【試合詳細】11・28 新日本プロレス後楽園ホール大会 SANADA&EVILvsタイチ&ザック・セイバーJr. マイキー・ニコルス&ジェフ・コブvsタンガ・ロア&タマ・トンガ トーア・ヘナーレ&棚橋弘至vsテリブレ&鷹木信悟

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『WORLD TAG LEAGUE 2019』
日程:2019年11月28日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1606人

▼「WORLD TAG LEAGUE 2019」公式戦 30分1本勝負
●カール・フレドリックス/後藤洋央紀【2勝6敗=4点】
8分8秒 スーパー・マン
○コルト・カバナ/矢野通【6勝3敗=12点】

▼「WORLD TAG LEAGUE 2019」公式戦 30分1本勝負
●中西学/永田裕志【1勝9敗=2点】
8分10秒 横入り式エビ固め
[BULLET CLUB]チェーズ・オーエンズ/○バッドラック・ファレ【3勝5敗=6点】

▼「WORLD TAG LEAGUE 2019」公式戦 30分1本勝負
●小島聡/天山広吉【4勝6敗=8点】
11分32秒 GAME OVER
[BULLET CLUB]高橋裕二郎/○KENTA【4勝4敗=8点】

▼「WORLD TAG LEAGUE 2019」公式戦 30分1本勝負
●本間朋晃/真壁刀義【3勝7敗=6点】
12分27秒 EBDクロー
[鈴木軍]○ランス・アーチャー/鈴木みのる【6勝3敗=12点】

▼「WORLD TAG LEAGUE 2019」公式戦 30分1本勝負
●トーア・ヘナーレ/棚橋弘至【2勝7敗=4点】
13分4秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め
テリブレ(CMLL)/○鷹木信悟【5勝5敗=10点】

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]○SHO/YOH/オカダ・カズチカ
13分34秒 パワーブリーカー→エビ固め
●上村優也/辻陽太/飯伏幸太

▼「WORLD TAG LEAGUE 2019」公式戦 30分1本勝負
●マイキー・ニコルス/ジェフ・コブ(ROH)【5勝5敗=10点】
14分47秒 OJK
[BULLET CLUB]○タンガ・ロア/タマ・トンガ【6勝2敗=12点】

▼「WORLD TAG LEAGUE 2019」公式戦 30分1本勝負
[L.I.J]○SANADA/“キング・オブ・ダークネス”EVIL【7勝1敗=14点】
17分52秒 ラウンディング・ボディプレス→エビ固め
[鈴木軍]タイチ/●ザック・セイバーJr.【3勝6敗=6点】

SANADA&EVILが強敵のタイチ&ザックを撃破し三連覇に向け驀進!後藤がKENTAへ報復の襲撃!飯伏がオカダとの心理戦で圧勝?!

第1試合


 矢野と後藤でゴングが鳴ると、矢野は「おいレフリー!トモダチ!トモダチ!」とカバナと後藤を指差して握手を求める。後藤が快く握手に応じると矢野はレフリーとも握手を交わし、そのままレフリーをハンマースルーして後藤にぶつけてコーナーマットをあっという間に外して行く。怒りの後藤が睨みつけると矢野は「トモダチ!トモダチ!コノヤロー!」と後藤をロープに振っていくが後藤の答えはショルダータックル。カールにタッチも、矢野どカバナのトモダチコンビネーション捕まってしまう。
 カバナはショルダータックルでカールを吹き飛ばすが、カールも負けじと対抗してぶつかっていき、後藤が入ってきて後藤が矢野を、カールがカバナをロープに振っていくが、2人はロープに捕まって「アー!アー!アー!」と叫んで挑発し、突っ込んでくる後藤とカールを場外に落として痛めつけていく。
 カバナとカールがリングに戻るとカバナはエルボーからサーフボードストレッチで痛めつけていき、足を絡めてカベルナリア。さらに額へのナックルを見舞って矢野にタッチ。
 カバナはコーナーに上がり、「トゥギャザー!トゥギャザー!」と矢野にセットを求めるが、矢野が遠くに設置してしまったためカバナは文句を言う。矢野が近くにセットし直してからカバナがダイビングフィストドロップを投下も、カールは下から足を突き立てて反撃し矢野にドロップキックを見舞って後藤にタッチ。
 後藤は矢野をタックルで吹き飛ばし、矢野の上にカバナをブレーンバスター。さらに後藤は矢野へ串刺しラリアットからブルドッギングヘッドロックを見舞い、牛殺しを狙っていくが振り払った矢野がマンハッタンドロップから金具むき出しのコーナーに後藤を叩きつけ「ココが違うんだよぉ~!」と頭を指差してからブレーンバスターを狙うが、後藤が逆にブレーンバスターで叩きつけると両者タッチ。
 カバナはカールの突撃をナックルで止め、バイオニックエルボー。さらに突っ込んでいくがカールがカウンターのスパインバスターで叩きつけ、ネックブリーカーから後藤とともにトレイン攻撃。さらに後藤の河津掛けにカールがダイビングネックブリーカーを合わせる連携を見せるが、矢野がこれを救出して後藤とともに場外へ。カールがコーナーを背にしたカバナに突っ込んでいくが、矢野が場外からコーナーマットでカールの顔面を殴打。倒れ込んだカールへカバナがすかさずスーパーマンを決め、カウント3を奪った。

