イケメンしか挑戦できないベルトが初防衛戦で存在意義を剥奪
18日、後楽園ホールにて『WRESTLE-1 TOUR 2018 CHERRY BLOSSOM』が開催された。
第4試合では、王者の黒潮“イケメン”二郎が「イケメンにしか挑戦させない」と言っていたリザルト王座に、立花誠吾が挑戦。初防衛戦からコンセプトが揺さぶられる中、イケメンは「立花は心がイケメン」と挑戦権があると主張する。
試合が始まると会場がイケメンコールに包まれるが、イケメンは客を静かにさせると立花コールを起こす。
ヤンキー風な睨み合いが続く中、ハイスピードな攻防を終えると握手。しかしお互いナックルを狙うと、イケメンのナックルがヒットし走り込むが、立花はレフェリーを盾にして失神させると竹刀攻撃へ。
これに怒ったイケメンが立花を場外に叩き出すと、コーナートップからのケブラーダを投下し優勢に。しかし再度竹刀攻撃で形勢逆転した立花がSTOやアームロックで絞り上げ、竹刀攻撃からの首固め。これをイケメンが半回転して切り返しすとそのまま3カウントを奪った。
しかし勝利したイケメンは、所属ユニットのNEWERAから熊ゴローが脱退した事にショックを受け「ベルトどころじゃないよ」と意気消沈。
選手たちから“存在意義がないベルト”と言われ続けたリザルトベルトが、再度その目的を失ってしまった。