!ビニールだろ!本革持って来い!」と猛抗議。レフェリーが合皮と本革の違いが見分けられなかったため凶器として認められると、怒った尾崎はルール外のチェーンを持ち出しレフェリーを含めて暴行。だがレフェリーもドロップキックを叩き込んで尾崎を蹴散らすと、場外で宇藤が羽交い締めにするが尾崎は「えっち!女房が見てるんだろ!」と恥じらう。これに動揺した宇藤の股間を尾崎と雪妃がブランドバックで攻撃し、宇藤は股間を押さえて七転八倒。
使い物にならなくなった宇藤を見捨てた世羅は、雪妃を椅子に向かってアティテュード・アジャストメントで叩きつけ、巨大ハリセンを宇藤もろとも雪妃の顔面にフルスイングすると、最後は椅子への羅紗鋏を叩き込み雪妃から3カウントを奪った。
負けた尾崎は「アイツ(宇藤)めっちゃ邪魔で、私にセクハラするわ、後ろから抱きついてくるわ、大胆な男だなあ、嫁の前で。熟女好きなんじゃない?実は。たまには熟女が良かったんじゃない?」と挑発し、雪妃も「嫁の横で?!信じらんない。なんだアイツ!年下の嫁さんもらっちゃったから」とのっかっていき、さらに「なんかオルカの袴が臭いらしいですよ。だから今日履いてこなかったって」と暴露すると、尾崎も「ダメ夫婦じゃん」と失笑。
防衛に成功した世羅は「いやさすが正危軍。夫婦の絆をもってしても、ベルトは防衛できたけど、オルカのオルカは防衛できませんでした」と早口でマイクし、股間を押さえたままの宇藤を置いてリングを去った。