【試合結果】12・27 新宿二丁目プロレスDREAM STORE大会 【ILNP王座】竹田誠志vs宮本裕向 忍&バナナ千賀&柴田正人vs竹田光珠&政岡純&谷口弘晃 フレディ・マーキュリーvsフレディ・マーキュリーvsフレディ・マーキュリーvsフレディ・マーキュリーvsフレディ・マーキュリーvsフレディ・マーキュリーvsフレディ・マーキュリーvsフレディ・マーキュリーvsフレディ・マーキュリー

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『新宿二丁目プロレスvol.32 ミックスデー ~敏感!快感!穴姦!肉縛り野郎昇天極楽忘年会!~』
日時:2018年12月27日(木)
開始:19:15
会場:新宿・ドリームストア
観衆:666人(超満員札止め)

▼さわやかマッチ
塚本拓海/○関根龍一
6分33秒 コンバイン
●阿部史典/大谷譲二

▼アマゾネス・ダイアン ショー

▼ドキッ!男だらけの騎馬戦!
○[北欧館チーム]忍/竹田光珠/大和ヒロシ/谷口弘晃
●[僕の部屋チーム]遠藤マメ/内田祥一/バナナ千賀/お客さん
●[ドーベルマンチーム]怨霊/宮本裕向/寧々∞D.a.i/お客さん
●[アンデルセンチーム]竹田誠志/柴田正人/大橋あっくん/政岡純
●[新宿二丁目24会館チーム]塚本拓海/関根龍一/阿部史典/大谷譲二

▼変態マッチ 7WAY
二代目マスクドバディvs二代目ブラックバディvs二代目グリーンバディvsホワイトバディvs忍vsバナナ千賀vs内田祥一
4分20秒 ノーコンテスト

▼みんなでガン掘り選手権
7位 0点 バナナ千賀ペア 
6位 53点 忍ペア 
5位 86点 2代目グリーンバディペア 
4位 173点 内田祥一ペア 
3位 176点 遠藤マメペア 
2位 202点 二代目ブラック・バディペア 
1位 279点 ホワイト・バディ

▼新宿二丁目プロレス女子プロレス ビューティーロイヤルランブル
○イーグル柴田
5分35秒 ボディプレス→体固め
●デビル小澤/●コギャルA
【退場順】寧々∞D.a.i→コギャルB→綾波コージー→阿部内寂聴→TWICEセナ・ツカモト

▼ブラジャーリアルレスリング 5分2R
○コギャルA(大谷譲二)
3分9秒 ブラジャー脱がし
●デビル小澤

▼フレディ・マーキュリー選手権
<出場選手>
フレディ・マーキュリー(遠藤マメ)、フレディ・マーキュリー(宮本裕向)、フレディ・マーキュリー(竹田光珠)、フレディ・マーキュリー(竹田誠志)、フレディ・マーキュリー(柴田正人)、フレディ・マーキュリー(内田祥一)、フレディ・マーキュリー(大和ヒロシ)、フレディ・マーキュリー(関根龍一)、フレディ・マーキュリー(大橋あっくん)
※フレディ・マーキュリーが優勝

▼レイチェル・ダムール ダンスショー

▼男達のガちんこマッチ
●忍/バナナ千賀/柴田正人
8分36秒 トルネードクラッチ
竹田光珠/○政岡純/谷口弘晃

▼新宿二丁目プロレス認定ILNPタイトルマッチ
【王者】クミコ・タケダ
16分36秒 リバースUクラッシュ→片エビ固め
【挑戦者】宮本リンチ
※クミコ・タケダが王座防衛に成功

▼全選手参加パンツバトルロイヤル
○大和ヒロシ
4分35秒 サムソンクラッチ式パンツ脱がし
●忍
【退場順】遠藤マメ→柴田正人→竹田光珠→関根龍一→阿部史典→バナナ千賀→内田祥一→塚本拓海→大谷譲二→谷口弘晃→綾波コージー→政岡純→怨霊→大橋あっくん

竹田誠志と宮本裕向の化身がシングル王座戦で激突!忍から勝利した政岡純が次期挑戦者に名乗り!忍がBadi休刊に応援メッセージ!大谷譲二のコギャル姿がリアルだと話題に!

