【試合詳細】10・25 DRADITION後楽園ホール大会 獣神サンダー・ライガー&越中詩郎&藤波辰爾vs天山広吉&武藤敬司&ヒロ斉藤 with 蝶野正洋 KAZMA SAKAMOTO&KENSO&長井満也vs金本浩二&大谷晋二郎&高岩竜一 LEONAvs新井健一郎
『DRADITION 2019 RAGING OUTLAW TOUR in TOKYO』
日程:2019年10月25日(金)
開始:19:00
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1850人(満員)
▼シングルマッチ 20分1本勝負
●LEONA
7分22秒 掟破りの逆逆さ押さえ込み
○新井健一郎(DRAGON GATE)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
TAMURA(HEAT-UP)/●倉島信行
8分43秒 飛びつき腕ひしぎ十字固め
三州ツバ吉/○タカ・クノウ
▼タッグマッチ 30分1本勝負
●上野勇希(DDT)/田中将斗(ZERO1)
12分27秒 神の右膝→片エビ固め
○坂口征夫(DDT)/スーパー・タイガー(リアルジャパン)
▼スペシャル6人タッグマッチ 60分1本勝負
●KAZMA SAKAMOTO(フリー)/KENSO(フリー)/長井満也
19分34秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
[トンガリコーンズ]高岩竜一(ZERO1)/大谷晋二郎(ZERO1)/○金本浩二(フリー)
▼ヒロ斉藤 40周年記念試合 in TOKYO
獣神サンダー・ライガー(新日本)/越中詩郎(フリー)/●藤波辰爾
16分55秒 セントーン→片エビ固め
天山広吉(新日本)/武藤敬司(WRESTLE-1)/ヒロ斉藤
※特別レフリー:蝶野正洋
ヒロ斎藤が40周年記念試合で藤波辰爾から初のフォール勝ち!狼軍団揃い踏みで武藤と蝶野がWシャイニングの競演!復活したトンガリコーンズが快勝!
第1試合
1年以上にわたり長期欠場していた“藤波二世”LEONAの復帰戦。
新井健一郎はGWC認定6人タッグ王座とちがさきプロレス無差別級王座の二本のベルトを手に登場。
ロックアップからLEONAがコーナーに押し込むが、新井が体勢を変えて押し込みブレイク。
新井はチョップからガットショットもLEONAはキャッチ。しかし自ら倒れた新井は下から蹴り上げグラウンドに持ち込むとヘッドロックで捕らえる。LEONAが抜けてヘッドロックで捕らえるも、新井はそのまま投げようとするがLEONAはロックを離さずグラウンドへ。新井は髪を掴んで逃れようとするが、LEONAはショルダータックルで倒しロープに飛ぶも新井はアームホイップ。LEONAは下から蹴り上げヘッドロックでグラウンドに持ち込む。新井はヘッドシザースで切り返すがLEONAはアンクルホールドからヘッドロックへ。新井はそのまま回転しフォールも、LEONAはロックを離さず絞り上げると新井はたまらずロープへ。
LEONAはボディブローからヘッドロックも新井はバックドロップで叩きつける。新井は串刺し攻撃を狙うが、LEONAは避けて新井は鉄柱に自爆。
LEONAはロープに振ってショルダースルーからサソリ固め。新井はロープを掴みブレイク。
LEONAがバックを取るが、新井はバックブローからガットショット。キャッチしたLEONAに新井はDDT。
新井はスリーパーもLEONAはチンクラッシャーで迎撃し、足を掴むとドラゴンスクリュー。さらに足4の字を狙うが、新井は蹴飛ばして逃れ走り込むが、LEONAは逆さ押さえ込みの体勢。新井が切り替えして髪を掴んで逆さ押さえ込みも、レフェリーがこれはブレイクを要求。
