【試合結果】12・23 666新木場大会 ラム会長&葛西純&“黒天使”沼澤邪鬼&“brother”YASSHI&先輩&乞食 vs佐野直&ヤス・ウラノ&佐野うんこ軍 宮本裕向vs小仲=ペールワンvsKouzy K666vs忍vs寧々∞D.A.Ivs二代目マスクド・バディ THE101&YANAGAWA with 暗黒シャーマンモリノス vsFUMA&久保佑允
『666 Vol.80~組織旗揚十四執念記念大会~』
日時:2017年12月23日(土)
開始:19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:666名(超満員札止め)
▼第1試合 竹田光珠666第六戦
●竹田光珠
8分9秒 ビッグバンクラッシュ→体固め
○柴田正人(フリー)
▼第2試合 尻の穴からの刺客 第六話
○ダイナスティ
3分14秒 ダイナスティロール
●レザーフェイス with ミスターXXX“遠藤マメ”
▼第3試合 やなたろう対BASARA
THE101/●YANAGAWA with 暗黒シャーマンモリノス
9分22秒 JAW BREAKER→片エビ固め
○FUMA(BASARA)/久保佑允(BASARA)
▼第4試合 ナイトメアクルー対メモリアルJr.軍
●怨霊/死神/加藤茂郎
16分48秒 SOD→片エビ固め
○斗猛矢(フリー)/MIKAMI(フリー)/GENTARO(FREEDOMS)
▼ダブルセミファイナル第1試合 ピンクタイガーモンスター軍ネオ頂上決戦4WAYマッチ
<一人目>
○K666
9分21秒 ファルコンアローで寧々を叩きつける→片エビ固め
●二代目マスクド・バディ
<二人目>
○K666
10分49秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
●寧々∞D.A.I
<三人目>
●K666
12分32秒 S.E.X→体固め
○忍
※負けた選手が抜けていき、最後に残った選手が勝利となる変則ルール
※レフリーはピンクタイガー
▼ダブルセミファイナル第2試合 ヤンキー三丁拳銃頂上決戦3WAYマッチ
●小仲=ペールワン
6分19秒 宮本のムーンサルトプレス→体固め
○Kouzy
※もう一人は宮本裕向
▼第7試合 ザ・クレイジーSKBの意思を継ぐ666軍対佐野うんこ軍
○ラム会長/葛西純/“黒天使”沼澤邪鬼/“brother”YASSHI/先輩/乞食
13分32秒 ロープを使った絞首刑→レフリーストップによるTKO
●佐野直/ヤス・ウラノ/佐野うんこ軍
ラム会長が佐野うんこ軍に久々の勝利!宮本裕向&Kouzyが引退を回避し解散ライブ!ピンクタイガーモンスター軍ネオは来年も続行決定!
