IWGPヘビー級王座に臨むSANADAへ盟友・EVILが「東京ドームで勝負だ!」
7日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『NEW JAPAN ROAD』が行われ、EVILが飯伏幸太から勝利し、SANADAとの東京ドーム決戦を宣言した。
飯伏幸太は今年のG1 CLIMAXを制して1・4東京ドーム大会でのIWGPヘビー級王座挑戦権利証を獲得しており、年末まではこの権利証を防衛し続ける立場。
その権利証争奪戦に名乗りを上げているのは、G1 CLIMAXで飯伏から勝利を奪っているEVIL。14日の両国国技館大会では同権利証の争奪戦としてシングルマッチが組まれており、今月から年末まで2つのタッグリーグが開催されることから、この試合の勝者が同日行われるオカダ・カズチカvsSANADAのIWGPヘビー級王座戦の勝者と対戦することになるのではないかと目されている。
オカダ・カズチカ&飯伏幸太vsSANADA&EVILというダブル前哨戦となったこの試合はメインイベントで行われ、互いが互いの相手を意識して対峙。
EVILがショルダータックルで飯伏をなぎ倒せば、飯伏は即座に跳ね起きてドロップキックを放つなど互いの持ち味を生かしてぶつかりあえば、オカダとSANADAも恒例となったコールの煽り合いから互いに得意とするドロップキックを狙い合う攻防を展開し場内は熱狂。
終盤にはオカダがツームストンパイルドライバーやレインメーカーを狙う攻勢をかけ、SANADAがこれをSkull Endで切り返していくという攻守が激しく入れ替わる展開となり、飯伏もEVILへハイキックを叩き込みカミゴェを狙っていく。しかしSANADAが飯伏へTKOを放ってアシストするとEVILがEVILで飯伏を叩きつけ3カウントを奪った。
試合後にマイクを取ったEVILは「ウェルカム・トゥ・ザ・ダークネスワールド!後楽園!勢いは止めねえぞ。俺は権利証を取って歴史を動かしてやる!SANADA!東京ドームで勝負だ!This is EVIL!! 後楽園 is EVIL!東京ドーム is EVIL!!Everything is EVIL!!……全ては、EVILだ!」と、飯伏からの権利証奪取を宣言するとともに、SANADAがオカダから王座を奪取することを信じて対戦表明を行った。