666 12.23新木場大会 組織旗揚十一執念記念大会、宮本裕向総合格闘技の道ファイナル

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666 vol.61 〜組織旗揚十一執念記念大会〜
日時:2014年12月23日(火・祝)
開場:18:00 開始:18:15
会場:東京・新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)

▼第1試合 美、変、偽、醜 豪華4色クリスマスパーティー!
忍/●寧々∞D.a.i
11分03秒 ジャーマンスープレックスホールド
円華/○唯我

▼第2試合 お好み焼き!? もんじゃ焼き!? 味噌煮込み!? キャラクター対決マッチ!
○K666/ラピート/太陽塔仮面 with 遠藤マメ
11分55秒 ダイビング・フットスタンプ→片エビ固め
小仲=ペールワン/Kouzy/●YANAGAWA with 暗黒シャーマンモリノス

▼第3試合 666vsバトラーツ
山田太郎 /●有賀兄さん
11分10秒 逆片エビ固め
矢野啓太/○タケシマケンヂ

▼第4試合 宮本裕向総合格闘技の道 〜ファイナル〜 総合格闘技ルール 5分3R
●宮本裕向
1R 2分46秒 TKO(チョークスリーパー→レフェリーストップ)
○アレクサンダー大塚

▼第5試合 プロレス職人クリスマススペシャルマッチ
○怨霊/GOEMON
13分18秒 怨霊クラッチ
バッファロー/●GENTARO

▼第6試合 ザ・クレイジーSKBのワールドツアー シーズン2 〜世界の殺人鬼〜3本勝負
○ザ・クレイジーSKB/華名/葛西純/乞食/先輩
2-1
●X/XX/XXX/XXXX/XXXXX

<1本目>
ザ・クレイジーSKB/○華名/葛西純/乞食/先輩
5分54秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固め
X/●XX/XXX/XXXX/XXXXX

<2本目>
●ザ・クレイジーSKB/華名/葛西純/乞食/先輩
2分22秒 PK→片エビ固め
X/XX/○XXX/XXXX/XXXXX

<3本目>
○ザ・クレイジーSKB/華名/葛西純/乞食/先輩
6分31秒 爆竹ポア
X/XX/XXX/●XXXX/XXXXX

▼ボーナスマッチ 総合ルール
○宮本リンチ
2R 2分53秒 TKO(リンチの縄縛り攻撃→セコンドのタオル投入)
●男盛

総合格闘技の道でアレクにTKO負けした宮本だが、急遽ボーナスマッチで再戦!?
怨霊がGENTAROとバッファローに右足を散々攻撃されながらも逆転勝ち!

オープニング

2014-12-23_666vol61_オープニング『Gメン75』ならぬ『Gayメン666』と題したオープニングVTRから旗揚げ11執念記念大会がスタート。いつものようにMEN’Sテイオーと須山氏が登場して天皇誕生日に666が開催することをお詫びしつつ、いつもの諸注意をして前説を終えようとすると、ハッピーバスデイの曲が流れ、11日が誕生日だったというテイオーを666の選手たちが祝福。
たくさんの酒をプレゼントされたテイオーは「これ飲んでアル中になって頑張ろうと思います」と喜びの弁。続いて暗黒シャーマン・モリノス氏が登場し、「パワースポット」をコンセプトにした衣装を着てきたので、今年嫌なことがあった人は私を崇めなさいと告げる。

第1試合

2014-12-23_666vol61_第1試合忍は開始のゴングが鳴るとジョジョ立ちを披露。何と忍の母校の先輩が『ジョジョの奇妙な冒険』の作者である荒木飛呂彦先生がいるらしい。ただし面識はなし。忍と円華というテクニシャン同士がスピーディーな攻防を展開。ドロップキックが相打ちになると、忍がジョジョ立ち。釣られて円華もジョジョ立ち。
続いて寧々と唯我の女子(?)対決。エルボーで向かっていく寧々だが、急所蹴りを見舞った唯我はヘアーホイップ。寧々もヘアーホイップを返していくが、唯我はロープに飛ばしてびよんびよんや、カバーされるとブリッジで返すなどの“女子プロムーブ”をお互いに見せる。

