DDT 1.18川口大会 スマスカvs.GSR、大石&旭vs.アントン&遠藤でインフォマーシャルマッチ

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さいたまスーパーアリーナへの道9
日時:2015年1月18日(日)
開場:12:30 開始:13:00
会場:埼玉・川口産業技術総合センター
観衆:295人(超満員)

▼第1試合 3WAYマッチ 30分1本勝負
○坂口征夫
5分33秒 串刺し式ヒザ蹴り→片エビ固め
●勝俣瞬馬
※もう一人はMIKAMI

▼第2試合 赤井沙希アイアンマン奪還壮行試合 30分1本勝負
○大鷲透/松永智充
9分8秒 赤井のハイキック→体固め
赤井沙希/●伊橋剛太

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○入江茂弘
6分20秒 鶴見亜門のスーパーキック→体固め
●DJニラ
※一度は決着がつくものの、GM裁定により試合は無かった事に

▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○竹下幸之介
11分25秒 ジャーマンスープレックスホールド
●平田一喜

▼第5試合 インフォマーシャルマッチ 30分1本勝負
○大石真翔/旭志織
8分33秒 サボテンの花→エビ固め
●アントーニオ本多/遠藤哲哉
【対象商品】プ女子百景(小学館集英社プロダクション刊)

▼第6試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○KUDO/マサ高梨
11分50秒 ダイビング・ダブルニードロップ→体固め
石井慧介/●高尾蒼馬

▼第7試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○HARASHIMA/ヤス・ウラノ/彰人
16分15秒 蒼魔刀→体固め
飯伏幸太/佐々木大輔/●宮武俊

HARASHIMAvs.飯伏の前哨戦は試合でHARASHIMA、じゃんけんで飯伏の勝ち!?
セーラー服姿の大石&旭があの表紙を再現!伊橋とニラで初代ダーク王を決めることに

オープニング

2015-1-18DDT川口_オープニングまずは鶴見亜門GMがリングに上がり、出場予定だった高木三四郎が高熱のため大事をとって急遽欠場になったことと、一部カードが変更になったことを報告。そしてインフォーマシャルマッチを行う大石&旭が入ってきて、旭が「いまさらだとは思いますけど、ちょっと言いたいです。最初のオファーでセーラー服なんて聞いてないです! スケジュールは空いてますかって言われて、大丈夫ですって言っただけです」と抗議するが、GMは「で、何なんですか?」と相手にしない。
旭「来月、36(歳)と37になるんですよ」
GM「だから?」
旭「だいぶ辛いと思うんですけど……」
GM「大丈夫ですよ〜。みんなキャーって言ってくれますよ」

GMの言葉を聞いて一気に沸き上がる観客。そこで“DDTのお客さんはデキるお客さん”であることを証明するため声援の練習をすることに。女子高生っぽいポーズをムチャぶりされた旭は両手で顔を挟むローラポーズを披露するが、GMは「ダメ、ダメ、ダメ、ダメ! 旭、お前がダメ! 何なんだよ、その貧困なイメージは? だから九産大出身はダメなんだよねぁ。もっとないのかよ、女子高生っぽいポーズ! 躍動感に溢れる、もう人生が楽しくてしょうがいないみたいなポーズ出来ないのか? 40近くなると、そんなポーズはもう出来ないか?」と痛烈なダメ出し。
そこで100%全力の女子高生っぽいポーズを披露して、ようやく大歓声を浴びた旭だったが、精神的に大きなダメージを負ってしまう。それでももう一度気合いを入れ直し、女子高生っぽく「ハイ! DDT川口大会始まるよ〜」とオープニングコール。

第1試合

2015-1-18DDT川口_第1試合高木の欠場によりMIKAMIを加えた3WAYマッチに変更された第1試合。勝俣は両先輩に握手を求めるが、応じてもらえず。試合が始まると、シレッとMIKAMIと坂口に譲って場外に出た勝俣。
するとコーナーに登った勝俣は組み合うMIKAMIと坂口に向かってミサイルキックを発射。怒ったMIKAMIは勝俣にセントーンを落とすと、リバースのインディアンデスロック。だが、坂口がMIKAMIをミドルキックで吹っ飛ばすと、勝俣にもミドルキック。

勝俣の胸を蹴り上げていった坂口は、リングに戻ろうとしたMIKAMIをフロントキックで場外に蹴落とす。勝俣もハイキックをかわしてドロップキックを返すと、坂口とエルボー合戦。そこから蹴ってきた坂口をイグチボムで叩き付けた勝俣だが、MIKAMIが入ってきてデュランダル。
そのまま2人まとめてカバーしたMIKAMIだが、カウントは2。走り込んできたMIKAMIに坂口と勝俣はダブルのドロップキックで迎撃。坂口はすぐに勝俣をスリーパーに捉えていくが、そこにMIKAMIがミッキーブーメラン。

