【試合詳細】4・4 全日本プロレス後楽園ホール大会 石川修司vs岡林裕二 諏訪魔vsジョー・ドーリング 野村直矢vsジェイク・リー 宮原健斗vs青木篤志 橋本大地vs吉田隆司

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『2019 Champion Carnival[開幕戦]』
日程:2019年4月4日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1316人(超満員)

▼10人タッグマッチ
秋山準/岩本煌史/丸山敦/ブラックめんそーれ/●青柳亮生
6分13秒 逆エビ固め
大森隆男/渕正信/○岡田佑介/大森北斗/田村男児

▼2019 Champion Carnival スペシャル8人タッグマッチ
ゼウス/青柳優馬/崔領二(ランズエンド)/●ヨシタツ(フリー)
8分47秒 横入り式エビ固め
ディラン・ジェイムス(フリー)/ギアニー・ヴァレッタ(マルタ)/ジョエル・レッドマン/○サム・アドニス

▼2019 Champion Carnival 公式戦 Bブロック 30分1本勝負
●橋本大地(大日本)【0勝1敗=0点】
7分52秒 パイナップルボンバー→エビ固め
○吉田隆司(DRAGON GATE)【1勝0敗=2点】

▼2019 Champion Carnival 公式戦 Bブロック 30分1本勝負
○野村直矢【1勝0敗=2点】
12分14秒 ノムラロック(仮)
●ジェイク・リー【0勝1敗=0点】

▼2019 Champion Carnival 公式戦 Aブロック 30分1本勝負
○宮原健斗【1勝0敗=2点】
13分30秒 シャットダウン・スープレックスホールド
●青木篤志【0勝1敗=0点】

▼2019 Champion Carnival 公式戦 Bブロック 30分1本勝負
○諏訪魔【1勝0敗=2点】
9分14秒 万力スリーパー
●ジョー・ドーリング【0勝1敗=0点】

▼2019 Champion Carnival 公式戦 Aブロック 30分1本勝負
●石川修司【0勝1敗=0点】
22分36秒 ゴーレムスプラッシュ→片エビ固め
○岡林裕二(大日本)【1勝0敗=2点】

チャンピオン・カーニバル開幕戦で岡林、諏訪魔、宮原、野村、吉田が白星発進!野村は新必殺技をお披露目!現三冠王者の宮原は「北海道から南は博多まで盛り上げて優勝」の覚悟を語る

第1試合


 CCに出場する全選手がリングへ登場し、選手入場式が行われた。

 先発はめんそーれと男児。めんそーれがヘッドロックも北斗が出てきてダブルドロップキックで迎撃。男児はストンピング連打から大森にタッチ。

 大森は「もう一回やり直そう」と握手を要求するが、めんそーれはサミングからヘッドロックで捉え岩本にタッチ。

 ロックアップから大森がロープに押し込むが岩本が体勢を切り替えてチョップ。チョップ合戦から大森がエルボースマッシュ。大森は渕にタッチ。

 渕はヘッドロックからナックル。サミングから再度ヘッドロックで捉えナックル。渕はロープに振ってドロップック。岩本はたまらず転がり丸山にタッチ。

 渕はサミングからヘッドロックで捉えナックル連打。渕はロープに振るが、丸山はロープを掴みドロップキックをスカす。これに秋山が抗議し、丸山にガットショットも渕は秋山にサミングからロープに振ってドロップキック。秋山は当然のようにロープを掴んでこれをスカす。
 秋山は丸山にヘッドロックからナックルを叩き込みガットショット。丸山は亮生にタッチ。渕も岡田にタッチ。

 亮生は岡田にエルボー連打も、岡田がエルボーからロープに飛ぶが、亮生はドロップキックで迎撃しドロップキック連打。フォールも2。
 亮生はミサイルキックも、スカした岡田がフォールも2。
 岡田はブレーンバスターからフォールも2。
 岡田は逆エビ固めで捉えこれで亮生がギブアップ。