キャメルクラッチに捉えた唯我だが、背後から忍がサッカーボールキックでカット。だが、円華が何度もボディスラムで叩き付けてから逆エビ固め。どうにかロープに逃れた寧々だが、円華は唯我と2人がかりで踏みつける。さらにブレーンバスターで投げた唯我はミドルキックを連打。
円華は胸を突き出して寧々のエルボーを受けると、寧々の顔面をフロントキックで蹴り飛ばす。しかし寧々も円華の串刺し攻撃を蹴りで迎撃してハリケーン・ラナで投げて忍にタッチ。唯我との合体攻撃を狙った円華だが、ドロップキックで2人を場外に追いやった忍はケブラーダを発射。

円華をリングに戻した忍はSEXボンバーを狙うが、ブロックした円華は逆さ押さえ込みの体勢からシットダウンする変形バックブリーカー。続いて唯我がフィッシャーマンバスターを決めいくが、忍はショートレンジのSEXボンバー。タッチを受けた寧々はフロッグスプラッシュ式クロスボディーからアバランシュホールド。
そこに忍が入ってきてトレイン攻撃を決めると、寧々がミサイルキックを発射。忍と円華が場外で揉み合っている間に、リング上では寧々がムーンサルトプレスを投下。これを唯我がかわすと、寧々の背後から円華がフロントキック。さらに唯我が変形ラリアットからハイキック。そして横回転式フィッシャーマンズ・スープレックス。カウント2で返した寧々だが、唯我はジャーマンで投げて3カウント。

試合後も寧々は唯我に襲いかかっていくが、円華が寧々を蹴散らしていった。

第2試合

2014-12-23_666vol61_第2試合太陽塔仮面はKouzyを見て「パッと見イケメンっぽい。T○KI○にいそうな顔してる」と言うと、チョップ合戦ひとつ取ってもキャラが濃い。ホーガンばりに「YOU!」と指差した太陽塔仮面だが、そこから何もない。Kouzyの背後を取って、同じ太陽塔ポーズを取らせた太陽塔仮面はラピートにタッチ。
ロープワークからペールワンにドロップキックを見舞って行くと、YANAGAWAがリングイン。K666にドロップキックを見舞っていくが、K666もコルバタを返す。するとラピートがサイドスープレックスからニードロップを投下。

YANAGAWAを捕まえていき、エプロンから上半身を場外に出すと遠藤マメがヒップアタック。だが、モリノスさんが入ってきて扇子でマメを攻撃。だが、YANAGAWAも太陽塔仮面にドロップキックを返してKouzyにタッチ。ミドルキックを連打していったKouzyだが、太陽塔仮面の串刺し攻撃を蹴りで迎撃してからスイングDDT。
さらにペールワンがぶら下がり式首4の字固めからスワンダイブ式ブレーンチョップ。そして座禅式アサイDDTを決めたペールワンだが、太陽塔仮面がカウンターのドロップキック。タッチを受けたYANAGAWAはラピートに前方回転ネックブリーカーを返すと、ハーフダウンのラピートに低空ドロップキック。さらにK666がスリングブレイドからダイビング・フットスタンプを投下して3カウント。

第3試合

2014-12-23_666vol61_第3試合666vs.バトラーツと題されたこの一戦。タッグチームでもあるタケシマと山田はやややりにくそうにグラウンドの攻防を見せる。続いて矢野が有賀を相手に確かなレスリングテクニックを披露。さらにケブラドーラ・コンヒーロからスリングショット式アトミコを見せると、矢野がショルダークローで絞め上げる。
さらに有賀がエルボーで反撃しようとしてもカウンターのタックルでテイクダウンを奪ったタケシマはアキレス腱固め。有賀もアキレス腱固めを仕掛けていくが、タケシマは「決まってない! 決めてみろ!」と挑発。

