【会見】瀧澤謙太が『DREAM CREW』で海外修行の支援を募りハファエル・シウバとのバンタム級KOPに挑む!「しっかりKOでチャンピオンになる」
10日、恵比寿・アクトスクエアにて『DREAM CREW』の記者発表が行われた。
『DREAM CREW』とは、NEGTECが運営する仮想通貨“SAKURA BLOOM(SKB)”を使用した全世界参加型クラウドファンディング。
夢を抱くアーティスト、タレント、アイドル、クリエイターたちが自らプロジェクトを立ち上げ、ライブ配信などでの交流を経てファンがその夢を直接支援していくというもの。SKBがプロジェクトの目標額に達すればファンはグッズやイベント参加などのリターンを得ることが出来、未達の場合でもSKBはアーティストたちの活動費として寄付される。
この日は、DREAM CREWのプロジェクトユーザーとして、イギリス人(バンド)、KIS(ストリートユニット)、ナナエ(タレント・女優)、トイトニック(アイドル)、ヤンチャン学園(アイドル)、sherbet(グラビア・アイドル)が出席。
また、来年1月3日に東京ドームシティで開催される『2019 iDoL Fes 新春スペシャル』では、獲得SKBが多かったグループが出演権を獲得できるという争奪戦企画が行われており、これに参加しているハチャメチャ声優ユニットSTEM、神田佐知、松原愛菜、愛夢GLTOKYO、シブヤDOMINION、星十学園、我らがアイドル、Lu2、Vi-Stud'zが出席。
さらに、PANCRASEバンタム級1位の瀧澤謙太が出席し「総合格闘技団体PANCRASEの瀧澤謙太です。3月17日のタイトルマッチに向けてDREAM CREWに参加させていただきます。応援の程、宜しくお願い致します!」と挨拶するとともに、バンタム級キング・オブ・パンクラスの暫定王者であるハファエル・シウバとのタイトルマッチを行うことを発表した。
<会見後囲み取材>
酒井正和&瀧澤謙太
――瀧澤選手がDREAM CREWに参加した経緯は
酒井「まずSKBさんがPANCRASEのオフィシャルパートナーで、色々と取り組みをやっている中で、今回の投げ銭だけど世界共通でやれるというのは初めてじゃないですか。うちとしては瀧澤選手はいずれ世界で戦っていく逸材なので、そういう意味では今からグルーバル化というか、それには彼がバッチリ当てはまるんじゃないかって僕がすぐに瀧澤選手にオファーをしました。それで彼も気持ちよく『是非参加したい』と。それと合わせまして、まだ発表してないんですけど、今回3月17日のPANCRASEでタイトルマッチをやることをここで言わせてください。ハファエル(・シウバ)強いんで、すごいバンタム級のタイトルマッチが3月に行われるというのはPANCRASEにとっても重要な試合になるんじゃないかって思いますし、彼もそれに向けて準備を整えて、武者修行で海外でトレーニングも含めてこういった支援を受けて、タイトルマッチに挑むという形になると思いますね」
――DREAM CREWの話を聞いたときには瀧澤選手はどういったお気持ちでしたか
瀧澤「SKBさんのクラウドファンディングって聞いて、元々海外で練習してみたいなって思ってたんで、ちょうど期間がいいなってことで受けました」
――海外修業の場はどちらに
瀧澤「場所はアメリカで。具体的にどこのジムとかは決めてないです。アルファメールとか行けたらいいなと」
――DREAM CREWに参加してどのようなプロジェクトを立ち上げるのでしょう
瀧澤「SKBで海外修行のご支援をいただいて、リターンとしてTシャツと、交流会とかをしていきたいなと思います。どんくらい集まるかにもよるんですけど」
酒井「そうだね。1人とかだとね(笑)」
瀧澤「(笑)」
――想像以上の規模の支援が集まったとしたらいずれはタイトルマッチに招待するなどのリターンは
酒井「そうですね。そこはもう話し合って『呼ぼうよ』と、追加でそういう事はあると思います」
――DREAM CREWではファンが個人で支援をするものなので、瀧澤選手側から支援者を募るPRが必要になっていくと思いますが、それについてはどういったものをお考えですか
