「THE HALFEE」がGWC6人タッグ王座初V! 春日萌花が11・23板橋で朱崇花の持つインディージュニアに挑戦!
勝崎周之助(勝村周一朗)、春見澤萌彦(春日萌花)、桜井鷲の「THE HALFEE」(このトリオでの試合のときのみ、勝村と春日はリングネームを変更する)がGWC認定6人タッグ王座の初防衛に成功。試合後には、11月23日の東京・板橋グリーンホール大会で、春日が朱崇花の保持するインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級王座に挑むことが決まった。
ガンプロの6日、後楽園大会の第4試合で、同6人タッグ王者組の「THE HALFEE」に、朱崇花、新納刃、冨永真一郎組が挑戦。一進一退の激しい攻防となったが、勝崎がジャンピング・ハイキックを富永にヒットさせると、春見澤が逆さ押さえ込みの体勢からブリッジして、押さえ込むチャカチャカを決めて3カウントを奪い、初Vに成功した。
マイクを持った春見澤こと春日は「インディージュニアの前挑戦者、前チャンピオン、現チャンピオン。そんな高い壁を3人で撃破したからには、この先どんな壁が来てもぶっ潰せると思います! 勝ったら言おうと思っていたことがありました。朱崇花! 次のガンプロの大会(11・23板橋)で、インディージュニアのベルトに挑戦させてください!」と挑戦表明。
朱崇花は「『THE HALFEE』だか何だか知らないけど。今日負けたの、あの人(冨永)が負けたせいで、私は負けてないから。負けに含まれないから。勘違いしないでください。まぁいいよ。勝手に決めちゃうけど、チャンピオンの権限として、あなたの挑戦受けるけど。私の知ってる春日萌花にこのベルトに挑戦して何ができるの? 大して実力もないあなたに、挑戦して何ができるんですか? このベルトを懸けるんだったら、私の知らない春日萌花で来ないと、私ホントにあなたのことぶち殺しますよ! その覚悟が出来てるんだったら、お願いします」と受諾。
バックステージで、春日は「ガンプロ歴が朱崇花はそんなにないからって思いたいけど、私が今までやってきたものが全然伝わっていなかったっていうのが悔しくて。彼女のなかの春日萌花は昔のままだってってことなので、それをすべてブチ壊した上で、抱えているものは確実に自分の方が大きいので、彼女をマットに沈めて新しいチャンピオンになるのは自分だと考えています」と王座戦に自信を見せた。
かたや、朱崇花は「あの春日萌花に何ができるんでしょう? 私は直属の後輩で、所属していたときは大して偉そうなことも言えなかったけど。フリーになって、いろんな人の活動とかをチェックしていくなかで、春日萌花って大したことやってないでしょ! ガンプロ内ではどうだったのかわからないけど、私が知ってる限りでは大したことはやっていないかなと。そんなんで今日みたいなことを言われたところで、私には何も響かなかったし、どう楽しませてくれるのかなっていう気持ちで承諾はしたけど。でも恥かくのは自分だからいいんじゃないですか。私がチャンピオンだし、私がすべてを決められるから、受けてやりますよ」と余裕の表情を崩さなかった。