大阪プロレス8.29淀川大会でタダスケに敗れたGammaだが「大阪で一番強い男を決めるトーナメント」を提案!9.21港区大会から開催決定
8月29日(土)、大阪市立淀川区民センターで行われた大阪プロレス『大阪プロレスの夏祭り2015』。全試合結果と寸評を以下の通り。
大阪プロレスの夏祭り2015
日時:2015年8月29日(土)
開場:17:00 開始:17:30
会場:大阪市立淀川区民センター
観衆:192人
▼第1試合 串カツおやじ復帰戦 タッグマッチ 20分1本勝負
くいしんぼう仮面/●ナイトスクーパー・ヒロシ
10分48秒 串カツバスター→エビ固め
○串カツおやじ/蓮香誠
【寸評】串カツおやじが1年2ヵ月振りに大阪プロレスに帰ってきて観客も復帰を祝う温かい声援が飛ぶ。くいしんぼう仮面も仲間の復帰を祝って大ハッスル。たぎってからのもう一丁スラム連発で串カツを攻め込む。最後は耐え凌いだ串カツが得意技でヒロシを仕留め自らの復帰戦を勝利を飾った。
▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○アルティメット・スパイダーJr.
9分23秒 スワントーンボム→片エビ固め
●ロビー・ウルフ
【寸評】活きの良い者同士の対決。若手らしい基本に忠実な技の応酬もキャリアで勝るスパイダーが優位に立つ。ロビーも伸びのあるドロップキックや前大会でユタカに教わったサッカー殺法で反撃。しかし地力の差は如何ともし難くスパイダーが貫禄勝ち。
▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●ユタカ
10分02秒 インプラント→片エビ固め
○Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン
【寸評】大阪プロレス久々登場の豊中ドルフィンがユタカの先生ネタを弄り猛攻をかける。その後は技巧派同士の戦いらしいスピード感溢れるテクニカルな技の応酬に観衆も息を飲む。ユタカがユタカッター、ミサイルキック、雪崩式アストロシザース、年金ドライバーと必殺技を繰り出すがそれを耐え凌いだ豊中ドルフィンの必殺技がズバリと決まり逆転勝利。
▼第4試合 タッグマッチ 45分1本勝負
●えべっさん/ツバサ
17分36秒 愛の水中花(ディープキス式体固め)
ゴールデンドラゴン/○ヨースケ♡サンタマリア
【寸評】ツバサと金龍が極上のルチャ対決を見せ館内を盛り上げてからえびすとマリアの禁断の対決に。マリアの妖艶な仕草にえびすもどこか及び腰でリズムを掴めない。逆にノリノリのマリアがご指名のツバサに魅惑のヒップ攻撃を見せ御満悦もツバサの逆鱗に触れてしまう。殺気立つツバサをなだめるようにえびすが攻撃を仕掛けるも攻めきるまでには至らず、最後はえびすの唇を奪おうとする争いからマリアが遂に唇を奪い倒錯の世界に引きずり込み失神したえびすから唇を離さないまま覆い被さり3カウント。
▼第5試合 6人タッグマッチ 60分1本勝負
●Gamma with 阿倍野ハルカ/マグニチュード岸和田/怪獣ニューワールド
17分16秒 アウトキャスト→片エビ固め
○タダスケ/白くま/サイバー・コング
【寸評】国内屈指の肉体派が勢揃いしたメイン。リングを大きく揺らす程の激しいぶつかり合いが繰り広げられるも白くまが入ると雰囲気一転、場内のアチコチから「カワイイ〜」の声が上がる。かつてドラゲーマットで激しくやりあった岸和田とサイバーの遺恨も再燃し激しくやりあう。Gammaもツバ攻撃や汚水攻撃で気を吐くもタダスケに掟破りの汚水攻撃を食らってしまう。6人が超ド迫力のぶつかり合いが繰り広げられた中、同士討ちを誘ったタダスケが勝機を見逃さず必殺技を炸裂させ肉弾戦を制した。
試合後、マイクを持ったタダスケが「大阪プロレス復帰後負け無しや、俺が一番強いし誰にも負ける気がしない。それなら現在空位の大阪プロレスシングル王者になってやるからベルト持って来い!」とアピールすると岸和田や怪獣が異論を挟み乱闘寸前に。「ごちゃごちゃ言わんと誰が一番強いんか決めたらええんや」と息巻く岸和田らの収拾がつかない状況を見かねたGammaが『大阪で一番強い男を決めるトーナメント』開催を提案。次々と選手が参加に名乗りを上げる形になり次回大会(9月21日港区大会)からのトーナメント開催が決定した。
【記事提供/Rプランニング】