第2試合


 BULLET CLUBの奇襲からゴングが鳴るが、永田と中西はファレの攻撃をチェーズに誤爆させて2人でファレをタックルで吹き飛ばすと、中西がファレの巨体へアルゼンチンバックブリーカーを狙う。これを耐えたファレが中西の腰へと打撃を集中させ、腰にヒザを押し付けながらのチンロックと腰攻めを展開して中西のアルゼンチンバックブリーカーを封じていく。
 チェーズに代わると、チェーズは観客から奪った青義軍のタオルで中西の首を締め上げていき、中西の頭にナックルを放っていくが、石頭だったためチェーズが拳を痛めてファレにタッチ。
 ファレとチェーズはロープに掴まりながら全体重をかけて中西を踏みつけていき、チェーズがタッチを受けて中西の腰にダイビングフィストドロップ。チェーズがレフリーの気を引いている間にファレが観客から奪った青義軍のタオルで中西の首を締め上げていく。中西はチョップ連打から担ぎ上げて水車落としで一矢報いて永田にタッチ。
 永田はチェーズにミドルキック連打からビッグブート、エクスプロイダーと連撃していき、チェーズの腕を取って白目式腕固めへ入るがこれはファレがカット。永田はショルダーアームブリーカーからエルボー合戦を挑み、チェーズが連打すると強烈なエルボーをフルスイングもチェーズがドロップキックを見舞ってファレにタッチ。
 ファレが突っ込んでいくと永田はドロップキックのフェイントからヒザにドロップキックを放ち、中西にタッチ。KOマッケンローを決めてみせるが、チェーズがこれをカットして敬礼ポーズで挑発。中西と永田はチェーズにもKOマッケンローを放って撃退し、2人で雄叫びを上げて野人ラリアット&ビッグブートでそれぞれの相手を吹き飛ばし、中西がファレへ再びアルゼンチンバックブリーカーを狙う。これを振り払ったファレはグラネードを狙っていくが、中西は喉輪で切り返してからスピアー。そして満を持してのアルゼンチンバックブリーカーを決めてみせるが、これはチェーズが急いでカット。中西がチェーズに気を取られている間にファレが中西をスクールボーイで丸め込んで試合を決めた。

