【試合詳細】5・30 DRAGON GATE無観客試合 YAMATOvsディアマンテ 石田凱士vs土井成樹 Eitavsドラゴン・ダイヤ
- 2020-5-30
- 試合
- DRAGON GATE
『KING OF GATE 2020』
配信日時:2020年5月30日(土)
配信開始:12:00
会場:特設会場
観衆:無観客大会
▼トーナメント Aブロック決勝 時間無制限1本勝負
○YAMATO
10分21秒 全知全能のフランケンシュタイナー
●ディアマンテ
※YAMATOが決勝トーナメント進出
▼トーナメント Bブロック決勝 時間無制限1本勝負
○石田凱士
14分10秒 横入り式エビ固め
●土井成樹
※凱士が決勝トーナメント進出
▼トーナメント Cブロック決勝 時間無制限1本勝負
○Eita
9分31秒 Imperial Uno→エビ固め
●ドラゴン・ダイヤ
※Eitaが決勝トーナメント進出
無観客試合の『KING OF GATE 2020』でYAMATO、凱士、Eitaが決勝トーナメント進出!ドリームゲート王者・土井がブレイブゲート王者・凱士にまさかの敗北!Eitaが現トライアングルゲート王者全員から勝利!
第1試合
ゴングを待たずにディアマンテが奇襲し、YAMATOを場外に放り出してカラーコーンなどで痛めつける中でゴングが鳴る。
セコンドに付いたR・E・Dの面々がレフリーを引きつける中でディアマンテは場外でYAMATOを痛めつけ、リングに戻してからもコーナーに叩きつけ、剥がしたコーナーマットで殴打。息も付かせずスリーパーホールドで絞め上げていく。
YAMATOがロープブレイクするとディアマンテは再びYAMATOを場外に放り出し、再びカラーコーンで突き刺し、輪形のパーツを取り外して首を絞め上げる。
戦いの場はリング内に戻り、ディアマンテがYAMATOの腰にニードロップを連打してから両腕を極める腕固め。さらにヒザにエルボーを落としてからのレッグロック、足を固めたままのチンロックと多彩なグラウンド技術の引き出しを開けていく。
YAMATOがブレイクするとディアマンテがコーナーに押し込んで逆水平チョップを叩き込んでいくが、これをニーリフトで迎え撃ったYAMATOがミサイルキック。なおも突っ込んでくるディアマンテをエルボーでカウンターしてからのgo 2 Hospital Iで追撃し、ディアマンテの巨体をブレーンバスターで投げきってみせる。さらにディアマンテをロープに振っていくが、ディアマンテは巨体をひらりと翻しながらロープを飛び越えてエプロンに出ると、スワンダイブ式のフォアアームからパンプハンドル式のスープレックス。
両者は正面からエルボーを打ち合っていき、YAMATOがロープに飛ぶと場外から吉田が足を引いてYAMATOを転倒させる。アシストを得たディアマンテがアラビアンプレスからフォールに行くが、YAMATOは下から組み付いてスモールパッケージ。さらにスクールボーイで押さえ込んでいくが、これを返したディアマンテがYAMATOの追撃をキャッチして風車式バックブリーカー+ストマックブロック。ディアマンテはヴェルタ・フィナーレを狙っていくが、これをYAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーで切り返し、そのまま3カウント。
<試合後コメント>
ディアマンテ
「最後、YAMATOにヴェルタ・フィナーレを狙ったけど上手く返されてしまった。今回のKING OF GATE、今日に関してはYAMATOの方が強かった」
YAMATO
「ディアマンテ、アイツはバケモンかよ。だけど、かろうじて3カウントを取った。この俺がAブロックの代表だ!このままもう止まるわけには行かねーだろ。誰が相手でもいいぞ。誰が相手でもかかってこいよ。俺が美味しく料理してこのDRAGON GATEの頂に上り詰めてやる。オイ!今日の俺も……最高にかっこよかっただろ?センキュー!」
第2試合
ドリームゲート王者・土井と、ブレイブゲート王者・凱士の対決。試合前に両者はベルトを片手に持ちながら睨み合う。
ゴングが鳴るとロックアップで押し込み合い、土井がチョップで先制すると凱士もエルボーからヘッドロックで対抗。両者ショルダータックルでぶつかり合っていくが、凱士が土井を場外に放り出して自らも場外に降りていくが、土井はすれ違いにリングインして暴走トペを狙っていくが、凱士のセコンドに付いたH・Y・Oがエプロンに上がって土井を牽制。不発に終わった土井は不満気な表情を浮かべる。
土井は凱士がリングインするとエルボードロップ、スリーパーホールド、グラウンド卍固めと痛めつけていき、ボディスラムからサンセットフリップ。さらにコーナーに押し付けて顔面を踏みつけていくが、凱士が土井の足をキャッチして肩に担いでショルダーレッグブリーカー。凱士はレッグロックで捕らえ、土井がロープブレイクしても執拗にヒザを踏みつけ、ニークラッシャー連打から再びレッグロックで絞め上げ「終わりかオイ!弱すぎだお前!」と挑発。
