KO-D6人タッグ王座戦は樋口&坂口&赤井の「イラプション」がV2に成功!
樋口和貞、坂口征夫、赤井沙希の「イラプション」が、男色ディーノ、立花誠吾(フリー)、世志琥(SEAdLINNNG)の異色トリオを退けて、KO-D6人タッグ王座の2度目の防衛に成功した。
ディーノと立花のパンスト兄弟は、試合前、世志琥にもパンストを被るよう願い出るVTRが流れるも、世志琥は拒否。それでも、世志琥はユニークなメガネをかけて試合に臨んだ。
序盤はややコミカルな展開となったが、ディーノと立花がパンストをはがされると一転シリアスな闘いに発展。赤井が世志琥にキックを見舞えば、世志琥はラリアット、セントーンで逆襲。樋口がカナディアン・バックブリーカーを世志琥に決めれば、世志琥はラリアットで樋口を吹っ飛ばした。すると、坂口が馬のマスクを被ってリングイン。坂口がマスクを取ると、パンストを被っており、思わず背を向けたディーノを坂口がゲイ道クラッチで固めて3カウントを奪取した。
「結構前からこのカードは決まっていて、いろいろ対処法とか考えていたんですけど、まさか前哨戦でこんなスタイルで来るとは思わなかったんで。でも前哨戦でパンストを克服したと思いきや、まさか今日それを使ってきて、それで(坂口が)今日も慣れていなかったってことにビックリしました。個人的には世志琥選手はずっとライバルだと、デビューしたときから思っていたんですけど、こういうスタイルにも柔らかく対応してきた上に強いっていう。世志琥選手の強さと怖さを見ました。イラプションは今までにないチャンピンを目指していて、今まで見たことがない風景をお見せするって言っていたんですけど、すべてを含めて6人タッグのチャンピオンでありたいと思っています」(赤井)