【試合詳細】8・11 全日本プロレス後楽園ホール大会 丸藤正道&青柳優馬&宮原健斗vs谷口周平&石川修司&諏訪魔 杉浦貴&秋山準vs熊野準&野村直矢 和田拓也&佐藤光留vs阿部史典&野村卓矢

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『青木篤志追悼大会』
日程:2019年8月11日(日)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1813人(超満員札止め)

▼8人タッグマッチ 20分1本勝負
ブラック・タイガーVII/○ブラックめんそーれ/丸山敦/大森隆男
7分37秒 スネークスパイク→片エビ固め
フランシスコ・アキラ/●田村男児/青柳亮生/大森北斗

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
●SUSHI(フリー)/西村修(フリー)/渕正信
10分52秒 横回転エビ固め
井上雅央(フリー)/○ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/ヨシタツ(フリー)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○岡田佑介
6分48秒 フィッシャーマンバスター→体固め
●太田一平(フリー) with 平柳玄藩

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
ディラン・ジェイムス(フリー)/ボディガー(フリー)/○ゼウス
7分17秒 ジャックハマー→片エビ固め
岡林裕二(大日本)/●岩本煌史/ジェイク・リー

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[変態アルティメット]和田拓也(フリー)/○佐藤光留(パンクラスMISSION)
10分50秒 クロスヒールホールド
[アストロノーツ]●阿部史典(BASARA)/野村卓矢(大日本)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
杉浦貴(NOAH)/○秋山準
15分7秒 エクスプロイダー→体固め
●熊野準(NOAH)/野村直矢

▼6人タッグマッチ 60分1本勝負
丸藤正道(NOAH)/●青柳優馬/宮原健斗
22分26秒 ラストライド→体固め
谷口周平(NOAH)/石川修司/○諏訪魔

▼青木篤志追悼セレモニー

青木篤志さんの追悼興行に新旧NOAH戦士が集結!秋山&杉浦がタッグ結成!丸藤と宮原が対抗意識むき出しも意気投合?!谷口が天に捧げるアサルトポイント!

第1試合


 今年6月に亡くなった青木篤志さんの追悼大会。
 オープニングマッチの先発は大森と亮生でゴング。ロックアップでの押し込み合いから亮生がエルボーを連打していき、大森もチョップで対抗しヘッドロック。亮生はロープに振って行くが大森はショルダータックル。亮生もドロップキックでやり返しグラウンドでの袈裟固めの掛け合いからクリーンブレイク。両者タッチ。
 北斗と丸山となるとロックアップで組み合っていき、北斗がショルダータックル。丸山は「効いてねぇよ!」とアピールし北斗をカニバサミで倒してコーナーに振って突っ込むが、ここにアキラが入ってきて619でアシストし北斗が押さえる中でミサイルキックでアシスト。北斗は男児にタッチ。
 男児が突っ込んでいくと丸山はカニバサミから低空ドロップキック。めんそーれにタッチ。
 めんそーれは男児へサミングを狙うが男児はエルボーでやり返し、めんそーれのチョップと男児のエルボーの打ち合い。男児がボディスラムからロープに走るがめんそーれはドロップキックで迎撃。ブラックを呼び込むと二人で愚連隊コンビネーションも、めんそーれの低空ドロップキックがブラックに誤爆。激怒するブラックと平謝りのめんそーれだったが、気を取り直してもう一回。しかし今回もめんそーれのドロップキックがブラックに誤爆。男児はめんそーれにショルダータックルで一矢報い、若手軍が全員で飛び出していってトレイン攻撃。ここになぜかブラックも加わって5人でトレイン攻撃を見舞っていき、大森がカットに入るとなぜかブラックが大森を排除。
 場外のベテラン軍へアキラがトペ・コンヒーロで飛んでいき、男児がダイビングショルダー。さらにバックスライドなどで勝利を狙いに行くが、めんそーれのトラースキックが顎先にクリーンヒット。めんそーれはそのままコーナーへ駆け上りスネークスパイクを突き立てると3カウントを奪った。

<試合後コメント>
大森隆男&丸山敦&ブラック・タイガーVII&ブラックめんそーれ
丸山「どうなってるんですか!チームワーク、チームワーク!」
タイガー「久し振りに青木くんのおかげではぐれEvolution軍の一員として呼ばれて。次は丸山と組んで世界最強タッグ」
大森「なに勝手なこと言ってるんだ。丸山はめんそ~れとタッグリーグに出て、いいとこまで行ってがんばってるのに、かきまわされても困るんだよ」
丸山「でも勝ちましたよ!」
大森「結果論だろう、それ!」
タイガー「結果論でもいいんだ。おれたちは丸山と俺で最強タッグに出る。最強タッグ出場だ。ブラックタイガーⅦがまた来るぞ。いやぁいいチームだ。令和のフォー・ホースメンで行こうじゃないか」
丸山「4人で戦いましょう。2人じゃ無理だから4人で」

