IWGPヘビー級王座防衛回数記録更新のオカダ・カズチカが飯伏幸太との決戦に向けて覚悟を叫ぶ!「俺は必ず東京ドーム超満員!やります!」

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 14日、東京都・両国国技館にて新日本プロレス『保険見直し本舗 Presents KING OF PRO-WRESTLING』が行われ、オカダ・カズチカがSANADAを相手にIWGPヘビー級王座を防衛。EVILを撃破し同王座への挑戦権利証を守り抜いた飯伏幸太と東京ドーム大会のメインイベントで闘うことが決まった。

 現IWGPヘビー級王者であるオカダは、先月1日のロンドン大会で鈴木みのるを相手に3度目の王座防衛を果たすと、「G1 CLIMAXで鈴木さんへの借りは返しました。まだ借りを返して無い人が居ますね」と語ると、G1 CLIMAXでオカダに勝利していたSANADAがリングインし挑戦を表明。10・14両国国技館大会での王座戦が決定し、今年4度目となる両者の対決に向けて前哨戦が行われていた。

 オカダとSANADAは31歳の同い年であり、オカダはSANADAを数少ない“ライバル”として認めている。SANADAも寡黙ながらIWGPヘビー級王座に対しては熱い思いを持っており、純粋にこの王座のみを欲する者同士の戦いとなった。
 試合は序盤からレインメーカーとSkull Endを狙い合う激しい攻防に始まり、互いが得意とする打点の高いドロップキックを要所要所で打ち込んでいく互角の展開に。
 SANADAはSkull Endの予備動作であるドラゴンスリーパーをコーナー駆け上がり式、ツームストンパイルドライバーの切り返し式など多彩な入り方で展開し、掟破りのレインメーカーを見せてラウンディングボディプレスを投下するなど死力を尽くして攻め込んでいく。
 しかしオカダはSANADAのTKOをキャッチして担ぎ上げ、開脚して頭から突き刺すファイヤーサンダーのようなドライバー系の新技を見せ、必殺のレインメーカーを叩き込んで試合を決めた。

 SANADAが号泣する中、オカダは膝を付き、SANADAに親指を突き立ててみせる。そしてオカダは¥が右手を差し出すと、SANADAはこれを素直に握り返して健闘を称える。
 そしてマイクを取ったオカダは、今年のG1 CLIMAXの覇者であり、優勝賞品であるIWGPヘビー級王座への挑戦権を守り抜いた飯伏幸太をリングに呼び出すと、IWGPヘビー級&IC王座の初の二冠を狙う飯伏は「オカダさん、おめでとうございます。今、僕にはインターコンチとそのIWGPヘビー級のベルトが必要なんです。いつまでも貴方じゃ面白くないでしょ?僕の挑戦、受けてもらっていいですか?!」と啖呵を切る。
 しかしオカダは「何が二冠だこのやろう!IWGP?!IWGPインターコンチ?!待て待て待て待て。IWGPも、オカダ・カズチカもそんな安く売ってないから!まずそこを勝ってから二冠と言いなさい。東京ドーム、かかってこいこの野郎!」と王者としてのプライドを叫び、満員の観客に向け次回は2DAYSとなる東京ドーム大会を超満員にする覚悟を語った。

 今回の防衛で通算防衛回数29回を達成し、棚橋弘至の持つ記録を塗り替えたオカダだが、それについては「まあ別に僕はまだまだやっていくつもりですし、それを棚橋さんが知って悲しんでるんじゃないかと思いますけどね」とさらり。
 そしてオカダは「ほんとに熱い戦いを見せていればいつか超満員になるだろうって、そんな甘いもんではないですし、ホントにプロレスが盛り上がってるんだとなってる中で、東京ドームを超満員にしないといけない。ほんとにみんながプロレスってものの凄さ、素晴らしさってものを知ってる中で、『プロレス、スゴいでしょ』と。プロレス好きな人たちが、今ラグビーも盛り上がってますし、バレーボールだったり、体操だったり、陸上もやってたりして、色々スポーツが盛り上がってる中で、やっぱりスゴい盛り上げっていうものを僕たちも見せないと。負けたままってのは悔しいんで、プロレスの底力ってものを見せたいので、ああやってお客さんの前で宣言して、そして俺は必ず東京ドーム、超満員!やります。必ずやります」と不退転の決意を語り、最後は「皆さんも盛り上がっていきましょう!プロレス盛り上げるぞ!」と右手を突き上げ、意気揚々と去っていった。

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