新井がレフェリーに詰め寄るが、LEONAはチョップを打ち込みチョップ合戦へ。新井がガットショットから走り込むが、LEONAはショルダースルーで場外に落とす。LEONAはこれを追うが、新井はサミングから鉄柱に叩きつけようとするが、LEONAが切り替えして逆に鉄柱に叩きつける。再度鉄柱に叩きつけようとするが、新井はヘッドスライディングでリングに戻り、追ってきたLEONAに逆さ押さえ込みで3カウント。
<試合後コメント>
LEONA
「1つ、1つ。新井選手、今回は取り返されました。次、次は勝ちます。今日は負けた。再スタート関係ない。今は負けました。この顔で今日は分かってください。明日からまた生きていきます。ありがとうございました」
新井健一郎
「これで1勝1敗だ!前回LEONAとやって、俺は逆さ押え込みで負けたけど、マスコミの皆さん!あんたら、『○分●秒 逆さ押え込み』って書いたらアンタらセンスねぇぞ!今日のフィニッシュは、“掟破りの逆逆さ”だ!分かったか!1勝1敗だ!まあ令和の名勝負数え唄、何回でもやろうじゃねえか。でもLEONA、なんにもお前の技は通用しねえぞ。なぜなら、新井健一郎はやることなすことすべてが鮮やかに決まるナイフの切れ味だからだ!いいか、稲妻が闇を裂いてDRADITIONのリングが俺を呼んでるぜ!」
第2試合
先発はTAMURAとタカ。タカが片足タックルで倒すとグラウンドの攻防へ。タカがヒールホールドもTAMURAは暴れて逃れてブレイク。
TAMURAは手4つをフェイントにガットショットからローキック連打。ロープに飛ぶとドロップキック、タカは避けてSTFで捕らえるが、TAMURAは急いでロープを掴みブレイク。TAMURAはそのまま場外に逃れ、リングに戻ったところをタカが捕らえて自軍コーナーに叩きつけるとツバ吉にタッチ。ツバ吉は相手コーナーに突撃し倉島にビッグブーツを叩き込むと、倉島がリングに出てきてTAMURAとタッチしグラウンドの攻防へ。
倉島は背中に強烈なチョップ。振りかぶってのチョップの打ち合いから、倉島がコーナーに振って走り込むが、ツバ吉はビッグブーツで迎撃しドロップキック。さらに腹を連続で蹴り上げると、倉島は受けきって足をキャッチしコケさせる。そのままストンピングを落とし、逆片エビ固めで捕らえるもツバ吉はこれを抜いて立ち上がろうとするが、倉島はぶちかましで倒すとフロントネックで捕らえTAMURAにタッチ。
TAMURAはボディブローから首投げで倒しサッカーボールキック。再度首投げからサッカーボールキックを叩き込み、ストンピングから自軍コーナーに叩きつけて倉島にタッチ。
倉島はストンピングからブレーンバスター。フォールも2。
倉島はエルボーからTAMURAにタッチ。
TAMURAは倉島が捕らえたツバ吉の背中にダイビングダブルチョップから、立ち上がったツバ吉とチョップの打ち合いへ。
TAMURAがコーナーに振って串刺しレッグラリアートから首投げで倒しPK。これをキャッチしたツバ吉がボディに膝蹴りからリバースタイガードライバー。ツバ吉はタカにタッチ。
タカは腰投げ連発からバックドロップ。さらにアキレス腱固めで捉えるがこれは倉島がカット。
TAMURAはエルボー連打からソバット。さらに延髄斬りを叩き込んで倉島にタッチ。
倉島はTAMURAとともにダブルブレーンバスター。フォールも2。
倉島は腕ひしぎもこれはツバ吉がカット。
倉島はバックドロップで叩きつけてフォールも2。
タカがガットショットから飛びつき腕ひしぎで捕らえるが倉島の足がロープへ絡む。しかしこれをレフェリーが見ておらず、レフェリーはギブアップとみなし試合をとめた。
