内藤哲也が「プロレス界の自称・王様。トランキーロ!あっせんなよ!」とIC王者・鈴木みのるを挑発

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 1日、両国国技館にて新日本プロレス『わかさ生活 ボディリカバリー Presents SAKURA GENESIS 2018』が開催され、内藤哲也率いる“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”と、鈴木みのる率いる“鈴木軍”が全面対決を行った。

 IWGPヘビー級タッグ王座のEVIL&SANADAを狙うランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.の“KES”の対決と、IWGPインターコンチネンタル王座戦線の渦中にある王者・鈴木みのると内藤哲也の対決には注目が集まっていた。

 鈴木軍が入場した瞬間から奇襲して試合開始。鈴木が内藤の顔面を張ると内藤は顔面にツバを吐く挑発で返礼。怒りがヒートアップした鈴木は内藤をぶら下がり式腕十字、膝十字、足4の字と徹底的に痛めつけていくが、内藤が延髄斬りで一矢報いて両者タッチ。
 ここからはタッグ戦線で注目される4人が奮闘する展開となり、EVILとSANADAがそれぞれの攻撃をチェーンさせて息もつかせぬタッグワークを見せる。
 しかし、スミスにマジックキラーを狙ったところをスミスがジャーマンで反撃。すかさずランスも飛び込んできて合体ランニングボディプレスで一転攻勢を仕掛けると、その勢いのままEVILにキラーボムを見舞い3カウントを奪った。

 試合後、リング上でマイクを取った内藤は「プロレス界の自称、王様。貴方が宝物だとおっしゃるそのIC王座、俺に放り投げられてた時のほうが輝いてたんじゃないでしょうか?俺に絡みたい気持ちはもちろんわかりますが、貴方の思いを言葉に出して伝えてみたらどうですか?王様、リング上にお上がりになって貴方の思いをお聞かせください」とリングに寝転がって鈴木を挑発。
 対する鈴木は「お前みたいな嘘ばっかりの詐欺師野郎は地べたに這いつくばるその姿がお似合いなんだ。鈴木みのる、鈴木軍、イチバーン」と睨みつけながらベルトを掲げた。
 そのままリングを後にしようとする鈴木に「王様はずいぶんご機嫌斜めなようだね。そんな時こそ王様、あの言葉を思い出してください。そう、まさに、トランキーロ!あっせんなよ!」と内藤が叫ぶと、鈴木は憤慨しイスや机を投げつけ大暴れで会場を後に。
 バックステージに戻った内藤は「俺にかまって欲しいんでしょ?王様なら新日本プロレスに言えばいーじゃん。『内藤とやらせてください!内藤と絡ませて下さぁい!』ってお願いすればいいんじゃないの?まあ、彼のやりたいようにすればいいんじゃない?」と余裕の笑みを崩さぬままコメント。

 対する鈴木は「なぜ内藤哲也が支持を集めるか分かるか?アイツが言うのは全部後だしジャンケンだからだ。巧妙な手口を使う詐欺師、うそつきの占い師、霊能力なんかもっていない霊能力者!そいつらが使う方法とまったく同じなんだ。全部後から、後から人が出した答えに自分を乗せているだけ。だからあたかも最初からわかってたかのように聞こえるんだ。それにお前ら全員が騙されてるだけだ。L.I.Jのファンはガキが多いだろう?騙しやすいからな。王の目はごまかせないぞ。お前の足に巻いてあるテーピング、なんの意味もなさないぞ。俺は知ってる。お前の長いシューズの下にあるテーピング。俺は知っている。すべてぶちこわしてやる」と、内藤を舌鋒鋭く分析し、不気味な笑みを浮かべたまま退場していった。

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