MIKAMIはスワントーンボムを投下するが、勝俣がかわしていくと、待っていた坂口がミドルキック。勝俣は坂口を首固め、スクールボーイと連続で丸め込むが、カウント2で返した坂口はカサドーラを狙った勝俣をコーナーに押し込むと、腹パンを叩き込んでから対角線にホイップしてランニング串刺しニーを叩き込んで3カウント。

第2試合

2015-1-18DDT川口_第2試合高木の欠場により“美女と野獣タッグ”となった赤井と伊橋。伊橋はストレッチする赤井の背後からいやらしい視線で見つめる。大鷲には川口のファンからそこそこの数の紙テープが飛んだ。
伊橋は「沙〜希ちゃん、沙〜希ちゃん、今日一緒の試合だね。そしてさいたまスーパーアリーナでも一緒の試合だねぇ。沙希ちゃん、僕はねアッカが来ようが、アジャが来ようが、僕が守ってあげるよ。そして今日はこの黒豚とチビデブから守ってあげるからね。いいかない? じゃあ今日はよろしくね」と言いながら、シレッとコーナーに下がる。戸惑う赤井に「最終的に守るから」と言って先発を譲った伊橋に大鷲が奇襲攻撃。さらに赤井がロープに押し込んで張り手をお見舞い。

「来いよ」と挑発する大鷲にショルダータックルでぶつかっていく赤井だが、大鷲はビクともしない。赤井は大鷲に走るように言うが、大鷲は「こういうものは後輩が走るもんだ」と主張。赤井はそんな大鷲の腹の肉をつまみながら、怒って倒すとグラビア固め。
これに大興奮した伊橋に嫌悪感を抱きながら赤井がタッチをすると、伊橋は松永を場外に追いやってハンドスプリングを披露。失敗すると懲りずにもう1回披露した伊橋は、赤井と合体攻撃をやろうとするが、なかなか息が合わない。

松永が伊橋に張り手を見舞ってから赤井の顔面をロープに擦りつけていくと、伊橋は「ブーイングだ、ブーイング! ブー!」とやるが、観客は誰も同調しない。赤井は何とか大鷲にミドルキックを打っていくが、大鷲は余裕の表情。さらに松永がロープに飛ぶが、赤井は追走してフロントキックを叩き込むとウラカンホイップで投げて伊橋にタッチ。
タックルで松永と大鷲をなぎ倒した伊橋は、松永に体当たりしてからレッグラリアット。そして再び赤井を呼び込み、嫌がる赤井を掴んでダブルのフロントキックから手を取ってのダブルエルボードロップを落とす。

コーナーに登った伊橋はマッドスプラッシュを投下するが、これをかわした松永は大鷲と合体攻撃を狙う。これをダブルラリアットで迎撃した伊橋だが、大鷲はビッグブーツを返すと、松永とのダブルタックル。さらに松永がエルボードロップを落とすと、続いて大鷲がボディプレス。カウント2で赤井がカットするが、大鷲と松永は赤井にトレイン攻撃を狙う。この赤井の大ピンチに伊橋が飛び込んで来て「僕は死にましぇ〜ん!」と、『101回目のプロポーズ』での武田鉄矢ばりに大鷲の前に立ちはだかる。
体を張って赤井を守った伊橋は赤井に向かってキスをせがむが、キス顔の伊橋を嫌悪感丸出しの表情で見つめていた赤井はハイキックをお見舞い。KOされた伊橋を大鷲がカバーして3カウント。

それでも「僕は死にましぇ〜ん! あなたが…あなたが好きだから〜」とうわごとのように言う伊橋に、鶴見亜門GMが「伊橋、お前スゲーな。ホント、凄いわ(苦笑)。で、ちょっとお前に頼みがあるんだけど、さいたまスーパーアリーナ大会で、キング・オブ・ダークっていう新しいタイトルを創設することになったんだよ。そのタイトルを持っていると、ダークマッチにしか出られないっていう斬新で画期的で、歴史に名が残るぐらい凄いことなんだけども、初代チャンピオンはお前しかいないと思うんだよ! どうかな? 初代王者決定戦に出てもらえませんかね?」と打診する。

伊橋「あのさ、聞いていい?」
GM「なに?」
伊橋「そのキング・オーブ・ダーク王者になるとモテるのか?」
GM「そりゃモテるよー! 赤井さんがアイアンマンのチャンピオンになったとして、お前がキング・オブ・ダークのチャンピオンになるわけだろ。そしたらもうチャンピオンカップルじゃねぇかよ! イケるよ! イケるって!」
伊橋「チャンピオンカップルの誕生だな!」
GM「そういうことだよ!」
伊橋「よっしゃ〜。スーパーアリーナでスーパーカップルを作ってやるぜ〜。イエイ、カモーン」

伊橋がゴキゲンな様子でキング・オブ・ダーク初代王者決定戦への出場を承諾して引き上げていくとGMは「さいたまスーパーアリーナ大会で行われますキング・オブ・ダークの初代王者決定戦なんですけど、伊橋剛太の参戦が決定しました。そしてもう一人、DJニラ選手にも私は出てもらいたいと思うんですが、このあとDJニラvs.入江茂弘のシングルマッチがございます。さすがにDJニラ選手が入江選手に勝った場合…ダークに出てくれとか言いづらいところがありますんで、まあ大丈夫だとは思うんですけど、何とか入江茂弘選手に勝っていただきたいと思っています。皆さんも入江選手をどうぞ応援してください。よろしくお願いします」とGMという立場でありながら、まったく公平性を欠いた挨拶をして第3試合へ。