篠真一追悼セレモニー
大会開始前、12月8日に亡くなった篠真一さんの追悼セレモニーが行われた。
篠真一さんは1993年6月に2代目覆面太郎としてW★INGプロモーションでデビュー。その後1995年に旗揚げしたレッスル夢ファクトリーにて怨霊や死神らとともに活躍。素顔の篠真一になってからも、長身を活かしたパワー殺法でナイトメアなど様々な団体で活躍した。
怨霊や宮本裕向は公私共に関係があり、宮本は篠さんが大家を務める物件に5年間住んでいたという。
リングには怨霊、宮本裕向、死神、加藤茂郎、GENTARO、唯我が上がり、追悼の10カウントゴングが行われた。
第1試合
光珠と元ILNP王者の柴田のシングルマッチ。
二人はクリーンに握手をしてからゴング。光珠がゴングと同時にドロップキックで急襲。さらにドロップキックで場外に落とすとプランチャで追撃。そのまま場外戦へもつれ込む。
場外で光珠は柴田に膝を入れ、エルボーで張っていくが、柴田が正面から受け止めエルボーで反撃。さらに客席に投げ込んで形勢逆転。さらにチョップ合戦となるが、やはり柴田が優勢。さらに鉄柱へ叩きつけていく。
二人がリングに戻ると、光珠はさらにエルボーで突っ張っていくが、やはり柴田の重い一撃が光珠に。さらに柴田はコーナーに振って串刺しのラリアット。フォールも2。
起き上がった光珠はさらにエルボーで食い下がるが、柴田はエルボーで返しロープも使って全体重をかけ踏みつける。そしてボディスラムからフォールも2。
柴田はロープに振ってバックエルボー。フォールも2。さらに柴田は頭部にハンマーパンチ。そして串刺しを狙うが、光珠がカウンターのランニングエルボーからスピアー一閃。続けて光珠はコーナーへスプラッシュから低空ドロップキック。フォールも2。コーナーに登った光珠はミサイルキックを投下。これもカウントは2。
光珠はジャーマンを狙うが、柴田は外すが光珠はラ・マヒストラル さらにスモールパッケージを狙うが、柴田がブレーンバスターで投げ返す。さらに柴田がSTFでガッチリ固めるも、光珠はなんとかロープへ。
柴田はジャーマンを狙うが、なんとか脱出した光珠に柴田がラリアット。さらにロープに走るが、光珠が飛びついてフランケン。さらに追撃を狙うが、柴田がカウンターのラリアットを見舞う。柴田はチョークスラム。さらにコーナーからビッグバンクラッシュ。これでカウント3。
試合後、倒れ伏す光珠に柴田は声をかけ、試合後に固い握手を交わした。
第2試合
煽りVでは、マメが尻の穴のジムを案内するも、入り口の顔認証に失敗。改めて鼻眼鏡を装着して認証に成功すると、中の檻でレザーフェイスを飼っている様を紹介。前回ダイナーマスクのマスクを剥いだレザーフェイスにさらなるトレーニングを施そうとするも、マメが襲われてしまい失敗。ここでVは途絶えた。
ダイナーが入場すると、レザーフェイスがチェーンソーの轟音を響かせて入場。しかしダイナーがリングイン前にドロップキックで奇襲してゴング。
ダイナーはさらにドロップキックで攻めていき、ミドルキックを連発。コーナーに叩きつけサマーソルトキック。続けてコーナートップからダイビングクロスボディ。しかしレザーフェイスはキャッチしてスラム。レザーは頭突きからヘッドロック。ダイナーはコンビネーションキックを放つが、タックルで倒したレザーが再びマスクを剥ぎにかかる。
場外に逃れたダイナーだったが、リングに戻ると同時にレザーが急襲。さらにヘッドバッド、ストンピングで追撃。さらにマスクを剥ぎにかかる。
しかし、ここで突如もう一人のダイナーがリングに乱入。ドロップキックで吹き飛ばした上でライトニングスパイラルでレザーを投げ捨てると、一人目のダイナーがダイナスティロールでレザーを丸め込み、カウント3。
二人目のダイナーマスクは何事もなかったように退場。敗北したレザーは怒り狂い、轟音響くチェーンソーを振り回しながら退場していった。