第2試合


 先発は青柳とディラン。エルボーの打ち合いからディランが膝蹴りを打ち込みロープに振る。だが青柳はエルボーを避けてジャンピングエルボー。組み付くも、ディランがコーナーに振るが青柳はコーナーに登りダイビングクロスボディ。起き上がるとチョップの打ち合いから青柳が投げようとするが、ディランが逆にブレーンバスター。
 ディランはチョップ連打でコーナーに押し込み串刺しショートレンジラリアット。避けた青柳にストンピングから引き起こしてチョップでなぎ倒しフォールも2。
 ディランはコーナーに振って串刺しエルボー。青柳は避けるがディランがストンピングから首投げで倒しエルボードロップ。これも避けた青柳はゼウスにタッチ。

 ゼウスは串刺しラリアットからブレーンバスター。フォールも2。
 ゼウスはチョークスラムを狙うが、ディランもチョークスラムの体勢に。両者離すとチョップ合戦からディランがチョークスラムの体勢も、ゼウスは着地しラリアットの打ち合い。これをディランが制し、ジョエルにタッチ。

 ジョエルをゼウスがコーナーに振るが、ジョエルは倒立から卍固め。ゼウスは力づくで投げ捨て崔にタッチ。

 崔はコーナーに振り串刺しエルボーからブレーンバスター。フォールも1。
 崔は担ぐが着地したジョエルがロープに振ってボディにショルダーアタックからブレーンバスター。フォールも2。
 ジョエルはヴァレッタにタッチ。

 ヴァレッタはエルボー連打から頭に噛み付く。
 崔がロープに振るがヴァレッタは片足ドロップキックから担ぐが、着地した崔がコーナーに突き飛ばし走り込むも、ヴァレッタはバックエルボーから走り込むが崔はミドルキックで迎撃。崔はヨシタツにタッチ。

 ヨシタツはビッグブーツ連発からコーナーに登りミサイルキック。フォールも2。
 ヴァレッタはコーナーに振って串刺しラリアットも、避けたヨシタツがスイングDDT。フォールも2。
 ヴァレッタはヨシタツを担ぐとやり投げからフラップジャック。ヴァレッタはサムにタッチ。

 サムはナックルパートからロープに振ってバックエルボー。さらにビッグブーツからロープに飛ぶが、ヨシタツは追走しラリアット。だがサムは巻き込んでSTOからフォールも2。
 エルボー合戦からサムがエルボー連打。サムはロープに飛ぶがヨシタツはコンプリートショットからヨシタツ幻想もジョエルがカット。

 ヴァレッタがチェーン攻撃を狙うが、レフェリーがこれに気を取られているうちにサムが急所攻撃からスクールボーイで3カウント。

<試合後コメント>
ゼウス
「まぁ7日、まずはヴァレッタ、名古屋で。どんな武器使ってこようが、俺がこの腕っぷしでノシてあげるよ。俺らのプロレスは、祭りやで!ワッショイ!ワッショイ!ワッショイ!」

第3試合


 ロックアップから吉田がロープに押し込むが大地が体勢を切り返しクリーンブレイク。
 ロックアップから吉田がロープに押し込み、体勢を切り返そうとした大地を改めて押し込みガットショット。さらにハンマーブローからサミング。ヘッドロックで捉えショルダータックルも、大地は倒れずにロープに飛んでショルダータックル。受けきったサイバーが2発目も受けきるとロープに飛ぶが、大地はミドルキックで迎撃。
 大地は膝立ちに吉田にミドルキック連打。吉田はキャッチすると地獄突きから膝へのドロップキック。さらに足4の字で捉えるが、大地はロープを掴みブレイク。

 吉田はバンテージでのチョーク攻撃から、引き起こしてチョップ。ロープに振ろうとするが、大地はミドルキックから延髄斬り。さらにミドルからエルボーを打ち込みヘッドバッド。コーナーに振った大地が串刺しニーからフォールも2。

 大地はニードロップ3連発からミドルキックで蹴倒しフォールも2。
 大地は膝蹴りも、吉田がコーナーに振って串刺しラリアット。逆コーナーに振って串刺しラリアットから、再度コーナーに振って串刺しラリアット。中央に引きずり地獄突き連発からジャックハマー。フォールも2。

