【試合結果】2・12 knockout大田区体育館大会 那須川天心vsスアキム・シットソートーテーウ 不可思vs健太 水落洋祐vsマサ佐藤
『KNOCK OUT FIRST IMPACT』
日程:2018年2月12日(月)
開始:17:00
会場:大田区総合体育館
観衆:4000人・超満員札止め
▼61.5kg契約 3分5R
【居合いパンチャー】●町田光
判定0-3
【怒突き合いお兄ちゃん】○髙橋一眞
▼49.0kg契約 3分5R ※肘なし
【渋谷小町】○小林愛三
判定2-0
【エキサイト女王蜂】●キル・ビー
▼王子が鮮やかに勝利するか!?それともオネェパワーが炸裂するのか!? 51.1kg契約 3分5R
【SUNRISE PRINCE】○石井一成
2R 2分15秒 KO
【最恐ムエタイオネェ】●ノンロス・バーンジャロンスック
▼ライト級王者森井洋介の首を狙う! 61.5kg契約 3分5R
【NINJA SOLDIER】△宮越慶二郎
判定1-1
【神撃キッカー】△重森陽太
▼KING OF KNOCK OUT 初代スーパーライト級トーナメント 1回戦 64.0kg契約 3分5R
【ボルケーノ】●水落洋祐
3R 1分2秒 TKO(ヒジによるカット)
【やんばる将軍】○マサ佐藤
▼KING OF KNOCK OUT 初代スーパーライト級トーナメント 1回戦 64.0kg契約 3分5R
【WONDER BIRD】○不可思
判定2-0
【プロフェッショナルシスト】●健太
▼神童に史上最強の敵現る! 55..7kg契約 3分5R
【神童】○那須川天心
判定3-0
【神童キラー】●スアキム・シットソートーテーウ
那須川天心がスアキム相手に判定で辛勝!不可思&マサ佐藤がスーパーライト級トーナメント1回戦突破!
第1試合
高橋はローで牽制からハイ。町田はローで返すと、ジャブで牽制しロー。高橋がストレートで牽制し、ローをキャッチしロー。町田は一回転し向かい合うと左右のミドルで牽制していく。高橋のストレートがガードを貫くが、町田は怯まず的確に足を出して牽制していく。高橋は左ストレートが細かく顔面を捉えていくと、左ハイから前蹴り。町田は下がるが、左右のローから一発を狙うも高橋は前蹴りで中に入らせない。町田は左右のジャブからローで前に出て行くが、高橋はガードし左ハイで牽制。町田はソバットから浴びせ蹴りも浅い。町田はミドルから入ろうとするが、高橋は左ストレートが浅く顔面を捕らえるが町田はボディを叩き込む。
町田は右ジャブを打ち込んで、右ボディから左ストレート。避けた高橋が膝蹴りも、町田は下がる。町田は飛び込むと足を刈って倒していく。
スタンドに戻り、お互いジャブで牽制し合ったところで1R終了。
2R、お互いローとジャブで距離を見合うと、町田がハイから右ジャブ。さらに左のボディブローで捉えると、細かくボディを狙っていく。高橋は飛び膝からクリンチもこれはブレイク。
町田は左ボディと右ジャブでダメージを当てていくと、高橋は左ストレートからローで打ち込んでいく。町田がアッパーから前に出ると、高橋が組み付いて膝。これはブレイク。
高橋がローを当てるも、町田は左右のジャブで連打。だが高橋が右フックを叩きさすと町田は一瞬体勢を崩すが左右のジャブで自分の距離へ戻す。町田はローから右ミドルも、キャッチした高橋が左ストレートから膝蹴りでコーナーに押し込むがブレイク。
高橋は組み付いて膝も、町田が投げようとするがブレイク。
町田が左右のジャブで連打も打ち終わりに高橋がローを合わせる。前に出てきた町田に高橋はフックを合わせていくがこれは浅い。町田もフックを打ち込んでいくが、高橋が打ち終わりに右フックを叩き込んで町田はダウン。再開するも、ここで2R終了。
3R、高橋がロー連打。町田もローと前蹴りで距離をとりソバットから再度ソバット。だが高橋が打ち終わりに前に出ていき倒すも、町田はミドルから左右のストレートで前に出てクリンチ。これはブレイク。
