【試合詳細】3・22 我闘雲舞新木場大会 【アジアドリームタッグ】里歩&真琴vsSAKI&水森由菜 さくらえみvs紺乃美鶴 駿河メイvs世志琥
『平成最後のガトム新木場』
日程:2019年3月22日(金)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:260人(超満員)
▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
●帯広さやか/アントーニオ本多(フリー)/杏ちゃむ(信州ガールズ)
10分30秒 サワディーカープレス右片エビ固め
新納刃(魔界)/○サワディー仮面/チェリー(フリー)
▼タッグマッチ 15分1本勝負
E.K.バギー/●アンドリュー
9分32秒 レッツ・コンバイン
[戦闘民族]○関根龍一(BASARA)/藤田ミノル(フリー)
▼シングルマッチ 15分1本勝負
●駿河メイ
10分2秒 ラリアット→体固め
○世志琥(SEAdLINNNG)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[酒呑童子]○高梨将弘(DDT)/KUDO(DDT)
11分47秒 タカタニック
趙雲子龍(新北京)/●バリヤンアッキ(インド)
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○さくらえみ
14分16秒 クリオネ→片エビ固め
●紺乃美鶴
▼アジアドリームタッグ選手権 20分1本勝負
【王者組/まこりほ】●里歩/真琴(フリー)
18分49秒 スーパーガール
【挑戦者組/トロピカワイルド】SAKI(Color‘s)/○水森由菜
※第6代王者組が初防衛に失敗。SAKI&水森組が第7代王者となる
水森&SAKIが里歩&真琴を破り我闘雲舞タッグ王座新時代を築く!メイが世志琥に善戦も非情のラリアット葬!美鶴が母へプロレスラーとしての自分をお披露目!
オープニング
久々にリング上で6人揃ってのオープニングパフォーマンスを行い、里歩が挨拶。
里歩「本日はご来場いただきましてありがとうございます!一年半……じゃないな(笑)1ヶ月半!うそうそ(笑)一ヶ月半かかってやっと今日復帰できま~す!ありがとうございます!今日は早速タイトルマッチがあるんですが、ゆなもん!ゆなもんが頑張ってきたのは知ってるけど、私が今まで積み上げたものはゆなもんは知らないはずだから、そこの底力を見せつけたいと思います!それでは!我闘雲舞の行き先は!リャオサーイ?(メシャーイ)リャオクァー?(メシャーイ)トンパーイ?(シャーイ)レッツゴーガトームーブ!」
第1試合
6人で握手を交わすかと思いきや、アントンたちは直前で髪をかきあげて「フゥ~♪」と挑発。
先発は帯広とサワディーでゴング。ロックアップから腕取り、グラウンド戦とスピーディかつ堅実な展開から両者タッチ。
チェリーとアントンになると、アントンはセクシーポーズでチェリーを誘惑。ロックアップからアントンが奇声を発しながらチェリーを振りほどいていくと、チェリーは逆水平。アントンも逆水平に行くかと見せかけてセクシーポーズ。アントンは「お前も来い!」と挑発すると、チェリーがぎこちない微妙なセクシーポーズを披露。これにアントンがえづくとチェリーは「恥かかせやがって!」とマウントエルボーから首を絞めていく。レフリーに止められこれを離したチェリーはサワディーにタッチ。
サワディーはアントンにチョップ、刃とチェリーを呼び込みトレイン攻撃を放っていき、合体フェイスクラッシャーからサワディーがフォールも2。サワディーは首投げを狙うが、こらえたアントンが逆水平。サワディーも逆水平で返し刃にタッチ。
刃はアントンにボディブロー連発から首投げ、胴絞めと続ける。アントンは足首を取りつつロープブレイク。刃はスラムからその場飛びムーンサルトプレスからフォールも2。続けてロープに振って行こうとするが、振り返しアントンがボディブローでカウンターし、アッパーブロー。杏ちゃむにタッチ。
