“奇才”松本都が新日本プロレス東京ドーム関係者を巻き込み『無人プロレス』でNOAHとDDTに対抗!「新しいプロレスの未来を見せます!!」
独特なプロレス感を世界に発信し続ける“奇才”松本都が新たなプロレス『無人プロレス』をスタートする。
松本都は杉本彩が社長を務めるオフィス彩所属のアイドルでありながら2008年にアイスリボンでプロレスラーデビュー。その後事務所を飛び出し、ポニーキャニオン所属のアイドルグループ『ブラックDPG』として活動も行いながら、葛西純とのタッグチームではベルトも奪取しプロレス団体『崖のふちプロレス』旗揚げも行うなどプロレスラーとしても活躍。崖のふちプロレス自体は2016年6月に解散しアイスリボンに出戻りしていた。
2017年には突如出家し『新興宗教崖のふち教』の設立を唱え、『宗教法人マラヤ』と宗教戦争。戦争が終結すると、今度は「ラッパーになる!」と宣言し、サイプレス上野やノリ・ダ・ファンキーシビレサスを巻き込んだフリースタイルラップバトルをプロデュース。その後プロデュースアイドル『GEKOKU娘 Fromアイスリボン』を誕生させCDデビューを行うなど、活動が多岐にわたっていた。
昨今ではデスマッチに傾倒し、頭に竹串を突き刺し背中に画鋲が突き刺さった試合画像に世界中のプロレスラーやプロレスファンがSNSなどで反応。昨年7月にはアイスリボンからの独立と起業を宣言し、DDTプロレス&プロレスリングNOAHの社長である高木三四郎が事業譲渡を受ける形で崖のふち女子プロレスが再開した。
今回の『無人プロレス』は、崖のふちオーナーである三四郎が「業界初の事をやってほしい。新型コロナウイルスで自粛が続く中、ソーシャルディスタンスを守り、リングにレフェリーも選手もいない無人プロレスやってください」と松本に無茶振りしたもの。これを受けた松本が、プロレス愛好家として知られ『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』オフィシャル・テーマソングや松本のラップの師匠などを務めるサイプレス上野を巻き込み大会を行う事を発表した。
松本は「私よりはるかに詳しい、信頼できるプロレスマニアのサ上師匠。ずーっとプロレスをやってもらいたかったのですが、プロレスラーをリスペクトして下さるあまりおいそれとまたいでは下さいませんでした。でも、今回世界初の“無人”プロレスということで、デビューが実現しました!始まりはDDT高木大社長のムチャクチャな丸投げですが、サ上師匠と同じ時期にYouTubeチャンネル始めて、この情勢を逆手にとって対決が実現したことは夢のようです!無観客試合を飛び越えた無人試合!新時代の、新しいプロレスの未来を見せます!!」と意気込みをコメント。
何が起きるのか全く内容が不明な世界初の『無人プロレス』は、DDTプロレスやプロレスリングNOAHなどを配信する動画プラットフォーム『WRESTLE UNIVERSE』にて6月5日19時より開催される。