第3試合
煽りVでは、やなたろうがモリノスとともにカラオケボックスで音楽センスを磨く特訓を行う。モリノスは見事な『さそり座の女』『夢芝居』『もののけ姫』『呪い』を熱唱。三時間が経過してもモリノスは『地上の星』『恋する夏の日』『麦の唄』を熱唱。眠りこけるやなたろうの姿が映され、Vはここで途切れた。
FUMAと久保佑允の入場後、やなたろうはモリノスの竹刀に怯えながら入場。「入場が遅い」とモリノスに竹刀で叩き回されてしまう。入場後も容赦なく竹刀が降り注ぐ。
YANAGAWAは「モリノスさん!色々訓練付けていただきましたけど、最終戦は自分たち二人の力で闘います!」と宣言。モリノスは二人に任せると言い、リングの外へ。初参戦のIRON PRIESTの二人は困惑顔。
IRON PRIESTの奇襲でゴング。YANAGAWAを捕縛すると腕を極めながらヘビメタ。さらにダブルのヒップトスからダブルチョップ。腕を組んでのエルボードロップ。
THE101に代わるが、目が見えずにふらふらとさまよう。ロープワークに失敗して転んでしまったTHE101にモリノスの激が飛ぶ中、なんとか偶然バックエルボーを当てることに成功するが、コーナーを間違え相手のコーナーへ行ってしまい、再びIRON PRIESTの合体攻撃。場外に引きずり出され、今度は足を極められながらヘビメタ。
リングに戻り、FUMAはTHE101とナックルとエルボーを打ち合う。しかし、THE101は目が見えないので明後日の方向へ打撃を打ってしまう。FUMAは余裕で「THE101」コールを煽り、目潰しをするが、最初から目が見えないTHE101には効果がない。
久保にタッチ。久保はメイヤーからエルボードロップを連発。フォールも2。そして座らせた状態でのコブラツイスト。これを外した久保はさらにTHE101を痛めつけるとTHE101はダウン。起き上がったTHE101だが、目が見えない中でシャドーボクシングを開始。しかし久保のジャブを連続でもらってしまうが、倒れ際に急所蹴りに成功。YANAGAWAにタッチ。
久保はYANAGAWAに急所蹴り。しかしYANAGAWAはフライングクロスチョップで対抗。YANAGAWAはメイヤーか低空ドロップキック。フォールも2。さらにTHE101に合体攻撃を促すが、THE101はリングインに失敗。その隙にFUMAにタッチ。
しかしYANAGAWAはFUMAの隙をつきRKO。YANAGAWAはFUMAを場外に落とそうとするが、地獄のヘッドバンギングが決まってしまい、腕を痛める。さらにコーナー上からのニールキック。フォールも2。FUMAはラリアットを狙うが、なぜかリングに居たTHE101にあたってしまう。その隙にYANAGAWAはTHE101に合体攻撃を促し、デッドリードライブで投げて相手にぶつけていく。そこでTHE101は抜刀し、久保の首を斬りつける。久保は死亡。ここでなぜかモリノスがYANAGAWAに竹刀で面。ここで倒れたYANAGAWAにFUMAがJAWBREAKERから押さえ込み、カウント3。
抜刀術に成功し、勝利を確信していたTHE101は戸惑いの表情の中、FUMAは死亡してしまった久保を抱えて退場していった。
ここでモリノスがマイクを取る。
モリノス「お前たち、この一年間、華もない、魅力もない、人気もない お前たちをここまで指導してきた。今日も負けた。だがしかし、私のお陰で皆様からたくさんの紙テープで応援してもらえるまでになった。これは全て私のおかげ。私のコーチは何一つ間違っていなかった。だが、負けは負けだ。今日お前たちが負けたので、その責任をもって、お前たちのコーチを辞任する!そして、YANAGAWAお前にはペナルティを与える。当分の間666無期出場停止!」