杏ちゃむはダイビングクロスボディからフォールも2、さらにヒップドロップを3連発からフォールも2。さらにロープに振り際に首固めから腕十字に移行。刃はロープへ。杏ちゃむはランニングエルボーからコルバタ式でスクールボーイに入るがカウントは2。さらにハイキックを放つが、キャッチした刃がそのまま持ち上げてハリケーンドライバー。チェリーにタッチ。
チェリーは「どっこいしょ!」の大外刈りからフォールも2。さらにダブルリストアームサルトも2。続けて足4の字固めで絞り上げセクシーポーズを取ると、アントンが「ムカつく!」とリングに入ってカット。そのままチェリーを殴打し髪の毛をぐるぐると捻り上げて杏ちゃむに攻撃を促し、2人で不思議な踊りを踊ってからサンドイッチヒップアタック。そしてアントンがチェリーの上に杏ちゃむをアトミックドロップ。杏ちゃむがフォールも2。帯広にタッチ。
帯広はチェリーにチョップ連打からハーフハッチを狙っていくが、耐えたチェリーが低空ドロップキック。サワディーにタッチ。
サワディーと刃は合体水面蹴りからサワディーがフィッシャーマンを狙うが、帯広がくるくる回って翻弄するとサワディーに回転エビ固めも2。帯広は手刀を放っていき、これをサワディーにかわされるとヘッドバッドからハーフハッチも2。
全員入り乱れ、アントンが「みんな集まれ!合わせろ!」と叫んで3人でバイオニックエルボーから「フゥ~♪」。帯広がレインメーカー式エルボーを狙っていくが、サワディーが丸め込みでかわし、二発目もトラースキックでカウンター。続けてサワディーがコーナートップからサワディーカープレスを投下し、これでカウント3。
第2試合
アジアの強豪外国人タッグと戦闘民族が激突するこの試合。チームエビスコの帯広が関根のセコンドに付く。
関根は「ワールドワイドに握手をしましょう」と歩み寄るが、バギーとアンドリューは唸って威嚇。そのまま関根とバギーでゴング。
ロックアップからバギーが押し込んでいき、離れ際にチョップを放つが、かわした関根がエルボー。さらにエルボー、ミドルキックと関根が打っていくが、バギーがショルダータックルでなぎ倒し、アンドリューにタッチ。
バギーとアンドリューは2人でダブルショルダータックルからポーズを決める。アンドリューはチンロックからサッカーボールキックも関根が回避し、エルボー合戦へ。これを制した関根が背後から組み付いていくが、アンドリューは飛びついてコルバタ、ドロップキックと畳み掛けてロープに走るが、藤田がエプロンからキックで妨害。藤田にタッチ。
藤田はアンドリューに「誰だかわかんないけど!」と叫びながら首投げから低空ドロップキック。フォールも2。続けてスリーパーからヘッドロック。これはアンドリューがブレイク。続けて関根とともにコーナーへ振ってトレイン攻撃から藤田がフロントスープレックスからフォールもバギーがカット。藤田はアンドリューにパイルドライバーを狙うが、耐えたアンドリューが背後から組み付き、さらにロープに走って飛び付きコルバタ。バギーにタッチ。
バギーは藤田と関根をショルダータックルで吹き飛ばし、藤田のキックを取ってエルボーからドラゴンバックブリーカーからサンセットフリップ。フォールも2。バギーは首を掻っ切るポーズからネックハンギングを狙うが、アームドラッグで切り返した藤田が高等部に膝蹴り。さらにラリアットを狙っていくが、バギーがカウンターのラリアットを放ち、相打ち。両者ダウンからタッチへ。
関根とアンドリューは突っ込んでいくが、アンドリューが関根の突撃をブートで反撃してフェイスバスター。アンドリューは関根をエプロンに追いやってロープにくくりつけ、逆水平を連発してからランニングバックエルボー、串刺しDDTからグリーンキラー。そしてバギーがアンドリューを関根の真上に投げ落とし、アンドリューのネックハンギングボムにアンドリューがコーナートップからのバッククラッカーを合わせる合体攻撃。いつの間にかアンドリュー&バギー側のセコンドに付いている帯広へ関根が「お前どっちの味方だ?!」と困惑。
