【RIZIN】“女教師コスプレイヤー”シンディが女王コスでKINGレイナをコントロール!
29日、さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND』にて、“MUTEKIのビッグマウス”KINGレイナvs“闘う現役女教師”シンディ・ダンドーワの試合が行われた。
現在の日本女子格闘技界を牽引する一人であるKINGレイナと、ベルギーの柔道王者シンディ・ダンドーワが対戦。シンディは現役高校教師でもあり5児の母という経歴も持つ。
この日シンディは、KINGに対抗してハートの女王をイメージしたコスチュームで登場。本人曰く「KINGと私は似ている部分があって、お客さんを楽しませる精神がある。私はコスプレイヤーで、相手がKINGなのでハートの女王にした。KINGも人を楽しませているので一緒になって盛り上げられたのは嬉しい。また、これまでのプロモーションではコスプレなどはできなかったが、今回自分自身を出す場を与えられて嬉しい。楽しませるのが私たちの仕事だから」と笑顔で語る。
試合はシンディがグラウンドでレイナをコントロールし、バックからスリーパーを狙う場面が目立つが、2Rはレイナが袈裟固めで捕らえアームロック。しかしシンディが足を絡ませこれを抜けると、3Rはシンディがタックルでテイクダウンを奪いパウンドを落としていく。そのまま時間切れとなり、判定でシンディが勝利した。
シンディは「KINGにとっても私が今までで一番強い相手だったと思う。今回は夢のような経験をできて今すごく感動している。アメリカのファンに『やったよ!』と伝えたい。KINGは王様だから簡単に勝利を与えたはくれなかった。でも私は準備をしてきたので、落ち着いて時間を稼ぎその意味ではKINGをコントロールしていたと思う」と嬉しそうにコメント。
レイナは「悔しいんでいますぐにでももう1回やらせろという感じ。勝ったと思ってたんでいますぐにでも試合をしたい。明日でも明後日でもいいので試合をやりたい。相手も誰でもいい」と荒ぶった。