第3試合


 天山と裕二郎でゴングが鳴ると、2人は向き合ってジリジリと距離を詰めていくが、背後からKENTAが急襲。KENTAと裕二郎がトレイン攻撃を見舞うが、天山はこれを回避し二人にそれぞれショルダータックル。小島にタッチ。
 天山はKENTAにモンゴリアンチョップを放っていき、小島も「俺もやるー!」と叫んでモンゴリアンチョップ。さらに小島のエルボードロップに天山がヘッドバッドを合わせる同時攻撃から小島が裕二郎にマシンガンチョップからブレーンバスターを狙うが、裕二郎は指に噛み付いてこれを脱出してビッグブート。裕二郎は小島へマウントエルボーからギロチンドロップ、ボディプレスを続けていきKENTAにタッチ。
 KENTAは小島へナックルを連打し、サッカーボールキック。そして「こ~じ~みゃっ!こ~じ~みゃっ!」と小馬鹿にした口調でコールを煽っていくと観衆はKENTAにブーイング。KENTAはアイリッシュウィップで小島を叩きつけて裕二郎にタッチ。
 裕二郎が顔面かきむしりから小島をロープにくくりつけて串刺しブート。さらにブレーンバスターを狙うが、小島はDDTで切り返して天山にタッチ。
 天山は裕二郎をショルダータックルで吹き飛ばし、モンゴリアンチョップを連打してからヘッドバッド、串刺しラリアットからブレーンバスター。これを返した裕二郎は天山に足払いからリバースDDT。続けてロープに飛ぶが、天山はカウンターのヘッドバッドで動きを止めると、アナコンダスラムで叩きつけ、小島にタッチを求める。
 しかし先にタッチを受けたKENTAが天山を妨害しミドルキックを連打。しかし天山はニールキックで一矢報いて小島にタッチ。
 小島はKENTA、裕二郎にそれぞれマシンガンチョップを見舞い、KENTAに串刺しエルボーから「いっちゃうぞバカヤロー!」とエルボードロップを狙うが、これは裕二郎が即座にデッドリードライブ。そしてKENTAと裕二郎がコンビネーションのブートを見舞い、KENTAがブサイクへの膝蹴りをクリーンヒット。これを小島が返すと天山が救出に来るが、KENTAは二人を相手にエルボー連打で対抗していき、2人がよろけるとロープに飛ぶが、天山と小島はカウンターのテンコジカッター。さらに裕二郎にもテンジコジカッターを狙っていき、裕二郎が暴れて脱出すると小島がラリアットからブレーンバスター。
 小島のラリアットを耐えたKENTAが小島に張りて連打からgo 2 sleepを狙っていくが、小島は着地してKENTAの後頭部にラリアット。さらに小島が正面からラリアットを放つが、これをキャッチしたKENTAが飛び付き三角締めからGAME OVER。天山がカットに入ってくるが、すんでのところで間に合わず小島のタップ負けがコールされた。

 KENTAが裕二郎とともに観客へ勝ち名乗りを上げているところへ、後藤がこっそりとKENTAの後方からリングイン。無防備なKENTAにラリアットを叩き込みさらにGTRでKENTAをKO。後藤はうつ伏せにバタンと倒れ込んだKENTAを満足そうに見おろしてからさっそうと退場していった。

第4試合


 いつものように鈴木軍の奇襲から試合が始まるが、これを読んでいた真壁と本間は2vs1で当たっていき、奇襲での先制攻撃を回避。本間がみのるにヘッドバッドから小こけしを狙っていくが、みのるはゆっくりとエプロンまで転がっていって出鼻をくじくと、怒って突っ込んできた本間の腕を取ってぶら下がり式腕ひしぎ。反則カウント4で解放すると場外に引きずり出して全員が場外に出ていく乱闘戦に。
 みのるは本間をリングに戻してサッカーボールを連打。本間は意地の張り手で反撃も、みのるはニーリフトからサッカーボールキック。さらにスリーパーホールド。これを解放してランスにタッチ。
 ランスは本間をコーナーに押し付けて逆水平チョップ。さらに串刺しエルボーからみのつとともにトレイン攻撃、さらにランスがボディプレスを投下。これを返した本間は弱々しいチョップを放っていくが、ランスはエルボー一発で本間をなぎ倒す。
 みのるに代わるとみのるは「来いオラ、来いオラ」と挑発しながら打撃を受け、自分もエルボーを放っていくが本間はDDTで切り返し真壁にタッチ。
 真壁は2人をそれぞれコーナーに振って串刺しラリアットから10カウントパンチ、さらにノーザンライトスープレックスで叩きつける。
 真壁とみのるの対面になると両者は正面かエルボーでゴツゴツ打ち合い、これを制した真壁がラリアットを狙うが、みのるはこれを回避しスリーパーホールドからゴッチ式パイルドライバーを狙う。みのるはショルダースルーでこれを切り返すと本間にタッチ。
 本間はみのるをコーナーに押し付けて逆水平チョップを連打。さらにフェイスクラッシャーから小こけしを放つが、これを回避したみのるがフロントネックロックで絞め上げながらランスにタッチ。
 ランスはスラムからコーナーに上がり、本間に見せつけるかのように石頭をアピールしてからのダイビングヘッドバッド。さらにランスは手をつないだ状態でのラリアットを狙うが、本間がこれを耐えてラリアット、真壁もラリアットでアシストすると、本間がこけしロケット。本間がコーナートップに上がってこけしを狙うが、これはランスがデッドリードライブでカット。ここに真壁が入ってきてダブルラリアットを見舞うと、本間もランスへ向かっていくが、ランスが本間の攻撃をゆうゆうと受け止めるとチョークスラムで叩きつけるが、本間がこれを返すとEBDクローでトドメを刺した

