DRAGON GATEが史上初の無観客試合でトーナメント戦を開催!ヨースケ♡サンタマリアが横須賀ススムから技アリ勝利の大金星!
- 2020-5-16
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15日、DRAGON GATEの無観客試合『KING OF GATE 2020 ―開幕戦―』が配信された。
毎年恒例となっているDRAGON GATEのシングルNo.1決定戦『KING OF GATE 2020(以下KOG)』は、今年は新型コロナウイルスの流行という時勢を鑑みて公式動画配信サービス『DRAGONGATE NETWORK』にて無観客大会として配信されることが決定。
KOGは2005年からスタートし、開催の無かった2009年を除いて今年で16回目を数える歴史ある大会。今年は全24選手が参加する3つのブロックに分かれたトーナメント制で行われ、各ブロックの覇者3人+敗者復活バトルロイヤルの勝者の1人で決勝トーナメントが行われる。
現在、DRAGON GATEでは昨年のウルティモ・ドラゴンの加入をめぐって団体内で賛否両論が巻き起こり、主に【闘龍門世代軍】【DRAGON GATE世代軍】【R・E・D軍】の三派閥に分かれてユニット闘争を超えた世代闘争+αの様相を展開中。
今回のKOGは、興行自粛を強いられるDRAGON GATEが無観客試合でファンに何を発信できるのか、そして新体制となったDRAGON GATEの方向性を問われる大会として注目集めていた。
この日の大会では、トーナメントAブロック1回戦が行われ、ヨースケ♡サンタマリアvs横須賀ススム、ドラゴン・キッドvsディアマンテ、YAMATOvs斎藤了、H・Y・OvsKzyの4試合が実施。
第1試合では、R・E・D加入から勢いに乗るH・Y・OがKzyをラフファイトで圧倒していくも、度重なる凶器攻撃とレフリーへの暴行から反則負けに。
続く第2試合では、斎了がベテランの意地を見せて試合を優位に進めドラゴン・スープレックスを連発するなど攻め込んでいくが、斎了がダブルクロスで決着を狙ったところでYAMATOがスリーパーホールドで切り返し、立て続けのギャラリアで死闘を制した。
続く第3試合では、キッドがディアマンテとの圧倒的な体格差をスピードと技術でカバーする試合運びを見せてウルトラ・ウラカン・ラナでの決着を狙うが、ディアマンテは空中でキャッチしてこれを防ぎ、リフトアップスラムからのヴェルタフィナーレで勝利。
メインイベントでは、並々ならぬ気迫を見せるマリアが序盤からススムを追い込んでいくが、ススムにキスをしようとしたところで濃厚接触となってしまうためか葛藤して動きが止まってしまう。これを勝機と見たススムが雪崩式エクスプロイダーやジャンボの勝ち!固めとラッシュをかけるが、マリアはフォールに来たススムを十字架固めから足折り固めと変幻自在の抑え込みで3カウント。テクニシャンとして名高いススムから技アリの大金星を収めた。
これらの結果を受け、Aがブロック2回戦はKzyvsYAMATO、ディアマンテvsマリアの組み合わせとなることが決定。
16日の12:00からはKOGトーナメントBブロック1回戦が配信され、石田凱士vsジェイソン・リー、B×Bハルクvs奥田啓介、堀口元気vsKAI、ビッグR清水vs土井成樹の4試合が行われる。