第3試合
先発は上野と坂口。坂口はミドルをフェイントにローキック。痛がる上野がタックルも、坂口はこれを切ってバックを取るとスリーパー。上野は転がりロープを掴みブレイク。上野は急いで下がり田中にタッチ。坂口もスーパーにタッチ。
バックの取り合いからリストの取り合いへ。これは一度距離をとり睨み合う。
グラウンドの攻防からスーパーがバックをとりハンマーロック。坂口がタッチしリングへ。
田中がタックルもこれを切った坂口がバックをとりスリーパー。体勢を変えて腕ひしぎを狙うが、田中は抜けてヘッドロックで捕らえるが坂口はこれを抜けて距離を取る。
田中は腕を掴んでグラウンドに引き込むが、坂口はすぐにバックを取ってスリーパー。スーパーがその背中にタッチし、田中の顔面を踏みつける。
スーパーは首投げを狙うが、耐えた田中がエルボーからコーナーに振って串刺しジャンピングエルボー。さらに首投げから上野にタッチ。
上野はスワンダイブニードロップも、立ち上がったスーパーがローキック連打からかち上げエルボー。さらにソバットから場外に落とすと、坂口がエプロンを走り込んでのサッカーボールキック。場外でのたうつ上野に坂口は容赦ないミドルキックから膝蹴り。チョップで返した上野にエルボーを叩き込むと、膝蹴りからリングに投げ入れる。
スーパーはロープに振ってフライングクロスチョップからサンセットフリップ。さらにエルボードロップを投下しフォールも2。スーパーは坂口にタッチ。
上野はチョップも、坂口はボディブローからミドルキック。避けた上野に再度ミドルキックからフォールも2。
坂口は三角絞めも、上野は暴れてロープに足を伸ばしブレイク。坂口はスーパーにタッチ。
スーパーはミドルキック連打でコーナーに押し込み、逆コーナーに振って串刺しジャンピングニー。さらにスナップスープレックスからニードロップを投下しフォールも2。
スーパーは膝蹴りから卍固めを狙うが、そのままグラウンドに持ち込み腕ひしぎ。上野はロープを掴みブレイク。
上野はがむしゃらにエルボーも、スーパーはミドルキックからソバット。ロープに飛ぶが上野はドロップキックで迎撃し田中にタッチ。
田中はエルボー連打でロープに押し込みジャンピングエルボーからラリアットでなぎ倒す。カットに来た坂口がコーナーに振るが、田中はラリアットで迎撃しスーパーにブレーンバスター。フォールも2。
田中はロープに振ってラリアットも、避けたスーパーがソバットで迎撃し坂口にタッチ。
坂口はランニングミドルからエルボー連打。エルボー合戦から田中が左右のエルボー。だが坂口がエルボーからミドルキックで蹴倒し、ハイキックを放つが避けた田中がDDT。田中は上野にタッチ。
上野は串刺しヒップアタックからダイビングクロスボディアタック。バックを取るが、逃れた坂口がエルボーも、上野はキャッチしストマックブリーカーから逆エビ固めを狙うも、坂口は足をとってアンクルホールドからスリーパー。これは田中がカット。
坂口は上野をロープに振って膝蹴りからローキックで倒し、PKを狙うが上野は避けてスクールボーイも2。
田中が走り込んで坂口にスライディングDから上野がノーザンライトスープレックスホールドもスーパーがカット。
上野はコーナーに上るが、スーパーが足を掴んで動きをとめると坂口が神の右膝からスーパーがツームストンパイルドライバー。さらに坂口がPKを叩き込んでフォールも2。
坂口はランニングジャンピングニーを叩き込んで3カウント。
第4試合
先発はKAZMAと高岩。高岩がロープに押し込むがクリーンブレイク。今度はKAZMAがロープに押し込むとチョップを叩き込んでブレイク。