山口百恵よろしくリング上に竹刀を置いたモリノスは退場。やなたろうは戸惑いの表情を浮かべながらトボトボと退場していった。
第4試合
怨霊と斗猛矢のマッチアップでスタート。ロックアップで組み合うもエクトプラズムが舞い散り斗猛矢が咳き込む。改めて手4つからジュニアらしい素早い攻防。アームホイップやドロップキックの打ち合いからクリーンブレイク。
加藤とMIKAMIのマッチアップ。ロックアップで組み合ってからヘッドロックの取り合い。ハンマーロックからリストロック、アームブリーカーと腕を取り合う攻防。これをMIKAMIが制しグラウンドで腕を極める。これを加藤がヘッドシザースで返していくが、MIKAMIは倒立で抜けてさらに袈裟固めへ移行。MIKAMIはショルダータックルで倒し、腕を極めて再びグラウンドへ引きずり込む。再び加藤はヘッドシザースで返していき、今度はしっかりと首を極める。しかしMIKAMIはロープへ。
死神にタッチ。MIKAMIもなんとか自軍コーナーへ戻り、GENTAROにタッチ。GENTAROがショルダーでぶつかっていく。倒れない死神に対して雄叫びを上げてからの目潰し。今度はしっかりとショルダーで吹き飛ばす。ここでメモリアルJr軍がトレイン攻撃。しかし死神が斗猛矢とMIKAMIにまとめてブレーンクロー。今度はナイトメアクルー側の合体攻撃へ。
再び死神とGENTAROが向き合うが、GENTAROがスピニングトゥーホールドで足を極める。しかし死神は下からブレーンクロー。互角の攻防の中死神が立ち上がってブレーンクローのままコーナーに戻り、加藤に繋ぐ。
加藤はGENTAROに打撃を連打しドリル・ア・ホール・パイルドライバー。フィニッシュ宣言ののちに再びドリル・ア・ホール・パイルドライバー。コーナートップから足にハンマーを下ろそうとするが、ドラゴンリングインになってしまい、その衝撃で脳震盪を起こしてダウン。
死神とGENTAROのマッチアップ。死神は監獄固めとブレーンクローのあわせ技でギブアップを迫る。これを解いて怨霊にタッチ。
怨霊はニークラッシャー。集中して足を攻めていく。怨霊はロープに振るとジャンピングバックエルボー。フォールも2。怨霊は死神に繋ぐ。
死神はGENTAROコーナーで打撃を入れ、さらにナックルパートを連発。さらに脳天唐竹割り。
加藤にタッチ。加藤はGENTAROにナックルパート。さらにコーナートップから雄叫びを上げるが、GENTAROがデッドリードライブで一矢報いてMIKAMIにタッチ。
MIKAMIは加藤にスレッジハンマー、死神にドロップキック。さらにフライングラリアット。怨霊にミッキーブーメラン。デュランダルと畳み掛ける。さらにMIKAMIは加藤にスピンキック。
斗猛矢に繋ぐ。斗猛矢は加藤にブレーンバスターを狙うが、加藤がこらえて滞空式のブレーンバスターで投げ返す。コーナートップから加藤がダイビングエルボードロップを見舞うがカウントは2。
怨霊にタッチ。怨霊は斗猛矢をコーナに振るが、バックを取った斗猛矢が投げっぱなしジャーマン。すぐに起き上がった怨霊がドロップキック、さらに雪崩式フランケン。カウントは2。
怨霊は怨霊ドライバーを狙うが、斗猛矢がショルダースルー。さらにラリアットで倒してトラースキック。フォールも、怨霊がレフリーの腕をキャッチしてカウントを止める。
ここで両軍入り乱れて乱闘。リングに残った斗猛矢はスラムで怨霊を投げると、MIKAMIはダイビングセントーン。GENTAROはフロッグスプラッシュ。さらに斗猛矢がローリングララリアットもカウントは2。
斗猛矢はさらに怨霊にエルボーを連打も、怨霊が低空ドロップキックからの怨霊クラッチもカウントは2。斗猛矢が風車式バックブリーカーからダブルアームスープレックス、さらに旋回式のSODで怨霊からカウント3を奪った。
試合後、斗猛矢はマイクを要求。