第5試合


 全員が入場して4人が向き合うと、ヘナーレはハカを舞って闘気を高めるが、棚橋がヘナーレを下げて鷹木との対面でゴング。
 棚橋と鷹木はロックアップからバックの取り合い、腕の取り合い、ヘッドロックからショルダータックルでぶつかり合うも両者互角。鷹木がチョップで先制して棚橋をコーナーに振っていくが、棚橋はブーメランアタックでカウンター。ヘナーレにタッチし、ダブルのバックエルボーで鷹木を倒して2人で片足ずつ持っての逆エビ固めを決めるが、テリブレがすたすたと歩いてリングインし、それぞれにビンタを見舞ってカット。
 ヘナーレとテリブレの対面となると両者打撃を打ち合うが、鷹木がエプロンからの打撃でヘナーレを急襲すると鷹木とテリブレがダブルのビンタ。テリブレはヘナーレにチンロックを決めながら頭部に噛み付いていき、鷹木のシーソーホイップに合わせて上からギロチンドロップを放つ合体攻撃。さらにテリブレはスリーパーホールドで絞め上げながら鷹木にタッチ。
 鷹木はヘナーレの顔面をちょんちょんと蹴飛ばして挑発すると、ヘナーレは強烈な逆水平チョップを連打して意地を見せる。しかし鷹木も逆水平チョップでやり返し、追走ニーリフトからブレーンバスターを狙っていくが、ヘナーレが雄叫びとともにブレーンバスターで叩きつけ、両者タッチを求める。
 鷹木が先にテリブレにタッチすると、テリブレはヘナーレを引き戻してコーナーに叩きつけ張り手を連打。ダウンするヘナーレを無理やり引き起こしてチョップを放ってロープに振っていくが、ヘナーレはカウンターのフライングショルダーを叩き込んで棚橋にタッチ。
 棚橋はテリブレと鷹木をボディスラムで横に並べると、その場でジャンプして両ヒジでそれぞれにニードロップ。そしてテリブレにドラゴンスクリューを放つと逆エビ固めにとらえるが、これは鷹木が背後からカット。棚橋はテリブレに太陽ブロー連打からロープに飛ぶが、テリブレはカウンターのドロップキックを放って鷹木にタッチ。
 鷹木は棚橋に串刺しラリアットを見舞いエルボー合戦に誘う。両者は足を止めて打ち合っていき、棚橋が太陽ブロー連打からツイスト・アンド・シャウト。ヘナーレにタッチ。
 ヘナーレは鷹木にエルボー連打から串刺しラリアット、バックフリップから手刀を落としていき、トラースキックを見舞ってふらつかせると棚橋のスリングブレイドにヘナーレが水面蹴りを合わせる連携攻撃。棚橋は場外のテリブレにプランチャを放って勝負をヘナーレに託す。
 ヘナーレと鷹木は正面からラリアットで打ち合っていき、これを振り向きざまのレフトハンドラリアット制した鷹木はテリブレを呼び込むと2人でダブルのビンタから鷹木がデスバレーボム、そこへテリブレがダイビングボディプレスを放って鷹木がスライディングラリアット。フォールに入るも棚橋がカットし、テリブレは棚橋とともに場外へ。
 鷹木はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを狙うが、ヘナーレは着地してエルボー連打。しかし鷹木は左右のエルボー連打からヘッドバッド。ヘナーレは踏みとどまってヘッドバッドでたり返し、TOAボトムを狙うが、これをリバースした鷹木が熨斗紙からラリアット。ヘナーレがギリギリでキックアウトすると満を持してのラスト・オブ・ザ・ドラゴンで叩きつけ、カウント3を奪った。