手4つからリストの取り合い。KAZMAがヘッドロックからグラウンドに持ち込むも高岩はヘッドシザースで抜けて距離を取る。
KAZMAがガットショットからフロントネックで捕らえKENSOにタッチ。高岩も金本にタッチ。
金本がローキックで牽制していき、ロックアップもKENSOがロープに押し込む。クリーンブレイクも金本がすぐにローキックからエルボーを打ち込んでいき、エルボー合戦からKENSOがチョップ。チョップとエルボーの打ち合いになると、金本がローキックからソバットを叩き込みロープに飛ぶ。だがKENSOはガットショットで迎撃し強烈なチョップからコーナーに押し込みチョップ連発。金本は体勢を切り替えして左右のチョップ連発。KENSOはサミングからロープに振って腰紐でスリーパー。KENSOはチョークでロープに押し込みチョップから長井にタッチ。
長井とKENSOはダブルのショルダータックル。立ち上がった金本は長井に左右のチョップからソバット。さらに膝蹴りを叩き込み大谷にタッチ。
大谷はチョップ連発も、長井はミドルキック連打で返すが大谷は自ら前に出て受け切るとチョップ連打。長井もミドルキック連打で返すが、お互い打ち合いになると大谷がローキック連打で倒しチンロック。金本が長井の顔面を蹴り上げ、大谷がコーナーに逆さ吊りにすると串刺し低空ドロップキック。大谷は金本の足に長井の顔面を3連続で叩き込み高岩にタッチ。
高岩はチョップからストンピング。さらに背中にエルボーからロープに飛ぶが、KAZMAがエプロンから蹴り上げ長井がバックエルボー。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻り長井はチョーク攻撃。長井はKAZMAにタッチ。
KAZMAはチョップ連発から首投げで倒しバズソーキック。フォールも2。
KAZMAはスリーパーからサミング。KAZMAはKENSOにタッチ。
KENSOは足へのストンピングから投げようとするが、高岩が逆にブレーンバスターで叩きつけて大谷にタッチ。
大谷はKENSOをコーナーに突き飛ばすと顔面ウォッシュ。カットに来たKAZMAを場外に投げ捨てKENSOに再度顔面ウォッシュ。金本コールを受けて、金本がKENSOに顔面ウォッシュ。大谷と金本が連続顔面ウォッシュから、大谷がチョップからコーナーに振って串刺し攻撃も、KENSOが避けてチョップから長井にタッチ。
長井は串刺しバックエルボーからブレーンバスター。フォールも2。
長井はWARスペシャルも金本がカット。
長井はサミングからエルボー連打。ロープに飛ぶが、大谷はビッグブーツで迎撃し水面蹴りで倒すと高岩にタッチ。
高岩はチョップでコーナーに押し込み、逆コーナーに振って串刺しラリアット。さらにボディスラムからコーナーに登りダイビングエルボードロップ。フォールも2。
高岩はロープに飛んで走り込むが、長井はガットショットで迎撃しエクスプロイダー。長井はKAZMAにタッチ。高岩も金本にタッチ。
金本はソバットからローキック。さらにソバットからコンビネーションパンチを叩き込みアンクルホールド。KAZMAはロープへ。
金本はソバットからハイキックも、避けたKAZMAはフラッシュマンズタイムストッパーからコーナーに振ってトレイン攻撃。長井が中央に振ってKAZMAがソバット2連発を叩き込みフォールも高岩がカット。
KAZMAとKENSOが高岩をロープに振るも、高岩はダブルラリアットで迎撃し、金本がKAZMAにソバットからファルコンアロー。大谷が長井にブレーンバスターから高岩がKAZMAにデスバレーボム。さらに大谷がミサイルキックから金本がムーンサルトを投下し3カウントを奪った。
<試合後コメント>