ここに入ってきた藤田に2人で攻撃を狙っていくが、延髄斬りでバギーを蹴散らし、アンドリューのコルバタをキャッチしてブレーンバスター。さらに関根がアンドリューにカミカゼから藤田がボディプレス。関根がスレッジハンマーを放ってフォールもバギーがカット。バギーは関根にドラゴンバックブリーカー、藤田がバギーにスピアー、アンドリューが藤田にバックフリップ 関根がアンドリューにハイキックからミドルキックを連打。続けて、ハーフダウンのアンドリューにランニングミドル。フォールも2。関根はアンドリューを起こしていくが、アンドリューはエルボーで抵抗。これを受けきった関根はロックボトムから龍切。これはぎりぎりでアンドリューが返すが、関根が「レッツ!コンバイン!」の掛け声とともにどっしりと腰を落とすと、アンドリューはたまらずタップアウト。
試合後、戦闘民族が握手を求めると、アンドリューとバギーは深々と頭を下げながらその手を握り返した。
第3試合
メイが握手を求めるが、世志琥は無視。
ゴングが鳴ると、メイは世志琥コールを煽って挑発していく。世志琥が怒って向かっていくとメイは距離を取り、再び世志琥コールを煽って挑発。
ロックアップから世志琥が押し込んでいくが、メイもリバースしてエルボーを連打。しかし世志琥には効かず、さらにドロップキック、ロープをジャンプ台にしてのアームドラッグを狙っていくが、世志琥は倒れず。さらにクロスボディを放っていくも世志琥はキャッチしてボディスラム。さらにロープに掴まりながらメイを踏みつけ、ダブルニードロップを連発。フォールも2。
世志琥はメイの髪を掴んでコーナーに押し付け、さらにヘアホイップから顔面を踏みつけていき、コールを煽って顔面ウォッシュ。続けて首投げからサッカーボールキック。正面に回ってPKからフォールも2。
世志琥は続けてグラウンドでのサーフボードストレッチから足を背中に当てて吊り上げていくが、メイが耐えると胴絞めへ。メイが後転してジャックナイフ式エビ固めから逆に胴絞め。続けてローリングクレイドルを狙うが、世志琥が耐えると再びメイが世志琥コールを煽ってからローリングクレイドル。しかしこれを抜け出した世志琥が雷電ドロップから髪を掴みながらのキャメルクラッチ。これは反則カウント4で解放。
世志琥はメイの顔面を踏みつけていき、メイのエルボーをキャッチして打撃連打からセントーンを放つが、これを回避したメイがドロップキック6連発からコーナーに突撃しようとするが、これを反転したメイがドロップキックでついに世志琥を倒すと、弓矢固めを狙っていく。世志琥がこれを耐えると足を組み替え直してもう1度狙っていくが、世志琥が上がらないと見るや眼の前に寝そべってアイドルポーズを取り挑発。
怒った世志琥が突っ込んでいくるのを「わっ!」と叫んで飛び跳ねて驚かせるメイジャンプで世志琥の動きを止めたメイは弓矢固めで吊り上げ、世志琥にヘッドロックからコーナーに突撃するが、世志琥が寸前で回避しメイが自爆。メイはボディスラムを狙っていくが、世志琥が耐えるとクロスボディ。しかし世志琥はキャッチして風車式バックブリーカーから逆片エビ固めでどっしりと腰を落とす。メイがロープに伸ばした手も固めて絞り上げるが、メイはなんとかブレイク。
世志琥はランニングラリアットからセントーンを投下していくが、カウントは2。ならばと世志琥はネックハンギングボムを狙うが、メイは回転エビ固めで切り返す。さらにカニばさみでフォールも2。続けて飛びついて回転エビ固めを狙うが、耐えた世志琥はヒップドロップで圧殺を狙う。これをかわしたメイは組み付いてプロペラクラッチでフォールもカウントは2。メイはロープに走るが、世志琥がカウンターで強烈なラリアットを放ち、これでカウント3を奪った。
試合後、世志琥はメイの顔面を覗き込み、拳を突き出すとメイは両手でそれをしっかりと握り返した。
第4試合
休業を発表しているKUDOが我闘雲舞初参戦。酒呑童子の高梨とタッグを組み、ゆかりある趙雲子龍、アッキと対戦するこの試合。両組握手を交わし、アッキとKUDOでゴング。
両者距離を詰めながらローキックで牽制しあい、腕取りからヘッドロック、グラウンドでの首の取り合いからブレイク。両者タッチ。
高梨と趙雲となると、ロックアップから拳法の組手のような殺陣からスピーディなロープワークから互いの攻撃をかわし合うが、趙雲がドロップキックで先制。高梨はKUDOにブラインドタッチからコンビネーション攻撃で趙雲に逆襲。
KUDOは趙雲にコンビネーション打撃からサッカーボールキック。フォールも2。さらにボディスラムからダブルニードロップからフォールも2。高梨にタッチ。