町田がハイも、高橋は打ち終わりに左右のストレート。再度左右のストレートで攻めて行き、町田のガードを崩していく。町田の右ミドルをキャッチし右ストレート。さらに膝蹴りからクリンチもブレイク。
高橋が右フックを連打も町田はクリンチしブレイク。町田が右ハイキックから飛び膝も、高橋はクリンチ。
町田が左右のストレートからミドルも、高橋は構わず膝。高橋の左ミドルをキャッチした町田がボディを叩き込むが両者組み付いてブレイク。
高橋の左右のストレートがガードの上から刺さり、ガードを押さえての膝から右フック。再度右フックが顔面を捉えるが町田が倒れない。高橋が左右のフックから膝。町田は首相撲で倒すがスタンドへ。
町田の居合パンチは避けられ、ここで3R終了。
4R、お互いローから高橋の右ハイ。ガードした町田に左右のストレート。町田もストレートで前に出るがこれは当たらず。町田がジャブも高橋はローで体勢を崩し顔面にストレート。若干怯んだ町田だったが、左右のジャブを的確に当てて前に出る。町田がボディから顔面にパンチを散らすも、高橋は右肘を顔面に叩き込む。町田も負けじと飛び膝蹴り。高橋のミドルからストレートも町田は避けて左フック。さらに左右のジャブ連打からボディ。高橋はクリンチ。
高橋の左右のストレートが捕らえていくが浅い。右ミドルは町田がキャッチしボディブローも、離れ際に高橋のストレートが顔面を捉えていく。さらにストレートから、町田の右ミドルをキャッチしストレート。お互いクリンチしブレイク。
高橋がストレートも、町田のハイが顔面を捉えるが浅い。お互いローを打ち込んだところで4R終了。
5R、お互いジャブで牽制しクリンチしブレイク。
町田が右ミドルで牽制していくが、高橋は崩れて膝をつくと突き飛ばし、町田はたたらを踏んでロープにもたれかかる。
町田が左右のミドルから飛び膝も、高橋はミドルで撃ち落とし右ハイから左右のジャブを打ち込み右肘。町田はハイから浴びせ蹴り。さらに飛び込もうとするが、高橋は肘から飛び膝をガードしロー連打。高橋は左右のストレートからハイも、町田もハイで返していくがお互いきめきれず。町田がスーパーマンパンチもこれは捕らえられず、お互い決めきれずに試合終了。
判定は3-0で高橋の勝利。
第2試合
ビーがスーパーマンパンチから左右のストレートも、小林はローで牽制しクリンチし膝。構わずお互い膝の打ち合いから、コーナー際になりブレイク。
ビーが左右のジャブから前に出ていき、小林の膝蹴りをガードしコーナーに押し込みボディブロー。これはブレイク。
小林が左ハイから右ロー。さらに右ハイも、ビーがガードし、左右のフックを振り回しコーナーに押し込んでいくが、小林はクリンチし左右の膝。これはブレイク。
ビーがスーパーマンパンチも、ガードした小林が右ストレートで牽制し右ミドル。ビーは構わずパンチを振り回し前に出ていくが、首相撲となりブレイク。
ビーが左右のストレート連打、小林は嫌がりクリンチし膝。これをブレイクし1R終了。
2R、ビーが左右のジャブも、小林はガードしロー。ビーはかまわずジャブを打ちこんで前に出て行くが首相撲となりブレイク。
小林のハイにビーがジャブをあわせていき、一度距離を取るが小林がローでコーナーに押し込むもビーはジャブで押し戻しクリンチ。これはブレイク。再度首相撲となりブレイク。
小林が飛び込んで右ハイからジャブ。首相撲となり膝の打ち合いもブレイク。
小林が右ハイから飛び込むも、ビーがラッシュしコーナーに押し込むと右ストレートから左肘。小林はクリンチしブレイク。
ビーの左右のジャブが顔面を捉えていくが、小林はサッカーボールキック気味のローからコーナーに押し込んでいきブレイク。
小林のローの打ち終わりにビーがジャブ。小林は飛び込んで右ハイも、ビーはコーナーに押し込んで膝。お互い膝の打ち合いのまま2R終了。