第2試合


 井上と渕でゴングが鳴ると、ロックアップからコーナーへ押し込み合い渕のサミングには歓声が、井上のサミングにはブーイングが上がる。井上がコブラクラッチからのレッグスイープ、渕がドロップキックとやり合うと両者タッチ。
 ヨシタツと西村のマッチアップとなるとヨシタツが西村を場外に放り出して場外戦へ。
 リングに戻ると西村はエルボーで打ち据えていき、ヨシタツもエルボーで対抗。ヨシタツが走ると西村は従事ロープワークからコブラツイスト。ヨシタツは腰投げで切り返してウルティモにタッチ。
 ウルティモは西村にミドルキックを連打し、ロープに振ってバックエルボー。両者は正面からエルボーで打ち合い、西村がコーナーに押し込んでウルティモにタッチ。出番のないSUSHIは不満げに声を上げる。
 渕はウルティモをロープに振ってドロップキックもウルティモはこれを回避。大ブーイングの中、ウルティモはラ・マヒストラルを狙うが、出番のないまま終わりそうだったSUSHIが必死のカット。渕はレフリーの目を盗んでグーパンチを入れ、激しくタッチを求めるSUSHIを無視してウルティモにボディスラム。渕はSUSHIにタッチをしようとするが、激しい渕コールが起きるともう一回ボディスラム。SUSHIが地団駄を踏んでタッチを求めるが、激しい渕コール。しかしSUSHIは自らSUSHIコールに塗り替えるとタッチを受けて出陣。

 SUSHIはウルティモにスワンダイブ式の攻撃を狙っていくが、足を滑らせてリング内に落下。ウルティモが回転足4の字で固めると渕がカット。ウルティモがSUSHIを引き起こすとSUSHIはTEKKAMAKIを狙うが、これをジャンプで飛び越えたウルティモが伝家の宝刀ラ・マヒストラルでSUSHIから3カウントを奪った。

<試合後コメント>
SUSHI
「せっかく青木さんにイイトコ見せようと思って来たのが間違いだったかな。青木さんが望んでいる俺のエエのはこうかな?わからん。だって今日ノレたもん。ノレてイケると思ったら足がすべった。絶対に青木さんが足を引っ張ったんやろ。クソー!でも今日は青木さんとお客さんに喜んでもらおうと思って来たんで、青木さんが喜んでいたら試合は負けちゃったけどしょうがない。また頑張ります。でも青木さんはずっと心の中にいるから。たぶんみんなの心の中にもいるから。ありがとうございました」

第3試合


 プロレスのリングに上がるのは10年ぶりだという太田一平が平柳玄藩を伴って入場し、ボディビルで鍛えられた見事な肉体を披露すると会場からは感嘆の声が上がる。
 太田と岡田が両手でしっかりと握手を交わしてからゴング。ロックアップでの押し込み合いから太田が離れ際にチョップを見舞うと岡田も打ち返していき、両者ノータイムでバチバチと打ち合っていく。岡田がこれに打ち勝つと太田は膝をつくが、続けてエルボー合戦。太田は「10年ぶりだぞ!ちょっとは手加減しろや!」と叫んで連打していき、ランニングエルボー。そして「数えてくれ!青木さんの年齢まで回す!」と観客のカウントとともにエアプレーンスピンで41回転回し切ってからバックフリップ。
 そして太田は岡田をコーナーに振って突撃するが、岡田はラリアットで迎え撃ち、さらにドロップキック。続けてフィッシャーマンバスターを狙っていくが、太田がこらえると、太田が地に這うまでヘッドバッドを連打してからのフィッシャーマンバスターで叩きつけ3カウント。

 岡田は倒れ伏す太田の前で正座をすると深々と礼。太田も同じく正座して礼で応えると、岡田は人差し指を突き立て再戦を提案し、握手を求める。太田は岡田の手をしっかりと握り返すものの苦笑しながら顔の前で手を横に振り、再戦の可能性は濁す。

 そして岡田はセコンドの平柳とも両手でしっかりと握手を交わして再戦を求めるが、平柳は両手でその手を取りながら岡田に言葉をかけた。

<試合後コメント>

太田一平&平柳玄藩
太田「あぁ~!プロレスラー、強ッ!ひぇ~強い!」
平柳「おつかれ太田ァ!(拍手)」
太田「プロレスラー、強いですね。ボディビルで体は鍛えてるんですけど、話にならない」

――久々の試合はどうでしたか
太田「楽しかったです!気持ちよかったんで、これで青木さんにも気持ちよく休んでくれたらって思うんで」
平柳「情けねえんだよォ!さっきから言ってることがよォ!なっさけねぇ~なぁ~コイツぅ~」
太田「青木さんも喜んでると思いますよ、平柳さん来てくれて(笑)」
平柳「へへっ(笑)」

