ミスター雁之助の引退前ラスト後楽園でレゴブロックがばらまかれ、リング上がハードコアレゴランド!
25日、アイスリボン後楽園ホール大会『アイスリボンマーチ2018』が開催され、かつてアイスリボン最高顧問に就任していたミスター雁之助が引退前に最後の参戦を果たした。
ミスター雁之助は4月15日のガッツワールド新宿FACE大会で行われる『ミスター雁之助&影山道雄vs藤波辰爾&ヒロ斎藤』を最後に引退することを発表しており、この日が後楽園ホールのリングに立つのは最後となる。ラスト後楽園は宮城もちとタッグを組み、藤田ミノル&藤田あかねとのタッグ戦へ。
しかしこの試合をあかねがハードコアマッチにしたいと言い出し、当日のリング上で雁之助を説得。お客さんの後押しも受けてハードコアマッチに変更されると、バットやイスの他にぷかぷかアヒルを投げ合う見た目はほのぼのとした展開へ。だがあかねがレゴブロックの箱を取り出しリング上にぶちまけると状況は一変し、フォールされると背中にレゴが刺さり選手たちがのたうち回る。ラダーやバケツなど凶器がリング上に散乱する中、もちがムチ攻撃からダブル藤田の攻撃を誤爆させると雁之助があかねにファルコンアロー。さらにバケツやイスやレゴが集められた場所へ念仏パワーボムで叩きつけて3カウントを奪った。
試合後に雁之助が「誰だこんな試合やるっつったの!お前あんな危険な凶器ないだろレゴなんて!背中切れただろおまえ!」と激高すると、あかねも「あの、思ったより自分でも痛くてビックリです…」と反省。
改めてラストアイスリボンを終えた雁之助は「アイスリボン、最初の方は俺も関わってたからさ。今トップの藤本とかハムとかあのへんからずっと教えてたのね。いやもうほんと頑張ってトップに立ってもらいたい。女子プロ界に君臨するような、女子プロ=アイスリボンになってほしいなと思ってます。僕はもうこれでプロレス界からいなくなりますけど、陰ながら見守ってますよ。頑張って」とエールを送った。