<試合後コメント>
伊橋剛太
「僕は沙希ちゃんとの愛を勝ち取るためにキング・オブ・ダーク初代王者になってみせる! 僕は死にましぇん! あなたが好きだから! 幸せにしゅるから! イエイカモン!」
ーーその髪型は武田鉄矢さんを意識してる?
「この髪型は行きつけの床屋にいつも通り刈ってくれって言ったら、いつも通りが違ったらしくて。どうやら前のいつも通りにされました。でも僕は死にましぇん」
ーーいつから赤井さんのことが好きだったんですか?
「もうずっとです。入ってきたときからずっとずっと見ていたんですよ」
ーー赤井さんのどこが好きなんですか?
「もう全部です。赤井さんのためなら死ねます…いや、死にましぇん。僕は死にましぇん」
ーー王者になるとダークマッチにしか出られないですけど、それでいいんですか?
「でも王者でしょ? 沙希たんがアイアンマンの王者で、俺がキング・オブ・ダークの王者だったら、ゴールデンカップルですよ。分かりますか、この意味が。ゴールデンカップルですよ。だから僕が王者になることが必要なんですよ。分かりますか?」

第3試合

2015-1-18DDT川口_第3試合ニラはコーナーに登ってアピール入江と同じコーナーに登って睨み付ける。GMの発言を聞いていたのか、勝つ気満々のニラは入江がいくら握手を求めても応じない。バックに回ったニラはとくに何をすることもなく一旦離れると、もう一度バックに回り、今度は入江の腕を取ってまるで力比べをするような体勢から、まるでヘッドロックをされているような体勢に。
入江がロープに飛ばすと、ニラはショルダータックルでぶつかっていくが、逆に倒されたニラ。パーカーの尻尾が取れてしまうと、その尻尾をポケットにしまったニラは入江の背後に回ってアゴをタプタプする。

「やめて!」と言いながら何とかロープに逃れた入江。するとニラはマットに寝転がってちょっとだけいびきをかきはじめる。「どうしたらいいんですか?」という入江に松井レフェリーも「どうしたらいいんだろうな」と言い返すしかない。控室に連れていこうとする入江の耳元でニラが何やら囁くと、入江は「ウ●コ漏れたって」。
松井レフェリーが「(話を)広げるな!」と入江の頭を叩いていくと、入江は泣きそうな顔でニラを引き起こそうとする。そこにニラはロケットパンチ3連発を放っていくが、入江はビクともしない。

「この世の終わりだ!」と後ずさりするニラを捕まえた入江は「亜門さん、終わらせますよ!」と言ってブレーンバスターで叩き付けるが、カウント2で返したニラ。さらに入江の串刺し攻撃を蹴りで迎撃したニラは、入江のヒザの上に乗っかってアゴをタプタプ。リングサイドまで賭けよっていったGMが「入江、絶対にギブアップするな!」と叫ぶが、入江が「ギブアップしそうです……」と嘆くと、GMがリングに乱入。アフロを松井レフェリーの頭に被せて視界を遮っておいて、ニラにビッグブーツをお見舞い。
そこを入江がカバーして3カウント奪って入江が勝利すると、GMは「入江君、見事な勝ちっぷりだったよ(笑)。ありがとう。ニラさん、ちょっとお願いがあるんですが、今度さいたまスーパーアリーナ大会でキング・オブ・ダークってい新しいタイトルが創設されることになっているんですよ。そのチャンピオンは持っている間ずーっとダークマッチにしか出続けられないっていう、すごい斬新で画期的で歴史的なタイトルなんですけど、その初代王者決定戦にニラさんに出てもらいたいと思っているんで、何とか出てもらえないですか?」と打診。

ニラは「なんだ? 俺はさいたまスーパーアリーナの確かアイアンマンバトルロイヤルに出ることになっているはずじゃ……」と確認するが、GMはそう発表されているが、キング・オブ・ダークの初代王者決定戦のほうに回ってほしいとお願いする。ニラは空いた枠に入江が入るのかとか、自分が抜けた枠に誰が入るんだとか尋ねるが、GMは「空く枠のことは考えないでください。そこはどうでもいいんで」とバッサリ。
「どうでもいいってどういうことだ! 話がいきなり過ぎて分からない……。入江茂弘vs.DJニラっていういまの試合は一切いらなかったのか? このやり取りだけあればよかったみたいな……」とまくしたてるニラに「何とかお願いします」とGMが頭を下げると、ニラは「お前、いま頭を下げたな。おめぇがそういう態度で物事をちゃんとするなら、お前に免じてそのキング・オブ・ダークサイド? そのキング・オブ・ダークマッチに参戦しますっていう体(てい)でやってもいいから」と快諾。