オープニング


 初めてプロレスを見るお客さんのために寧々∞D.a.i、政岡純、バナナ千賀によりルール説明として模擬戦が行われる。

 続けて、レイチェル・ダムール、ドリアン・ロロブリジーダにより開幕宣言が行われた。

第1試合


 阿部と塚本でゴング。ロックアップから客席に押し込んでブレイク。
 再びロックアップから塚本がヘッドロック、首投げからブレイク。両者タッチ。
 大谷と関根のマッチアップ。組み合ってから関根がヒップトスを狙い、大谷がヘッドシザースホイップで投げ捨てるも、関根が蹴飛ばして威嚇しボディスラムからタッチ。
 塚本と大谷のチョップ合戦となり、大谷に声援が飛ぶと塚本は厳しいチョップからチンロックで絞り上げていく。大谷が抵抗するとキャメルクラッチに移行するも、お客さんに触れてブレイク。関根は阿部を客席に追い込んで場外乱闘へ。
 塚本はトラースキックも大谷が撃ち落とし、ローリングエルボー。さらにブレーンバスターで投げ捨て、阿部にタッチ。
 阿部は塚本を踏み台に関根に一撃入れ、塚本にサッカーボールキック。フォールも2。さらに阿部は伊良部チョップを狙うが、塚本がバックドロップ。関根にタッチ。
関根はカミカゼを狙うが、阿部が回避。エルボー合戦から阿部がソバット。さらに大谷とともにダブルのブレーンバスター。フォールも関根がスケベイスで殴ってカット。
 阿部は回転してキックを狙うが、塚本も一緒に回って翻弄し、関根が組み付いてカミカゼ。さらに塚本と関根がサンドイッチのトラースキック。フォールも大谷がカット。
 最後は、塚本が大谷を抑えている間に関根が阿部にコンバインでタップを奪った。

アマゾネスダイアン ショー


 ダイアンがジョークグッズを使い、セクシーに踊り上げた。そしてアフターパーティーの準備のためにダイアンは店に戻ることに。

第2試合


 選手入場式からそのまま騎馬戦へ。
 北欧館チーム、僕の部屋チーム、ドーベルマンチーム、アンデルセンチーム、新宿二丁目24会館チームの5チームのメンバーが発表されていき、人数が足りないチームはお客さんを大将に騎馬を組んで行き、綾波コージーが『LOVE YOU ONLY』を歌い上げる中、各チーム騎馬戦を開始。
 各チームそれぞれ場内に散っていき、リング内では騎馬の先頭に立つ宮本が同じく戦闘の関根の股間を狙って蹴りを放っていく。ドーベルマンチームとアンデルセンチームの大将の政岡とお客さんが組み合っていく中、新宿二丁目24会館チームがバランスを崩して倒れたのに巻き込まれ、アンデルセンチームと一緒に客席へ倒れ込む。その後、全チームがリングになだれ込み、騎馬が崩れては組み直してもみ合い、ハチマキを取り合う大混戦。最後は獅子奮迅の活躍を見せた大和ヒロシが勝ち残り、北欧館チームが優勝した。

大和「今日初挑戦なんですっごい気合いでしたんで、今日色んなところ出てきますけど、全て勝ちたいと思います!今日すごい僕熱くなってます!この熱気に負けないような熱気で応援して下さい!よろしくお願いしま~す!」

