“フェリス女子大卒の文武両道美女レスラー”雪妃真矢が世羅りさとタッグ王座を奪還し二冠王達成!
17日、千葉県・オリエンタルホテルにてアイスリボン『千葉リボン』が行われ、“アジュール・レボリューション”の雪妃真矢&世羅りさが“GEKOKU娘”の弓李&尾崎妹加を撃破してインターナショナル・リボンタッグ王座を奪還した。
アジュレボは2017年10月に“らぶりーぶっちゃーず”の星ハム子&宮城もちを破ってリボンタッグ王座を初戴冠し、約8ヶ月間に渡る長期政権を築いたが、昨年7月にらぶっちゃを相手に王座を陥落。
松本都によるプロデュースでアイドル活動も行っている“GEKOKU娘”の弓李&妹加は昨年タッグ戦線に台頭し、昨年12月にらぶっちゃを撃破して同王座を初戴冠している。
アイスリボンの現タッグ戦線はこの3組の力が拮抗している状態であり、昨年12月にシングル王座である現ICE×∞王者を奪取するほどの実力をつけた雪妃にとってこの日は二冠王を狙う絶好のチャンスとなっていた。
王者のGEKOKU娘も過去の戦績ではアジュレボに未勝利であり、王者となってからの成長を見せつけ“下剋上”を為したいこの試合、妹加はパワーファイト、弓李は堅実なグラウンドテクニックとそれぞれの持ち味を発揮して攻め込んでいく展開。
しかし、タッグ歴に一日の長があるアジュレボは細やかな連携で少しずつ支配権を奪い返していき、ダブルのチョークスラムで妹加をマットに叩き落とし、バズソーキックを決めた雪妃は世羅との波状攻撃からタイガードライバーを決めて3カウントを奪い、リボンタッグに8か月ぶりの返り咲きを果たした。
試合後、雪妃はバニー及川の持つトライアングルリボン王座を奪取し“三冠王”になることを宣言しつつ、次期挑戦者に因縁のらぶっちゃを逆指名。らぶっちゃもこれに応じるが、テキーラ沙弥とジュリアの新鋭タッグ“Burning Raw”もこれに名乗りを上げ、松本都も王座戦線への参入を希望していることが藤本つかさから伝えられ、タッグ戦線は苛烈に燃え上がった。
試合後、雪妃は31日の後楽園ホールで自身のICE×∞王座をかけて戦うつくし戦について「勢いのある挑戦者を迎え撃たなければいけないんですけど、でも今日私は二冠になったおかげで挑戦者からしたら『アレ?二冠?』って思いますよ」と自信を見せ、「お互いに高め合ってボコりあって、どっちがより多く相手の毛をむしるかみたいな戦いで防衛します」と意気込みを語った。
一方のGEKOKU娘は、「ガツガツし過ぎてたわけじゃないんだけど、風格が凄い。『もう余裕です』みたいな。『揺るぎませんよ、私たち』みたいな。お互いを信じてるみたいな。気持ちが強くて、それに負けちゃいました」と妹加が語り、弓李は「妹加ちゃんのためにベルト獲ったとか言ったけど、やっぱ離れると淋しいな、悔しいなっていうのがあります。こんなですけど。家帰って泣きます。Twitterで『泣いてますなう』って」と悔しがった。