高梨は趙雲をおこしてぐるぐるパンチを放っていくが、超運は高梨の背中にもみじ。アッキにタッチ。
アッキは高梨にスリーパーからパンチ連打。フォールも2。続けて変形卍固めから丸め込むがカウントは2。趙雲にタッチ。
趙雲は高梨に首投げからロープ間を往復しながら顔面踏みつけ、エルボードロップからフォールも2。さらにキャメルクラッチで絞り上げ、アッキが低空ドロップキックで追撃。フォールも2。趙雲は高梨を起こすが、高梨は逆水平。そのまま2人で足を止めてチョップの打ち合いとなり、これを制した趙雲が「イーアーサン!」とコンビネーションをはなっていくが、高梨がぐるぐるパンチ。アッキが入ってくるが、高梨は「負けてたまるか!」と叫んでショルダースルー。KUDOにタッチ。
KUDOはアッキと趙雲をミドルキックで蹴散らし、2人をカニバサミで倒してから2人まとめてスワンダイブ式のダブルニードロップ。フォールも2。KUDOは超運に打撃からロープに走るが、趙雲はスワンダイブ式のフットスタンプから619を狙うが、これをキャッチしたKUDOがバズソーキックから高梨にタッチ。
高梨は趙雲に張り手から鼻をつまみ上げてドロップキック。さらにトラースキックを放っていき、ぐるぐるパンチを狙っていくが、レフリーに誤爆しかけて動きが止まったところを超雲がドロップキック。アッキにタッチ。
アッキはダイビングクロスボディから打撃戦を挑み、KUDOもなぎ倒して振り子式のバックキックから串刺しジャンピングニー。フォールも2。アッキはひねりを加えたブレーンバスターからフォールも2。続けてアッキは雄叫びを上げて走るが、KUDOが高梨を引っ張って位置をずらして救出。続けて高梨が場外に出てアッキを妨害していくが、趙雲が場外に飛んでいきアシスト。
アッキはKUDOに延髄斬り、アッキが延髄斬り、水面蹴り、ニードロップ、アッキがフォールも2。ならばと趙雲はチャイニーズゴリースペシャルボムとアッキのダイビングラリアットを合わせる合体攻撃も高梨がカット。
アッキは高梨にフィッシャーマン式ショルダーバスターからコーナーに上がり、飛距離のあるダイビング・ボディプレスも高梨が剣山で迎撃しフォール。しかしこれは趙雲がダブルニードロップでカット。アッキはコーナーに高梨を上げて雪崩式ブレーンバスターを狙うが、耐えた高梨が雪崩式のタカタニックを狙う。アッキがこれを耐えるとパワーボムの体勢に持ち替え、KUDOがコーナーに駆け上ってこれにダイビングダブルニーをあわせる合体攻撃。フォールも趙雲がカット。
ならばと高梨はタカタニックを狙うが、アッキが脱出するとKUDOがミドルキック。さらにKUDOが趙雲を排除し、アッキにKUDOが回し蹴り、高梨がトラースキックを同時に放つ連携攻撃。最後はタカタニックでアッキからカウント3を奪った。
試合後にKUDOがアッキと趙雲に握手を求め、2人は笑顔で応じ株価と頭を下げた。
そして高梨とKUDOはリング上で酒盛りをして勝利を祝福してから去っていった。
第5試合
今までプロレスをしていることを隠していたという美鶴の母親が初めて見に来ているというこの試合。美鶴は握手を求めるが、さくらははたいて拒否。
大美鶴コールの中、ロックアップからさくらが押し込んでいく。美鶴もやり返し離れ際にチョップから「来いよ!」と叫んで手4つで組み合って行く。さくらが体重をかけていくが美鶴はブリッジで耐え、さらに「来いやぁ!」と気合を見せる。
続けて手4つから美鶴がさくらをブリッジまで追い込み上に乗っていくと、さくらはすぐに潰れてしまい、美鶴がマウントエルボーから首投げを3連発。これをはたいて抜け出したさくらはヘアホイップから首投げを狙っていくが、耐えた美鶴が首投げを3連発から得意の鎌固めに入る。さくらが耐えると変形弓矢固めでさくらを吊り上げる。さくらは美鶴の髪を掴んで対抗し、たまらず美鶴は弓矢固めを解除。続けてボディスラムを狙うが、逆にさくらが投げ返し、逆水平。美鶴もエルボーで反撃するが、さくらは美鶴をロープに振ってドロップキック。フォールも2。