――改めて、同日デビューの青木さんへの想いは
太田「とにかく残念しか無いですね」
平柳「ガツンと言ってやれオゥ」
太田「思うんだけど、個人のアレだけど、青木さん、場所が違ったなって。リングの上だったらまだ良かったけど。……いや、早いよ。青木さんの入場曲をミックスしてもらったんですけど、青木さんの曲がかかってちょっと泣きそうになりましたね。入場前にうるうるしちゃったけど、今日はこういうことだったんで試合でということでした。ありがとうございました」

――平柳さんはどうでしょう
平柳「まあね、こんなね、試合もしてないセコンドが、ヨカタがペラペラ喋るもんじゃない。ヨカタはベラベラ喋るもんじゃないです(笑)おうおう、まあ一つだけ。『青木さん、またね』って感じで。以上です」

岡田佑介
「まず8月11日、この青木さんの追悼大会。いろんな感情がこみ上がって自分でもどんな言葉にしたらいいか、正直出てこないけど。でもやっぱり俺は青木さんに、青木篤志に育てられた岡田佑介です。そのプロレスラー、岡田佑介の心の中にはいつでも青木さんがいます。いま青木さんと同期やった太田一平さんとシングルマッチをやった。勝った。でも青木さんの心の中で「ショッペーよ」って言ってるかもしれない(苦笑)。でもそれでも俺は青木さんに教わってきたプロレスで太田一平さんに勝ちました。
そして俺がもっと倒さなきゃいけないプロレス界の強豪というのはもっと山のようにいます。その中にはもちろん青木さんもいました。でももう青木さんはいない。じゃあどうしていくか。俺はどうしたらいいか?それは俺が青木さんの魂を、魂を持ってあのリング上で戦い続けること。おれはそうやと思ってます。なんで今日の追悼大会に関しては7月18日はもっとみんな悲しい感じで終わったかも知れないけど、今日はハッピーな感じで終わりましょう。だから今日は俺もこれからの試合を青木さんの解説付きで見たいと思います。ありがとうございました」

第4試合


 先発はゼウスとジェイクでゴング。ロックアップでじっくりと力比べ、さらにエルボー合戦からジェイクがフロントハイキックを叩き込むとゼウスも即座にショルダータックルで反撃。一旦離れてからロックアップも、ゼウスが押し込んでディランにタッチ。ジェイクも岡林へタッチ。
 ディランと岡林は正面から凄まじい音を立てながらショルダータックルでぶつかり合い、正面から強烈な逆水平の応酬。さらにショルダータックルでぶつかり合い、今度はラリアットでの力比べ、正面から打ち合っていき、岡林が串刺しラリアットからブレーンバスター。しかしディランも即座に起き上がってラリアットを叩き込みボディガーにタッチ。
 ボディガーは岡林にマシンガンラリアット、首投げからダイビングエルボードロップと畳み掛けてバックドロップを狙う。これを耐えた岡林がラリアットを放ち、ボディガーをボディスラムで投げきってみせる。岩本にタッチ。
 岩本はボディガーに串刺しエルボーからショルダータックル。ボディガーが倒れず耐えると岩本は何度もぶつかっていくが、ボディガーはショルダータックル一発でなぎ倒してゼウスにタッチ。
 ゼウスは岩本に串刺しラリアットからベアハッグスープレックス。さらにチョークスラムを狙っていくが、ここへジェイクが救出に入りニーリフト。岡林も交えて3人でトレイン攻撃を見舞っていき、岩本がゼウスへジャーマンスープレックス。これをボディガーにカットされると岩本は孤高の芸術を狙っていくが、これをこらえたゼウスがジャックハマーを狙う。これを耐えた岩本はレッグロールクラッチでフォールを狙うが、キックアウトしたゼウスがラリアット。フォールに入るがジェイクがカット。ディランがジェイクを排除している間にゼウスがチョークスラム、ジャックハマーと大技連発で畳み掛けて3カウント。

<試合後コメント>
ゼウス&ディラン・ジェイムス
ゼウス「今日は青木さんの追悼興行ということで天から見守ってくださる青木さん、今日お越しいただいたファンの皆さん。今日お会いした青木さんのご家族のため全力でファイトしました。ありがとうございました」
ディラン「アオキサん!今どこにいるんだい?さみしいよ。みんなが愛してる。今日はアオキサンのためにみんなが集まった。またいつか会おう、マイ・ブラザー!」

