「チワワ様、お帰りなさい」欠場中の石森太二が高橋ヒロムを襲撃し「あの日の続きをやろう」とIWGP戦を要求!

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 9日、東京都・両国国技館にて新日本プロレス『カンタン酢 Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』が開催。IWGPジュニアヘビー級王座の防衛に成功した高橋ヒロムを石森太二が襲撃した。

 新日本プロレスは、10月に入ってからIWGPジュニア王座に挑戦予定のリオ・ラッシュ、IWGPジュニアタッグ王座に挑戦予定のケビン・ナイト、STRONG無差別級タッグ戦を行う予定のアレックス・コグリン&ゲイブ・キッド&ヒクレオ、さらにはジェフ・コブと主力外国人選手が相次いで体調不良を訴え欠場するという非常事態に見舞われていた。

 結局リオの体調は回復せず欠場となり、リオの盟友・YOHが挑戦することに。YOHは10・7でヒロムから勝利を収めており、緊急登板したYOHの王座初戴冠も十分あり得るという期待感が高まる中で決戦を迎えた。

 試合は、序盤から“ジュニアの3WAY”を象徴するかのような目まぐるしく攻守が入れ替わりつつ次々と場外への飛び技が繰り出される展開に。
 当然王者のヒロムが集中攻撃を受ける展開となり、中盤からはYOHとベイリーの対面が中心に。ベイリーがテコンドー仕込みの華麗な蹴撃の数々で圧倒していくが、YOHも得意の足攻めで対抗し戦況はイーブンに。
 ベイリーのアルティマウエポンをかわしたYOHは、得意のトラースキックからドラゴン・スープレックス・ホールド。さらにヒロムにはリオの技であるファイナルアワーを見舞うなど躍動。
 YOHはDIRECT DRIVEでヒロムを仕留めにかかるが、ヒロムが変形トルネードクラッチで切り返しながら担ぎ上げてのTIME BOMB。YOHが気迫のキックアウトを見せると、ヒロムはヒロムちゃんボンバー連打からTIME BOMB IIで突き刺して3カウントを奪った。


 王座を防衛したヒロムがコーナーに上ってベルトを掲げていると、突然場内が暗転。
 明かりが戻るとリング中央には頚椎の負傷で欠場していた前王者・石森太二が立っており、ヒロムの振り向きざまにジャンピングニー。さらにブラディークロスを狙う素振りを見せるが、ヒロムがKO状態であったため乱暴に解放し「ヒロム、あの日の続き、このIWGPジュニアをかけてもらってお願いしようか。TIME BOMBの時間は終わりだ!」と処刑を宣言した。
 ヒロムと石森は今年5月のBEST OF THE SUPER Jr.で対戦し、その際に石森が負傷してのレフェリーストップ裁定に。不透明決着に終わっていた2人の時計の針が再び動き出した。

 バックステージに戻ったヒロムは、「石森太二。あの男とやるまでは絶対負けるわけにはいかないと思ったよ。『SUPER Jr.』、俺も嫌だったなぁ、あの終わり方は。全然勝った気なんてしないよ。『あの日の続きやろう』って言ったな。あの最後のヒザの一発、それだけで伝わってきましたよ。石森選手、いやチワワ様、お帰りなさい。望むところですよ。やりましょう」と気迫を漲らせる。

 一方、石森は「お前はなんやかんやで楽しくやってるみたいだけど、俺のこと憶えてるか?俺は忘れてねえぞ!あの日のことを。石森太二を忘れてもらっちゃ困るぜ!」と復讐に燃えた。

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