 吉田はロープに飛ぶが、大地はニールキックで迎撃しフォールも2。

 大地はDDTからフォールも2。場外に転がり出た吉田がリング下に潜り込み、戻ってくると大地のバズソーキックを避けてレフェリーを突き飛ばすと毒霧。これで丸め込むが2。

 吉田はパイナップルボンバーからフォールし3カウント。

<試合後コメント>
吉田隆司
「ヨッシャー!チャンピオン・カーニバル、初戦突破したぞ!橋本大地、屁でもないなぁ!楽勝の湖だ!何?グリーン・、ミスト?そんなの関係ないんや。勝てばいいんじゃ、コラ。リング上は勝ったもんが強いんじゃ!わかったか、オールジャパン!シャラップ!」

橋本大地
「あぁ、ホント目に染みる……!ダメだ、ホント全くわかんない。負けた要因は、相手の勉強不足だっていいたいところだけど、相手が何するかも知らない状態で試合すんのが俺の楽しみだからさ、そこはなんにも言わないよ。負けは負けで」

――敗戦からのスタートとなってしまいました
「面白くなったって思っとくよ。結果は負けちゃったから、今から弱気になってもしょうがないし。これでもっとチャンピオン・カーニバルが楽しめるようになったって、そういうことです。だからこれから楽しみだね」

小橋建太挨拶


 6月10日にプロデュース興行『FortuneDream6』を行う小橋建太が登場。
小橋「こんばんは。小橋建太です。今日は、テレビ解説、そして6月10日に決まったFortuneDream6のお知らせに来ました。まだカードは一試合しか発表してないんです。今日、2つ目のカードを発表したいと思います。この、全日本プロレスから、3人、出てくれます。そのカードは、こちらです(火野裕士&ゼウス&滝澤大志vs石川修司&ジェイク・リー&佐藤耕平)あのー、チョップ対膝蹴り、面白いカードが組めたと思ってます。是非皆さん、見に来てください。(両方得意ですものね)どっちかというとチョップ。(聞きたいんですけど、フォーチュンドリームと言うと小橋さんと対談するトークバトルは)もちろんやります。(相手は)相手は決まってます。この人です(前田日明が発表。今まで接点は?)まったくなかったですね。去年の8月31日、タカヤマニアで初めて会いました(どういう会話が)僕も予想がつかないですね。今の盛り上がりで、ちょっと楽しみになりました」

第4試合


 ロックアップからジェイクがロープに押し込みクリーンブレイク。野村はヘッドロックからロープに振るが、ジェイクが逆に振ってアームホイップを狙うも野村が逆にアームホイップで投げ捨てフォールに行こうとするが、ジェイクはヘッドシザースで抜けて距離を取る。

 ジェイクは片足タックルからバックを取るが、野村はロープに押し込みクリーンブレイクに見せかけてエルボー。ジェイクもエルボーで返しエルボー合戦へ。野村がエルボー連打からショルダータックルで倒しジェイクは場外へ転がり降りる。そのまま場外乱闘となり、リングに戻るとジェイクがフォールも2。

 ジェイクはサーフボードストレッチも野村はロープへ足を伸ばしブレイク。

 野村はエルボー連打も、ジェイクは膝蹴りからロープに振ってビッグブーツ。フォールも2。

 ジェイクは掌底からバックエルボー連打でコーナーに押し込み、逆コーナーに振ると串刺しバックエルボー。ジェイクは俵投げを狙うが、野村が逆に投げ捨てると串刺しジャンピングエルボー。ジェイクがコーナーに振るが野村がすぐにショルダータックルからロープに飛んでショルダータックル。エプロンに逃れたジェイクに野村がラリアットも、ジェイクは巻き込んで顔面に膝蹴りからロープを使ったカッター。場外に落下した野村にジェイクはエプロンを走り込んでのサッカーボールキックから、リングに投げ入れフォールも2。