斗猛矢「ちょっと喋ってもいいですか。今日、666参戦のために久しぶりに北海道からやってきました!皆さん、666が今日俺を呼んでくれた理由、そして俺が北海道から来た理由、わかりますよね?怨霊さん!最近、レスラー仲間や関係者から、どうも怨霊さんが元気が無いと。引退するようなことばかり口に出すと。そうやってみんな心配しています。確かに怨霊さんは、昔からネガティブなところがあったし、あまりキャピキャピするようなタイプでもないし、だけどみんなが心配するってことは、怨霊さん悩んでるのかなって思いました。怨霊さん、15年くらい前、一緒に道場で練習して、一緒に体操教室通って、何度も何度も試合して、そのときの自信が今の俺の支えの一つになっています。怨霊さん、俺はライバルとして怨霊さんを追っかけて、勝てなかった、どうしても怨霊さんにかなわないなと思ってるところがあります。それは怨霊さんの独特なプロレスの間であったり、試合の時のスピードの強弱の付け方、これはどう頑張っても怨霊さんに勝てなかったです。だけどやっぱり、ライバルとして怨霊さんに勝てるところを作りたい。そう思って俺は身体を大きくしようと思いました。佐々木健介さんvs小橋建太さんの試合を見て、いつかそういう試合をやりたいなと思ったのもキッカケの一つだけど、元々は怨霊さんに負けたくなかった。その思いで身体を大きくしました。今日久しぶりに666に参戦してみたら、色んな若い選手が居てたり、組織として着実に成長してるなと。それは優秀なスタッフが居たり、社長のカリスマ性だったりすると思うけど、プロレスに関しては、怨霊さんが居たから俺はここまでやってこれたんだと思ってます。俺もスケキヨっていうしゃべらないキャラクターをやって、言葉を発しない、試合の動きだけで見せることの難しさを痛感しました。怨霊さんは20年以上そういうキャラでやってきてる。俺は怨霊さんは歴史を作ったレスラーだと思ってます。怨霊さんはパイオニアだと思ってます。色んな外国人レスラーも含めて、色んなレスラーとやってきたけど、俺は怨霊さんの間の取り方は世界一だと思ってます。怨霊さん、ライバルとして、落ち込んだり行き詰まったときは、俺はいつでも北海道から来ますよ!怨霊さん励ましに来ますよ、叱咤しに来ますよ!怨霊さん、みんなもまだまだ怨霊さんの試合見たいですよね?!俺と怨霊さんの試合見たいですよね?!怨霊さん、俺も8月に右足首を骨折したり体はボロボロですけど、北海道の田舎で腐ることなく自分を磨き続けています。怨霊さんも腐らないでください!怨霊さんは自分が思ってるよりもずっとずっと天才レスラーです!俺はこれからも怨霊さんの背中を追いかけますから。俺達の終着駅はもっともっと先まで取っておきましょう。またやりましょう、怨霊さん!ありがとうございました!」
怨霊への熱い想いを語った斗猛矢と怨霊は固く握手を交わしてリングを降りた。
第5試合
負けた選手が抜けていき、最後に残った選手が勝利となる変則ルールでの4WAYマッチ。レフリーはピンクタイガーが務める。
ゴングが鳴ると、4人は睨み合い、それぞれ観客にコールを煽る。4人は同時にロックアップ。忍が「イっちゃう?イっちゃう~?」とはしゃいでから、4人で輪になり、優しくチョップしたり乳首を優しくタッチしたりしながら「イエ~イ!」と盛り上がる。
ここでK666が忍に強めのチョップを入れるが、忍は再び優しくチョップをする流れに戻す。しかしK666は忍にやはり強めのチョップ。この流れから全員が忍にだけ強いチョップを打つようになり、和が乱れる。4人は全員で繋がって腕を取り、ウェーブを起こして忍の腕を痛めつける。ここで全員が場外に乗り込み、忍がお客さんを捕まえると、みんなで手を繋いで数珠つなぎに。10数人の観客の腕を通じてウェーブを起こすが、K666がリバースし、忍にダメージ。