第3試合


 各選手が入場し、試合前から笑顔で股間や尻を触り合い、千賀は弥武リングアナの尻まで揉んでいく一触即発の空気で試合開始。
 千賀が前を隠す紙袋を千切って範囲を小さくしていく中、ゴングが鳴ると乱戦となり、千賀がホワイトバディの、二代目ブラックバディが内田のパンツを食い込ませて快楽を与え、マメが阿部をパワーボムの形で半分だけ上げて阿部の秘所を観客に見せつけていく
 続けて、全員が腕取りの数珠つなぎで一列に繋がり、ウェーブさせて電撃を両端の選手に送り込んで攻撃していく。
 これを制した忍は、全選手がダメージを受けて倒れる中でパンツを脱ぎ捨て生まれたままの姿に。その状態で阿部の顔面を忍の花園に埋める形で裏三角絞め。その状態でグリーンバディが阿部の尻に猛り狂う怒張を押し付け、ホワイトバディが忍の顔面をまたぎながらブラックバディを両足を抱え込んでの立ちバックで情熱を注入、内田がブラックバディの口元に自身のロリポップをあてがい、千賀が自らのバナナを覆っていた紙を剥がして大和の顔に押し付けるという地獄絵図にハッテン。これを見たレフリーがゴングを要求し、試合はノーコンテストに。
 しかし、この決着に納得がいかない選手たちのために、同じ顔ぶれでガン掘り選手権を行うことが発表された。

 ガン掘り選手権とは、タチ・ネコに分かれてペアを組み、制限時間内で何回腰を振れたかを競う競技。
 ガン掘り選手権のために各選手がお客さんの中からパートナーを選定。阿部はパートナーを見つけることが出来ず失格に。
 各選手主にバックでその昂りを打ち付けていき、マメはバックでまぐわう他選手たちの尻を愛撫する献身的なプレイを見せる。忍はドリアンさんをパートナーに選び、僧衣を着たドリアンが忍の観音様を拝みながらガン掘りしていくという背徳的なシーンを作り出す。攻守の反転を経て、ステージ上では谷口がお客さんにバックで突かれて雄の悦びを知り、背面座位で自ら腰を振る千賀がその腕を突き上げる。

 制限時間を終えてから万歩計が回収され、各ペアのカウントが発表されていき、大和ペアの優勝が発表された。
 

第4試合


 まずは寧々∞D.a.iと阿部内寂聴が入場し2人でゴング。両者がもみ合う中で綾波コージーが入場し、寧々∞D.a.iを踏み台に阿部へスイングDDT。
 そこへ異常なリアリティを持つコギャルAとコギャルBが入場し、寧々と阿部へエルボーを放っていく。ここへTWICEセナ・ツカモトが入場しリング内でポーズを決める中、デビル小澤が入場。竹刀を振り回すデビル小澤に全選手が逃げ惑い観客席へなだれ込んでいく中、聞き覚えのある入場曲に乗って赤いコスチュームに身を包んだイーグル柴田が入場。

 味わい深い新キャラの登場におののいた面々は、イーグルへ集中攻撃。デビル小澤が竹刀で腹を突き、全員で太鼓の乱れ打ちのようにポカポカと叩いていくが、柴田が全員を跳ね飛ばすと、倒れたコギャルB、綾波、寧々にボディプレスで3人まとめてフォールを奪う。

 続けてツカモトと阿部が対峙しするとツカモトが阿部にスモールパッケージ。ここにコギャルAと小澤が入ってきて2人で協力してツカモトと阿部を押さえ込み失格に追い込む。
 そのままコギャルAと小澤は柴田を相手に共闘し、コギャルAが柴田を羽交い締めにして小澤が竹刀を振り下ろす。しかし柴田がこれを回避すると竹刀はコギャルAに誤爆。柴田が2人をダブルラリアットで叩き伏せ、2人まとめてフォールで勝ち残りを決めた。

 試合後、コギャルAと小澤は「ちゃんと抑えてたでしょ」「ちゃんと抑えてれば済むことなんだよ」と口論。コギャルAは「組んでる場合じゃないですよ。戦わなきゃ。これ戦うしか無いですよ。ルールは……」と言って制服をめくり上げると女の子なのでその胸にはブラジャーが。小澤もコスチュームを脱ぐと女の子なのでブラジャーを装着しており、そのままブラジャーリアルレスリングへと発展していった。