ニラから「お前の心意気に免じていまの試合はなかったことにしてやる!」と言われたGMが「じゃあなかったことにしようか? なかったことにします。なので、キング・オブ・ダークに出てもらいますか?」と言ったため、もう一度頭を下げるように要求したニラはGMの頭を触りながら「俺からのシャクティーパットだ」と言ってキング・オブ・ダーク初代王者決定戦への出場を宣言。最後は試合がなかったことになったため、入江も含めてノーサイドでアピールした。

第4試合

2015-1-18DDT川口_第4試合煽りVの中で竹下が「僕が好きな平田さんは若手通信の頃のバチバチとした闘いをしている平田さんなので引き出したいと思います」と語っているのを背後から聞いていた平田が、アイマスクを外して投げ捨てる様子が映し出された。

アイマスクをせずに入場した平田に向かってKO-Dタッグのベルトを掲げて睨み付けた竹下。ガッチリ握手を交わすと、まずはロックアップからグラウンドでの足の取り合いに。立ち上がった竹下が力比べを要求するが、平田はトーキックからショルダータックル。しかし倒れない竹下はリープフロッグ。
平田もジャンプして竹下をかわすとアームドラッグからドロップキック。ここで曲をリクエストしそうになった平田だが、どうにか思いとどまって竹下を踏みつける。スリーパーに捉えた平田だが、竹下はロープに逃れる。モンゴリアンチョップを見舞った平田はロープに飛ぶが、竹下はゼロ戦キックで迎撃。

シュミット流バックブリーカーからその場飛びムーンサルトを投下した竹下は、ブレーンバスターで投げていく。平田もエルボーを打っていくが、敢えて受け止めた竹下は逆水平チョップからウォール・オブ・タケシタへ。「俺の曲を……」と言いかけた平田だが、ここでもどうにか思いとどまって自力でロープに脱出。
コルバタで竹下を投げた平田はフェースクラッシャーからミサイルキック。さらに激しいエルボー合戦から竹下のラリアットをかわしてランニングエルボーでなぎ倒した平田だったが、突如マットを叩いた平田は「竹下! 俺の熱いギラギラした闘いは踊り込みなんだよ! 俺の曲をかけろ!」と叫ぶが、竹下はトラースキックでダンスを阻止。

カウント2で返した平田は何とか反撃するが、スタナーを踏ん張った竹下は低空ドラゴンスープレックスで投げると、ローリングラリアットからぶっこ抜きジャーマンの体勢。もう一度「俺の曲をかけろ!」と叫んだ平田だが、違うアレンジのあの曲が流れたため、平田は「何か違うー!」と絶叫。
それでも何とか踏ん張っていた平田だったが、最後は竹下がジャーマンで投げていって3カウント。試合後、マイクを持った平田は「俺は負けたけど、あの頃のバチバチとした試合が出来てすげー楽しかったよ。ありがとう。ただ! 負けたけど、踊りたいんですよ! ちょっと違ったから調子狂っちゃったけど、最後に踊っていいですか?」と言うと、ようやくちゃんとしたあの曲が流れ、平田は会心のダンスを踊ってみせた。

第5試合

2015-1-18DDT川口_第5試合久しぶりのインフォマーシャルマッチは小学館集英社プロダクションから発売されている『プ女子百景』という書籍が対象賞品。この試合に参戦する選手はセーラー服で試合をし、スクリーンに表示された技でしかフォールが認められないというルール。
ベーシックなセーラー服で登場した大石&旭に対し、アントン&遠藤はパステルカラーのセーラー服で入場。旭と遠藤はかなり照れた様子だが、爽やかに握手を交わして試合開始。最初に表示された技は「ゆりかもめ」。旭もアントンもいまいち掛け方が分からずお互いにタッチ。

すると「拝み渡り」が表示される。遠藤はトライするが、エプロンの旭が下からスカートの中を覗き込みと、恥ずかしがって転落してしまう。すかさず大石が拝み渡りからスイングDDTを決めてカバーするが、表示された技じゃないとフォールは認められない。続いて「ジャイアントスイング」が表示されると遠藤が回していき、アントンがカバーするがカウントは2。
「白目式腕固め」が表情されると、場内から「白目」コール。アントン、大石、遠藤、旭の順にトライしていくが、どうしても白目が出来ない。そこに「ボマイェ」が表示されると、旭がロープを掴んで背中を反らせる。大石から「もっと!」と言われ、滾りながら大きく背中を反らした旭がダッシュするが、遠藤はドロップキックで迎撃。逆に滾りながら背中を反らした遠藤がボマイェを発射。

その直後に「アックスボンバー」が表示され、アントンと大石がお互いに狙っている間に「ギロチンドロップ」が表示されると、アントンがハルクアップからビッグブーツ。そして耳に手を当てて歓声を煽ってからギロチンドロップを投下。カウント2で旭がカットすると、今度は「眉山」が表示される。
アントンが「私ごと投げなさい」と言うと、遠藤がアントンごと大石をジャーマンで投げようとするが、エプロンから旭が大石の手を掴んで阻止したため、遠藤はアントンだけを投げてしまう。ここで「サボテンの花」が表示されると、満を持して大石&旭がアントンに仕掛けようとするが、遠藤がスワンダイブ式エルボーアタックで阻止し、逆にサボテンの花を仕掛けようとする。

