朝倉海が『RIZIN.24』で昇侍との対戦が決定!朝倉未来の参戦は見送りも「『もうRIZINに未来は出ない』『ONEに出る』とかはない」
15日、今月27日にさいたまスーパーアリーナにて開催される『Yogibo presents RIZIN.24』についての記者会見が行われ、朝倉海vs昇侍の対戦が行われることが発表された。
RIZINの榊原信行CEOは、8月にバンタム級王座となった朝倉海の相手を選定するに当たり、「扇久保(博正)をああいった形で圧倒するってのは、主催者である我々もちょっと予想だにしなかったこと。そんな海と真っ向勝負出来る男、打撃に関しては決して引けを取らず彼の勢いに押されずに真っ向勝負できる男」として昇侍を抜擢。
これに対し、昇侍は「格闘技を始めて、苦節18年。色んなキツい思いも、苦しい思いも、嬉しい思いもたくさん経験しましたが、それを何倍も超える、自分では考えられないような大チャンス。最大で最高の相手を迎えて試合を戦えることを、ものすごく感謝しております」と武者震いしながらコメントし、海を“格上”と表現してリスペクト。そして、「こんな自分でもこうやって頑張って自分を信じて頑張っていけばこのようなチャンスを掴むことが出来るというのを見せて、これから格闘家を目指す若者、同世代で頑張っている格闘家の希望となりたい」と意気込みを語った。
そして海は、「今回は正直、見送ろうかと思っていたんですけど、RIZINが困っているときこそ、チャンピオンとして盛り上げるのが責任かなと思うので、出場することを決めました」と淡々と語り、「地上波も放送してくれるということなんで、僕の熱い闘いを世間に届けたいと思います」と王者の風格を見せた。
そして、朝倉未来の参戦の有無について聞かれた榊原CEOは、流れてしまった7月の大会で未来をメインイベンターとして抜擢する予定があったことや、今大会でも未来と斎藤裕でフェザー級のタイトルマッチを行うべく話を進めていたという内幕を明かす。
しかし、「短期間の中でこのカードを組むことに、プロモーター・主催者である我々も最高のコンディションで初代のフェザー級のタイトルはやらせたいという思いがあった」ということで両選手の参戦を見送ったことを発表した。
榊原CEOは「誤解がないように言いたいんですけど、『未来が逃げた』とか『斎藤が逃げた』とかは一切無いです。未来選手と僕らが大きくモメて、『もうRIZINには未来は出ないよ』『ONEに出るよ』とか、そんなことはないですから。大丈夫です」と強調しつつ、両選手の対戦については近々で具体的な発表をするというプランを語った。
『Yogibo presents RIZIN.24』
日程:2020年9月27日(日)
開始:16:00(予定)
会場:埼玉県・さいたまスーパーアリーナ
▼RIZIN MMAルール(61.0kg):5分3R ※肘あり
朝倉海
vs
昇侍