3R、お互い飛び込んでジャブから、小林が右ハイを連打もビーは飛び込んでクリンチ。お互いワンツーを交わすと、小林のローにビーがワンツー。クリンチし膝の打ち合い。
ビーが右ストレートから前蹴り。クリンチになりお互い膝。ビーが左右のストレート。小林の右ハイからロー。小林が右ハイから飛び込んでミドル。さらに左右のストレートもビーがクリンチしブレイク。小林が右ボディから右フック。さらに前蹴りから右ハイも、ビーはガードし頭を下げて前に出ようとする。
だが小林はガードするとスーパーマンパンチから首相撲となり膝の打ち合い。お互い決めきれず3R終了。
4R、ビーがパンチを振り回すと、小林が右ジャブから右ミドル。ビーがキャッチし前に出るがブレイク。小林の右ミドルにビーがジャブをあわせていくが、構わず小林がラッシュをかけると膝。ビーは腕を絡めるがブレイク。小林は右ミドル連打から左ハイ。さらに右ハイから前蹴り。さらに右ハイも、ビーはジャブで前に出てクリンチに。
小林は右ミドル連打も、ビーは左右のジャブで前に出てクリンチしブレイク。
小林はローとミドルで牽制し、左右のジャブから膝を打ち込み前蹴り。右肘を打ち込んでクリンチし膝。これはブレイク。
小林がローからミドル。さらに右ハイから右ストレートも浅い。ビーがクリンチし膝を打ち込んだところで4R終了。
5R、小林が左右のジャブから肘。ビーは前に出てクリンチしブレイク。小林は左右の肘を叩き込んでいくが、ビーは肘から膝蹴りを顔面に叩き込む。小林は左右のジャブから首相撲となるがブレイク。
お互いストレートが交差するがブレイク。クリンチから膝を打ち込んでブレイクすると小林がミドルから首相撲し膝。小林がミドルとハイを打ち分けて攻めていくと、右ストレートからビーのストレートを避けてジャブ。ビーの左右のフックを打ち込んで行くが決め手無く最終ラウンド終了。
判定2-0で小林の勝利。
第3試合
ノンロスがローで牽制していくが、お互いミドルの撃ち合いから石井はミドルをキャッチしストレートも浅い。石井がローから飛び込むもクリンチしブレイク。
ノンロスのハイに石井はロー。ノンロスの前蹴りをキャッチし石井が左右のジャブから右ストレート。さらに左肘を打ち込んでいくがノンロスはクリンチしブレイク。
お互い攻めあぐねたまま1R終了
2R、前蹴りの相打ちからローとミドルの打ち合い。ノンロスの右肘をガードした石井がミドルも浅い。ノンロスがミドル連打も、石井もローで左右のジャブから首相撲となり石井が倒す。石井がラッシュをかけるとロープ際に押し込みボディ連打。これでノンロスはダウン。
再開し、石井はコーナーでラッシュ。これでノンロスは崩れ落ちノックアウト。
石井「皆さんこんばんは。石井一成です。今日は、ノックアウト見に来ていただきみなさん本当にありがとうございます。タイの難関だったんですけど、絶対負けたくないと思って演習してきました。フライ級が盛り上がってきてるので、僕もまたノックアウトのトーナメントとかなんかして欲しいと思ってます。またノックアウト呼んでくださいありがとうございました」
第4試合
宮越がローで牽制していくと、重森は前蹴りでロープに飛ばす。さらに前蹴りでふっとばすと宮越は体勢を崩すが、前に出てハイ。だが打ち終わりに重森は容赦ないローからミドル。重森はローからジャブが交差し、前蹴りでふっとばすとローの打ち合い。重森はパンチを打ち込んでいくが、宮越はリングを周りワンツーロー。重森は左右のミドルも、宮越はキャッチするが、重森は左右のストレートから左ハイ。さらに右ストレートもこれは浅い。
2R、宮越がローで牽制するが、重森がキャッチし足を刈って倒す。
お互いミドルで牽制から、宮越がジャブを散らして前に出て行くが重森はミドル連打。お互い決めて無く攻めあぐねたまま2R終了。