第6試合


 オカダがジュニアタッグリーグ優勝チームのSHO&YOH、飯伏がヤングライオンの上村と辻を伴った6人タッグマッチでぶつかるIWGPヘビー級王座戦の前哨戦。飯伏が真っ先に先発で出ていく姿勢を見せると、オカダも3Kを下げて先発で出ていってゴングが鳴る。
 オカダと飯伏は観衆のコールに耳を傾けてからロックアップ、バックの取り合いからリストの取り合い、ヘッドロックとオーソドックスな攻防を見せ、飯伏がオカダをロープに振ってドロップキック。オカダは場外にエスケープして間合いを取ると、上村が「乗ってこい!チャンピオン!」と挑発。オカダがYOHにタッチすると上村がタッチを求めて飛び出していく。
 上村とYOHは素早いバックの取り合いからグラウンドでの首の取り合いに。上村がブリッジを上手く使ったレスリングテクニックでYOHのヘッドシザースをレッグロックで切り返し、YOHがこれを抜け出すと上村がショルダータックルでYOHを吹き飛ばして辻にタッチ。
 辻と上村はダブルのバックエルボーを放ち、辻がボディプレス。YOHが返すと強烈な逆水平チョップを連打していき、さらにロープに飛ぶがYOHはカウンターの低空ドロップキックで辻のヒザを貫いてSHOにタッチ。
 SHOは辻のエルボー連打を受け止めた上でエルボー一発で辻をなぎ倒し、ロープに振ってバックエルボー。さらにオカダにタッチしてから辻を場外に放り出すとオカダが辻を鉄柵に叩きつけるダーティプレイを見せ、YOHにタッチ。
 YOHは辻の顔面をおちょくるように蹴飛ばしていくと、辻は意地のエルボー連打からYOHのブレーンバスターを切り返してブレーンバスターで叩きつけ、両者タッチ。
 飯伏とオカダの対面となると、飯伏が素早いロープワークの攻防を制してレッグラリアートからソバット、ミドルキック、その場飛びムーンサルトプレスと畳み掛け、正面で向き合ってエルボー合戦へ。これに競り勝った飯伏はオカダをロープに振るが、オカダは飯伏の攻撃をかわしながらロープワークで加速していきランニングバックエルボーからDDT。さらにオカダはリバースネックブリーカーを狙っていくが、飯伏がこれを振り払ってパワースラムからセカンドロープを踏み台にムーンサルトプレス。反撃を狙うオカダにオーバーヘッドキックを叩き込んで上村にタッチ。
 上村はオカダにエルボー連打から串刺しドロップキック。さらに突っ込んでいくが、オカダがカウンターのフラップジャックを見舞ってSHOにタッチ。
 SHOは上村をロープに振ってキチンシンクからサッカーボールキック。さらに上村の腕を取った上で左右のミドルキックでヒザをつかせて側頭部にトラースキック。辻が救出に入るが3Kが蹴散らし、飯伏はオカダがドロップキックで撃退。SHOのブレーンバスターを上村は首固めで切り返し、さらに逆さ抑え込みからドロップキックを放つが、SHOはこれを回避して自爆させ、倒れ伏す上村にぶっこ抜きジャーマン・スープレックスを狙うが、上村はサムソンクラッチで切り返し、フルスイングの張り手からロープに飛ぶが、SHOはカウンターのラリアットで上村をマットに垂直に突き刺すと、最後はパワーブリーカーでカウント3を奪った。

 試合後、オカダは飯伏の前でIWGPヘビー級ベルトを掲げて見せると、飯伏はオカダの足元に権利証の入ったアタッシュケースを転がして見せつける。オカダは戸惑いの表情を浮かべるも、これをリングの外まで蹴り飛ばすと、飯伏はオカダをドロップキックで制裁。両者は遺恨を深めながら退場していった。