 ジェイクはサッカーボールキックからフォールも2。

 ジェイクはバックドロップを狙うが、野村が空中で切り替えしてフォールも2。
 ジェイクはビッグブーツからロープに飛ぶも、野村が追走ジャンピングエルボーから投げ捨てジャーマン。ジェイクはすぐに起き上がりレッグラリアート。両者ダウン。

 エルボーの打ち合いから野村が左右のエルボー連打。ジェイクがエルボーを打ち抜きミドルキックも、野村が着地しエルボーからマキシマム。フォールも2。

 野村は担ごうとするが、耐えたジェイクにガットショットもジェイクが膝蹴り。
 ジェイクはランニングニーからフォールも2。
 ジェイクはバックドロップを狙うが、野村はDDTからバタフライロック。これでレフェリーストップとなった。

<試合後コメント>
ジェイク・リー
「クッソー!野郎、こっちは全部カウンターで、向こうの得意技はスピアーも出させずに終わらせるつもりなのに、あんな隠し玉を持ってやがったのか。クッソー!予定通りにはいかなかったけれど、まだこれ初戦だからな。まだまだ、一敗ごときじゃ屁でもないんだよ、こっちは。・・・スゲー悔しいぜ、おい!」

野村直矢
「ジェイク・リー撃破!もう勢いこっちのもんっすよ。このままの勢いで俺が全勝する!そしてチャンピオン・カーニバル優勝!」

――フィニッシュとなったのは予告していた新必殺技?
「はい。もうアレ、逃げれないでしょ、誰も。アレを武器にどんどん勝ち上がっていきますよ。チャンピオン・カーニバル!」

――初めて使った手応えは
「手応えありましたね。自分でかけてても分かる通り、絶対逃げれないんで、アレで捕獲すればギブアップ奪いたいなと思いますね。上手くチャンピオン・カーニバルみんな大きい選手多いんで、大きい相手を転がして自分の形に入れば勝てると思うんで」

――新技の名前は
「技の名前は……まだ決まってないですけど、一応、野村直矢ということで、“ノムラロック(仮)”で。まだ決まってないんでこれから決めます」

第5試合


 ロックアップからバックの取り合い。グラウンドの攻防から両者距離を取る。
 青木のチョップと宮原のエルボーの打ち合い。宮原がヘッドバッドからロープに飛ぶが、青木が避けてドロップキック。そのまま場外乱闘へ。

 リングに戻ると、青木は顔面を踏み潰し、これを離すとロープに振りラリアット。避けた宮原が低空ドロップキックからロープに飛んで顔面へのドロップキック。
 宮原は串刺し攻撃を狙うが、青木が先に走り込むも宮原は避けてノーザンライトスープレックスホールドも2。

 宮原はビッグブーツからロープに飛ぶが、青木は後ろに下がりロープをたゆませ場外に落とすとトペ・スイシーダ。場外乱闘から、宮原がリングに上がろうとすると青木がスライディングキックで迎撃。
 なんとか戻った宮原の顔面にニードロップを落とした青木がダイビングフットスタンプ。避けた宮原がビッグブーツからブレーンバスターで叩きつけて両者ダウン。

 宮原がコーナーにもたれかかる青木の後頭部に串刺しニーから投げ捨てジャーマン。さらにブラックアウトからフォールも2。

 宮原はバックを取るが、青木はロープを掴み耐える。これを離した青木がすかさず丸め込むも2。青木はビッグブーツを避けてスクールボーイからスライディングラリアットを叩き込みフォールも2。
 青木はパイルドライバーからフォールも2。

 青木はアサルトポイントも2。
 宮原は飛び膝蹴りからブラックアウト。改めてジャンピングニーからフォールも2。
 宮原はジャーマンスープレックスホールドも2。
 宮原はシャットダウンスープレックスホールドで3カウント。

<試合後コメント>
青木篤志
「ツエーな。やっぱ三冠チャンピオンはツエーな。・・・悔しい。俺、勝つために出てるからね。負けていいものなんてねぇんだよ。残り全部勝たなきゃいけない。さすが三冠チャンピオン、やっぱり強い。・・・以上!」

