チャッキーTが“ブチ切れ”狂気の暴行!茫然自失のまま会場を後に
29日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『WORLD TAG LEAGUE 2018』が行われた。
この日の第4試合では、同リーグの公式戦が行われ、トーア・ヘナーレ&真壁刀義と“BEST FRIENDS”チャッキーT&バレッタが対戦した。
試合は、序盤からエンジン全開の真壁が豪快な力技で2人をなぎ倒していくが、闘志満々のヘナーレがタッチを要求。真壁はヘナーレの意志を汲んで試合を任せる。
ヘナーレはバレッタにエルボー連打からのフライングショルダー、さらにバレッタのスイングDDTをこらえてぶっこ抜きブレーンバスターで叩きつけ、投げっぱなしジャーマンを放つなどの全力ファイトを見せる。
バレッタはなんとかチャッキーにつなぐと、ヘナーレは正面から打撃合戦を挑み、バチバチと打ち合っていく。しかし、ヘナーレのヘッドバッドを受けたチャッキーは豹変。突如ヘナーレを場外に蹴り出しイス攻撃から場外でのボディスラムを連発。さらにリング内にイスを何脚も投げ入れ、テーブルまでもリングに投げ入れる。チャッキーはヘナーレをリングに戻し、レフリーが見ている前でヘナーレの顔面にイスを投げつけたため、即座に反則のゴングが打ち鳴らされた。
試合後もチャッキーは止めにかかるセコンド陣を蹴散らし、尚もヘナーレをイスで殴打し、ベルトで首を絞めテーブルへボディスラム。流石にバレッタが止めに入るが、チャッキーは親友のバレッタまでも突き飛ばして暴れまわる。場内からは歓声が消え、ざわめきで満たされた。
バックステージに戻ったチャッキーは虚ろな目で無言のまま佇む。
後から慌てて追いかけてきたバレッタが「お前大丈夫か?どうしちゃったんだよ?あんなこと、起きちゃいけないことだってのは分かるよな?」と問いかけるが、チャッキーは「俺は大丈夫。大丈夫だよ……」と力なく呟くだけ。バレッタは「カメラのいないところで話そう」とチャッキーの肩を抱いて足早に会場を後にした。