<試合後コメント>
飯伏幸太
「ちょっと鈍ってんじゃないですか?ねえ?試合数が少ないから鈍ってないですか?どうしたんですか、今日?俺も一緒ですよ」

オカダ・カズチカ
「飯伏さん、ヤングライオンがパートナーでもちゃんと勝つ気で来てくださいよ。前哨戦はどうでもいいと思ってるような、そんな人にはこのベルトを巻く資格は無い!前哨戦だろうと、前哨戦でなくても、しっかり戦ってくれよこの野郎!もしかして、あれが飯伏さんの実力ですか?そんなこたあないでしょう。G1チャンピオン!」

第7試合


ロアとマイキーでゴングが鳴るとロックアップから押し込み合い、マイキーがクリーンブレイクしながら正々堂々の戦いを要求。再び組み合ってロアがヘッドロック、両者はショルダータックルで互角のぶつかり合いを展開し、マイキーが若干有利となるとロアは即座に場外へエスケープして間合いを取りマイキーをイラつかせる。ロアがリングに戻ってロックアップで組み合い、ロアが場外へ放り出そうとするのをこらえてフロントネックロックにとらえるとマイキーがブレーンバスター。すかさずタマがコブにアタックを掛けてアシストを狙うが、コブはタマのクロスボディをキャッチしてブレーンバスター。その流れでコブがタッチを受ける。
コブはロアの背中にエルボー攻撃を集中させ。マイキーにタッチ。
マイキーが突撃するとロアはマイキーを場外に落とそうとするが、マイキーは華麗に着地し、足を刈るように放たれたセコンドの邪道の竹刀攻撃もジャンプで避けるが、飛び上がった瞬間にロアがプッシュし鉄柵に叩きつける。
 ロアはマイキーをリングに戻すとストンピングで痛めつけてからタマにタッチ。
 タマはトップロープ越しのサンセットフリップで押しつぶし、背中へのひっかき攻撃。今度はロアがトップロープ越しのサンセットフリップを見舞う。さらにタマはマイキーに串刺しスプラッシュからロアにタッチ。二人で同時のヘッドバッドを見舞う。
 マイキーはロアにエルボーを連打していくが、ロアはサミングで隙を作り、タマとともにコーナーエルボーで袋叩き。ロアはオクラホマスタンピードで叩きつけ、フェイスロックで絞り上げ、タマ&ロアがダブルのドロップキック。
 タマに代わり、タマは再び串刺しスプラッシュを狙うがこれをかわしたマイキーが組み付いてDDT。ようやくコブにタッチ。
 コブはタマを連続でショルダータックルで吹き飛ばし、チョップとエルボーの乱れ打ちから串刺しスプラッシュ。救出に突っ込んできたロアをリープフロッグでかわしてドロップキックを叩き込んで撃退すると、タマをオリンピックスラムで叩きつけ、さらにロープに飛んでいくが、邪道が足を引いてコブを妨害。しかしコブはその恐るべき脚力で邪道をリングに引っ張り込み、邪道が自ら退いていくとコブがパワースラムを見舞うも、タマ&ロアがコンビネーションネックブリーカー。ここにマイキーが飛び込んできて2人をダブルラリアットでなぎ倒すと、コブがロアにツアー・オブ・ジ・アイランド、マイキーがスライディングラリアット、ムーンサルトプレス&ギロチンドロップの同時攻撃を放ち、マイキーがロアにスパインバスター。タマが飛び込んできてマイキーにガンスタンを狙うが、これはコブがカットに入り、その勢いでバーディクト。コブがロープに飛ぶと邪道が場外から竹刀攻撃を見舞い、連携が乱れた隙にロアがマイキーをOJKで絞り上げる。カットに来たコブはタマが押さえつけ、孤立無援となったマイキーは無念のタップ。