宮原健斗
「なんだ?今年のチャンピオン・カーニバルはどうなってんだ?開幕戦から、もちろんもう全力以上の力がないと勝ち抜けねぇな。余裕なんてこれっぽっちもねぇよ俺には。ただな!俺はどんな土地だろうが、どんなお客さんがいようが、俺は今までプロレスラーになって日本全国を盛り上げてきた自負があるからな!このチャンピオン・カーニバルもな、ただただ最低条件優勝するんじゃねぇぞ!北海道から南は博多まで!そこまで宮原健斗時代をお披露目して、盛り上げて優勝するからな!そこはその他大勢のレスラーと、カリスマ、選ばれた男の違いを見せつけて優勝する!」

第6試合


 ショルダータックルのぶつかりあいから諏訪魔がロープに振るもジョーがショルダータックルで倒す。
 ジョーはエルボー連発から諏訪魔がエルボーで返すもジョーはガットショットからロープに振ってビッグブーツ。避けた諏訪魔がジャンピングショルダータックルで倒し、ラストライドを狙うがジョーがリバース。
 諏訪魔がエプロンに降り、ロープをはさんでのエルボーの打ち合いから諏訪魔がスリーパー。バックエルボーで逃れたジョーがラリアットでなぎ倒し諏訪魔は場外に落下。そのまま場外乱闘となり、リングに戻るとジョーが河津落としからパイルドライバー。フォールも2。

 ジョーはハンマーブローからロープに飛んでビッグブーツ。さらにエルボードロップを投下しフォールも2。

 ジョーはブレーンバスターを狙うが、耐えた諏訪魔が逆にブレーンバスター。
 諏訪魔は串刺しラリアットからフロントスープレックス。フォールも2。

 ジョーのショートレンジラリアットを避けた諏訪魔がスリーパー。ジョーはコーナーに下がりこれを潰して逃れると、コーナーに振って串刺しショルダータックル。さらにショートレンジラリアットからエルボードロップを投下しフォールも2。

 ラリアットの打ち合いから諏訪魔がダブルチョップ連発。さらにジャーマンもジョーはすぐに立ち上がりエルボー。避けた諏訪魔が走り込むも、ジョーはスパインバスターで迎撃しフォールも2。

 ジョーはデスバレーボムからショートレンジラリアット。フォールも2。

 ジョーは投げようとするが、耐えた諏訪魔にビッグブーツ。諏訪魔はキャッチし強引にパワーボムからフォールも2。

 諏訪魔はドロップキックからバックドロップ。スリーパーで絞め上げてレフェリーが試合をストップした。

 試合後、両者握手で健闘を称え合った。

<試合後コメント>
ジョー・ドーリング
「ミスター・スワマは俺と同世代のファイターで、敵だ。今日は彼が勝ったがこのトーナメントではまだ一敗しただけさ。」

諏訪魔
「よっし!勝てたね!ジョーはね、やっぱつえぇわ。一発一発重いし、昔の盟友。今も良きライバルだよね。まだまだアイツと競っていかなきゃいけないと思うし。これで一勝できたんで、これが、三冠のためにチャンピオン・カーニバル優勝を取りに行くって行くのが目標なんで、なんとしても俺がここで息を吹き返したい。今三冠に対しては一番最後尾なんだよな。俺だってまだまだ全盛期!証明したいよ。まだまだ過酷なレースが始まったばかりだけど、そこは調整していきたいです」

第7試合


 お互いがぶっていき、石川がバックを取るとスリーパーも岡林がロープを掴みブレイク。
 石川がヘッドロックからショルダータックル。受けきった岡林がロープに飛んでショルダータックル。ショルダータックルの相打ちから打ち合いへ。これを岡林が制し、場外に転がりでた石川を追い場外乱闘へ。石川がエプロンからのダイビングフットスタンプで流れを引き込み、鉄柵へ叩きつけてリングに戻り、ストンピングから首投げで倒しボディシザース。そのまま後頭部をペチペチと叩き挑発すると、岡林も髪を掴んで抵抗しロープへ足を伸ばしブレイク。