第5試合


 4人それぞれ握手を交わしてクリーンファイトを誓い、光留と阿部でゴング。
 光留が掌底でジリジリと距離を削っていき、阿部の顎先をかすめて阿部が膝をつくと光留はアキレス腱固め。阿部がなんとかロープへ辿り着き両者タッチ。
 野村と和田は即座に組み合っていき、和田がグラウンドに引き込んで肩固めを狙う。野村が下から和田の足を狙うと、和田は逆にアキレス腱固めに入るが、野村が下からのヒザ従事を狙っていく。両者足が絡み合ったまま掌底で顔面を打ち合っていき、スタンディング状態になると和田がヘッドバッド。野村が怯むとヒザに絡みつき、野村が膝に手をやるとその腕を取って腕十字、三角絞め。野村はこれを持ち上げてバスターし、阿部にタッチ。
 阿部は和田にヘッドバッド。すると和田はエルボー連打で応え、両者首を取り合ってグラウンドへ。和田が上を取り持ち上げてノーザンライトスープレックス。さらに和田はバックマウントを取ろうとするが阿部が下からアンクルロック。和田は手で跳ねていき光留にタッチ。阿部も野村へタッチ。
 光留は低空タックルで組付き野村からテイクダウンを奪うとアームロックを狙うが、野村がマウントを取り返すと上から掌底でパウンド。光留が亀になるとベリートゥバックで叩きつけ、グラウンドでスリーパーホールド。光留がブレイクすると野村は阿部にタッチ。
 阿部は光留とのバックの取り合いを制してベリートゥバックで叩きつけるとフェイスロックに入るが、光留が強引に叩きつけて水車落とし。和田にタッチ。

 和田はステップキックからジャンピングパイルドライバー、さらに胴締めスリーパーに入るが阿部が和田の足首を取って捻り上げる。和田のクラッチが緩むと阿部は張っていこうとするが、和田がその腕を取って腕十字。阿部がロープを掴むと中央に引き戻してベリートゥバック。和田は体固めに入るが、阿部が下からチキンウイングアームロック。和田がロープブレイクすると阿部は追撃を狙うが、和田が飛びついてDDTから胴絞フロントネックロック。阿部が体勢を変えると左腕を足で固定した上で右腕を腕固め。阿部が足を伸ばしてブレイクすると光留にタッチ。
 光留は阿部に首相撲から小刻みに膝を入れていくが、これをキャッチした阿部がドラゴンスクリュー。足を離さずそのままアンクルロックに入り、光留が片足で立ち上がるとバックを取ってベリートゥバック。さらに回転浄土宗から伊良部パンチをクリーンヒットさせ、澤宗紀直伝のお卍固め。しかし光留は下から胴に絡められた阿部の右足を取るとヒールホールド。阿部が左足で光留の顔面を狙うと、光留はその足もキャッチしてクロスヒールホールド。万事休すの阿部はたまらずギブアップ。

<試合後コメント>
佐藤光留&和田拓也
佐藤「だから阿部は嫌いなんだよ。つけてないじゃないか、グローブを!」
和田「でも2連勝だよ、2連勝」
佐藤「2連勝に免じて許してやりますよ。阿部、この野郎。なんかこう、二日くらいやりたいですよね」
和田「二試合じゃ足りないね」
佐藤「10分で。あいつが弱いからギブアップしちゃうんだよ」
和田「せっかくノアとかいるんだから連れてくればいいんだよ。相手がいないんだから」
佐藤「地獄の試合を思い知らせてやる」
和田「誰も受けてくれないと思うけど。俺らがこんなの(OFグローブ)付けてたら」
佐藤「挑戦者募集中ですよ」
和田「対抗戦とか大好きだから、いつでも受けるから」
――和田選手にとっても充実した試合ができたのではないでしょうか?
和田「今日も青木がいるから。どこかで見てるんで。まぁいい動きができたかなと思います」
――青木選手が言っていた強いジュニアを見せられた試合だったかと思いますが?
佐藤「かたちとして強そうなだけであって、強いって別にその時強く見えるだけじゃないから。青木さん。そんなこと言わないよ。そんな浅い人間じゃないから。めんどくささは深海級よ。・・・笑い過ぎよ、みんな。身に覚えがあるんでしょう?ほんとそうだから。それでも佐藤光留。和田拓也。変態アブソリュートとやりたいというヤツが来たらそれが強さだよ。自分たちで地獄の業火に足先から入れるか、頭から飛び込めるか。それが強さだから」

和田「そんな勇者が現れるかわからないけど、楽しみにしてるよ」
佐藤「こわいこわいこわい。この空気、感じたことあるなぁ」
――今日の対戦相手ふたりはその地獄の業火に自ら飛び込んで来そうですが?
佐藤「意外と熱く無かったですねって言いそうな気がする(笑)。ありがとうございました!」