だが、遠藤が下になってしまったため、大石の上に乗ろうとしたアントンだったが、重たくて遠藤の上に落ちてしまう。すかさず旭が阿吽(=低空延髄蹴り)を叩き込んで遠藤を場外に追いやると、大石&旭がアントンにサボテンの花をズバリと決めて3カウント。
プ女子百景の著者広く。さんと一緒に記念撮影試合後、作者の広く。さんもリングに上がり、セーラー服姿の4選手と一緒に記念撮影。そして大石が「今日はプ女子百景のお陰で勝つことが出来ましたが、作者の広く。さんありがとうございました。この後の休憩、あたしたちそこのブースでバシバシ本を売るんで遊びにきてください! 休憩スタート!」と言うと、売店ブースで本やTシャツの売り子を買って出た。

第6試合

2015-1-18DDT川口_第6試合KUDOがショルダータックルで高尾を倒すが、すぐに起き上がった高尾。しかしKUDOはカニ挟みで倒すと、顔面への低空ドロップキック。高梨が場外に連れ出すとKUDOはトペを狙ったが、石井がジャンピングキックで迎撃。
ドリフはKUDOと高梨をエプロンに座らせると、場外からサンドイッチ・ドロップキック。リングに戻った石井はKUDOにドロップキック。だが、高梨が高尾をヘアーホイップで投げていくと顔面を踏みつける。

高尾がエルボーで反撃すると、背後から密かにKUDOがタッチして酒呑童子は連係攻撃。高尾にサッカーボールキックを叩き込んだKUDOは、高梨にタッチ。鼻をつまんで攻撃した高梨だが、高尾が高梨を場外に投げ捨てる。すると高梨は場外から高尾の足をすくって倒し、そこにKUDOが低空ドロップキック。
高梨の顔面掻きむしりからKUDOが逆立ちからのダブルニードロップを投下。エルボー合戦からニーリフトを叩き込んだKUDOだが、高尾はカウンターのドロップキックを返して石井にタッチ。フロントキックからドロップキック、サマーソルトドロップと決めていった石井。

KUDOがミドルキックを蹴っていくと、石井も投球フォームからのチョップを返す。しかしKUDOはキチンシンクからフィッシャーマンズ・スープレックス。コーナーに登ったKUDOだが、下からドロップキックを放った石井はコーナーに登って雪崩式ブレーンバスターを狙う。高梨が下からパワーボムで投げようようとするが、石井はウラカンホイップで切り返す。
ならばと高尾が倒立でコーナー上のKUDOに飛び付くが、高梨がカット。高梨と石井は丸め込み合戦。高尾がランニングエルボーでなぎ倒すと、そこからミサイルキックを発射。だが、高梨も高尾の串刺し攻撃をかわしてショルダーネックブリーカーで叩き付けると、KUDOがコーナーから垂直落下式のダイビング・ダブルニードロップを投下。

酒呑童子は合体攻撃を繰り出すが、KUDOの串刺し攻撃をかわした石井は背後からランニングニー。さらにジャーマンで投げ捨てると、高尾がバッククラッカー。その上から石井がダブルニードロップを投下。高梨もトラースキックを返していくが、蹴り脚をキャッチした石井はバックブリーカーで叩き付ける。
そこにKUDOが入ってきてバズソーキック。さらに高尾にも蹴りかかったKUDOだが、高尾はエルボーでブロックするとジントニックを狙う。これを逃れたKUDOは高尾のトラースキックをキャッチすると、バックスピンキックを叩き込み倒れた高尾にダイビング・ダブルニードロップを投下して3カウント。

第7試合

2015-1-18DDT川口_第7試合煽りVでは飯伏から口いっぱいにビスケットを食わされた宮武が何を言っているかさっぱり分からないアピール。一方のスマイルスカッシュはHARASHIMAがヤスをレクチャーしながらスマスカポーズの練習。
HARASHIMAはゴールデン☆ストームライダーズの3人と握手。するとHARASHIMAと飯伏がお互いに先発を買って出る。ロープにHARASHIMAを押し込んだ飯伏はクリーンブレイク。足を取りにいった飯伏だが、HARASHIMAはクロスヒールホールドを狙う。回転して逃れた飯伏はHARASHIMAのハイキックと水面蹴りをかわすとソバットからロープに飛ぶが、カニ挟みで倒したHARASHIMAはレッグドロップ。これをかわした飯伏は蹴っていくが、HARASHIMAもかわして睨み合いに。