 ルールは3カウント、相手のブラジャーのホックを外した場合に勝利。あらゆる打撃行為、バスターなどの危険な投げ技、相手選手のブラジャーを引きちぎるといったレイプまがいの行為は反則となりイエローカードが提示される。行き過ぎた反則が行われた場合は即レッドカードで反則となる。純粋なレスリングテクニックの他、これまでブラジャーのホックを外してきた過去の女性経験も闘いに有利に働く。大晦日に行われるRIZINのメインイベント、那須川天心vsフロイド・メイウェザーJr.の試合や東京オリンピックのレスリングもこのルールで行われるという噂があると場内で解説される。
 ラウンド1のゴングが鳴ると、両者はじりじりと距離を詰め、指先が触れ合うギリギリのタイミングで制空権を奪い合う。先に腕を取った小澤はコギャルAをグラウンド戦に持ち込んでマウントを取っていくが、女性経験豊富なコギャルAが下から背中に手を回して片手でホックを狙いに行く。ディフェンスに回った小澤をひっくり返して正常位に持ち込んだコギャルAだったが、小澤が観客に触れてブレイク。
 小澤は即座に組み付いていき、再びマウントを取っていくが、コギャルAがヘッドシザースで切り返して行くが、小澤も即座に体位を入れ替え横四方固めへ。そのまま正常位に持ち込む小澤だったが、両手を背中に回したコギャルAが過去の経験から培った鮮やかな手技でブラジャーのホックを外し激闘を制した。この結末に納得の行かない小澤は暴れてコギャルAに襲いかかるが、セコンド陣に引きずられながら退場していった。

ドリアン・ロロブリジーダ ショー


 新宿二丁目発の本格DIVAユニット『八方不美人』として今月19日にCDデビューしたドリアン・ロロブリジーダの歌謡ショーが行われ、観客とともに『お祭りマンボ』を歌い上げた。

第5試合


 厳かな雰囲気の中、新たな選手権が行われることが発表される。審査員として忍と千賀がリングに上がる。
 千賀が「ワタシはフレディ・マーキュリーのカレシのジム・ハットンです。今日ハ彼氏のフレディが居なくなりました。探してクダサイ!探してクダサイ!探してクダサイ!」と訴えると、フレディ・マーキュリー選手権の開催を宣言。
 マイクスタンドを持ったファーストマーキュリーからナインスマーキュリーまで入場すると、アピールタイムが設けられ、9人のフレディ・マーキュリーがステージで各々のフレディ・マーキュリー像を表現し、「エーオ!」の声に合わせて観客とコール&レスポンス。ジム・ハットンは優勝者の名を「フレディ・マーキュリー!」と告げ、フレディ・マーキュリーたちは全員で勝ち名乗りを上げ『ウィー・ウィル・ロック・ユー』を歌いながら退場していった。

レイチェル・ダムール ショー


 レイチェル・ダムールが女装で艶やかなダンスから早着替えで男装となり、雄々しくも麗しいダンスを披露して会場を沸かせた。

第6試合


 二丁目プロレスの大御所たちに未来の二丁目プロレスのエースたちが挑むこの6人タッグ。今月17日に柴田正人がデビュー15周年を迎えたことがアナウンスされると会場は大歓声で祝福。