阿部史典
――今日の試合は願ったり叶ったりの相手ではなかったかと思いますが?
「そうですね。ハードヒットに自分と野村は上がり続けていて、そういう戦いをものすごく好きで、考えは共鳴というか同じだと思うので、そういう異色の試合が後楽園でできたのも嬉しかったです。それも青木さんがくれたチャンスというか。それが青木さんが好きだったプロレスのひとつなんで。そうするしかないなというのは4人がリングに立った瞬間、わかっていたことでした。カードが決まった時点からわかっていましたね。お客さんが湧いていたのもうれしかったです。ああいうのってどんな反応になるかわからないじゃないですか。だからドキドキしました」

――全日本プロレス出場も久し振りだったかと思います。会場からは「阿部ちゃん!」という声もかなりありました。
「あれは嬉しかったです。そうとう久し振りで、それで覚えてもらえていたのは嬉しかったです。強くなった姿を見せたかったんですけど負けちゃったんでね。青木さんとかああいう人たちは一番は勝ちにこだわる。自分も本当に共感しているんで、負けたのでそれは見せられていないと思いますね。
相手がグローブをつけて来たのにはビックリしましたね。でもやったことがないわけじゃないので。自分と野村は経験が豊富な方というか、面喰らったのは一瞬でしたね。「あぁそう来る?」というくらいでしたね。でもワクワクはしました。和田さんとガッチリとした絡みは初めてでした。全日本の人たちから見たらきゃしゃですけど強いです。威圧感とか。上になれないですね。メチャクチャ強いです」

――阿部選手もドラゴン・スクリューで沸かせていました
「ああいう試合の中でプロレスの代表的な技が出るのが好きで。ドロップキックとかジャーマンとか」

――伊良部パンチも全日本では初めて成功しましたね。
「確かにそうですね。あれから比較的当たる様になっていたんですけど、全日本では当たったことなかったですからね。成長ですね。負けましたけどね。ただカットプレーとかそういう戦いはしたくなかったので、極力カットプレーにはいかないという。それは4人ともうわかっていたので」

――それでは青木選手についてもお願いします。
「スポルティーバ所属の時に全日本さんに上がり始めた時に知り合って。団体では見ないでその場で頑張っている若者として見てくれて、本当に丁寧に受け身とかもそうですし、メシも連れて行ってくれて。ジャケットももらったりして、感謝しかないですね。あんな凄い選手なのに差別をしないというか。だから本当に大好きでしたね。ほめてもらったことは一度もなかったんでほめられたかったですね。でも今思えばほめられていないくらいで良かったのかもしれないですけど。本当に偉大でした。青木さんの腕攻めをマネしたりとかしました」

――青木さんの言葉で忘れられないものはありますか?
「でも本当に怒らない人なんで。どんなことをやっても「やりたいようにやれよ」って言われたのが本当に励みでした。やっぱいろいろしがらみがある中で「やりたいようにやれよ」って言ってくれる人というか。器ですよね。マジでカッコイイなぁしか無かったですね。全部含めてカッコイイ。ジュニアを代表する人ですし、ジュニアでもヘビーに対抗できるし、なんでもできる。格闘色が強いのもできるし。なれないでしょうけど、本当に憧れですよね。僕の中で本当に重要な人ですよ」

第6試合


 杉浦と野村でゴングが鳴ると、腕の取り合いからグラウンドでの首の取り合いからヘッドロックとオーソドックスな序盤戦を展開。一旦クリーンに離れてから杉浦がエルボーを放っていくが、野村はドロップキック。再び組み合って手4つも野村が押し込んで熊野にタッチ。
 熊野が出てくると杉浦は秋山を見やり、秋山もニヤリと笑うとタッチ。
 熊野と秋山はロックアップから押し込み合い、熊野が離れ際に秋山の頭をなでて挑発。秋山が激怒してエルボーで返すと熊野も返していき打ち合いに。熊野がフロントネックロックに捕らえるも秋山はロープに押し込み、離れ際に頬を優しく撫でる挑発返し。その後グラウンドでのバックマウントの取り合いとなり、コーナーまでもつれこんでブレイク。秋山は離れ際にヘッドバッドを見舞い、熊野がエルボーを連打してくると膝を入れて腕を固めながら杉浦にタッチ。
 杉浦は熊野にアームロック。熊野が逃れられずにいると野村がカット。杉浦が野村と正面から睨み合いエルボーの打ち合い。杉浦が野村を場外に放り出すと、秋山も熊野を場外に放り出していたぶり、全員入り乱れての乱闘に。
 秋山が熊野をリングに戻すと、鉄柱を使った腕固め。杉浦はストンピング連打から秋山にタッチ。
 秋山は熊野に逆エビ固め。熊野がブレイクすると杉浦にタッチ。
 杉浦と熊野はエルボーでバチバチと打ち合い、粘って耐えた熊野がバックドロップで叩きつけ野村にタッチ。
 野村は杉浦にドロップキック、さらに杉浦のフロントハイキックをかわしてショルダータックル、ノーザンライトスープレックス。これを返されるとロープに振っていき、杉浦は野村の追走エルボーをかわしキチンシンクで迎え撃ち秋山にタッチ。
 秋山は野村にランニングニーからエクスプロイダーを狙っていくが、振り払った野村が走ってスピアー。熊野にタッチ。
 熊野は秋山にエルボー連打からラリアット。さらに走るが秋山がジャンピングニーでカウンターし、ランニングニー、エクスプロイダーと畳み掛けるがすべてカウントは2。再びエクスプロイダーを狙う秋山に対し熊野はブレーンバスターで切り返しアルゼンチン・バックブリーカーを狙っていくが、秋山が万力のようなヘッドロックでこれを耐え、ここに杉浦が突っ込んできてフロントハイキックでコーナーまで吹き飛ばす。そして秋山が串刺しランニングニーを叩き込み、胴絞フロントネックロック。ここに熊野がカットに来るが、杉浦が捕縛して羽折固め。野村がギブアップしないと見るや体固めに移行もカウントは2。秋山はランニングニーから熊野の頭を掴んで小刻みにニーバッドを連打。さらに正面からランニングにーを叩き込み、頭頂部から落とすエクスプロイダーでトドメを刺した。