さくらは美鶴に首投げから髪を掴んで絞り上げ、レフリーに止められると顔面にブート。さらにさくらは足を刈って逆エビ固めに入り、さらに背中をひっかく攻撃も交えていく。美鶴はなんとかロープへ。
さくらはさらに美鶴の髪を掴みながらボディスラム。フォールも2。続けてさくらは美鶴に打撃を打たせ、美鶴のエルボーを受け止めた上で逆水平で圧倒し、ドロップキック。フォールも2。さくらはダブルアームの体勢に入るが美鶴はショルダースルー。しかしさくらも足を離さず回転エビ固め。フォールも2。さくらは美鶴をロープに振っていくが、美鶴はドロップキックで反撃し、バッククラッカーからさくらをコーナーに吹き飛ばし、串刺しドロップキック。さらに高速ブレーンバスターも位置が悪くさくらがロープブレイク。
美鶴はさくらにキャトルミューティレーションで痛めつけていくが、さくらはパワーで無理やりこれをこじ開ける。美鶴はスタンドでの肩固めに入ると、さくらは自らさくらコールを煽るが、観客の答えは美鶴コール。美鶴はそのまま大外刈で倒していきロープに走るが、さくらも大外刈でやりかえし逆エビ固めへ。さらに髪を掴んで攻撃していくが、美鶴はなんとかロープへ。
さくらはサンセットフリップからロメロ・スペシャル。さらにチンロックも加える変形に持ち込むが、自らこれを解放し、美鶴に打撃を打たせていく。美鶴はエルボー連打も、さくらは張り手の連打から変形ネックブリーカー。「さらに美鶴をコーナーに押し付けて逆エビ固めからさくらえみ75.3kgで潰していき、ひねりを加えたリバーススプラッシュからフォールも2。続けてさくらはコーナーに上がりムーンサルトプレスも美鶴は回避しスクールボーイ。買うとは2。さらに美鶴は組み付いていくが、さくらはラ・マヒストラル。これを切り返してフォールに入った美鶴はさらにスクールボーイからさくらのラ・マヒストラルを切り返すも2。美鶴は世界バレーを放ってさくらをなぎ倒し、さくらの張り手を耐えて張り手で返してからの世界バレー。フォールも2。美鶴は突っ込んでいくが、さくらはカウンターのトラースキック。続けてダブルアームの体勢に入るが、美鶴は持ち上げてコーナーに叩きつけ、ビッグブートから高速ブレーンバスター。フォールも2。
美鶴はロープに走るが、さくらは風車式バックブリーカーからフェイスロック。改めてダブルアーム式バックブリーカーからフォールも2。ならばとさくらはコーナーに上がり、クリオネを投下。これで3カウント。
美鶴「皆さんご声援ありがとうございます。本来、マイクアピールというのはここに関係している方全員に言葉を伝えたいがためにするものなのですが、本日はこの会場にいるたった1人のためにマイクを取らさせていただきました。ヒロコ!ヒロコ……この会場の何処かで見ていてくれたかと思います。運動サークルをしていると長らく嘘をついてきましたが、実は二年少し前からこんな事をやっております。これはプロレスと言います。ヒロコにははじめての体験だと思うんですが、プロレスと言います。娘が好きになったプロレスを母も好きになってくれると思ってプロレスをしました。ヒロコ!あとで一緒に美味しいビールを飲もうね!ありがとうございました!」
第6試合
トロピカワイルドの2人はそろってズっ友ポーズを決める。また、この試合が復帰戦となる里歩には大量の紙テープが舞う。里歩がガウンを脱ぐと、真琴のコスチュームに合わせて黒いコスチュームを披露。
トロピカワイルドが「トロピカル☆お願いしま~す」と握手を求めるが、まこりほははたいて拒否。トロピカワイルドが怒って奇襲する形でゴング。まこりほの体の上をゴロゴロと転がって痛めつけ、「うりゃ!ほい!」の掛け声から「ゆなもん!さきぽ!」とコールを後って続けようとするが、まこりほが妨害して真琴が里歩を持ち上げドロップキックの形でぶつけていき、水森をロープにくくりつけてまこりほまこ印。フォールも2。
リング上は真琴と水森。真琴が髪を捻り上げてヘアホップから踏みつけていき、水森の上に乗りながらセクシーポーズ。里歩にタッチ。
里歩は水森の髪を掴んで振り回し、ヘアホイップ。さらにキャメルクラッチで絞り上げていき、ニードロップで追撃。水森もエルボーで反撃するが、里歩はニーバッドから真琴にタッチ。
