【試合結果】3・17 大阪プロレス生野区大会 串カツおやじ&HUBvsオコノミヤキーダー&田村和宏 キャラメルボーイ&怪獣ニューワールドvs白くま&松山勘十郎 ツバサ&タコヤキーダー&アルティメット・スパイダーJr.vsマグニチュード岸和田&くいしんぼう仮面&Gamma
『大阪プロレスの開花宣言2018~笑顔満開~』
日時:201年3月17日(土)
開始:17:30
会場:大阪市立生野区民センター
観衆:147名
▼オープニングマッチシングルマッチ 20分1本勝負
○タイガースマスク2世
8分17秒 ランディロール→片エビ固め
●ワタナベヒョウ(DRAGON GATE)
▼シングルマッチ 20分1本勝負
●ゴールデンドラゴン
11分2秒 フェイタリティー→片エビ固め
○吉田隆司(DRAGON GATE)
▼6人タッグマッチ 45分1本勝負
○ツバサ/タコヤキーダー/アルティメット・スパイダーJr.
14分50秒 ファルコンアロー→片エビ固め
マグニチュード岸和田/●くいしんぼう仮面(フリー)/Gamma
▼大阪タッグフェスティバル1回戦 30分1本勝負
キャラメルボーイ/○怪獣ニューワールド
14分15秒 スクールボーイ
●白くま/松山勘十郎
▼大阪タッグフェスティバル1回戦 30分1本勝負
串カツおやじ/●HUB
10分47秒 HEAT-UPクラッチ
オコノミヤキーダー/○田村和宏(HEAT-UP)
大阪タッグフェスティバルが開幕!前年度覇者のキャラメル&怪獣が貫禄勝利!田村が新技でHUBからフォールを奪い優勝を宣言!
第1試合
豹対虎対決で開幕。互いの団体の意地を掛けたフレッシュさとライバル意識を剥き出しにした基本に忠実なレスリング勝負に歓声が飛ぶ。キビキビてした歯切れの良い動きで渡り合うがインサイドワークに勝るタイガースがマヒストラルからもう半回転してジャパニーズレッグロッククラッチの様な体勢に繋ぐ秘技を炸裂し辛勝。
第2試合
次戦のタッグトーナメント準決勝で対戦する両者の前哨戦。体格で大いに有利な吉田が力ずくで金竜を捩じ伏せんとする。金竜も持ち前の空中弾やサイバーボムをことごとく切り返すなど善戦したがならばと吉田は別のド迫力技で金竜を粉砕した。
第3試合
豪華な面子が揃った対決。タッグトーナメント準決勝で当たるツバサと岸和田の前哨戦で両者は試合前から殺伐とした視殺戦。シリアスな展開が続く中、くいしんぼうだけは平常運行。
ツバサはタコスパを巧みに使い連係プレーでペースを掴みにかかろうとするが百戦錬磨のベテラン組も易々とペースを掴ませない。混戦模様から両チーム共誤爆が続き呆然とするくいしんぼうにツバサが頭から突き刺し混戦に終止符。
第4試合
前年度覇者キャラメル組がいよいよ公式戦登場。対するは大阪お笑い戦線でしのぎを削る白くまと松山のホワイティ。正攻法では勝ち目が無いと考えたのか番狂わせを狙ってかホワイティはいつものコミカル戦法で幻惑にかかる。案の定掴み所の無いのらりくらりした戦術にキャラメル組もやりづらそう。反撃も単発で終わり攻めきれない。場外へのトペで勝機と見た松山が白くまに怪獣を捕らえさせて満を持して放った愛しの乱れ髪がまさかの白くまに誤爆。視界を遮られパニック状態の白くまをすかさず怪獣が丸め込み技アリ勝利。
第5試合
常に好調をキープする試合巧者四人によるトーナメント最後の1回戦。グッドコンディションを証明するかの様にリング狭しと縦横無尽に躍動する4者に館内から感嘆の声が挙がる。現&前シングル王者組が厳しい攻めでオコノミに標的を定め集中砲火を浴びせる。苦境が続くオコノミだったがカウンターの高速フライングラリアットを放ち自力で脱出すると代わった田村が全身を使った立体的殺法で逆襲に転じる。HUBも尻尾ムチ攻撃で応戦し串カツとの連係プレーで一歩も譲らず。
次第に一進一退の攻防になり勝利がどちらに転がるかわからない接戦になった所を田村がミノルスペシャルの要領で腕を極め、反転して逃げようとする所を足も掴み丸め込む新技を見せまさかのカウント3が入り場内を騒然とさせた。大阪での勲章をなんとしても欲しがっている田村の執念が呼び込んだ勝利であろう。
大阪でHUBにフォール勝ちを修め興奮した田村がタッグトーナメント制覇を改めて宣言、準決勝で対戦するキャラメル組がリングに上がり田村を挑発。次回大会での準決勝と決勝での激闘に期待が高まるエンディングとなった。
文章・写真提供:Rプランニング