金本浩二&大谷晋二郎&高岩竜一
金本「やっぱりよ、俺、後楽園、一年ぶりかも分からへんねん。大体」
高岩「一年ぶり」
大谷「あれ?そうですかね?」
金本「なんか、新木場とか新宿FACEとか来てるんやけど、久しぶりやと緊張するな。俺が緊張するとは思わんかった(笑)」
大谷「確かに、東京で3人で組むのはすごい久しぶりかも分からない気がしますね」
金本「だから俺すごい楽しみにしてた。今日の試合!……なっ?(2人に同意を促し、2人も笑顔で応える)」
高岩「いやあ、でも疲れましたよ(笑)」
――今日は大型選手3人が相手でした
大谷「いやいやいや。確かにリングに上ったらすごい分かるんですよ。金本さんと健三がリングでやったときも、全然違うし。でもデカい相手に向かっていく金本さん見てたらワクワクしてくるし、デカい相手だったらデカい相手なりに我々は闘うから。大きさは関係ない。俺たちに!」
金本「正直、正直、やってるときは相手デカいとかそういうの意識せんとやれんねん。やっぱり大谷もいるし、高岩もいるし、俺にとっては安心するから。2人がいると。全然相手が大きいとか考えなかったね。俺からしたら2人のほうがデカい!(笑)」
大谷「今日はヒロ斎藤さんの40周年。でもね、お客さんがあったかいですよね。長年プロレスというものを背負って頑張ってきた人を応援しようとして皆さん集まってくれてるわけでしょ?そんな温かいお客さんたちの前で我々3人が組めたのはとても嬉しかったし、最高の時間でした」
金本「俺、今日30周年やったんや、今日」
高岩「えぇっ?!」
大谷「そうなんですか?!」
金本「今日というか、今30周年や」
高岩「あぁ、今年」
大谷「試合前に言ってくださいよ、金本さん!(笑)色々……」
高岩「まあいい感じに華を添えられましたね」
金本「俺はあんまそういうこと言いたくないから(笑)やりたくないしもう(笑)」
高岩「じゃあまた3人で組みましょう!」
第5試合
ライガー、越中、藤波はレフェリーの蝶野と握手せず。
武藤、天山、斉藤は蝶野とウルフパックポーズ。
先発は天山と越中。越中がロープに押し込みチョップも、天山はガットショットからヘッドバッド連発。ロープに飛ぶが越中はヒップアタックで迎撃する。越中はヒップバット連発からチョップ合戦。天山はヘッドバッドからモンゴリアンチョップ連発で倒す。天山はストンピングから斉藤にタッチ。越中はライガーにタッチ。
ライガーと斉藤は握手から試合開始。ロックアップからリストの取り合い。斉藤が小手返しもライガーが下から蹴り上げ距離を取る。
手4つからライガーが丸め込むが斉藤はこれを抜けると蝶野が斉藤の背中を叩きエール。
ライガーは蝶野にクレームを入れ、斉藤にサーフボードストレッチ。斉藤は回転して逃れようとするが、すぐにライガーが切り返すと斉藤はロープに足をかけてブレイク。斉藤は武藤にタッチ。ライガーは藤波にタッチ。
ロックアップをスカシた武藤がバックを取るが、藤波が潰してグラウンドの攻防へ。これは武藤が転がして距離を取る。
手4つをフェイントに藤波が組み付きヘッドロック。武藤がロープに押し込みブレイク。
武藤がバックを取ると、逃れようとした藤波に脇固め。グラウンドの攻防になるが、そのまま武藤は天山にタッチ。
天山はガットショットからリストロック。グラウンドに持ち込みアームロックからヘッドバッド。さらにモンゴリアンチョップ連発も、藤波がガードしチョップで倒す。藤波は越中にタッチ。
越中とライガーはダブルのショルダータックルで倒し、越中がナックル連打も天山はヘッドバッドで返し、武藤にタッチ。