真琴は首投げからサーフボードストレッチ。さらに前へ体重をかけて痛めつけていくが、水森は軟体でこれを耐え、真琴がフェイスロックに切り替えていくと、唸り声を上げながら力技でこれをはねのけロープにたどり着く。真琴は水森の髪を掴みながらボディスラムで叩きつけ、里歩にタッチ。
里歩はフットスタンプからフォールも2。さらに里歩は水森をロープに振ってクロスボディも、水森がキャッチし、ショルダータックルで吹き飛ばしてSAKIにタッチ。
SAKIは突っ込んでいくが、まこりほが2人で出ていってSAKIの動きを止めると、真琴がセットし里歩がダイビングフットスタンプを狙う。水森が里歩をコーナーから突き落とし、SAKIが真琴にカワイルドバスターを狙うが、復活した里歩がカット。ダブルのブレーンバスターを狙うが、水森が横からショルダータックルで突っ込み、3人まとめて吹き飛ばして救出。
里歩はSAKIに向かって飛びつくが、SAKIはキャッチしてフェイスバスターでカウンター。さらにコーナーに振って突っ込んでいくが、真琴が入ってきてまこりほで丸め込みも、水森がカット。里歩はSAKIに619からフォールも2。真琴にタッチ。
真琴はSAKIをロープに振って串刺しブートからダブルアームスープレックス、WWニーと畳み掛けフォールも2。真琴は走り込むが、水森が横殴りのタックルで真琴を吹き飛ばし、水森がSAKIと2人で「トロピカル☆ヤッホー!」と叫びながら連携を狙うが真琴が回避。そこへ里歩がダイビングクロスボディを放ってくるが、2人でキャッチ。そのまま里歩を担ぎ上げ、2人で「トロピカル☆ヤッホー!」と叫んでのショルダースルーを狙うが、里歩が丸め込みから切り替えしていき、真琴が助太刀して2人をぶつけ合うと、まこりほで2人にフットスタンプのラリーからフォールも2。
リング上はSAKIと真琴となり、SAKIがコブラツイストで絡みつき、グラウンドまで引き込んで行くが真琴はなんとかロープへ。ならばとSAKIはリバーススプラッシュからフォールも2。SAKIは水森にタッチ。
水森は真琴にドロップキックから「トロピカル☆ヤッホー!」からヒップドロップからフォールも2。水森は「トロピカル☆ヤッホー!」からボディプレスも真琴は回避しバイシクルキックからフォールも2。真琴はダブルアームに捕らえるが、水森が耐えて走りショルダータックルで吹き飛ばすと、「トロピカル☆ヤッホー!」からボディプレス。フォールも2。
ここにSAKIが入ってきて2人でショルダースルー狙うが、真琴はダブルのフェイスクラッシャーのフェイントから顔面をロープに押し付けてロープを蹴り上げる攻撃。
続けて真琴は、SAKIと水森をロープの間に寝かせるとニーアタック。さらに水森にランニングダブルニー。フォールも水森は奇声を発しながらキックアウト。真琴は変形みちのくドライバーで叩きつけるが2。里歩にタッチ。
里歩はダイビングクロスボディからフォールも2。続けて里歩はブレーンバスターを狙うが、水森が耐えると真琴も入ってきてダブルのブレーンバスターを狙う。ここにSAKIが入ってきて2人でそれぞれをショルダースルーから「トロピカル☆ヤッホー!」から2人でボディプレス。フォールも2。
水森は「トロピカル☆ヤッホー!」の叫び声から串刺しショルダースルーからドロップキック。フォールも2。ならばと水森は「トロピカル☆ヤッホー!」からショルダースルーを狙うが、里歩が回転エビ固めで丸め込み、そのまま足を取って逆片エビ固めへ。これはなんとかブレイク。
続けて里歩はコーナーに上がり、真琴がペディグリーから真琴がダイビングフットスタンプからフォールもSAKIがカット。まこりほはSAKIを排除にかかるが、SAKIはダブルのショルダータックルで吹き飛ばし、まこりほの上に水森をモンキーフリップで投げ、水森が2人を押しつぶす。水森は「トロピカル☆ヤッホー!」から倒立からのセントーン。フォールも2。
里歩と水森は足を止めてのエルボー合戦を展開するが、真琴が入ってきてスピアー、里歩のジャンピングニーが炸裂。ここにSAKIが入ってきて水森と合体サイドバスターからフォールも2。真琴がSAKIを排除し、水森は里歩にボディスラムから三角跳び式ボディプレスを放つが、里歩はこれを回避。里歩は距離をとって蒼魔刀を発射するが、水森は正面からスピアーで突っ込んで組付き、そのままスーパーガールに持ち込んで電光石火のカウント3を奪った。