 試合後、秋山は野村に握手を求め、野村は応じるものの杉浦が差し出した右手は叩いて拒否。杉浦が苦笑いする中、秋山は倒れ伏す熊野を助け起こそうとするが、熊野はまだ抵抗の意志を残して秋山にすがりつくが力尽きてそのままダウン。融和ムードを見せたベテラン勢に若手勢が対抗心をむき出しにした形となった。
 
<試合後コメント>
秋山準&杉浦貴
――青木さんの追悼大会ということで久し振りに同じコーナーに立ちました。組んでみていかがでしたか?
秋山「いえいえ、何も。自分のことをやっていればそれでいいだけで。杉浦選手、丸藤選手もそうだけど、俺からもう何も言うことはない選手。俺は勝手に動いていただけで。去年の丸藤選手の20周年記念大会では(杉浦と)向かい合い、その時は(タッグパートナーとして)青木が隣にいて。これも青木は姿は無くなったけれど、青木の気持ちというか、こういう動きになったと思うし。この後(どうなるか)は全然わからないけれど、青木に感謝して。ありがとうございました」
杉浦「いやもう組むことはないと思っていたけれど、青木が組ませてくれたのかもしれないし。この試合も見てくれて、青木が組んだことで喜んでくれたならそれはいいことじゃないですか」

――杉浦選手にとって青木さんはどういう存在でしたか?
杉浦「いやもう自衛隊のレスリングからの関係でずっとかわいい後輩でした。ノアを離れてからずっと話す機会がなかったんだけれど、またちょっと絡んだりして、またゆっくり話せるかなぁと思ったちょうど矢先だったんでね。もっともっといっぱい話したかった」

――野村選手の感触はいかがでしたか?
杉浦「元気でいいですね。ああいう若い選手がどんどん出てこないと」

――秋山選手は熊野選手はいかがでしたか?
秋山「一所懸命・・・彼がデビューするかしないかくらいで(ノアを)僕が出たんで、当たることも初めてで。いまノアでどれくらいの位置にいるか分らないけれど、これを機会に、このチャンスを青木にもらってここまで上がってきたんだから、ノアの中でもどんどん上に食らいついて行ってもらいたいなと思います。・・・すいません、普通の回答で(笑)」

