【試合詳細】12・7 大阪プロレス大和アリーナ大会 【大阪プロレス選手権】TORU vs松房龍哉【大阪プロレスタッグ】浅川紫悠&ゴリアテvsタイガースマスク&佐野蒼嵐【大阪ライトヘビー級】大瀬良泰貴vsアルティメット・スパイダーJr【大阪名物世界一】えべっさん vsタコヤキーダー

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『株式会社上町建物管理presents~大阪プロレス年末の祭典~エクスカリバー2025』
日程:2025年12月7日(日)
開始:15:00
会場:大阪・大和大学大和アリーナ
観衆:2222名(超満員札止め)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
手塚基伸/●水野翔
6:35トランスレイヴ→片エビ固め
○TiiiDA/政宗

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
○ゼウス/秋山準/スペル・デルフィン/ユタ・サンバ
6分35秒 ジャックハマー→片エビ固め
大坂丈一郎/●くいしんぼう仮面/ザ・ボディガー/救世忍者乱丸

▼SUZAKU復帰戦6人タッグマッチ30分1本勝負
○SUZAKU/HUB/三原一晃
7分30秒 ヴァーミリオン・スプラッシュ→片エビ固め
ツバサ/●木下亨平/クワイエット・ストーム

▼大阪名物世界一選手権試合3WAYマッチ 時間無制限1本勝負
【世界一】●えべっさん
8分31秒 デルフィンクラッチ
【挑戦者】○タコヤキーダー
※えべっさんが防衛に失敗。タコヤキーダーが大阪名物世界一となる。
※もう一人は【挑戦者】ビリーケン・キッド

▼大阪ライトヘビー級選手権試合 時間無制限1本勝負
【王者】●大瀬良泰貴
16分8秒 サムソンクラッチ
【挑戦者】○アルティメット・スパイダーJr
※大瀬良泰貴が3度目の防衛に失敗。アルティメット・スパイダーJrが第4代大阪ライトヘビー級王者となる。

▼大阪プロレスタッグ選手権試合 時間無制限1本勝負
【王者組】浅川紫悠/●ゴリアテ
16分27秒 無双→片エビ固め
【挑戦者組】タイガースマスク/○佐野蒼嵐
※浅川紫悠&ゴリアテが2度目の防衛に失敗。タイガースマスク&佐野蒼嵐が第49代大阪プロレスタッグ王者となる。

▼大阪プロレス選手権試合 時間無制限1本勝負
【王者】●TORU
33分33秒 龍騰虎闘→エビ固め
【挑戦者】○松房龍哉
※TORUが6度目の防衛に失敗。松房龍哉が第38代王者となる。

4つのベルトを賭けた大阪プロレス年末の祭典が開催!4試合すべて新王者が誕生!松房に共鳴した佐野蒼嵐・水野翔・SUZAKUが共に大阪プロレスを盛り上げると高らかに宣言!

第1試合

 記念すべき大和アリーナ第1試合は、手塚・水野の格闘技タッグ vs TiiiDA・政宗の紫タッグ。先発は手塚基伸と政宗。グラウンドで競り合い、早くも手塚が関節を決めて主導権を握る。TiiiDAと水野はエルボー合戦。水野が蹴り技で盛り返すも、TiiiDAが噛みつきで逆転し、水野が捕まる展開に。政宗がアトミコを決め、続けてTiiiDAもアトミコの連続攻撃。水野はドロップキックで脱出し手塚につなぐ。手塚は蹴り技で暴れ、政宗へアックスボンバー。しかし政宗が切り返してアンクルホールドへ。水野とTiiiDAの攻防に移り水野が蹴りを決めて手塚を呼び込む。手塚が政宗へ蹴りを放つも、政宗が二人まとめてスタナーで逆転。紫タッグの連携から、TiiiDAがフットスタンプ→スタナーを決め、最後はトランスレイヴで水野から勝利。

第2試合

 ゲストに秋山準(DDTプロレスリング)を迎えた豪華な8人タッグマッチ。現社長のゼウスと初代社長のデルフィンが揃う特別な一戦。先発は秋山とボディガー。ぶつかり合いはボディガーが制する。くいしんぼう仮面とデルフィンの絡みではお得意の欽ちゃんジャンプ。しかし注目の秋山は跳べず。ここでひと笑い。つづいて乱丸と秋山の絡みで秋山が金縛りを理解できず。
 会場から「秋山」コールが発生し、2回目の金縛りには秋山もしっかり引っかかる。さらに乱丸のユタカのカツラを秋山に被せるギャグに観客も大喜び。定番のヘッドロックごっつんこから、くいしんぼう仮面がケブラーダを決めるも、デルフィンが切り返してスイングDDT→デルフィンクラッチへ。そして秋山がエクスプロイダー。セーブに来た丈一郎へ最後はゼウスがジャックハマーを叩き込み見事な勝利。