有賀と山田は早いタッチワークで反撃。山田はうつ伏せのタケシマをサーフボードストレッチのように捉えて背中を踏みつける。だが、スピアーを返したタケシマは矢野にタッチ。山田がスクールボーイで丸め込むがカウントは2。矢野はオールドスクール(=ロープ歩きからの手刀)からのフロントスープレックスで投げていく。
ダメージが大きそうな屋仇だが、矢野が不用意に近づいたとことを丸め込む。カウント2で返した矢野はタケシマにタッチ。キャメルクラッチで苦しめていったタケシマだが、ロープに逃れた有賀がミサイルキックかたドッグバット(=ハイハイ式ヘッドバット)。だが、タケシマは一瞬の隙を突いて腹固めに捉える。

どうにかロープに逃れた有賀はヘッドバットを返すが、タケシマも左右の張り手からヘッドバットを返すと、これで有賀は額から流血。そこから逆片エビ固めに捉えてギブアップを奪った。

第4試合

2014-12-23_666vol61_第4試合宮本裕向総合格闘技の道がいよいよファイナル。その相手はかつて『PRDE』でも活躍したアレクサンダー大塚。四点ポジションでの打撃は両選手認めたため有効。
明らかに宮本よりも一回り以上体が大きいアレクは、宮本が足を取っても倒れて上になる。さらにガブっていったアレクだが、宮本は何とか離れる。宮本は懐に飛び込もうとしたが、アレクの左フックがカウンターで目の辺りにヒット。

どうにか組み付いた宮本だがバックマウントを取ったアレクは、肩固めの体勢に入る。宮本もどうにか防御しようとするが、アレクは素早くバックに回り込んで胴絞めスリーパーを決めてギブアップを奪った。
体重差やキャリアを考えれば宮本の健闘が光ったが、アレクは体重が増えても動きの機敏さんはPRIDE時代と比べても遜色ない。

マイクを持った宮本は「オイ、レフェリー! 俺はギブアップなんかしてねぇぞ! 納得いくわけねぇだろ、こんなの。再戦だよ、再戦。アレク帰ってこいよ、納得いくわけねぇだろ」と主張するが、スリーパーはほぼ完璧に決まっており、レフェリーストップという判断は致し方ないところだろう。

第5試合

2014-12-23_666vol61_第5試合怨霊&GOEMONが入場してくると、GENTARO&バッファローが奇襲攻撃を仕掛けていく。怨霊を場外に追いやると、バッファローがGOEMONに串刺し攻撃。だが、バックを取ったバッファローに急所蹴りを見舞ったGOEMONは怨霊にタッチ。バッファローを蹴散らした怨霊はGENTAROにクルクルエルボー。
だが、ゼロ戦キックをブロックしたGENTAROは串刺し攻撃を狙うが、蹴りで迎撃。しかしこれで怨霊が右ヒザを傷めてしまう。すかさずバッファローが怨霊お右ヒザにスレッジハンマーを落とすと、ブレーンバスターで投げていく。

GENTAROが怨霊の右足をロープに巻き付けると、エプロンからバッファローが攻撃。さらにGENTAROが逆片エビ固めで徹底的に怨霊の右ヒザを攻撃していく。バッファローは怨霊の右ヒザ目がけてスライサー(=ロープの外から出した相手の頭にエプロンから投下するレッグドロップ)。
完全に動きが止まった怨霊に対し、GENTAROは左ヒザもニークラッシャーで痛めつける。怨霊もダブルアーム式バックブリーカーを返すが、痛めている右ヒザに落としてしまい大きなダメージ。それでも延髄斬りを見舞った怨霊はようやくGOEMONにタッチ。

GENTAROとバッファローにナックルパートを見舞っていったGENTAROは、サミングから鉢合わせにすると、フィストドロップを落としてからヒザにはニードロップを落とす。さらにシャープシューターを決めたGOEMONだが、GENTAROはロープに逃れる。
タッチを受けた怨霊はミサイルキックでGENTAROを吹っ飛ばすと、バッファローに怨霊ドライバーを狙うが、コーナーに押し込んでいったバッファロー。だが、バッファローをコーナーに乗せた怨霊は雪崩式フランケン。