そこで背後からヤスがタッチしてリングイン。飯伏も佐々木にタッチすると、ヤスは佐々木の髪の毛を掴んで殴りかかる。しかし佐々木はアームドラッグで投げていくと、宮武にタッチ。ダブルのアームホイップで投げると、宮武はエルボードロップを落としてから、自らの力こぶにキスしてのエルボードロップ。
ヤスのエルボーを受けてから逆水平チョップでなぎ倒した宮武に、ヤスはエルボーを連打してからナックルパート。さらに倒れたところで背中を蹴り飛ばす。続いて彰人がスイング式ネックブリーカーから逆水平チョップ。さらにHARASHIMAが足を思いきりあげてからストンピングを落とす。

宮武もエルボーで反撃するが、HARASHIMAはエルボー一発でなぎ倒す。さらに背中を蹴り飛ばしたHARASHIMAは彰人にタッチ。執拗にカバーする彰人だが、必死でキックアウトした宮武。しかしヤスがマンハッタンドロップから逆エビ固めに捉える。佐々木にツバを吐きかけ、カットに入ろうとした飯伏にはロープを蹴り上げての急所攻撃を見舞ったヤスは宮武をバックドロップで投げる。
宮武もカウンターエルボーからローリングエルボーを返すと、背後から攻撃してきた彰人をブレーンバスターで投げ、ヤスにはジャンピングエルボーを返して佐々木にタッチ。ダイビング・ラリアットを放った佐々木はコルバタでヤスを場外に投げると、飛ぼうとするが彰人が襲いかかる。しかし、彰人をかわしてトペを発射すると、飯伏も彰人を場外に追いやってから三角飛びケブラーダを発射。

リングに戻った佐々木がヤスにケブラドーラ・コンヒーロを決めると、そこに飯伏がスワンダイブ式フットスタンプ。しかし股下をくぐって逃げたヤスは低空ドロップキックを返して彰人にタッチ。低空ドロップキック、ニーリフト、エクスプロイダーと決めた彰人は串刺し攻撃を狙うが、エルボーで迎撃した佐々木はオクラホマロールからクロスフェース。
彰人もアンクルホールドで切り返すが、ロープに逃れた佐々木はカウンターのドロップキック。ここで両者タッチして再びHARASHIMAと飯伏がリングイン。エルボー合戦から飯伏がソバットを叩き込むが、HARASHIMAはリバースフランケンを返す。

これを着地した飯伏はその場飛びムーンサルトを投下してからコーナーに登るが、追いかけていったHARASHIMAは雪崩式ブレーンバスター。そのままロコモーションでもう一度持ち上げたHARASHIMAはファルコンアローで叩き付ける。立ち上がってきた飯伏をジョン・ウーでコーナーまで吹っ飛ばしたHARASHIMAは串刺し式蒼魔刀。
だが、キャッチした飯伏は対角線上のコーナーまでダッシュしてターンバックル・パワーボムで叩き付けていき、HARASHIMAは場外転落。15分が経過し、宮武が入ってくると、飯伏が宮武にトーキック。宮武も反射的に張り手を返すが、飯伏はグーパンチを叩き込むと、宮武を肩口に担ぎ上げ、やり投げでHARASHIMAに投げつける。

宮武は気合いの筋肉アピールからバックフリップで叩き付けると、串刺し式スピアーからハートアタック(=スピアー)を狙う。しかしニーリフトで迎撃したHARASHIMAは蒼魔刀を叩き込んで3カウント。

エンディング

飯伏に握手を求めるHARASHIMA腰にKO-D無差別級のベルトを巻いたHARASHIMAは「飯伏、さいたまスーパーアリーナまで1か月を切ったね。すごい楽しみにしてるからよろしく」と言って握手を求める。しばらく考えていた飯伏はスッと手を差し出すが、その手は“チョキ”。思わず場内からも「お〜」という声があがる。

笑顔で握手を求めていたHARASHIMAだが、勝手にじゃんけんをして勝ち、ガッツポーズをして帰っていった飯伏を見て表情を一変させると「えっと、これは握手で…パーじゃないですよ。こんなパー見たことありますか? ないでしょ! 僕、握手をしようとしただけ。仮にじゃんけんだとしても(飯伏は)後出しだから! 何年か前のじゃんけん大会で…」とまくし立てはじめたため、ヤスが「もういいから! じゃんけんはいいから! じゃんけん、どうでもいいから」と止めに入る。
2015-1-18DDT川口_エンディングようやく冷静になったHARASHIMAは「スミマセン、熱くなりました。さいたまスーパーアリーナまであと1か月を切りました。すぐだよね。その2月15日、さいたまスーパーアリーナ大会も必ず僕が勝ってベルトを防衛したいと思います」と挨拶すると、最後は「さいたまスーパーアリーナ大会、必ずベルトを防衛してやるさー!」「なんでー」「さいたまスーパーアリーナ大会、満員札止めにして大成功させてやるさー!」「なんでー」「じゃんけんしたって必ず勝ってやるさー!」「なんでー」「なんでかって、それは鍛えているからだー!」で締めくくった。

