今話題の人気レスラー黒潮“イケメン”二郎の実家『鍋家黒潮』に潜入取材！王座戦を前にしたイケメンが語る店のウリとは…

　2011年にTAJIRIの指導の下SMASHでデビューした黒潮“イケメン”二郎は、『2017年Numberプロレス総選挙』では新日本勢が上位を占める中第6位に選ばれ、所属団体であるWRESTLE-1のみならず他団体に出場しても歓声を浴びる人気プロレスラーに成長。

　そのイケメンの実家はプロレスラー行きつけの店『鍋家黒潮』とのことで、今回イケメンのグッズイラストなども手がけている漫画家の小本田絵舞先生とともに取材を行った。

　東京都足立区にある竹ノ塚駅西口から徒歩4分、煌々と光る黄色い看板に風情のある引き戸のお店が『鍋家黒潮』だ。
　中に入ると、壁一面に来店したプロレスラーのサインやイケメンにまつわるプロレスグッズが展示されており、モニターにはイケメンが出場した試合の映像が流されていた。

　イケメンが1番美味しくてオススメという『もやしのナムル』はWRESTLE-1の若手にも人気というだけあり、しっかりとした味付けがされて量があるお通しになっている。
　そして一番の売りである鍋は、500mlペットボトルを縦にしたものよりも高く具が積まれた状態でテーブルに到着。一同驚きのあまり写真を撮る事に夢中になるが、実際に鍋に具をいれていくと、ギッシリと詰め込まれた肉やつみれが独自の出汁とあわさり、ポン酢などに漬けなくともそのままでも美味しくいただくことができた。

　改めてイケメンに実家のウリを聞いたところ「ウリは鍋と、たまにレスラーに会えること。ハッスル時代はTAJIRIさんやHGやRG、レネ・デュプリやランス・ケイドも来てました。結構色んな人が来ていて、WRESTLE-1になってからも大体の人は来てるんですが、武藤さんは何回も誘っているんですけど『オーパス・ワン（高級ワイン）がない店はいかない（笑）』と断られてしまっていて（笑）社長（カズ・ハヤシ）と副社長（近藤修司）もまだ来てないですね。ファンの方もすごく来てくれて、今7割ぐらいプロレスファンです。壁のサインは様々な選手が書いてくれましたけど、スペル・デルフィンさんが書いてくれたのが一番嬉しかったです」とデルフィンのサインの場所を教えてくれた。

　鍋家黒潮のレジ横に飾ってある小本田先生が描いたイケメンTシャツは、イケメンが大本のデザインをしたという。テーマは『マリア像を俺風に』という事で、天使の位置には店主であるお父さんも描かれている。小本田先生は「普段こういう感じの絵は描かないので楽しく描かせてもらいました」と、鍋をつつきながら笑顔でコメントした。

　2月14日のWRESTLE-1後楽園ホール大会では伊藤貴則が持つリザルト王座に挑戦が決まり、3月25日のDDT両国国技館大会ではスーパー・ササダンゴ・マシンが持つアイアンマン王座への挑戦が予定されているイケメンは「WRESTLE-1では3ヶ月ぐらいなんもなくて久々にタイトルマッチですけど、あのベルトを取れたらベルトを自分色にしてやろうかなとかも考えてます。DDTさんでは先日は男色ディーノさんと闘った時コスチューム脱がされてやばかったし気持ち悪かったなぁ…チューされたし…でも良い匂いはしました。ササダンゴさんとは、どういう試合になるんだろう？僕意外と普通の試合ばかりなのでどういう試合になるのか全然わからないですね」と語り、機会があったらSMASH時代のキャラクターである、スイムキャップにゴーグルを付けながらホイッスルを咥えて試合するスタイルをまたやりたいともコメント。

　食事をしながらのインタビューとなったが、普段お客さんともこうして喋ることは多いとのこと。
　水炊きの他にも牛すじやもつ煮なども絶品な『鍋家黒潮』。プロレスファンには機会があれば是非行って欲しいお店の一つだ。