3R、お互いミドルで牽制し、宮越がジャブで前に出て行くが距離を詰められ右フックも浅い。宮越の左ストレートから左右のストレートも重森はガード。重森はローからパンチをさばいていくと、前蹴りでコーナーに押し込むと打ち下ろし気味の右ストレート。ガードした宮越が前に出ていくとフックを振り回すが当たらず。お互いミドルから宮越がアッパーも空を切り、重森が右ハイもスリップ。宮越の左右のストレートがだんだんと捕らえていくが、重森のミドルを宮越がキャッチしたところで3R終了。
4R、重森はハイからミドルも、宮越がガードし前に出てワンツー。重森はミドルからストレートも、ガードした宮越へ重森はハイを打ち込むが宮越は避ける。
重森はミドル連打も、宮越は前に出て左右の肘を打ち込み、重森のミドルに構わず宮越が前に出てラッシュも決めきれず。重森は前蹴りで距離をとりストレートも浅い。宮越がパンチで前に出るが重森は肘で牽制し、ハイも打ち込むが宮越は前に出る。宮越の左右のジャブが顔面を捕らえるが浅い。再度ジャブが捕らえるが、重森はハイで牽制し距離を取る。4R終了。
5R、宮越が前に出て行くが重森は下がる。重森はローで牽制していくが、宮越は構わず前に出て左右のストレートを散らしていく。宮越が左右のストレートもスリップ。再開し、前に出ようとするが重森のローで宮越がスリップ。
宮越が前に出ようとした所を足をつまらせ、そこを重森が左右のストレートでロープに押し込むが、これは宮越がパンチを振り回し距離を取る。宮越が前に出ようとするが重森がローで足を止めるが、宮越は構わず前に前に出て行くが捕らえきれずにパンチが交差する。宮越の右肘に、重森が時間差でたたらを踏むが、宮越は決めきれずに時間切れ。
判定1-1でドローとなった。
第5試合
お互いローで牽制し、佐藤のハイに水落が左右のボディ。佐藤のミドルをキャッチし水落がストレート。水落はプレッシャーをかけてコーナーに押し込みワンツーも佐藤はこれを避けて中央へ。ローからワンツーも、水落はガードしボディからコーナーに押し込みラッシュ。だがクリンチとなりブレイク。水落はミドルをキャッチし顔面にストレート。さらにボディにストレートから前に出るが佐藤はリングを周る。水落はプレッシャーでコーナーに押し込んで左右のストレートも決めきれず、佐藤がハイから右ストレートも、水落は打ち終わりにストレートからボディ。佐藤もボディを打ち込んでいくが、水落がパンチで前に出るが首相撲となりブレイク。
水落が顔面にパンチをラッシュも佐藤は倒れず首相撲から膝。
水落のストレートが顔面を捕らえていくが、佐藤は倒れずローを出してハイ。だが水落は顔面にパンチをラッシュ。佐藤は倒れず1R終了。
2R、水落が右ハイ。だが佐藤がストレートからバックブローも、水落は首相撲から膝。水落は右フックも、佐藤は床に手をつくがフラッシュタウンでダウンは捕られず。
水落はボディから肘。佐藤も左右のストレートで返していくが、水落の右ストレートが顔面を捕らえ、コーナーに押し込むと左右のストレートもクリンチからブレイク。
水落はコーナーに押し込みラッシュも佐藤はクリンチ。
佐藤は左右のストレート連打。お互いストレートの打ち合いからクリンチもブレイク。水落の顔面から出血が見られるためドクターチェックへ。
再開し、佐藤がハイキックも水落がキャッチし投げる。
お互い足を止めての殴り合いのまま2R終了。
3R、佐藤がローからパンチの応酬。前に出ての殴り合いから、水落の顔面から出血が見られるためドクターチェック。
再開し、前に出ての殴り合いから首相撲。水落が前に出ての殴り合い。肘が打ち込まれあうが、再度水落の出血でドクターチェック。これでドクターストップとなった。
佐藤「ありがとうございます。本日はknockoutに来ていただき誠にありがとうございます。わざわざ沖縄から呼んでいただき本当にありがとうございます。まだこれから厳しい戦いは始まったばかりなので、次の試合も頑張りますので応援よろしくお願いします」
第6試合