忍以外の三人は奪い合うように忍をフォールしていくが、レフリーのピンクタイガーがフォールしたところで三人がピンクタイガーストンピング。
気を取り直して3人で忍にトレイン攻撃。なぜかピンクタイガーも参加。三人は忍にトリプルのドロップキック。忍が場外に逃れると、マスクドバディに攻撃が集中。K666と寧々がマスクドバディを攻撃するが、忍とマスクドバディがダブルのドロップキック。そして忍が場外にケブラーダで飛んでいく。
リング上ではマスクドバディと寧々が協力してK666を攻撃。しかしK666は二人まとめて不知火で倒していく。そしてK666は寧々をファルコンアローで投げ、マスクドバディに落とす。フォールに入り、マスクドバディが失格。
今度は攻撃が寧々に集中。しかし寧々はコーナートップから忍に飛びついてフランケン。さらにK666にフィッシャーマン。追撃する忍にコルバタ。寧々はK666にカミカゼからムーンサルトを投下もK666が避けて自爆してしまう。ここでK666がGO2SLEEP。フォールに入り、寧々が失格。
残った忍とK666が正面からチョップを打ち合い、忍がセックスボンバーを宣言。しかしK666がマンハッタンドロップからのスパインバスター。さらにGO2SLEEP。そしてコーナートップからダイビングフットスタンプも、忍が下から足で蹴り上げて反撃。ここから忍がセックスボンバーもカウントは2。そして忍がアルゼンチンコースター。しかしこれはカウント2。
忍は満を持してコーナートップからS.E.Xを投下。これでカウント3。
試合後、忍がマイクを取る。
忍「リーダー、俺、ピンクタイガーモンスター軍ネオ、辞めたくねぇっす。お客さんに全然ウケてないの分かります。でも、この空間が俺らは好きなんじゃないですか。リーダーは、あの時結成したとき、俺が離婚したことの傷を癒やしてくれたのはリーダーじゃないですか。そして、このピンクも続けていられるのもリーダーのおかげなんですよ。お前もなんか言えよお前も(マイクを寧々に渡す)」
寧々「リーダー、試合後にまたいきなりステーキ連れてってくださいよ」
マスクドバディ「リーダー、ピンクさんだけじゃなくて、このマスクドバディが年間オファーをもらえてるのも、このピンクタイガーモンスター軍ネオのお陰なんですよ。ねぇ、ピンクさん?」
ピンクタイガー「そうだよリーダー良くやってるよ」
K666「……なんか、みんな熱くなってるみたいですけど、続けませんよ?」
(全員がズッコケる)
K666「いやいや、そんなコケたって、続けませんよ?」
(全員がズッコケる)
K666「いや、続けないですから」
(全員がズッコケる)
K666「忍ちゃん、今日さ、なんかグッズ出たよね。Tシャツ出たよね?寧々ちゃんも新しいグッズ出てたよね。パーカー?あの袖がついちゃって袖が長い感じの。なんか僕だけ今日新しいグッズとか無いんですよね。お客さんに媚びを売るというのが僕達の信条じゃないですか。グッズとか売るものががなきゃ媚売れないですよ。続ける意味がないですよね」
忍「リーダー、僕は知ってます。そのピンクのコスチュームが2着あることを知ってます。その1着をこの後の売店で売ればいいんじゃないですか」
K666「忍ちゃん、それいいねぇ!辞めちゃったらお客さんに媚び売れないし、来年も俺達ピンクタイガーモンスター軍、続けましょうか!どうでしょうかお客さん!じゃあ、このあと、売店で今年最後の媚を売って売って売りまくるぞー!それでは皆さんご起立ください!あまり浸透してないですけどね……ピンクタイガーモンスター軍、ウ~~ッ!ネオーーッ!皆さん来年もよろしくお願いします!」
第6試合
全員が入場すると、いつになく気合の入ったKouzyがマイクを要求。