第7試合


 試合前から丸藤は諏訪魔に詰め寄っていき、眼前まで迫って挑発。そのまま先発は諏訪魔と丸藤でゴング。
 ロックアップから押し込み合い、諏訪魔はクリーンブレイクするが、丸藤は諏訪魔のあごひげを軽く撫でてからチョップ。怒った諏訪魔は丸藤に突撃していくが、丸藤は流麗なグラウンドさばきでこれをいなしていきクリーンブレイク。しかし宮原がブラインドタッチで強制的に試合権利を得ると諏訪魔と対峙。宮原にはブーイングが飛び、宮原は拗ねたような表情。その間に諏訪魔は谷口にタッチ。
 宮原と谷口はロックアップから押し込み合い、宮原が離れ際に一撃入れると場内は大ブーイング。ロックアップからヘッドロック、ショルダータックルのオーソドックスな序盤戦から宮原がフロントハイキックを放つが、谷口が回避して丸藤に誤爆。場内はこの日一番のブーイングと健斗コールが響き渡る。宮原と丸藤の間に不穏な空気が流れるが、試合権利は青柳に映る。
 青柳と諏訪魔のマッチアップとなり、青柳が何度もショルダータックルでぶつかっていき、倒れず耐えた石川がショルダータックル一発で青柳をなぎ倒す。しかし二発目はかわしてドロップキックで一矢報いると、宮原と丸藤が入ってきてトレイン攻撃を狙っていくが、丸藤と宮原の息が合わず、その間に石川がダブルラリアットで二人をなぎ倒し、青柳にはボディスラム。そのまま場外に蹴り出し、全員入り乱れて客席の奥深くまでなだれ込んでの乱闘に発展。
 リングに戻ると諏訪魔がチョップ、石川がエルボー、谷口がランニングバックエルボー、諏訪魔がラリアットからバックドロップ、石川が青柳のミサイルキックを耐えてのフットスタンプ、谷口が変形キャメルクラッチから青柳の打撃を受け止めてからのヘッドバッドとスピーディにタッチを回しながら青柳をいたぶっていくが、青柳がカウンターのドロップキックをクリーンヒットさせカムバック。
 赤コーナーでは丸藤が手をのばすが、これを宮原が蹴落として青柳からタッチを受ける。宮原は得意のドロップキックコンビネーションで谷口を倒すとコーナーに控える丸藤にアッカンベー。その隙に谷口がエルボー連打から串刺しラリアット、パワースラムと連撃し石川にタッチ。
 石川はダイビングフットスタンプ、宮原のブラックアウトを防御した上でのラリアット、さらにブレーンバスターを狙うが宮原が逆にブレーンバスターで投げきり、距離を取ってリズムを刻みながらブラックアウトの構えに入る。
 しかし、自軍コーナーから丸藤が手をのばし、勝手に試合権利を得てリングに飛び込んでいくと宮原は驚きと不満の入り混じった表情を浮かべながらも引き下がる。
 丸藤は石川相手にチョップ合戦を挑み、石川が体格を活かしてコーナーまで丸藤を追い詰めるが、丸藤はトラースキックのコンビネーションで石川をひるませロープに飛ぶ。しかし石川は十字ロープワークで丸藤の真横から強烈なぶちかまし。丸藤はリングの箸から羽島で吹き飛び、石川は諏訪魔にタッチ。
 諏訪魔はフライングショルダーからスロイダー。さらに「投げるぞオイッ!」とラストライドを狙うが、これをかわした丸藤がトラースキックから虎王。これを耐えきった諏訪魔がラリアットで一矢報いると、丸藤は軽傷のうちにタッチを求める。
 ここで宮原が手をのばすが、今度は青柳が宮原を蹴落としてタッチを受ける。しかし青柳は即座に「二人で行くぞ!」と蹴落としたばかりの宮原をリングに引っ張り込み、宮原に諏訪魔を押さえさせてダイビングクロスボディ。ここに石川と谷口が入ってくると丸藤も加勢し、石川と谷口をそれぞれコーナーに振ると、宮原と丸藤が同時にそれぞれへジャンピングニー。宮原と丸藤は顔を見合わせ、息が合うことを確認すると諏訪魔へ丸藤がトラースキック、宮原がフロントハイキックを同時に叩き込むコンビネーションを見せる。続けて青柳がジャーマンスープレックス。

 諏訪魔がブレーンバスターで対抗しようとすると青柳は後ろに着地。そこへ谷口が組み付くと、青木さんに捧げるアサルトポイント。諏訪魔と石川は青柳に境川、諏訪魔がスロイダー、石川がランニングニー、そして諏訪魔がラストライドの体勢へ。これをDDTで切り返した青柳はロックスターバスターを狙うが、諏訪魔が急角度バックドロップで切り返し、続けて満を持してのラストライド。諏訪魔が貫禄の勝利を収めた。

青木篤志追悼セレモニー


諏訪魔「青木!青木、聞いてるか。今日こんなに豪華な対戦カード組んでくれてありがとう。青木、いつも俺の大事な試合にセコンドに付いてくれて的確なアドバイスをしてくれる。すげぇ心強かったし、俺が暴走しても最後はいつもアイツがまとめてくれるんだよ。俺いつもアイツと遊んでた。バイク乗ったし、海も一緒に行った。ウイスキーだって一緒にすげぇ飲んだ。でももうそれをやることが出来ないんだよ……!(涙で声を詰まらせると会場から大諏訪魔コール)青木がこんな俺を見て『先輩しっかりしてくださいよ』ってアイツ絶対俺のこと怒るんだよ!(笑)だから俺は前を向いて生きていこうと思う!青木は全日本の若手をスゲェ指導してた。それプラス、ちょっと青木に言いたいんだけど、岡田が、あんなグリーンボーイだった岡田が、少したくましく見える!そして、佐藤に関しては、ちょっとたくましくなってんだよね(笑)ただね、これから全日本プロレス、みんなで青木が絶対納得するようなすごい熱い試合をする団体にね、みんなでしていくんで、みなさんこれからもね、見続けてください!よろしくお願いします!今日青木のために集まってくれたみなさん、ありがとうございます!青木!ありがとうッ!(大青木コール)じゃあみんな、選手のみんな、リングに上ってください!」