健太がプレッシャーをかけて前に出ていき、パンチが交差する。不可思のボディをガドした健太が、ローにハイをあわせていくも空を切る。
不可思がローで牽制するが、健太もワンツーロー。不可思のミドルをキャッチした健太がコケさせるもすぐに再開。
不可思は右フックも健太はガードし前蹴り。不可思はすぐにロー連打で牽制し、ストレートで距離を見ていくが健太の右ジャブが浅く顔面を捕らえる。
不可思のミドルを健太がキャッチしコケさせる。
健太のハイに不可思がワンツー。お互いもつれたま1R終了。
2R、不可思がローで牽制し健太の動きを止めていく。健太はワンツーローから不可思のローをキャッチしようとするが、不可思が足を引っ込めるとクリンチし膝。
健太の右フックが顔面を浅く捕らえると、前蹴りから前に出ようとするが不可思はローで動きを止める。お互い浅くパンチが捕らえるが決め手無く2R終了。
3R、健太がミドルをキャッチしローから前に出ようとするが、不可思もパンチを出してもつれる。
健太の右ハイから不可思が左右のボディブロー。不可思がロー連打からワンツーロー。健太はクリンチし膝。不可思は肘とパンチを打ち込んでいくが、健太は的確にガード。首相撲から膝。お互い殴り合う中3R終了。
4R、健太の左右のフックが顔面とボディを捕らえるが、不可思のガードを貫いて左肘。さらに右ハイからストレート、不可思の肘を避けていくが、不可思も左右のボディから首相撲で倒す。
健太が左ジャブから右ストレート。さらに左肘からパンチが交差する中、健太の右ストレートが顔面を捉えると、ガードを貫いてのストレートとからフックが顔面を捕らえ、さらに肘を打ち込んでいくが不可思は倒れない。健太の左右のストレートに不可思が膝蹴り。健太の左右のフックが顔面を捕らえるがここで4R終了。
5R、首相撲からお互い肘がヒット。不可思が首相撲で投げ捨て、立ち上がると肘の打ち合い。足を止めての打ち合いから不可思が右ハイも、健太がロープに押し込み左右の肘。不可思が首相撲で投げ捨てると、お互い足を止めて前に出ながら左右の肘。さらに膝から不可思が右ハイも健太はキャッチ。ゼロ距離での打ち合いのまま終了。
判定2-0で不可思の勝利。
不可思「あの、期待してくれたファンの人達に答えられなくてすいませんでした。健太選手強かったです。ありがとうございました。なんとか、勝つことができたんで、俺が、knockoutのベルト、今年巻く所見といてくださいありがとうございました」
第7試合
スアキムが右ミドルで牽制。天心はジャブで牽制もスアキムはミドルを打ち込む。天心はローをバックステップで避けてローを返す。スアキムのミドルをガードした天心が右ストレートもスアキムはガード。ミドルの打ち終わりに天心がパンチをあわせていくがスアキムは的確にガードしていく。
天心のワンツーも浅く、スアキムのストレートに天心がカウンターのストレートも浅い。スアキムもミドルに天心がローをあわせ、スアキムはたたらを踏む。天心はプレッシャーでコーナーに追い詰め、前蹴りもスアキムは前に出てロー。天心とスアキムのパンチが交差し、天心のジャブが顔面を捕らえるが浅い。スアキムの右ミドルに、天心がボディをあわせ前に出るが、スアキムの前蹴りがローブロー。
すぐに再開し、天心のハイが当たり、スアキムが前に出るも天心がロー。スアキムはローをキャッチし、ストレートからスアキムの顔面への前蹴りを天心がスウェーで避けた所で1R終了。
2R、お互いジャブで牽制から前蹴りの打ち合い。パンチを両者出すも届かず。スアキムがミドルから天心が左ボディ。飛び込んで来た所を天心が撃ち落としボディ。天心が左右のキックからスアキムのミドルを受けきり左ハイ。天心はボディに右ストレートから左ミドルとボディを責め立てる。
天心は左右のストレートをボディと顔面に散らし、左右のストレートから前蹴りを避けて距離を取る。
スアキムが前に出ようとしたところにボディをあわせ、ミドルをガードしローから左右のパンチを打ち込みロー。体勢を崩したスアキムを攻めようと前に出るが、スアキムもフックをあわせる。