<ゼウス マイク>
「みなさん今日はたくさんのご来場ありがとうございます。たくさんの子供たち、本当にありがとう!私が社長になってから、今日が一番大きな大会です。その姿を、初代社長のデルフィンさん、そして全日本プロレスの秋山さんに見てもらえて嬉しいです。このあとも最後まで楽しんでください!」

第3試合

 待ちに待ったSUZAKUの復帰戦。先発はもちろんSUZAKU。ツバサに華麗なドロップキックを決め、さらにコルバタで場外へ落とすと、魅せるフェイントで会場を沸かせる。SUZAKU完全復活の動き。三原とストームは迫力満点のぶつかり合い。ストームが薙ぎ倒し、出てきたSUZAKUにもボディアタックを浴びせ、SUZAKUが捕まる展開に。脱出したSUZAKUはHUBにタッチ。3人重ねてのセントーンを決めさらに場外へトペを放つ。ストームと三原のラリアット合戦はストームが制するが、三原がブレーンバスターで投げ返して勢いを取り戻す。三原が木下に大技を叩き込み最後はSUZAKUが木下にバーミリオンスプラッシュを決めて勝利!

<SUZAKU マイク>
「私、SUZAKUが大阪プロレスのリングに帰ってきました。みなさま、本当にありがとうございます。帰ってきたからには、ライトヘビー級戦線に加わります。ベルトを取り、みなさんに新たな景色をお見せします。ご期待ください。」

第4試合

 大阪名物“世界一”をかけた3WAYマッチ。誰かが技を決めて押さえても別の選手がカットに入る展開が続きなかなか勝負が決まらない混戦状態。最初に大きなチャンスを掴んだのはビリー。しっかり押さえ込むが、つまずいて転んだえべっさんがタコを助ける形に。タコヤキーダーはキックで二人を蹴散らし、場外へトペを決めて勢いに乗る。得意の「一撃必殺や!」「もっとみんなで言うの!!」コールを会場と一緒に叫び、タコは満足げに「気持ちいー!」と。さらに最近の定番「オイッ!オイッ!」を観客とともに叫ぶがそこはいつも通りコーナーから落とされてしまう。
 えべっさんとタコヤキーダーが一瞬共闘するかに見えたが、やはりすぐに裏切り合いへ。タコヤキーダーが蹴りでペースを掴み、デルフィンクラッチへ。しかしビリーがそこを丸め込む。そしてえべっさんに対してビリーがエスパルダを狙うがえべっさんはしっかり返す。そして“いつも通り”の上着脱ぎ!その勢いでビリーにラリアットを叩き込み、えべっさんがビリーを担ぎ上げたところへ、タコが「一撃必殺」を炸裂!そのままえべっさんにデルフィンクラッチを決めてタコヤキーダーがついに勝利。大阪名物世界一のベルトを奪取した。

<タコヤキーダーのマイク>
「みなさんのおかげで満20周年をむかえ!この21年目最初の試合でベルトをとることができましたー!大阪プロレスは特別な団体です!我を讃えよ〜!!」

第5試合

 大瀬良は4度目の防衛戦。戦前の舌戦では大瀬良が圧倒していた印象の一戦。ライトヘビー級トーナメント優勝経験はあるものの、ベルト奪取には届いていないスパイダーにとって、今回が3度目の挑戦となる。ゴングが鳴ると、大瀬良は余裕の態度で上から目線。スパイダーはコルバタで大瀬良を場外へ落とすが、続くプランチャはかわされてしまう。場外戦では大瀬良がスイングDDTを決め、スパイダーが劣勢に。しかし会場の子どもたちの「スパイダー」コールが後押しする。スパイダーは大瀬良を場外へ落としトペ・コン・ヒーロを決めて反撃開始。
 連続攻撃からミサイルキックを狙うが、大瀬良に足を払われ、ターンバックルに叩きつけられてクロスフェイスロックに捕らえられる。大瀬良のジャーマンをスパイダーが返すと、今度はスパイダーがライガーボムから得意技を連発。サイドスピンフリップも決まるが、大瀬良がカウント2で返す。
 そこから両者の切り返しあいが続き、大瀬良はジャーマンで勝負を決めにかかる。最後はトドメのトラキアを狙った瞬間、スパイダーが電光石火のサムソンクラッチで丸め込みついに3カウント!アルティメット・スパイダーJr、悲願の初戴冠!

