IWGPジュニアヘビー級王座戦は30分超えの大熱戦!勝利したオスプレイがKUSHIDAを挑戦者に逆指名!
1日、両国国技館にて新日本プロレス『わかさ生活 ボディリカバリー Presents SAKURA GENESIS 2018』が開催され、ウィル・オスプレイvsマーティ・スカルのジュニアヘビー級王座戦が行われた。
イギリス自体から幾度となく闘ってきたこの二人。試合は、序盤の目まぐるしいグラウンドの攻防からスカルが主導権を握り、ロープを利用したネックブリーカーやDDT、場外でのフランケンシュタイナーやパイルドライバーとトリッキーな攻撃でオスプレイの首を一点集中攻撃。
スカルがラリアットを狙うが、オスプレイは腕を巻き込んでのシットダウンパワーボムを決め反撃の狼煙を上げると、走り込んできたスカルを巻き込んで場外へのスパニッシュフライ。あまりの衝撃的な技にオスプレイ自身が頭部から出血するが、リングに戻るとコークスクリュープレス、パントキックからロープにかけてバーニング・スター・プレスと流血を物ともしない超・空中殺法で一転攻勢。
スカルもオスカッターをかわして変形フェイスバスターからパッケージパイルドライバーを狙うが、オスプレイはスタナーで切り返し、コーナーに飛び乗ってのオスカッターで3カウントを奪った。
30分を超える激闘を制したオスプレイはリング上でマイクを取ると、解説席に入っていたKUSHIDAに「傷を医者に見せる前に一つだけ。KUSHIDA!俺はヒロム、マーティ・スカルと戦ってこのベルトを守ってきた。十分に証明できたと思うが、さらに自分の強さを証明するためにこのベルトを……IWGPジュニアヘビー級のベルト賭けて闘おう。YESか!NOか!」と問いかけると、KUSHIDAは「もちろんだ!」と即答してオスプレイの手を取った。
バックステージに戻ったオスプレイは「自分の血、身体、ハート、情熱、魂……すべてを懸けてこのベルトを本物にした。自分のものにしたんだ。そしてこのベルトを賭けて戦ったシングルでついに、ここ日本でマーティ・スカルに勝つことが出来た。これこそまさに自分の呪いを解いた瞬間だろう。自分の強さを証明することが出来た。だからこそ、KUSHIDAとこのベルトを賭けて戦いたい。KUSHIDAには4回負けている。日本で3回、イギリスで1回。自分は何でもできるんだということをKUSHIDAに勝ってみんなに見せたい。自分に対して疑いを持つ者にも自分の強さを見せていきたい」とコメントし、満身創痍の体を引きずりながら控室へと消えていった。