Kouzy「ちょっと待て、納得行かねぇ。納得行かねぇよ。今年入ってよ、始まってそうそうよ、『アンパン買ってこい』だの、次の試合なんかよ、ぜってぇ言われると思ったからよ、アンパン買ってきといたらよ、今度は『牛乳買ってこい』って。しまいにはよ、次の試合なんてリング上がってねぇかんな?なにあれ?今こうやって目線一緒だけどさ、お前らとさ。試合の内容で言うとこんくらいだよ?こんくらい(しゃがみながら)。マジで。だって今年試合5分しか出てねぇもん!寝っ転がっちゃってもいいくらいの目線だよ。だから、だからよ今日は3WAYだからよ、お前らに地べたの風味ってのを味わってもらうからよ、覚悟しとけよ?」
Kouzyがメンチを切りながらのマイクからゴングが鳴るが、裕向と小仲はKouzyを無視してシングルマッチを開始。しかし今日のKouzyは意地を見せる。裕向を場外に落とすと、場外にプランチャ・スイシーダ。
リング上では小仲とKouzyのマッチアップ。Kouzyは一年間のうっぷんを晴らすようにヘッドバッドを連打。しかし裕向がKouzyをリング外に引っ張り出すと客席で寝し、放置して裕向はリングへ戻る。再びリング上では小仲と裕向のシングルマッチが開始されてしまう。
小仲は裕向にチンロック。しかし裕向は指に噛み付いて反撃。裕向はリストロックから指を極める。裕向は小仲に足4の字固め。ここにKouzyが復帰し、コーナートップから何かを狙うが、裕向と小仲は転がってKouzyの射程外へ。Kouzyは「動くなよ?!」と突っ込むが、Kouzyが別のコーナーに上る度に二人は移動してしまう。業を煮やしたKouzyはリングに入ってエルボードロップを狙うが、二人は同時にかわしてKouzyが自爆。
Kouzyは裕向に組み付いてトルネードDDTを見舞い、小仲をコーナーに飛ばしてバックエルボー。さらにコーナー上からスイングDDT。フォールも裕向がカット。裕向がKouzyをコーナーに振り、串刺しの蒼魔刀。さらに串刺しドロップキックからフォールも小仲がカット。さらに小仲がKouzyにブレーンバスター。裕向がカット。裕向がKouzyにサンダーファイヤー。小仲がカット。小仲がKouzyにコーナー上から座禅式セントーン。裕向がカット。Kouzyへのかわいがりを終えた二人はKouzyを場外に蹴り落とす。
再び裕向と小仲。裕向がファイヤーサンダーからムーンサルト。ここでフォールに入ろうとするが、Kouzyが素早くリングに入り、ごっつぁんフォール。これでカウント3。Kouzyが初めて試合に参加し、勝利を上げた。
試合後、納得がいかない裕向がKouzyに突っかかる中、小仲がマイクを取る。
小仲「おいおい、なんか二人、揉めてるみたいだけど、お前ら今日で引退だよ。去年、社長との約束、覚えてるか。これだよこれ!このCD!今年中に完売できなかったらお前ら引退だろ?!まだ一枚残ってんだよ!お前ら引退だよ!」
Kouzy「結構ソッコーで売れてただろ!なんであるんだよ!」
小仲「俺に聞くんじゃない!早く引退しろ!テンカウントやれ!」
Kouzy「俺は雑魚だからまだいいけど、リーダーの裕向さんが引退は色々問題あんだろ!誰か買ってくれ!」
その後、客席に購入者を募ると、即座に観客の一人から手が上がり、その場で最後のCDが売れ、二人は引退を回避。
裕向「これで引退回避でしょ?ペールワンどこいった?アイツ逃げやがって!まあいいよ。これ全部売ったんで、解散ライブやりましょ。解散します!もうやりたくありません!解散ライブやりましょう!ミュージックスタート!」
リング上で裕向とKouzyのユニット、愛LOVE You Kouzyがラストライブで『愛LOVE You Kouzyのテーマ』を歌い、解散。二人は大歓声の中退場していった。
第7試合
※この試合は主催者側の要請により、試合詳細・試合写真は一切掲載出来ません。ご覧になりたい方はぜひ会場までお越しください。