カーベル伊藤が地元・愛媛県で初のタッグ王座戴冠!「全日本プロレスでアジアタッグ王座も獲る!」
1日、愛媛県・松山市総合コミュニティセンターにて『愛媛プロレス ビッグマッチ』が行われ、カーベル伊藤がライジングHAYATOとともに四国統一タッグ王座を獲得した。
カーベル伊藤とは、『新車市場』『100円レンタカー』『ペットの旅立ち』を全国に展開する株式会社カーベルの社長・伊藤一正(48)その人であり、オリジナルのマスクを被って全日本プロレスなどのリングに上がりレスラーとして戦っている社長兼プロレスラー。
2016年11月にメキシコでデビューし、その後は社長業をこなしながら休日には全日本プロレスの全国巡業に駆けつけるなど“思い出づくり”に終わらぬ選手活動を行っている他、数多のインディー団体にも参戦するなど精力的に活躍の幅を広げている。
カーベル伊藤は“全国47都道府県で試合をする”を目標に掲げて全日本プロレスを中心に数多の大会に積極的に参戦しており、現在は19都道府県での参戦を果たしている。
愛媛県・西条市出身のカーベル伊藤は、今年6月に全日本プロレス愛媛大会でプロレスラーとして初凱旋を果たし、秋山準と地元・愛媛プロレスで弱冠20歳にしてエースを張るライジングHAYATOとのタッグで6人タッグトーナメントを勝ち抜いて優勝を果たした。これで仲を深めた2人はタッグを結成し、ヒール軍団“伊予魔神軍” KURUSHIMA&土屋クレイジーの手に渡っていた四国統一タッグ王座を奪還すべく決戦に臨んだ。
シングル王座戦戦線でも因縁ある土屋がHAYATOを腕への一点集中攻撃で苦しめ、伊予魔神軍のセコンドに付いた大向美智子が竹刀攻撃でさらに痛めつける。これを救出したカーベル伊藤が続くKURUSHIMAへロメロ・スペシャルやジャイアントスイングで攻め立てていき、雪崩式フランケンシュタイナーやコーナートップから場外へカーベルスプラッシュで飛んで行くなど躍動。
HAYATOも土屋に必殺技のしまなみドライバーを放つが、これを返されるとライジング・ライジング(チキンウイングアームロックをかけた状態からコーナーを駆け上がり、足で相手の首を挟んで脳天からマットに突き刺す複合技)で3カウント。
自身初の王座戴冠となったカーベル伊藤はリング上でマイクを取ると「普段は全日本プロレスに上がってます!前回の全日本プロレス西条大会で全日本のリングに愛媛プロレスが上がりました。そのときに僕は思いました。愛媛プロレス、すげぇです!そんな素晴らしい団体に巡り会えたことが僕の財産であり、それをきっかけにチャンピオンベルトに挑戦も出来ました!なんと一発で取ってやったぜ!これからはこのベルトを持って全日本プロレスに上がります!愛媛プロレスの王者として全日本に上がり、このベルトの価値をそこで高めてきます!」と嬉しさを爆発させる。
試合後のインタビューでは、「初めてのベルトが愛媛プロレスのタッグベルト。これから色んなベルト獲りますけど、このベルトだけは忘れないと思います。愛媛プロレスのタッグチャンピオンが全日本プロレスのアジアタッグチャンピオンに挑戦!ベルトのブランドが上がるぜベイベー!」と、かねてから挑戦を熱望している全日本プロレスのアジアタッグ王座への想いを叫んだ。