クルクルエルボーで追い撃ちをかける怨霊だが、右ヒザのダメージで立ち上がれない。GENTAROは容赦なくニークラッシャーを決めると足4の字固めへ。エクトプラズムを投げつける怨霊だが、GENTAROは手でブロック。何とかGOEMONがカットに入ったが、GENTAROとバッファローがトレイン攻撃を決めてからGOEMONを場外に投げ捨てる。
怨霊は走ることもままならない状況だが、ロープに飛んだバッファローの足を場外のGOEMONがすくって倒すと、怨霊はGENTAROをサムソンクラッチで丸め込む。しかしカウント2で返したGOEMONはバックドロップで投げると、もう一度足4の字固めへ。

バッファローを振り切ったGOEMONがどうにかカットしたが、GENTAROはトドメのシャープシューターへ。しかし靴が脱げて脱出した怨霊はヒザへの低空ドロップキックから電光石火の怨霊クラッチで丸め込んで3カウント。
納得いかないGENTAROはなおも怨霊のヒザを攻撃していくが、あとの祭り。マイクを持ったGENTAROは「小澤さん、これどういうことですか? それに靴下、穴開いてますよ!」と言って怨霊を攻撃していった。

第6試合

※この試合は主催者側の要請により、試合詳細・試合写真は一切掲載出来ません。ご覧になりたい方はぜひ会場までお越しください。

華名さん締めてくださいメイン終了後、アレがアレしてリング上で倒れている華名。マイクを近づける寧々の腕を掴んだ華名は寧々を胴絞めスリーパーで逃げられないようにするが、山田が入ってきて寧々を救出して、逃げようとする華名をランバージャック状態でリングに戻す。
山田の手を握って「ホンマに嫌やねん!」と嫌がる華名に観客からは「マイク」コール。渋々マイクを持った華名は「絶対嫌や! う、歌います……」と言うと、なぜか『まいっちんぐマチコ先生』の主題歌をひと節だけ歌って逃げていった。

ボーナスマッチ

2014-12-23_666vol61_ボーナスマッチするとアレクとの再戦を要求していた宮本が「今日やる!」と主張し、急遽第7試合として、1R3分に変更して行われることに。ところがアレクはナイトガウン姿で入場。ガウンを脱いだアレクはフンドシ姿の男盛として登場。
対する宮本も新宿二丁目プロレスの宮本リンチとして登場。666の11執念記念試合のファイナルマッチを飾るのはリンチvs.男盛。ロックアップから宮本がパンチを叩き込むと男盛は宮本の突進を飛び越そうとしたが失敗。すると宮本がチョップで反撃。

男盛は自らの胸を叩いてパッション屋良状態で挑発。すると串刺し攻撃を狙った宮本にアレクは首4の字固めで捕まえる。さらにスタンディングのナイトメアーを決めた男盛はカバーするが、ルールは総合ルールということでカバーはない。すると宮本はバラ鞭で殴打していく。そこから赤いロープを持ち出した宮本は、残り1分から鮮やかな手つきで亀甲縛りを施していく。ここで第1R終了のゴング。
第2R、バラ鞭で殴打していった宮本。男盛は恍惚とした表情を浮かべながら悶絶。すると宮本はもう一本ロープを持ち出し、男盛の両腕を後ろ手で拘束してから両足も縛り付け、ある意味ロメロスペシャル状態に。

パンクラスのレフェリーもギブアップか尋ねるが、「NO!」と言う男盛に対して宮本はローソクを垂らしながら鞭で殴打。ギブアップはせずに耐える男盛だが、このままでは危険と判断した男盛側のセコンドがタオルを投入。見事宮本裕向の借りを宮本リンチで返した宮本は勝利のガッツポーズ。
一方の男盛は「俺はもっとやりたかった」と、ストップをかけたセコンドたちを叱責してから帰っていった……

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