タイ人選手も参戦した我闘雲舞8.15市ヶ谷大会は狂乱の水かけ祭り!イサミは健闘P-Nuts下しインディJr王座防衛
8月15日(土)、東京・市ヶ谷チョコレート広場で我闘雲舞の昼夜興行が行われた。
昼の部には、ヤサぐれ帯ちゃんが登場。メインでP-Nuts、ゴーレムタイと組んだ帯広さやかは、ワユ、フェンリューと組んだ里歩組と対戦した。
試合では夜の部で木高イサミの王座に挑戦するP-Nutsが暴れまわり、フェンリューを8分26秒、アックスボンバーからの片エビ固めで下して勝利。
夜の部にはいよいよ木高が登場。インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級タイトルマッチが行われた。
P-Nutsは右腕を痛めていて苦戦したが、試合を見ていたマサ高梨が「ナッツ! ナッツ!」と大声でゲキ! P-Nut sは懸命に反撃し、超満員70人の観客もタイランド! コールでP-Nutsを後押ししたが、最後は11分9秒、卍式六八九で腕を絞りあげられて敗れた。
試合後、木高は「今日は日本、俺のホームだった。今度はユーのホーム、タイで闘おう」と約束。大拍手に包まれた。
メインは、タイで4月に行われる水かけ祭りをモチーフにした「季節はずれのソンクラーン・時間差バトルロイヤル」。我闘雲舞タイランドから来日していた全選手、ジューケン、木高ら計18選手が参加し、我闘雲舞の日本のメンバーは思い思いの水凶器を持参して試合場に突入してきた。
水かけOKの試合は同所で2度目になるが、特に大型水鉄砲を乱射する「ことり」のはじけっぷりは度を超えていて、会場を埋めたいっぱいのファンは逃げ場もなく、思わず「『小鳥』やばいよ」と口走るほど。
来場者には水よけのために大きなビニールの袋が配られていたが、水の入った風船がさく裂したりして、やがて場内は水浸しに。
最後はE.K.バギーがさくらえみを20分9秒、フォーリング・サンクチュアリからの片エビ固めで押さえ込み、狂乱のバトルロイヤルは終結した。
タイ人選手の日本での我闘雲舞大会の参戦は、これが最後になるが、ジューケンはもうしばらく滞在するので、8.19市ヶ谷大会でPro-Wrestling 4U G6選手権の防衛戦を行うことに。挑戦者は「ことり」とサワディー仮面、2人現れたので、3WAY戦に決まった。
【写真・文/安西伸一】