 岡林はエルボー連発からロープに飛ぶが、石川が追走ニーからストンピング。
 石川はボディスラムからフットスタンプ。フォールも2で返されると改めてフットスタンプからフォールも2。再度フットスタンプからフォールも2。

 石川はエルボー連発でコーナーに押し込み、コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、岡林は足を伸ばしてカットするとスピアー。
 岡林は串刺しラリアットからブレーンバスター。フォールも2。

 岡林はコーナーに振ろうとするが、石川が膝蹴りで耐えてコーナーのセカンドロープに寝かせると串刺しニー。石川はセカンドロープに登りダイビングフットスタンプからフォールも2。

 石川はランニングニーも、キャッチした岡林がアルゼンチンで担ぎ上げる。石川はスリーパーでこれを逃れるも、岡林はKUBINAGE。
 石川のエルボーと岡林のチョップの打ち合い。石川がヘッドバッド連発も、岡林がショートレンジラリアットでなぎ倒しフォールも2。

 岡林はコーナーに登るが、石川がビンタから正面に登り雪崩式ブレーンバスター。さらにバックドロップで叩きつけるが岡林もジャーマン。お互い走り込みラリアットの相打ちで両者ダウン。

 石川のエルボーと岡林のチョップの打ち合い。石川がショルダータックルからバックをとりドラゴンの体勢も、耐えた岡林をサーフボードストレッチから背中を蹴りつけコーナーに叩きつける。
 石川は肩固めも岡林はロープへ。

 石川はドラゴンスープレックスを狙うが、耐えた岡林の後頭部にヘッドバッドからドラゴンスープレックスで投げ捨てランニングニー。フォールも2。

 石川はファイヤーサンダーからフォールも2。 
 石川はラストライドを狙うが岡林はリバース。エプロンに転がり出た石川にブレーンバスターを狙うが、ロープ越しのエルボー合戦から岡林がチョップを叩き込みショートレンジラリアット。エプロンでブレーンバスターを狙うが、耐えた石川がエプロンへのボディスラム。そのまま場外乱闘になると岡林がパワースラムで叩きつけてリングへ戻る。

 岡林はコーナーに振って串刺しラリアット。石川は逆にコーナーに振って串刺しラリアットから、コーナーに振るとラリアットの相打ち。再度ラリアットの相打ちから岡林が追走ラリアットで動きを止めラリアットでなぎ倒しフォールも2。

 岡林はゴーレムスプラッシュも石川は剣山で迎撃。両者ダウン。
 膝立ちでエルボーとチョップの打ち合いから石川がカミゴェ。さらにランニングニーも、避けた岡林にダブルニードロップからランニングニーを叩き込みフォールも2。

 石川はランニングニーもキャッチした岡林がパワーボムからフォールも2。
 岡林はラリアットもこれは相打ち。石川のラリアットを避けた岡林がラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 岡林はゴーレムスプラッシュを投下し3カウント。

<試合後コメント>
石川修司
「・・・今日は初戦勝って一気に行こうと思ったけど。でもまだ一敗だから。気持ちを入れ替えないと。宮原時代かもしれないけど、俺もやっぱり自分が主役でいたいんだ。優勝して石川時代と言われるようにします。以上です。」

岡林裕二
「オイ見たか全日本!この勢いで行くぞ!もう優勝しかないやろこれは。……くぁ~!初戦からもう、いやぁ……もう……言葉出んけど、初戦から、どんな相手かは何回もやってるんで知ってましたけど、もうダメージがやばいですね。すごい。まじやばい。ホント。ホント勝ってよかった。気合が違いますから。うん。気合の勝利です、今日は。向こうは体もでかい、体重も重い。気合の勝利です。気持ちで勝りました。この勢いで行きますよ。優勝確実や。絶対行ける。気持ちさえ強く持てば。うん。強敵ですから。うん。全員が強敵。また気持ち!それだけです!今日ホントやばかった、石川修司……やばい……んあー、ダメだ!クソッ!」

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