天心はローから前に出ようとしたスアキムの顎にパンチを合わせるが浅い、スアキムのパンチに天心は床に手をついてカポエラキックからスアキムのパンチを避けて2R終了。
3R、スアキムが前に出ると天心はカウンターも、スアキムは構わず前に出る。天心が前に出ようとした所にスアキムがミドルキックを合わせる。スアキムのミドルを天心がキャッチしパンチ。さらに左ストレートが顔面を捉えるが浅い、左右のストレートが浅く捕らえ、パンチが交差しスアキムのミドルを天心がキャッチしスアキムはスリップ。
天心の右ストレートがボディに入るも、スアキムは構わずハイキック。天心はバッティングで膝をついたところにスアキムが顔面に膝蹴り。これはタイムストップ。
天心が右ミドルをキャッチし殴り合いへ。これはブレイク。天心の右フックが顔面を捉えるが、スアキムもかまわずミドル。天心がプレッシャーを掛けるとスアキムはハイで牽制。天心の右ジャブが捕らえると、左ミドルをキャッチし足を刈ってコケさせる。ここで3R終了。
4R、天心が突っ込むもスアキムが左右のフックで牽制し顔面を捉える。スアキムが右ハイも、天心は右ストレート。天心がソバットも空を切りスリップ。
天心のローにスアキムはミドル。お互いパンチが空を切り、コーナーを背負った天心にスアキムがストレートも天心はこれを避けてフック。
お互い前に出ての打ち合いから天心がバックを取ってクリンチ。
スアキムの飛び膝をガードした天心が、ボディからフックもスアキムは避けて飛び膝。スアキムはバックを取るがブレイク。
天心のワンツーを下がって避けたスアキムが前蹴り。天心は右のミドルからハイ。さらに左ストレートから顔面を捕らえ、軽くふらついたスアキムにラッシュを仕掛けようとするがスアキムは飛び込んで前蹴り。ここで4R終了。
5R、天心の左ストレートが浅く捕らえ、スアキムはジャブから右フック。これは顔面を捕らえ天心がたたらを踏んで下がる。攻めようとしたスアキムに天心は左右のボディ。スアキムはハイで牽制し、ワンツーも天心は右ストレートでヒットアンドアウェイ。天心がワンツーハイからリングを回って距離をとると、スアキムは飛び込んで前蹴り。天心はキャッチするがこれはブレイク。
スアキムのミドルをキャッチした天心がワンツー。スアキムがミドルでガードするが天心はキャッチしそのままもつれて倒れる。
天心は左ストレートをボディに叩き込んでワンツー。だがスアキムはガードし強烈なミドル。天心は浴びせ蹴りで返す。
お互いストレートをかわし合い、天心の左ストレートが顔面を浅く捕らえたところで試合終了。
判定3-0で天心の勝利。
天心「こんばんは那須川天心です。いやもう久々に5R戦って、ほんとにスアキム選手はマジで強かったです。ホントに今までの選手とレベルが違うというか、いつもだったらすぐにワクワクするんですけど、正直ワクワクできませんでした。ワクワクしてるって言ってたんですけど、心に決めて挑みました、ギリギリ勝てたんでうすけど2階級上のチャンピオン倒したんで最強でいいのかなと思いますどうですかお客さん。たまにはこういう長い試合もいいかなと思うですけど、もっとKOして今年初の試合をKOで飾りたかったんですけどスアキム選手強くていい経験できてありがとうございます。Knock Outはほんとに強い選手を僕に当ててくれて、今回負けるかと思ってた人もいると思うんですけどしっかり勝ちました。これからどんな相手が来ても勝って最強を証明して最高目指して頑張っていきたいと思います。いい締めになれなかったですけど最後勝てて良かったと思います。今日は来てくれてありがとうございました。これからもknockout盛り上げます最高!」
<試合後コメント>
那須川天心
――試合を終えて
「いやー強かったですほんとにもう。それだけですね」
――想像と違っていました?