<スパイダー マイク>
「すべてのみなさま…ほんとうに、ほんとうに…ありがとうございましたー!!ありがとうございましたー!!ありがとうございましたー!!」と、マイクなしで何度もお礼。
「一人一人にお礼が言いたいから、次の大阪プロレスも見に来てください!ぼろぼろに負けたけど、最後まで諦めなかった“意地”です。みんなにもあるはずや!ありがとうございました!!!」

第6試合

 Rogue Nation 対 正規軍の師弟コンビ。Rogue Nationは2回目の防衛戦。奇襲攻撃で試合がスタートするも、浅川と蒼嵐の場面では蒼嵐がタックルで浅川を倒す。
ゴリアテとタイガースの攻防では、タイガースが場外へ落とされ大場外乱闘へ。浅川はタイガースに椅子攻撃を仕掛け、蒼嵐はリングに戻されて2人がかりの攻撃を受け、蒼嵐のロンリーバトルが続く。しかし蒼嵐は、ゴリアテのブレンバスターを逆に投げ返し、タイガースへタッチ。
 タイガースが大暴れするも、ゴリアテには蹴りが効かない。浅川と蒼嵐の勝負になり蒼嵐はタックル、ブレンバスターで攻め込むが、浅川はノーザンライトスープレックスで流れを引き戻す。それでも蒼嵐はバックフリップで切り返し、師弟コンビで浅川に連携攻撃。だが浅川は二人まとめて払い腰で返す。Rogue Nation はタイガースを集中攻撃。タイガースはトップロープからの喉輪落としを食らう。蒼嵐が師匠を逃して立ち向かうが、Rogue Nation は蒼嵐に竹刀で一撃。2発目の竹刀を誤爆させたところに蒼嵐のスピアが炸裂。
 正規軍の大チャンスとなるが、ここでレフェリーが足を引かれ失神。レフェリー不在の中、蒼嵐はクドスの竜巻を受けてしまう。それでも最後は、竹刀の誤爆→スピア→無双で蒼嵐がゴリアテからピンフォール。師弟コンビが悲願の王座奪取となった。

<蒼嵐のマイク>
蒼嵐「大和アリーナありがとうございました!師匠のタイガースさんとタッグのベルトがとれてめちゃくちゃ嬉しいです!そして大阪プロレスに渦潮を巻き起こします!佐野蒼嵐なめとったらあかんで!!」

第7試合

 前哨戦を重ねてきた2人が、エクスカリバーのメインでついに決着。序盤はレスリング主体。動き出すと松房がホイップから得意のヒザ攻撃で流れをつかむが、コーナーへのニーをかわされ場外へ転落。TORUは花道でパイルドライバーを決め、松房はカウント18で生還。しかしすぐに再び場外へ落とされ、ダメージが深まる。TORUは首攻撃に集中し、DDTを連発。だが松房は変則ロープワークからドロップキックを決めて反撃し、「我龍天睛」で追い込む。TORUも首攻撃で応戦し打撃の読み合いは激化。両者ダブルダウン。
 場外へ逃れたTORUに、松房が三角飛びプランチャ。さらに高速ロープワークを仕掛けるが、TORUがヒザを合わせて再びダウンの状態へ。ここでTORUはシャイニング・ウィザード3連発。必勝の“フルコース”へ。だが松房はスワントーンから「龍蟠虎踞」。TORUも意地でカウント2で返す。松房の固め技にTORUはギブアップ寸前。試合は25分を越え、両者の消耗は極限。TORUは松房を担ぎ上げてヒザ攻撃、さらにドラゴンスープレックス、リバースフランケンなど大技を重ねるも、松房は執念でキックアウト。松房はダウンを奪われ焦点が合わない状態に。しかし覚醒したようにTORUのアゴへ強烈なヒザ!TORUもカウンタードロップキックから垂直落下式ブレーンバスター。最後はトップロープでの攻防。松房龍哉が渾身の「龍騰虎闘」を決め完全勝利!初の大阪プロレス王者に輝いた。

<試合後>
松房「エクスカリバー!大阪プロレスの頂点に立ったぞ!今の俺があるのは、お客様、選手、スタッフのみんな、そして2ヶ月間向き合ってくれた最強で最低で最高のチャンピオンのおかげです。この2ヶ月ずっと、“このベルトを取ってTORUを超える”ことだけを考えてきた。そしてこの瞬間から、この団体に新しい景色を見せる!
松房と蒼嵐がベルトを持っている──これが新しい景色や!俺に共鳴して一緒にやるやつ、リングに上がれ!」

呼びかけに応じて、佐野蒼嵐・水野翔・SUZAKU がリングへ。4人は客席に向かって宣言した。

「この4人で大阪プロレスを盛り上げていく!」と、高らかに宣言した。

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