エンディング
レフリーとして参加していたTAMURAが前説を務め、『一番好きな人の名前をさけぼう』を歌いながら参戦選手たちが観客席へ握手へ回っていく。
さくら「みなさん楽しんでいただけましたか~?!今日はなんと言いましても!我闘雲舞初参戦!KUDO選手ありがとうございま~す!」
KUDO「初我闘雲舞、お招きいただきありがとうございます。私は時間きっちり守る方で、時間通りキッチリ入ったんですね。そしたら女子の控室で、ちょっと気まずかったですね(笑)私、欠場決まってまして、しばらく休んで、いつ出られるかわからないですけど、また出たいと思ってます」
さくら「KUDO選手!最初で最後の参戦でした~!(観客「え~っ?!」)
KUDO「私は出ないですけど、高梨はずっと出るんでよろしくお願いします(笑)」
さくら「そしてバギー!明日からタイに行きまして、タイの我闘雲舞に参戦します!チャンピオンになって帰ってきてくれてありがとう!一週間お世話したんだから、私がタイに行ったらお世話してくださいね♪」
バギー「みなさんありがとうございました!マサヒロ・タカナシ、ガンバッテクダサイ!」
さくら「我闘雲舞このあとは4月27日の板橋大会のカードが1つ決まりました!シングルマッチです!里歩vs高梨将弘!」
高梨「このオファーを受けたとき、すっごい悩んだんですけど、里歩選手の“我闘雲舞の里歩”としての残り少ない試合を自分がやっていいのかっていうのをすごい考えたんですけど……10数年ですか。前の団体も数えて、市ヶ谷でずっと戦ってきて。我闘雲舞の里歩選手と最後のシングルかと思うんで、全力でやらせていただきます!里歩さんよろしくお願いします!」
里歩「高梨さんは、DDTのなんですか?私は我闘雲舞のエースです!」
高梨「……それを言われたらよぉ、俺だって言わせてもらうけどよ!去年の話だけどよ!DDT総選挙1位はこの俺!高梨将弘なんだよ!お前今ベルト取られたんだろ?そんなやつになぁ、負けてたまるか!大声援をモノにして!今後も我闘雲舞に参戦し続ける俺が里歩を叩き潰してやるからな!」
里歩「……ウソなんですよ高梨さん。今『ウソです』っておうとしたのに~(笑)」
高梨「あっ、ゴメン(笑)」
里歩「高梨さんが上を行かれるから、何も言うことなくなってしまいました(笑)」
高梨「どうしよう(笑)」
里歩「我闘雲舞に入ってから、たくさんお世話になって私だけではなく我闘雲舞のみんなをお世話……お世話?してくださってるんですけど、なんか今まで避けてきた道というか、高梨さんとシングルしたのずっと前だと思うんですよ。だから、ここで超えて大きな一歩を踏み出さなきゃいけないのかなと思ってます。高梨さん!よろしくお願いします!」
高梨「こちらこそ!よろしくお願いします!」
さくら「そして今日締めていただくのはなんといってもこの2人でしょう!ゆなも~~ん!」
水森「プロレスをこんなに好きになるんなんて思わなかった!今日はSAKIさんに助けられて、そして皆さんの声に助けられて、チャンピオンに……またなりました!里歩さんの背中を見てきた1年間。里歩さんに頼りすぎた1年間でもあったと思います。でもこれからはゆなもんだって我闘雲舞を女子プロレス界1に引き上げていけるように頑張っていきたいと思います!どうか皆さんも我闘雲舞の行き先をずっとずっと、ずっと!見守ってくれると嬉しいです!よろしくお願いします!ということで!我闘雲舞の行き先は!リャオサーイ?(メシャーイ)リャオクァー?(メシャーイ)トンパーイ?(シャーイ)レッツゴーガトームーブ!」
<試合後コメント>
水森由菜&SAKI
――見事王座を奪還しましたが、今のお気持ちは
水森「SAKIさん!私達、ベルト!」
SAKI「取り返したぞー!」
2人「ヤッター!」
水森「ずっとずっと昨年の12月11日のことが忘れられなくて、その間、この4ヶ月間SAKIさんのColor’sだったり、SEAdLINNNGさんだったり、色んな他団体さんに出してもらっていろいろ経験積んでいたので、今回は『ホントに取り返すぞ!』っていう強い気持ちがあって、SAKIさんがいてくれたので、もう安心して突っ込めばいいと思ってました!」