第8試合


 SANADAが入場するとあべみほが執拗に色仕掛けを狙うが、SANADAは無表情のままこれを無視して動じず。
 ザックとSANADAでゴングが鳴ると、ザックが地を這いながらSANADAの足を狙い、SANADAがこれを上から潰そうとすると下から腕を取ってグラウンドでリストロックから腕固め。SANADAが軽やかな測点の連続からタイガースピンのようにザックの周囲を回って翻弄し、ザックとのコブラツイストの掛け合いの攻防を制して足を引きパラダイスロックを狙うが、これはタイチがカット。SANADAはタイチにパラダイスロックを狙うが、ザックがSANADAを背後からスリーパーホールドで捕らえ、そのまま場外に放り出して南側客席までなだれ込む激しい場外戦へ。
 ザックは先にリングに戻って柔軟体操を始める余裕を見せ、SANADAがリングインしようとすると場外に出て打撃を見舞い、そのままリングにいざなって腕固め。ここにタイチも加わって鉄柵を使ったアームロック。
 タイチとSANADAの対面となると、タイチがSANADAのヒジをグリグリと踏みつけていき、アームロックの状態でコーナーに叩きつけ「おら!どうしたサナやん!」と挑発。
 ザックに代わると、ザックがSANADAのヒジを蹴飛ばしていき、リストロックとアームロックを自在に切り替えて痛めつける。SANADAも残る腕でエルボーを放って倒し、その場飛びのラウンディングボディプレスを投下も、ザックが剣山で迎撃してそのまま腕十字へ。
 SANADAがブレイクするとタイチに代わり、タイチは「終わりかオイ。いてーか?」とSANADAの腕を蹴飛ばしていき、SANADAがタイチの突撃をブートで止めてセカンドロープからのクイックミサイルキック。EVILにタッチ。
 するとザックが入ってきてEVILと2vs1の対面に持ち込もうとするが、EVILはそれぞれをショルダータックルで吹き飛ばし、タイチに串刺しラリアット。そして天を仰いでマットを叩いてからブロンコバスターを発射。続けてデスバレーボムを狙うが、タイチが着地してEVILの足をレフリーに持たせてがら空きのボディへソバット。怒りのEVILがエルボーを放っていくとタイチはミドルキックで応戦。EVILはダブルチョップからローリング右ストレートを放つが、タイチは倒れ際に飛び上がって延髄斬り。ダブルダウン状態となるも、タイチが先にザックにタッチ。
 ザックはEVILに串刺しエルボーを見舞い、さらに突撃するがEVILが旋回式サイドスープレックスで叩きつけSANADAにタッチ。
 SANADAはザックのヒザを低空ドロップキックで打ち抜き、パラダイスロックを狙うが、ザックがこれを脱出してPK。これをキャッチしたSANADAはドラゴンスクリューでザックの足を破壊すると、場外に逃れたザックをプランチャで追撃。SANADAはザックをリングに戻すと、EVILとともにマジックキラーを狙うが、これをタイチにカットされるとタイチにトレイン攻撃を仕掛ける。しかしタイチはこれを回避しEVILに延髄斬り、SANADAにハイキックを見舞うと、ザックがSANADAへランニングPK。さらにザックはSANADAのヒジにフットスタンプを見舞い、ザックドライバーを狙っていくが、SANADAもドラゴンスリーパーでの切り返しを狙う。ザックはさらに上をいき卍固めの体勢に入る。EVILが救出に来るとタイチがEVILを聖帝十字陵で押さえつけるが、SANADAがドラゴンスリーパー、EVILがScorpion Deathlockで切り返し、SANADAがラウンディングボディプレスを投下もザックが回避してザックドライバー、EVILがラリアットを放つとタイチがEVILにバックドロップ、SANADAがタイチへドロップキックを放つと、4人がリング上で大の字に。
 ザックとSANADAはシーソーのように攻防が入れくぁる激しいエビ固め合戦も、ザックがSANADAのヒジにオーバーヘッドキックを放ち、タイチがアックスボンバーを叩き込んでザックメフィストを狙うが、EVILがラリアットを見舞い、SANADAとともにマジックキラー。そして救出に来たタイチにもマジックキラーを見舞うとSANADAがザックにラウンディングボディプレスを投下し、激闘に終止符を打った。

SANADA「みなさん、SANADAは好きですか?EVIL&SANADA組が好きですか?ありがとうございます。ありがとうございました」
(SANADAが引き上げようとすると観衆から「えーっ?!」の声とSANADAコールが起きる)
SANADA「では、東京で初めてアレをやりますか。(場内が暗くなると観衆がスマホのライトを点灯させ、暗闇の中に数多の光が輝く幻想的な空間が出来上がる)今日、時間を割いてココに来てくれた皆さんに、俺からのギフトだよこれは。おい後楽園!シーユートゥモロー!」

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