武藤はガットショットから首投げで倒しフラッシングエルボー。さらにSTFで捕らえると、カットに来たライガーを蝶野がブロック。だがすきをみてライガーはカット。越中はライガーにタッチ。武藤も斉藤にタッチ。
越中が場外の斉藤を羽交い締めにしてライガーがスライディングキック。さらに越中はエプロンを走り込んでヒップアタックからライガーがイス攻撃。リングマットを剥がしての合体パイルドライバーも決めてみせる。
リングに戻り、ライガーが背中にエルボーから顔面を踏みつける。これは蝶野が引き剥がすが、藤波がストンピング連打。越中とライガーは股裂きから顔面を踏みつけ、これを離すと藤波にタッチ。
藤波は足をロープにかけてヒップトス。藤波は越中にタッチ。
越中は河津落としからフォールも天山がカット。
越中はライガーの足に斉藤を叩き込んでライガーにタッチ。
ライガーはエルボーでコーナーに押し込み、串刺し掌底を狙うが斉藤はバックエルボーで迎撃。チョップ合戦からライガーがチョップ連打。ロープに飛ぶが斉藤は両手刈りからセントーンを投下し天山にタッチ。
天山はモンゴリアンチョップ連発からヘッドバッド連発。コーナーに振って串刺しラリアットからブレーンバスター。蝶野が高速フォールも2。
チョップの打ち合いからライガーがガットショット。ロープに飛ぶが、天山はヘッドバッドで迎撃しモンゴリアンチョップからロープに飛ぶが、ライガーは掌底で迎撃し越中にタッチ。天山も武藤にタッチ。
武藤は低空ドロップキックからドラゴンスクリューで倒し足4の字。これはライガーがカット。
武藤はコーナーに振って串刺しシャイニング・ウィザード。さらにドラゴンスクリューからシャイニング・ウィザードも、越中はガードしヒップアタック。武藤は斉藤にタッチするが、越中はヒップアタックからブレーンバスターで投げ捨て藤波にタッチ。
斉藤をコーナーに振ってライガーが串刺し掌底。さらに越中がヒップアタックから藤波に振り、藤波はラリアットからスリーパー。さらにドラゴンスリーパーで捕らえるが、蝶野は斉藤のタップを無視し、さらにカットに来たライガーにケンカキック。藤波にもケンカキック連発も、藤波はキャッチしドラゴンスクリュー。武藤が藤波にドラゴンスクリューから蝶野とサンドイッチ・シャイニングウィザード。斉藤がセントーンを投下しフォールすると、武藤と蝶野が3カウントを叩いた。
ヒロ斎藤40周年記念セレモニー
蝶野「ガッデム!アイアムチョーノ!ヒロさん!40周年おめでとうございます!狼軍団、nWo、TEAM2000、ほんとにヒロさんに全て我々は操られてました。ありがとうございます。ヒロさん、今日はヒロさんの40周年ということでたくさんの選手たちお客さんが来てくれてます。新日本プロレス。プロレスの業界では、お・か・え・しという風趣があります。これだけ借りをつくったんでヒロさん、まだまだ試合続けてもらわないとビッグマッチがみんな続いてます。明後日の大阪、まだまだ試合が残ってます。今一度、頑張って元気に行ってください。どうもありがとうございます」
藤波「今日のレフェリングおかしいだろお前!最後お前、タップしてんじゃないかお前!まあいいや、もう、ノーサイド終わったことだ。本日はご観戦ありがとうございました。ヒロ斎藤選手、40周年迎えましたおめでとう!まだまだ40年です。まだこれからです。今日の40周年で我々みんな、ヒロ斎藤選手への花向けで来てくれました。彼は入門当時から僕のいろんな世話もしてくれたし、色んな意味でいいお返しができたかなと思います。もう一つ!これはヒロ斎藤選手にも内緒にしてました。ビッグプレゼントを用意しました。この選手です!(パワーホールが流れ長州力が登場)」
長州「(花束を渡して)よく頑張ったな40年間も!まだ頑張れるから。一生懸命トレーニングして頑張れよ」