 先発は光珠と千賀。お互いに気合いの雄叫びを上げ、手4つから千賀が低空タックルで倒し、そのままグラウンド戦へ。柴田が「殺せ!」と物騒な声援を送る。千賀が首4の字で固めると光珠が返して足を固めていく。さらに千賀が切り返してチンロック、ヘッドロックと決めてテイクダウンするが、光珠が即座にヘッドシザース。そのままクリーンブレイクして両者タッチ。
 柴田と谷口の大型選手同士のマッチアップ。ロックアップで組み合い、谷口が振りほどいてチョップ、柴田もチョップで返しバチバチとした打ち合いに。優勢の柴田がボディスラムからエルボードロップを放っていくが、谷口が回避してヘッドロックで捕らえ、自軍コーナーに連れ帰って政岡にタッチ。柴田も振りほどいて忍へ繋ぐ。
 政岡と忍のマッチアップ。チョップ合戦からバチバチとしたエルボーの打ち合いに。これを優位に終えた忍がセックスボンバーを放っていくが、政岡はこれをかわしてコルバタ。しかし忍もすぐに起き上がってボディスラムで叩きつけ、顔面に低空ドロップキックを入れて千賀にタッチ。
 ここで全員入り乱れた場外乱闘となり、千賀は政岡を観客席に連れ込んで痛めつけ、忍は光珠をステージへ連れていき助走をつけてサッカーボールキック。リングに戻った千賀は政岡にブレーンバスターから股間にヒザを落とし、股間へのヘッドバッドからそのまま顔を埋めていく。これは反則カウントが取られ、4で解放して忍にタッチ。
 忍は政岡にボディスラムからその場飛びのムーンサルト。フォールも2。柴田にタッチ。
 柴田は政岡にボディスラムからエルボードロップ、そのままフォールも谷口がカット。その後も連続でフォールしていくが全て2。ならばと柴田はステージに上り、助走をつけてリング内に飛び込むダイビングボディプレスを放つが、政岡がギリギリで回避して自爆させ谷口にタッチ。
 再び谷口と柴田が対面すると、ショルダータックル、チョップと正面から力比べ。激しく打ち合っていき、谷口がラッシュをかけるが、柴田ベイダーハンマーで殴打していくと劣勢に。谷口はボディスラム狙うが柴田が耐えるとロックボトムで強引に叩きつける。しかし、柴田もすぐに起きてラリアットで返すとダブルダウンから両者タッチ。
 再び忍と政岡のマッチアップとなり、忍が突っ込んでいくと政岡がトラースキックで迎撃を試みる。忍がガードの姿勢を取るとフェイントを入れて腹にトラースキック、顔面にドロップキック。さらにステージに上って助走をつけて飛びダブルフットスタンプを放つが、忍が回避して延髄斬り。ここで柴田と千賀が谷口と光珠を観客席へ突き落とし、千賀が政岡にトラースキック、忍がセックスボンバー、柴田がステージ上からのボディプレスと畳み掛けてフォールも谷口がカット。忍は垂直落下式ブレーンバスターからアルゼンチンコースターを狙って担ぐが、政岡が着地。ここに光珠がステージ上から跳躍して忍にミサイルキック、谷口がラリアットと続いてアシスト。政岡がトラースキックを放つが、忍がこれをキャッチしてバックを取る。これを切り返してバックを取った政岡がトルネードクラッチで忍からカウント3を奪い、大金星を上げた。

政岡「OK!新宿!勝ったぞ!666さんよ、この間の大阪で次の2月3日に、谷口弘晃、木下享平、そしてこの俺政岡純……この中のひとりから挑戦させてくれるって言ったよな? この三人じゃないぞ。今日勝った俺が2月3日、大阪で今日のメインの勝者に挑戦させてくれ」
忍「そういう生意気なの大好きだよ×2。もし竹田が勝ったらイスでボコボコ、宮本が勝ったらムチでバッチバチ。それに耐えれるのアンタ?耐えれるの?」
政岡「耐えれるよ!なんでも来い!」
忍「その気持ち受け止めましたよ。2月3日はメインイベント、今日勝った勝者に挑戦しろよ。しょうもない試合したらもう二丁目プロレス出さないから」

第7試合


 両者が入場し、ベルトを持っての記念撮影を終えると宮本がマイクを取る。

宮本「ちょっといいかしら?おかまのみなさん、そして腐女子の皆さん。お久しぶりね!あたし、今回初めて新宿二丁目プロレスでメインイベントなの。何でか分かる?そうね、ベルトに挑戦するからよね。だけどあたし、ベルトにはまったく興味がないの。私が興味あるのは、竹田誠志……貴方の身体よ(場内から黄色い声が上がる)。ただ、ちょっと聞いて。貴方、最近結婚を発表したわね?……寂しいわね、寂しいわ……寂しい。寂しすぎて貴方をボコボコにする!(ムチを振り上げて奇襲のフリ)……と言いたいところだけど、今日あたし、このムチは使わないわ。この縄も使わないわ。プロレスリングで勝負してあげるわ!」