酒井「PRに関してはPANCRASEとして、SKBさんと今回のクラウドを含めて展開していくので、その中で、うちはあくまでタイトルマッチというものに重きを置いているので、そこと上手くクローズさせてプロモーションします。なので、ちょっとアイドルのそういうクラウドとは別路線の考え方。海外修行のための資金ということなので、そういうのが定着すれば、『じゃあ次のアスリートを』とか、PANCRASEのチャンピオンを目指している選手たちにとってのモデルケースになると思うんですよ。そこをSKBさんの方とこだわって作っていけたらなと」
――のし上がっていきたいと思う選手が自力でチャンスを作り出すことが可能になるということですね
酒井「もちろんそうですね。今日のアイドルグループのみんなもそうだと思うんですけど、のし上がりたい。それがなかったら、ただ待ってるだけだったら、何も生まれないじゃないですか。だからそういうことに積極的にチャレンジしていくってことですよね」
――これからの格闘家は、ただ練習して強いだけではなく長い目で見たプロモーション力が必要になる時代が来ると
酒井「もちろん。PANCRASEとしてはアスリートにそういう場を与えていますけど、アスリートはアスリートで、自分たちで自己発信することが必要だけど、中々それが難しい。そのためのインフラが無い。色々あると思うんですよね。そこで上手くPANCRASEとSKBを含めたフィールドを使ってアピールしていって。応援してもらいたいですよね。試合は見て、感動も与えたいですし、選手は選手でスキルも上げてもらいたいですし。そういうところだと思います。多分3月大会は間違いなく満員になると思うんですよ。でも、満員になることが重要じゃなくて、もう入りきれない。だから結果的にテレビで放送してる、Abema TVでも放送してる……それが結果だと。そういうところにどんどんどんどんPANCRASE自身も持っていきたい。そういう意味では、瀧澤選手はエースなので、そういう役割を持ってると思うんですよ。イケメンですし。どんどんどんどん色んな人に『あぁ、瀧澤選手ってこういう選手なんだな』って。今日の舞台でもアイドルグループの方がばーっといて、ボーイズグループもいて、でも瀧澤選手が一番華ありますよね。そこは元々持っているパワーっていうか、そういうものがあるんですよね。そういったものをどんどんどんどん伝えていけたらと思っています」
――PANCRASEの2月大会については
酒井「2月17日大会は、キックとムエタイ専門にします。MMAやらないです。それで、ケージじゃなくてリングでやります。で、2部構成。1部と2部は一日で2大会やる感じですね。中間で一度お客さん吐き出して、また入れてって感じで。1部のメインもあって、2部のメインもある。そういう感じでやります。MMAは一切やらない。キックとムエタイだけでやります」
――なぜこうした大会を
酒井「いや、もう、参戦オファーが多くて。恐らくチケットは全部ソールドアウトしちゃいます。そのくらい勢いがある感じなので。3月はケージでやります。最初は2月いタイトルマッチも考えてたんですよ。でもちょっと、リングなんで。ケージで戦わせたいですし、そういうのもあって3月にしました」
――新たにキックのイベントに進出するということでしょうか
酒井「いや、そういうことじゃなくて、どっちかって言うと、PANCRASEとREBELSがグループ化して、『交わるとこうなるんだ』っていう、シンクロさせたイベントなんですよね。ただメディアインフラから運営から何からうちがやるんですけど、シンクロさせて2月17日にやってるときに、そこでなにか新しいものが生まれる可能性ありますよね。『だったらもっとデカいとこ行こうよ』とか、そういう可能性あると思う。ポテンシャルだと思う。そのポテンシャルを確認する大会なんです。『PANCRASE REBELS RING』って名前でやります。でもマッチメイクはもう、全部来週の月曜日くらいには発表できるかな。もうそのくらいの勢いで進めています。なので3月大会ももうタイトルマッチ発表しちゃったので、多分年内にほぼほぼカード発表出来ちゃいます。なのでもう、4月大会を考えている感覚ですね。来年は11大会あって、1月大会だけ無いので、一応そういう形で動いてますね。来年はMXとかで全部放送します。あとUFCファイトパス。あとAbemaさんは協議中」
――瀧澤選手、タイトルマッチに向けて一言
瀧澤「ハファエル・シウバはかなり強い選手で、みんな『瀧澤どうなんだろ』って思ってるかも知れないですけど、しっかりKOでチャンピオンになりたいと思います」