 全選手がリングに上がると、続けて青木さんの追悼セレモニーに移行。スクリーンで青木さんの来歴が語られたあとに秋山が挨拶。

秋山「今日は青木のためにありがとうございます。そして今日、青木のために集まってくれた。選手の皆さん、ありがとうございます。青木の身体は無くなりましたが、青木が教えてきた選手もたくさん今活躍してくれています。青木の志はずっと生き続けていくと思います。青木、ありがとう!今日はどうもありがとうございました!」

 その後、青木さんの追悼のために10カウントゴングが鳴らされ、選手コールが為されるとこの日一番の声援と大量の紙テープが舞った。

 そして、全選手による記念撮影が行われ、その後はEvolutionの面々での記念撮影。
 会場スクリーンには青木さんの写真が映し出され、家路につく観客たちを見送った。

<試合後コメント>

諏訪魔&石川修司&谷口周平
諏訪魔「今日はこうやって青木の追悼はみんなで無事にやれたっていうのはアイツにとっても一番の手向けになったと思います。今日を境にね、ホントに安らかに眠ってもらいたいし、青木のことを胸に秘めて日々戦っていきたいと思います」
谷口「さっき諏訪魔も言ってたけど、よく青木に怒られたなって(笑)俺もしょっちゅう突っ込まれてた(笑)だけど、もう突っ込まれないようにね、試合していきたいと思いますね」
石川「僕ら、全盛期って言ってますけど、青木さんが亡くなった今、もう一回全盛期っていう気持ちを忘れずにもう一回リングに上って、全盛期を更新していくんで。天国から青木さんに見てもらって、恥ずかしくない闘いをしていきます。ありがとうございました」

――今回青木さんの追悼大会で多くの選手が集まりましたが、諏訪魔選手と谷口選手はレスリング時代のつながりがあります
諏訪魔「そうだよ。ねえ?練習相手で何回もやったよね」
谷口「合宿とかでも何回も練習も試合も」
諏訪魔「練習とかでもスゲェガツガツ来てたからね、面白いね」
石川「Evolutionっぽかったですね」
諏訪魔「そうだね。Evolutionな感じしたよね。またちょっと周平とはどこかで会いたいね。シュー平、シュー司、シュー……」
石川「関係ないじゃないですか(笑)」
諏訪魔「シューで繋がりでしょ(笑)」
谷口「ハッハッハ(笑)」
諏訪魔「青木に怒られちゃうね(笑)」
石川「これも青木さんが作ってくれた縁だと思うんで、またタイミングがあれば」
諏訪魔「面白かったね」
石川「今度は対戦してみたいっすね」
諏訪魔「おぉ~いいねぇ~。もっと面白いことやってきたいしさ。まあ、会社同士の事情とかそういうのもあるしね。あんまおっきいこと言わないよ。俺言っちゃうから(笑)言っちゃうからさぁ(笑)でもこれを機になんかやれたら面白いなあって単純に思いますね。丸藤選手ともやりたいしさ。まだまだやりたいしね。(周平は)丸藤選手のこと色々知ってそうだからさ。ちょっとまた色んな所でやってみたいね。NOAHという団体にも興味がかなりあります。ただ、色んな問題もありますから、そこはガッツリ言うと良くないんで(笑)またなんか縁があれば闘いたいです。なんかさぁ、改めて出会いを作ってくれた気がするなあ、青木が……」

宮原健斗&丸藤正道&青柳優馬
*先にコメントスペースに来ていた丸藤を指差し
宮原「丸藤正道と一緒にコメントはしないぞ。リング上では別だ。握手はできねぇ。俺も丸藤正道をひとりのライバルと思っているんだ。俺らのストーリーは続くんだ。(と言い残して控室へ)」
丸藤(握手のために出した手をそのままに)「・・・」
青柳「ありがとうございました」
丸藤「ノア来るか?」
青柳「今度にします(と言い残して控室へ)」
丸藤「お前もか。お前もそういうヤツか」
――むかし青木選手にタッグリーグのパートナー要請を断られて「人生で初めてフられたよ」とおっしゃってましたね
丸藤「そうだね。結構おれフラれフラれの人生かもしれないな。でも青木のためにこれだけの人が集まって、むかし宮原健斗とも組んでリーグ線に出たりもしたけど、この全日本プロレスでの象徴になっていると思うし、心強いね。今日は特別だけど、またなにかあったら馳せ参じます」

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