 宮本の言葉を受け、竹田が訝しげにレフリーに宮本のボディチェックを念入りに要求しゴング。
 試合が始まると、ロックアップから押し込み合い。竹田が押し込んでブレイク。手4つからバックの取り合い、腕の取り合い、グラウンドに持ち込んでの足の取り合いと堅実なレスリングの展開を見せる。竹田がヘッドロックで捕らえていくが、宮本は腕を取り返し、テイクダウンからクリーンブレイク。
 仕切り直してリングを周り、手4つから宮本が首投げ、チンロック。さらに頭頂部にエルボーを落としてフェイスロックでねじっていく。さらにキャメルクラッチに切り替えていくが、竹田がお客さんの手を掴みブレイク。
 宮本は竹田にサーフボードストレッチ。竹田はリバースしようとするが、宮本は中々離さない。竹田が観客席になだれ込んで逃げようとするが、宮本は追っていって客席でフェイスロック。さらにリングに戻し、フォールも2。
 宮本はボディスラムからエルボードロップ。フォールも2。宮本はさらにチョップを放っていくが、竹田も張り手でやり返し激しく張り合っていく。これを制した宮本はファイアーサンダーを狙っていくが、竹田は着地してスピアー。竹田は宮本をスケベイスに座らせ、長距離の助走をつけて串刺しドロップキックからエクスプロイダー。フォールも2。竹田は「遊びは終わりだ!」と国体1回戦スラムで担いでいくが宮本は着地。宮本は裏拳を放っていくが、その腕を取って竹田が飛びつき腕十字。

 早くも決着かと思われたその時、場内に『M』が鳴り響き、ドMのあっくんと関根がおむつを履いてステージへ登場。あっくんが関根の乳首に洗濯バサミを挟んで引っ張る様子を宮本と竹田は並んで見守る。あっくんと関根はリングに入ると声にならない喘ぎ声を上げながら竹田にすがりつき、竹田の股間や乳首に口を寄せていく。竹田が全力で抵抗している間に宮本はロウソクに火を灯し、あっくんと関根に熱々のロウを垂らすご褒美をあげようとするが、思うようにロウが垂れず直火で炙っていく。竹田にもロウを垂らし、竹田が悲鳴を上げる中、宮本はバラムチを取り出してドMの2人と竹田を殴打していく。宮本がドMの2人に竹田を押さえるよう指示するが、案の定避けられてドMに誤爆してしまう。あっくんは「ぎも゛ぢい゛い゛~!」「も゛っと頂戴!」と嬌声を上げ、関根は竹田を押さえつけるも「避けて!」と叫んで竹田に回避させ自らムチを受けに行くという貪欲に快楽を求めるドMとしての心意気を見せる。流石に呆れた竹田がドMの2人をまとめて水車落としで投げ捨てると宮本に一撃入れ、膝立ちの宮本に長い助走をつけて必殺のロッキンポを狙う。

 しかし、ここで再び『M』が流れると竹田は直前で攻撃をやめ、宮本とともにステージに注目。入場してきたのはおむつを履いた大和ヒロシ。大和はベビーローションを飲み込んでえずく奇行からあっくん、関根とともに竹田をステージに連行し、嫌がる竹田に3人がかりで口を寄せ貪っていくというゾンビ映画のようなワンシーンを作り出す。

 しかし、3人を跳ね飛ばして中から出てきたのは、竹田誠志と深いつながりがあると思われる女性、クミコ・タケダ。クミコはドM3人+宮本が待ち受けるリングにさっそうと飛び込んでいくが、次々とアームドラッグで投げられてしまう。この全てをグラビアポーズで着地したクミコだったが多勢に無勢。ドM3人に押さえつけられてしまう。その間に宮本は縄を取り出し、あっという間にクミコを縛り上げる縄師としての腕前を見せると、クミコは時折息を吐くかのような小さく鋭い嬌声を発する。

