竹田誠志と宮本裕向の化身がシングル王座戦で激突!

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 27日、新宿・DREAMSTOREにて『新宿二丁目プロレスvol.32 ミックスデー』が開催された。

 メインイベントでは、今年デスマッチ界で八面六臂の活躍を見せた竹田誠志と、先日シングルトーナメントを制して666無秩序無差別級王座の初代王者となった宮本裕向がILNP王座をかけて激突した。
 竹田は、今年5月に666の新鋭・竹田光珠との王者決定戦で勝利し、ILNP王座を戴冠。当時BJWデスマッチヘビー級王座&KING of FREEDOM WORLD王座を保有していた竹田はシングル三冠王となっていた。しかし、その日のエンディングのバトルロイヤルを制した宮本裕向の化身“宮本リンチ”が竹田への王座挑戦を表明。デスマッチ界にその名を轟かせる両者のタイトルマッチには大きな注目が集まっていた。

 7ヶ月越しの王座戦となったこの日、普段は縄師とのしての顔を持ち試合で縄やムチ、ロウソクなどを用いる宮本だが「貴方、最近結婚を発表したわね?……寂しいわね、寂しいわ。今日あたし、このムチは使わないわ。この縄も使わないわ。プロレスリングで勝負してあげるわ!」と正々堂々の闘いを約束。
 両者の試合は堅実なレスリングの展開を見せ、宮本がサーフボードストレッチやチンロックで竹田にダメージを蓄積し、チョップ合戦を制した宮本がファイアーサンダーを狙っていくが、竹田は着地してスピアー、エクスプロイダーと続けて一転攻勢。さらに宮本の裏拳をキャッチして飛びつき腕十字でガッチリ極め、試合は終わるかと思われた。
 そこへ、特殊な衣装に身を包んだ大橋あっくん(フランク篤)、関根龍一、大和ヒロシが乱入して竹田を取り囲んで服を剥ぎ取っていく。3人を振り払って中から出てきたのは貝殻ビキニが特徴的な竹田誠志の化身“クミコ・タケダ”。
 クミコは大橋らのアームドラッグを全てグラビアポーズで着地するなど軽やかなムーブを見せるが多勢に無勢。宮本に亀甲縛りで動きを封じられた上でロメロ・スペシャルで吊り上げられ、あられもない姿を晒される辱めを受ける。
 そこへ竹田誠志と縁が深い塚本拓海と縁が深いと思われる“TWICEセナ・ツカモト”が乱入しクミコを救出。アシストを受けたクミコは宮本をリバースUクラッシュで叩きつけ、カウント3を奪った。王座防衛に成功した竹田誠志の化身は、ベルトを受け取ることもなく無言で退場していった。
 
 また、この日のセミファイナルではプロレスリング紫焔の政岡純が新宿二丁目プロレスのプロデューサーである忍からピンフォールを奪い、ILNP王座への次期挑戦を直訴。これを忍が承諾し、2月3日の大阪大会で政岡と竹田誠志の王座戦が行われることとなった。

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