【試合結果】3・10 PURE-J板橋大会 中森華子&永島千佳世vs真琴&春日萌花 勝愛実vsDASH・チサコ 藤ヶ崎矢子vs佐藤綾子 ライディーン鋼vs紺乃美鶴 KAZUKIvsマリ卍
『中森華子プロデュース大会』
日程:2019年3月10日(日)
開始:13:00
会場:東京・板橋グリーンホール
観衆:137人
▼シングルマッチ 15分1本勝負
○KAZUKI
11分20秒 ダイビング・ニードロップ→片エビ固め
●マリ卍
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○ライディーン鋼
10分47秒 ラリアット→片エビ固め
●紺乃美鶴(我闘雲舞)
▼シングルマッチ 20分1本勝負
●藤ヶ崎矢子
15分34秒 ドラゴン・スープレックス・ホールド
○佐藤綾子(ディアナ)
▼シングルマッチ 30分1本勝負
●勝愛実
15分38秒 ホルモン・スプラッシュ→片エビ固め
○DASH・チサコ(仙女)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
●中森華子/永島千佳世(フリー)
19分44秒 チャカチャカ
真琴(フリー)/○春日萌花(フリー)
中森華子プロデュース大会で勝利した春日萌花が勝利し永島千佳世「ボリショイの引退とともにPURE-Jは終わり」と挑発!勝愛実はデビュー戦の相手であるチサコ超えならず
オープニング
コマンドボリショイとLeonがイギリス遠征により不在の中、今大会は中森華子のプロデュース興行として開催。試合前には選手たちがリングを取り囲み、東日本大震災の被災者への黙祷が捧げられた。
第1試合
唯一の純血対決となるオープニングマッチはKAZUKIとマリ卍のシングル対決。復帰から1ヶ月が経過したマリだがKAZUKIをあわてさせることはできず、バックドロップからのニードロップに撃沈する。
第2試合
ライディーン鋼は我闘雲舞・紺乃美鶴と対戦。20kg以上の体重差に苦しむ紺乃だが、鋼の巨体をボディスラムで投げるなど意外なパワーを発揮する。ラリアットで勝利した鋼が右手を差し出すと、悔しさいっぱいの表情で握手に応じた。
第3試合
第3試合は藤ヶ崎矢子 vs 佐藤綾子。互いにヒップアタックの使い手であり開始早々から応酬すると、その後はスープレックスや丸め込みでも意地を張り合う。クライシスのKAZUKIが佐藤をアシストすると、鋼が止めに入るなどリングサイドではWANTEDが小競り合い。カウンターのニーアタックからドラゴン・スープレックスにつないだ佐藤が勝ち名乗りを受けた。
第4試合
セミファイナルでは勝愛実がデビュー戦の相手でもあるDASH・チサコと久々の一騎打ち。カウンターのイナズマバスターで叩きつけた勝は、ラリアットからエルボーを連打。しかしノーザンライト・スープレックスからダイビング・フットスタンプを突き刺したチサコが、必殺のホルモン・スプラッシュでとどめを刺す。
第5試合
メインイベントは中森華子が永島千佳世と初タッグを結成し、真琴&春日萌花と激突。春日にディスティニー・ハンマーを叩き込んだ中森は、真琴をハイキックで追い払うと鎮魂歌ドライバーへ。必至の抵抗を見せる春日にとどめを狙うが、ここで永島が振り下ろしたイスが中森の脳天を直撃。すかさずブリッジの体勢で押さえ込んだ春日が大逆転の3カウントを奪った。
中森は永島に対し「ふざけんじゃねぇよ! なんなんだよ!」と詰め寄ると、永島は「オメーが選んだんだろ、私をパートナーに。こっちが“ふざけんじゃねぇよ”だよ」と言い返し口論に。永島は「私がハッキリ言ってあげましょう。ボリショイの引退とともにPURE-Jは終わり」と言い放つと、リングサイドにいたPURE-Jの選手たちがリングに上がり永島と対峙する。中森は「PURE-Jは終わりじゃねぇんだよ。オマエなんか私がぶっつぶしてやんだよ」と、4・3BIG TOP新木場大会で永島とのシングルマッチを要求。カーテンコールでは中森が「私のプロデュースの大会でこんな悔しい負け方をして、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。ボリショイさんが引退するからといってPURE-Jは終わりません! PURE-Jには私がいるから。中森華子がこれからPURE-Jを守っていきます! だから皆さんついてきてください」と締めた。
<試合後コメント>
中森華子
「私のプロデュースだからしっかり勝って、いい形で終わりたかったんですけど、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。何があろうと私は春日萌花に負けたという事実は変わらないし…しっかり受け止めてこれから強くなるしかないし。今日、永島千佳世と初めて試合で関わったんですけど、アイツにあんなふうに言われる筋合いまったくないし、本当に腹が立っています」
――“PURE-Jの中心”を狙う春日に怖さを感じる?
「そうですね。去年から参戦して頂いてて、PURE-Jの中でも全員がそういう言葉を言ってるわけではないし、PURE-J以外の人からそういうふうに言われて正直ホントにあせりも感じたし、試合に懸ける想いがすごく伝わってくるから怖い存在ではあったんですけど、でも負けるイメージはまったくなくて。私は春日萌花に負けてるところは1個もないと思ってたのでホントに悔しいです。その座を奪われないようにしていくしかないので。でも今日の負けはしっかり認めたいと思ってます」
――4・3BIG TOP新木場大会で永島とのシングルマッチをアピールしたが。
「何でもありの大会だし“おもちゃ箱をひっくり返したような”っていうコンセプトの大会で、PURE-Jだけに捉われない形でできる大会だと思っているので。おもちゃ箱は“ひっくり返した者勝ち”だと思ってます。普通の試合にはならないと思ってます。私としては何だっていいです。何だってやってやろうと思ってます。永島千佳世がルールを決めるならそれでもいいし、何でもいいなら私が決めるし」