「違いましたね。いやあんなに、階級重いのもありますし、プレッシャーすごいのもありますし、なんかもう、本物って感じましたね。初めてこんな思いしました試合で」
――結構避けてたと思うが一番やばいなと思ったのは
「肘とミドルですかね。ミドルが最初受けた時に今まで同じ階級でやってきた人の蹴りじゃねーって。今もすごい腕痛くて。いいミドルだなと思ったんで、僕いなして打つの得意なんですけど、なかなかいなせず、でもカットしないと絶対蹴ってくるんで、カットしようとしてマシになったかなと」
――那須川選手の攻撃が当たっても相手は無表情のままでした
「それが怖かったですねほんとに。なんで出てくるんだろうと何回も思いましたけど、けど効いてたのもあったんで、そこでまとめて、最後の最後だったんであれですけど、もっとまとめたかったです」
――那須川選手の攻撃で手応えがあったのは
「腹は効いてましたね。腹は絶対効いてたんですけど、だから相手も出てこなかったっていうのもありますけど。でも入るとまた肘があるかなと思って待っちゃったかなと」
――肘は全部かわしていたと思うが
「全部かわしました!それは、自分の攻撃当たんなくても肘と攻撃はもらわないと思ってたんで。もっと攻めなきゃダメだと思うんですけど、でも勝てたってほんとすごいと思うんで。でもKOしたかったな」
――苦しい中でも勝てた要因は
「要因ですか?なんだろう?うーんやっぱ日本でやったっていうのもありますし、やっぱまあ、最初のスピードで勝てたっていうのと、腹ですね。腹が嫌がって、インローも思いっきり蹴れて、インロー嫌がってたんでそこかなと。今日インローすごいはしってたんで、あれがなかったらもっと前に前に来てましたし、もっと蹴ってきてたと思いますし、インローが入ったから勝てたんじゃないかなと。あとジャブですかね」
――5Rの最後の方に大天心コールがおこったが、それぐらい今までの天心選手の中でもお客さんも緊張感を持っていたと思う
「そうだと思いますね。最後の方はあんまり周りの声聞こえなかったんでよくわかんないですけど、自分との戦いに勝てたかなと思います。ほんといい経験しました」
――最後5Rの終了のゴング後脱力していたように感じたが、最後コーナーに戻った時の気持ちは
「やりきったって感じですね。試合でやりきったって思うのなかなかないんですけど、やりきったかなっていうのは思いましたね。いい勉強になりましたね」
――5Rは初めて見るような疲れた顔をしてましたが
「いやーほんとに疲れましたよ!疲れました(苦笑)なるべく出さないようにしてたんですけど、自分なんですかね、自分も相手を結構弱らせる事できたんで、相手も、相手もそれよりキツい状況なんでそこで負けたらダメだろう。何回かガーって前に出てきたんですけどそれは腹で止めることできたんで。今までの総合合わせて28戦しましたけど、それの経験が生きましたね。外人とやって、顔面だけじゃ絶対ない。腹でとめないとっていうのはほんとにあって。あと左右に動けて、相手の攻撃を読めたっていうのはほんとジュニア時代からの経験ですね。キック長い間やっててよかったなと思いましたね」
――学生生活最後の試合がすごい試合に
「そうですね。また来週からテストなんですけど…思い出しちゃった」
――卒業できそうですか?
「卒業は、はい、テストさえ、赤点取らなきゃ…そっかテストかぁ~」
――セコンドから「気持ちだ気持ちだ」って声をかけられてました
「それはもうほんと励みになりました。ここで折れたらダメだ、セコンドに助けられました。父親には感謝してます」
――ミドルは最後まで厳しかった?
「厳しかったです。周りの歓声があったからこそこう、あそこまで立って戦えたかなっていうのはありますね。いやー、長かった」
――ミドルのカットや首相撲の攻防があったり、天心選手の中のムエタイの中の引き出しを出して戦った感じだが、事前のイメージはそういう戦いになるとは
「とも思ってましたし、なんかまあほんと今回は怖かったですね。ビデオもいつもあんま見ないですけど、自信あって大丈夫だろうと思って見ないんですけど、今回は見ると怖くなっちゃからやめようと思って、ニ、三回ぐらい見てって感じだったんで。まあでも、ね、負けることはないかなと思ってましたけど、負けるのかなっていうのも考えましたし、試合前にちょっと、なんかウルッと来ちゃいましたね。日本中が期待してるというか、俺が日本代表だっていうのを心に決めてやりました」
――ウルッと来たのは会場入りしてからですか?
「いやもう入場する前です。やらなきゃならないっていう」