東京ドームに鳴り響く『風になれ』!鈴木みのるがIWGP US王者のジョン・モクスリーへ「こいつの売ったケンカ、俺が買ってやる!」

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 5日、東京都・東京ドームにて新日本プロレス『バンドリ!Presents WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム』が行われ、ジョン・モクスリーがIWGP USヘビー級王座を防衛したところへ鈴木みのるが王者を襲撃した。

 モクスリーはWWEではディーン・アンブローズの名でセス・ロリンズ、ローマン・レインズとともに“ザ・シールド”を結成して長年活躍していたが、昨年4月にWWEを自主退団。翌月のAEW旗揚げ戦でケニー・オメガvsクリス・ジェリコ戦の後に乱入し、AEWと複数年契約を結びつつ新日本プロレスにも参戦。かつてWWEの下部組織であるFCW、NXTに所属していた時代に切磋琢磨していたジュース・ロビンソンからUS王座を奪取するなど日本でも実績を残していた。
 前日4日の東京ドーム大会では、自身が昨年10月の両国国技館大会に台風19号の影響による飛行機トラブルで来日出来なかったため返上することになったUS王座を奪還。この日は因縁のジュースと3度目の対決を行った。

 試合はジュースの奇襲から場外乱闘でゴングが鳴り、モクスリーが早速イスを取り出して凶器攻撃を狙うなどの荒々しい立ち上がりに。
 ジュースはキャノンボールやザ・テイスト、パワーボムなどの躍動感あふれる攻撃を仕掛け、モクスリーも噛みつき攻撃やコーナーポストを使った足4の字固めなどで対抗。終盤には互いのフィニッシャーを狙い合う攻防となり、ジュースのパルプフリクションをかわしたモクスリーがジュースの左右のストレートパンチを耐えきってのデスライダー2連発で勝利を収めた。
 見事初防衛を果たしたモクスリーだったが、突如会場に『風になれ』が鳴り響き鈴木みのるが登場。みのるとモクスリーは睨み合い、エルボー合戦から首を掴んでナックルの応酬。そしてモクスリーのラリアットを避けた鈴木がスリーパーからゴッチ式パイルドライバーで突き刺してKO。みのるはモクスリーを踏みつけながらUS王座のベルトを掲げて「誰にケンカ売ってんだこの野郎!俺はな、プロレス王、鈴木みのるだ。こいつの売ったケンカ、俺が買ってやる」と挑戦を表明した。

 インタビュールームに現れたみのるは「お前が俺の前に来るの待ってたんだよ。ちょっと待ちきれなくて俺から行っちまったけどなあ?ジョン・モクスリー……いや、ジョン・ボーイ!心してかかってこい。ぶち殺してやる!」と笑いながらインタビュールームのテーブルをひっくり返して荒々しく去っていった。

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