斎藤「みなさん。この天候の悪い中ご来場ありがとうございます。(マイクを返そうとする斎藤をライガーと天山が正面を向かせマイクを促す)この場を借りまして、藤波さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。藤波さんありがとうございました。(マイクをかえそうとする斎藤をライガーと天山がおさえる)ありがとうございました!」
<試合後コメント>
ヒロ斎藤&藤波辰爾&武藤敬司&獣神サンダー・ライガー&天山広吉&蝶野正洋
(ライガーが先に1人で現れて)
ライガー「ヒロ斎藤さん、40周年おめでとうございます。僕はもう来年1月に引退しますので、30周年!40周年は無理です!(笑)僕は30周年で終わります。これからもまだまだね……」
(ここに藤波が登場しライガーと握手。ライガーは藤波にコメントの場を譲る)
藤波「えっ、終わり?終わりか。ありがとうございました今日は。案の定今日は蝶野が1人暴れてくれました」
(藤波が語っている間に越中以外の全員が揃う)
ライガー「今、越中さんトイレ行かれてます」
武藤「まじかよぉ~もぉ~」
ライガー「なんか近くなるらしいですよ」
武藤「近いったって前立腺大丈夫だろぉ~?」
(ここで越中が売店に出ていってしまったことが伝えられる)
武藤「えぇ~っ!自分のことしか考えないのかよぉ~(笑)」
(一度間をおいて)
一同「ヒロさん40周年おめでとうございます!」
蝶野「なんかあればどうぞ」
ライガー「今日はヒロさん何でも答えるって言ってる(笑)べらべら喋るって言ってる(笑)」
ヒロ「べらべらしゃべんない!(笑)」
――ヒロ選手、藤波選手からのフォール勝ちは初めてですよね?
ヒロ「初めてですよ」
藤波「いやいや、あるでしょ」
ヒロ「初めてです」
藤波「今日は顔面にセントーン来たからねえ~」
――今日はレフリーが試合に介入を……
蝶野「いやいや、そんなことは無いです。正当なレフリングをしました。ここに来るまでに3週間レフリングのトレーニングしましたよ」
藤波「ウソばっかり!(笑)」
蝶野「ちゃーんと見てましたよ。肩の動きを見てました。問題ないです」
――改めて今日の試合の感想は
ヒロ「あっという間で、(頭が)真っ白でわかんないです」
――途中、ヒロ選手がかなり苦戦する場面が見られました
武藤「途中死ぬかと思ったよ。殺されるかと思ったよ俺は」
藤波「場外でライガーにね」
ヒロ「イスでやられたり床にぶつかるは後頭部は打つはすごかった。死ぬかと思った」
蝶野「場外戦になったとき、この2人(武藤&天山)はレフリーが助けに行けって言ってるのに行かないんだよ。あれはちょっと酷かったぞ」
天山「場外戦、やりすぎじゃないですかね。あのパイルドライバー。死んだかと思った!『どうしてくれんの?!』と思った!(笑)」
藤波「この敵はね、今度WRESTLE-1で獲るから(笑)」
蝶野「また1年間くらいレフリングの勉強しますんで(笑)」
(一同、ヒロに祝福の言葉をかけ、握手をして退場していく)
武藤「天山、お前一番若手だからお前」
天山「一番下っ端ですよ(笑)」
(一同、天山に締めを任せて退席)
天山「一言だけ言わせてください。ヒロさん、40周年おめでとうございます!自分がいるのもヒロさん、蝶野さんがいてくれたからだと思います。自分はまだ30周年にもならないまだ下っ端のひよっこなんですけど、ヒロさんをホントにね、色々私生活でもなんでもヒロさんに頼めばなんとかなるっていう先輩ですから、ヒロさんなくして自分はないです。これからも益々、40年を超えて50年まで行ってもらいたいと思います。自分も後ろ追っかけて自分も頑張っていきたいと思います!」