チーム朝青龍の選手が逃げ回りレフェリーから注意!朝青龍がリングに上がり選手にもファンにも激怒!
29日、さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND』に、チーム朝青龍からバータル・アズジャブハランが参戦した。
対戦相手となった高谷裕之が攻めようとするが、バータルは距離を一定に保ち入らせない。2Rになると高谷がハイキックを連打していきガードする腕にダメージを与えていくと、バータルの動きがさらに鈍り、これにはアグレッシブに戦うようレフェリーから口頭注意。だがバータルは積極的に攻めることなく試合を終えた。
これに高谷は「捕まえてKOしたかったがKOできなかった。相手に思ったより逃げられたかなという感じ。距離が全然近くならなかった。パンチの距離まで詰められなかったので蹴っていたが、もうちょっと来てくれればなと。ローが効いているのは分かっていたが、ローすら届くのがやっとの距離でパンチにはいけなかった。朝青龍は怒ってましたよ、相手の椅子とか蹴って(笑)」と苦笑しながらコメント。
リングに朝青龍が上がると『帰れ!』などブーイングが飛ぶが、朝青龍は「今年のRIZINにモンゴルのいい選手が有名になるように大舞台に出してたけれども、全然攻めずに負けた。今後とも、チーム朝青龍がRIZINにモンゴル選手、若手の選手を送りたいと思います。大晦日は僕がやります、31日『朝青龍を押し出せば1000万』。自分が一生懸命頑張りますんで。まだまだ修行が足りないですけど練習させて送り込みます」とコメント。コメント中も客から野次が飛んでいたが、朝青龍は「もう帰るから!」と激高しリングを後にした。