SAKI「ありがとう!私もゆなもんが居なかったらこのベルトは取り戻せなかったと思うので……(ベルトを撫でながら)これ3回目なんだぁ。ゆなもんありがとっ!」
水森「ありがとうございます!」
――最後はSAKI選手が水森選手をアシストする形での勝利でした
SAKI「でもずっと、最初から最後までずっとお互いを助け合って、『絶対ここに来て欲しい』って思ったら、『ゆなもん!』って言っても言わなくても絶対ゆなもんはいてくれるから。そんなことって、1年、やっと1周年切った子には中々出来なくて。だからその点においてはすごい信頼があります」
――Color’sで組んだりと、タッグを組んでの試合経験も多くなりました
SAKI「私はホントにゆなもんとのタッグが大好きで、こんな信頼おけるタッグは久しぶりというか。なので、Color’sでもタッグっていうものを見せて行きたくて、ゆなもんにも出てもらったりしました」
――水森選手、最後は里歩選手と一騎打ちのような形になりました
水森「私はいつか里歩さんという存在を超えていかなきゃいけないっていうのは思っていたんですけど、こんなにも、デビューして1年後にこんな、こんな早い退団発表をされて、自分の中でも、今まで里歩さんがいたから2番目、3番目、4番目じゃないけど、また違うキャラと言うか違う立ち位置で頑張っていたのが、里歩さんがいなくなったら我闘雲舞、今後みんなでどうしていくんだろうっていう考えがあって、ずっと里歩さんに負けた12月11日のことは、ずっと心の中でこびりついていたので、この悔しさをまた奪還できるチャンスを頂けるなんて思わなくて、SAKIさんではなく、真琴さんにではなく、自分が必ず里歩さんから3取りたいっていう気持ちしか無かったです、正直今回」
――実際里歩選手から3カウントを取っての勝利でした
水森「メチャクチャ!……あっ、トロピカル☆嬉しいです!ただ、やっぱりフォールと言っても、スーパーガールというのは不意打ちの丸め込みのような技でもあったりするので、今後色んなダメージとか、もっと自分なりにレスラーとして強い力を身に着けていきたいと思います」
――SAKI選手はColor’sの代表のような立場でベルトを巻くことになりました
SAKI「なんか今、アクトレスガールズという名前で、私の知らないところでみんな色んな動きをしていて、でもそれって実際アクトレスガールズなのかなっていう疑問が私にはあって。『それはBeginningさんの話じゃないんですか』って。結局みんな関与もしていなくて、なんかColor’sの方がアクト大会の方でも重視されてないのかなっていうのは感じているので、今こうして私がベルトを獲ったことによって、改めてColor’sの存在を出していきたいなと思います」
――今後、この2人のタッグはどのような形でやっていきたいですか
SAKI「(前回は)1回目の防衛戦でベルトを奪われてしまって、でも今回取り戻せたので、いっぱい挑戦していただいて、どんどんどんどん防衛していってのチャンピオンかなって、前回言ってたもんね?」
水森「はい。自分たちは色んな連携技も多いと思うので、もっと信頼を得て、みんなが見たことがないような、タッグチャンピオンとしての連携を出していきたいなと思います!」
――今回Color’sに出ている2人でベルトを獲ったということで、防衛戦はColor’sで行いたいという思いはSAKI選手の中にありますか
SAKI「ん~~~~~~~~~……」
水森「(笑)」
SAKI「ん~~~~……私はでも正直Color’sに私達の相手になるタッグはいないと思ってます。言ってきたら別ですよ、『やりたい』って」
――やりたいと言ってきたら受ける?
SAKI「んんん~~~~~~……」
水森「受けましょう!(笑)受けましょう!(笑)」
SAKI「……受けられるくらいになったら。『自分たちがベルトに挑戦したいです!』っていう気持ちを表してくれたら、それを証明できる機会をもらったら、実際に見て……うーん。でも気持ちが大事ですよね。言ってきてくれたら嬉しいですよね。未依ちゃんとかね?」
水森「ぶっ潰してやるんで、ホント(地声で)」