<試合後コメント>
スマイルスカッシュ
HARASHIMA「飯伏戦まで1か月切って、その前哨戦でまたいい感じで。まあ宮武がいたけど、僕らがガッチリ勝てたんで。この感じで突っ走っていきたいと思います。ウラノ君もねいい笑顔が自然に出来るようになったし」
ヤス「(笑)。まぁ流れに乗るっていうのは大事だよね。勝ち続けないと。じゃんけんとかでもね、負けたら……」
HARASHIMA「じゃんけんやったら僕、勝つけど。だってこんな(=握手するときに手)パーないよ!」
彰人「そうですよね」
ヤス「でも飯伏君うまいなと思いましたよ。流れに乗るためにあんなのでも……」
HARASHIMA「まあ自分のペースをね……」
ヤス「ペース乱されないようにしないと」
HARASHIMA「乱されてないよ! だ、大丈夫だよ。乱されたわけじゃないよ!」
ヤス「大人なんだから。試合勝ったんだから」
HARASHIMA「う、うん。この勢いで前哨戦まだあるけどクリアして、このさいたまスーパーアリーナ、いい感じで……」
ヤス「次の後楽園も飯伏君と当たるからそこも勝って」
HARASHIMA「うん。名古屋もあるかな。いい感じでいってます!」
ーー今日の飯伏選手はいかがでしたか?
HARASHIMA「やっぱり……途中、何か変なことやられた気がします。あぁ! 何か変なふうに投げ飛ばされた。ああいう危ないことやるんで、気を付けないといけないかなと思います。はい。よ、よく分からなかったです。気が付いたら場外にいました。平気でああいうことが出来る人間なんで、よりそこを警戒していきたいと思います」
ヤス「蒼魔刀も気を付けないと」
HARASHIMA「そうだね。キャッチされたらアレだったから……」
ヤス「怖いですね、やっぱり。飯伏幸太は何をするか分からない」
HARASHIMA「うん」
※ここでHARASHIMAとヤスは控室へ
彰人「もう後楽園ホールでの(EXTREME級の)防衛戦が来週で、それに向けてルールを考えてきました。う〜ん、まあ基本的には通常ルールなんですけど、ロープエスケープだけ無効にしようかなと。ロープエスケープはなしで。例えば僕がサブミッションを取ったとします。それで大石さんがロープに手を伸ばして掴んだとしても、それはエスケープではなく(試合が)続いているもんだとしてという感じで試合をやりたいなと思っています。まあ考えてもらえば分かると思うんですけど、ロープエスケープしてそのまま絞っていても反則カウントが取られないのは、ロープも自由に使っていいということにはなりますね。だからそれを逆手に取ってロープ使うのもいいし、普通にしてもいいし、とにかくもうサブミッションが決まり切ったら終わるからっていう試合をしたいなと思います」
ーーその試合形式は大石さんとだから、というのはありますか?
彰人「そうですね。やっぱり大石さんはサブミッションももちろんあるんですけど、3カウントを狙う技もあったりとかして、何か1個に絞ったりするとプロレスの幅が狭まってしまうので。だったら最大限に活かせることは何だろうと考えた結果、僕の中ではロープエスケープ無効ルールだったんで、それでやろうかなと思います」
ーー先日の大阪大会でのコメントで大石さんは「いまの彰人じゃ僕には勝てない」と。
彰人「うん、でもそれは大石さんは一緒に住んでいたときの僕しか、たぶん知らないんですよ。大石さんと離れてもう1年ぐらい経つんで。今までは大石さんの見ているところで成長してきたわけですけど、今はもう大石さんが見ていないところで成長していて。もちろんDDTで出さない引き出しもありますし、大石さんが知らない彰人っていうものがこの1年でだいぶあると思うんで、それを出せば勝てるだろうと思います」
ーー大石さんは「1年ぶりにリングの上で会話したい」って言ってました
彰人「うん、それは僕も同じ気持ちですね。やっぱり一緒に住んでて仲が良かったからこそ、リング上で『最近どうよ?』みたいな会話をして(笑)、しっかり勝ちたいなと思います」