 クミコを縛り終えた宮本はロメロ・スペシャルで吊り上げそのあられもない姿を観客の眼前に曝すという恥辱を与え、さらにドM3人がクミコの密林や乳頭、うなじに顔を寄せて舌を這わせていくという絶体絶命のピンチに追い込んでいく。

 しかし、ここで突如場内に『TT』が流れ、クミコと縁が深いと思われる竹田誠志と縁が深い塚本拓海と縁が深いと思われるTWICEセナ・ツカモトが乱入してドM3人を蹴散らし、宮本にトラースキック。このアシストを受けたクミコが宮本をリバースUクラッシュで叩きつけ、カウント3を奪い王座防衛に成功した。
 クミコは竹田誠志ではないからか、ベルトを受け取らずにすぐに退場し、宮本はドMたちにお仕置きしてから荒々しく退場。リング上にはうめき声を上げるおむつ姿のドM3人だけが残された。

ボーナスマッチ


 ドM3人をリングに残したまま全試合終了のアナウンスが為されるが、毎回恒例のボーナスマッチとして全選手参加パンツバトルロイヤルが開催。
 全選手が入場し試合開始。早速全員が全員のパンツに飛びついていく中、内田が政岡に逆エビ固め式パンツ脱がしを狙い、その内田のパンツを怨霊が狙い、ちんぐり返しにされた内田がそのパンツを狙われる。レフリーも誰が失格になっているのかわからない混沌状態で試合が進行していき、ステージに上がった阿部と千賀がパンツを脱がせ合い、イスに乗って腰を振りながら踊り始める。怨霊、忍、大和らベテラン勢に政岡の果実が狙われる中、大和が怨霊のパンツを剥ぎ取ったり、あっくんのおむつが引き裂かれたりと事案が発生する中、次々と選手たちが脱落していき、残るは大和と忍のみという状況に。ステージ上ではドリアンが全裸で踊るあっくんと千賀の前に椅子を置いて座り、真剣な表情で2人のエッチピストルを観察。
 忍と大和は確かな技術に裏打ちされたハイレベルなレスリングの攻防を繰り広げ、めまぐるしいバックマウントの取り合いから腕関節を狙っていく。大和が下から組み付き、サムソンクラッチを狙うが、忍はこれを耐えて大和のパンツをずり下げていく。しかし大和は強引にサムソンクラッチで丸め込み、忍のパンツを剥ぎ取ることに成功。ボーナスマッチは大和が勝利を果たした。

大和「今日はご来場いただきまして誠にありがとうございます!今日、新宿二丁目プロレス初参戦ですが、この場所がこんなに熱いプロレスだとは思ってませんでした。この熱さ、もっともっと先に進めたいと思いますので、これから継続参戦させて頂ければと思います!」
忍「大和選手、今日は素晴らしい活躍でしたよ。参戦ありがとうございます。あの……下がっていただいていいですか(笑)」
大和「あっ、そういう感じですか!」(大和が退場)
忍「皆さん、こういう格好で締めるのもあれなんですけど、僕も一週間前くらいに聞いた話なんですけど、俺だったり、竹田光珠だったり、内田だったり、お世話になった、グラビアを飾らせてもらったBadiさんが休刊になるということで非常に寂しいです。僕は、二丁目プロレスっていうのは、日本一売れてるゲイ雑誌Badiさんがあっての二丁目プロレスだと思ってます。ただ、休刊なだけで、僕は復活を望みます。そして、みんなで応援していきましょう!Badiのおかげで俺たち二丁目プロレスのレスラーが、チャンピオンになったり色んな団体で活躍できてるんだと思います。そして、ここにいる皆さんと俺らレスラーをつなげてくれたのもBadiだと思ってます。ホントにBadiさん、ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!」

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