凱士は土井にチョップやエルボーを好きなように打たせていき、凱士は土井の連打をローキックで黙らせるが、土井は組み付いてバックドロップ。さらに凱士をロープにくくりつけての串刺しバックエルボー、凱士のジャーマン・スープレックスを切り返してのリバースDDTからDOI555を狙うが、凱士が振り払って逆水平チョップ。両者は正面から打ち合っていくが、凱士がレッグラリアートでこれを制すると、場外にエスケープした土井へエプロンから空対地PK。場外カウント19でなんとかリングインした土井へ、凱士は串刺しエルボー、延髄斬り、ランニングPKと畳み掛けてタイガースープレックスの体勢に入るが、これを耐えた土井がダイヤモンドカッターからのDDT、DOI555からのバカタレスライディングキックと猛攻。さらにDOI555からバカタレスライディングキックの体勢も、これをカウンターのローキックで土井の膝を打ちぬいた凱士がアンクルロック。
さらに今トーナメント中はこれまで1度もなかったR・E・D勢の乱入よるトレイン攻撃が繰り出されるも、これに対抗して闘龍門勢も土井に加勢して凱士へトレイン攻撃。アシストを受けた土井がバカタレスライディングキックを狙って走るが、H・Y・Oがエプロンから土井を蹴りつけた上でパウダー攻撃。目潰しを食らった土井を凱士をスクールボーイで押さえ込んで3カウント。
ドリームゲート王者がブレイブゲート王者にまさかの敗戦を喫した。
<試合後コメント>
土井成樹
「(粉まみれの顔面を指しながら)なんやこれオイ!この状態おかしいんじゃないか?!3入った?3入った?……あぁ!クソッ!あの野郎。まあ腹立つけど、言うてもしゃーないやろ。前向きに。まだチャンスは有るから。バトル、出られるかも分からんしな。あとは運にかけてみるわ」
石田凱士
「見たかオイ!プロレスはな、結果が全てだ!ブレイブゲートチャンピオンの俺がドリームゲートチャンピオンの土井成樹からキッチリ3カウント取ったぞ!プロレスはな、結果だ。特にこのKING OF GATEは結果がものを言うんや。ドリームゲートチャンピオンより、ブレイブゲートチャンピオンの方が強かったってことやオイ」
第3試合
あとから入場してきたEitaがガウンを脱ぎ、サングラスに手をかけたところでダイヤがドロップキックで奇襲してゴング。
Eitaが反撃に転じようとしてもコルバタで放り捨て、場外に逃れたEitaにエプロンからムーンサルト・プレスを投下するなどの猛攻を仕掛ける。さらにリング内でチョップ連打、PK、エルボーやチョップを連打と全くEitaを休ませずに攻め立てていくが、どこか余裕の表情を浮かべていたEitaは強烈な逆水平チョップ1発でダイヤを吹き飛ばす。
両者は足を止めてのエルボー合戦でゴツゴツと打ち合っていくが、Eitaは反撃を止めてダイヤに好きなように連打させてからのフルスイングのエルボー1発でダイヤを吹き飛ばす。ダイヤも折れずにエルボー連打で突っ張っていき、エプロンからスワンダイブ式の攻撃を狙っていくが、トップロープに足を乗せた瞬間にEitaがプッシュして場外に突き落とす。
Eitaは場外でダイヤをいたぶっていき、リングの下から大量のパイプ椅子を取り出して積み重ねると、その上にダイヤをブレーンバスター。ダイヤをリングに戻して顔面へのランニングブート、ヘッドバッドを連打し、「おら、チビ!立て!」と無理やり引き起こしてコーナーに叩きつけ、串刺し逆水平チョップを連打し、マスクを掴みながら「どうしたオラ」と挑発してコブラクラッチで固めながらのカバージョ。さらに指折りでダイヤを痛めつけ「家に帰ってなさいお前は!」と罵倒しながらコーナーチョップ。
Eitaは更に串刺し攻撃を狙っていくが、これをブートで止めたダイヤがフランケンシュタイナーで切り返すと、串刺しバックエルボーから619、その場飛びのシューティングスタープレスと畳み掛け、コーナーに上ってミサイルキックを放つが、これをかわしたEitaが串刺しジャンピングニーから雪崩式のRティーチ、さらにPKからImperial Unoを放つが、ダイヤはこれを回避して飛びつきDDT。さらにダイヤはコーナートップからファイヤーバードスプラッシュを見舞い、さらにレプテリアン・ラナを狙っていくが、これを耐えたEitaがパワーボムで叩きつける。Eitaがイダルゴの体勢に入るとダイヤはこれを十字架固めで切り返してロープに飛ぶが、その顎先にEitaのImperial Unoがカウンターで突き刺さる。フォールされてもダイヤは返せずに居たが、Eitaは自らカウント2でダイヤの肩を引き上げ、「まだだ!」ともう一発ダメ押しのImperial Unoを叩き込んで3カウントを奪った。
<試合後コメント>
ドラゴン・ダイヤ
「正直、1回戦2回戦と勝ち進んでちょっと自分の力を過信しすぎました。でもまだ敗者復活、残ってるんで、気持ちはまだ折れてないんで。こっから、奇跡を起こすつもりで戦っていくんで、見ててください」
Eita
「1回戦の相手がマシン。2回戦がBen-K。そして3回戦、ダイヤ。この3人の共通点を見つけたんだよ。この3人、トライアングルゲートのチャンピオンだよな?俺1人で勝っちまったよ。今の俺はそれくらい力があるんだよ。3vs1で勝てる力を持ってんだよ。今の俺に勝てるやつは誰もいねー!」