ゴールデン☆ストームライダーズ
※煽りVのときと同様、ビスケットを食べながらコメントスペースに現れた宮武を見て
佐々木「オイ、宮武! お前がビスケットばっか食ってるから」
宮武「試合中、これを食べ過ぎたせいで体のキレがあまりよくなかったのが、今日の敗因ですかね?」
佐々木「足りないんじゃないのか? ビスケットが。オイ!」
※宮武の持ってる袋からビスケットを奪い取り、強引に宮武の口に押し込む
宮武「モゴモゴ…(※口いっぱいにビスケットを頬張っているため判読不能)」
飯伏「しゃべるな(と言って、ビスケットを宮武の口の中に押し込む)」
宮武「うぅ!(※嘔吐く)」
佐々木「お前、どうなりたいんだよ?」
宮武「もっと……ボガくて、バッコいい、ボァスラーになりたいべす」
佐々木「おおう」
宮武「ぼっとぶぼげでぼばぼばなボァスラーになりたいです。○×△□○×△□!」
※口からビスケットを飛び散らせながら何か言ってるがまったく判読不能。飯伏は落ちたビスケットの破片も拾って、それを宮武の口の中に押し込む
宮武「うぅ!(※嘔吐く)」
ーーなんでビスケットなんですか?
佐々木「なんでビスケットなんだよ?」
宮武「……ぼれじかだがっだからばす。消化吸収に、すごいガラダにびび○×△□……」
ーー宮武選手は初めてHARASHIMA選手と当たりましたが、どうでした?
宮武「○×△□○×△□○×△□○×△□○×△□○×△□……」
佐々木「お前、ふざけてんだろ?」
宮武「びや、ド真面目ぼす」
ーー飯伏さん、HARASHIMA戦まであと1か月を切りましたが
飯伏「そうですね、最後ジャンケンで勝ったのでこのまままた勝って、スーパーアリーナも勝ちたいと思います」
ーー宮武選手、DDTのメインを務めましたが、いかがでした?
宮武「やばり、ぎんちょうばんを持って○×△□○×△□……」
ーーすみません、よく分からなかったです(苦笑)
宮武「ぼう1回びびます。○×△□○×△□……」
ーー分かりました(笑)
週プロ加藤記者「え、分かったの?」

大石真翔&旭志織
ーーまずインフォマーシャルマッチの感想から
大石「やっぱり思っていた通り、僕らのセーラー服が思いの外似合っていた…それはみんな分かってくれたんじゃないかなと。ただ、本多先輩のあのお腹はちょっと強敵だったね」
旭「勝てない。あれには勝てない」
大石「勝てなかったね。でも最後、よかったね。サボテンの花出てね。危ないところだったけど」
旭「逆に出されていたらエライことでしたよ」
大石「危なかったねぇ。あのアントンと遠藤が逆だったら危なかったね」
旭「あの辺もちょっと難しいところでしたね」
大石「こんなものですけど(笑)。今日の試合に関しては」
ーー彰人選手が後楽園のEXTREME級戦のルールに関して、ノーロープエスケープ、ロープエスケープが無効というルールを提案してきましたが
大石「僕と彰人のいいところを全部出すのをよく考えてきたな、と。さすがチャンピオンだなと思いましたね。ちょっと感心しました。ルールの時点でちょっと負けたかなっていうのがあります(苦笑)。アイツの頭の回転というか。でもノーロープエスケープ、エスケープが無効ということは、まあまあ……どっちが有利なんだろう?」
旭「でもサンボ大石時代を知っている僕からすれば、僕は全然引けを取らないと思いますけど」
大石「そうなんです。僕には13年間、磨き続けたヒザ十字という武器もありますし、まあ彰人の知らない技もいろいろありますので、ちょっとここからあと1週間。ちょっと練っていきたいと思ってます。で、勝てばさいたまスーパーアリーナですよ、X」
旭「いいですね」
大石「X=旭志織選手(苦笑)」
旭「150人で満員になる千葉BuleFieldから始まった大石・旭の物語がですよ」
大石「さいたまスーパーアリーナで」
旭「さいたまスーパーアリーナに行くわけですよ」
大石「行きますね〜」
旭「これはちょっとしたドリームズ・カム・トゥルーじゃないですか。でしょ?」
大石「おぉ(笑)。まあまあまあ、ならせますよ。ちょっとね、大阪でも言いましたけど、お客さんは大石・旭の対決を見たいと思っていると思うんで、お客さんの声援を背にちょっとね、待っていてくださいよさいたまスーパーアリーナで。キミ、Xだけど」
旭「はい。Xが期待しています」
ーー改めて先日の大阪大会でも言ってましたけど、リング上で彰人選手と会話したいっていうのは、どんな感じの話をしたいと?
大石「そうですねぇ。まあこの1年でアイツに何があったのか…まあスマイルスカッシュ入って、アイツもヤスとかHARASHIMAさんとかから勉強したこともあるだろうし、僕は相も変わらずディーノと一緒にいて。もしかしたら成長の部分では彰人のほうが上かもしれないですけど、まあ僕には言いたかないですけど、キャリアというものがあるんで、ちょっと…ちょっとね考えていますよ(苦笑)。ちょっとまだね、彰人の上を行く自信があります。まあちょっとかもしれないし、結構大きいかもしれないけど。うん。期待していてください。お前も」
旭「ベルトをですね、僕が狙うということに関して言えば、彰人選手が勝ってくれるほうが僕としては嬉しいわけです」
大石「ん?」
旭「これは決して彰人選手が弱いとか言ってるわけじゃなくて、その場合僕のセコンドにあなたがつくわけでしょ?」
大石「そういうことになるね(苦笑)」
旭「それはとても心強いなという気がしますね」
大石「おお〜、照れるねぇ」
旭「僕が挑戦者として個人的な意見を言えば、それもアリかなと思うんで。正直言えば、どっちに転んでも僕はオイシイです。でもやっぱり13年の大石・旭の歴史を考えれば、スーパーアリーナでやってみてぇっていう気持ちがありますから。期待していますからホントに」
大石「ええ、待っていてください」

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