【試合結果】11・5 WRESTLE-1後楽園ホール大会 【W-1王座】芦野祥太郎vs熊ゴロー 【クルーザーディビジョン】吉岡世起vs近野剣心 【リザルト】伊藤貴則vs稲葉大樹

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『WRESTLE-1 TOUR 2017 AUTUMN BOUT』
日時:2017年11月5日(日)
会場:東京・後楽園ホール
開始:12:00
観衆:989人

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[TriggeR]○河野真幸/近藤修司
3分18秒 ランニングニー→片エビ固め
●佐藤嗣崇/佐山駿介(ASUKA PROJECT)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
カズ・ハヤシ/●頓所隼(ACE)/阿部史典(スポルティーバ)
7分45秒 フィッシャーマンバスター→片エビ固め
NOSAWA論外(東京愚連隊)/MAZADA(東京愚連隊)/○土方隆司(フリー)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[NEW ERA]○黒潮“イケメン”二郎/土肥孝司/アンディ・ウー
10分5秒 イケメンサルト→片エビ固め
[Enfants Terribles]児玉裕輔/●立花誠吾/ドランク・アンディ

▼タッグマッチ 30分1本勝負
●征矢学/タナカ岩石(ACE)
6分46秒 ファッキンボム→体固め
○火野裕士(フリー)/ジェイク・オーメン(フリー)

▼WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者】○伊藤貴則
16分34秒 ジャーマンスープレックスホールド
【挑戦者/NEW ERA】●稲葉大樹
※第4代王者が2度目の防衛に成功

▼敗者WRESTLE-1追放タッグマッチ 30分1本勝負
一(ACE)/●皇壮馬(ACE)
7分47秒 ソルティースプラッシュ→片エビ固め
○三富政行(愛媛)/藤原ライオン(フリー)
※皇壮馬がWRESTLE-1追放

▼WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者/NEW ERA】○吉岡世起
12分27秒 SK→片エビ固め
【挑戦者】●近野剣心(ダブプロレス)
※第11代王者が2度目の防衛に成功

▼WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負
【王者/Enfants Terribles】○芦野祥太郎
25分10秒 アンクル・ロック
【挑戦者/NEW ERA】●熊ゴロー
※第11代王者が6度目の防衛に成功

近野剣心がクルーザー王座挑戦も一歩届かず!次期挑戦者に土方隆司が名乗り!リザルト王座を防衛した伊藤がW-1王座次期挑戦者へ

第1試合

 先発は佐山と近藤。佐山が開幕ドロップキックからコーナーに振って串刺しエルボー。首投げで倒しPKから、ミドルキックを連打し投げようとするも近藤がブレーンバスター。両者タッチ。

 佐藤がエルボー連打からロープに飛ぶと、ハンマーブローを避けてランニングエルボー。投げようとするも河野がボディブローからコーナーに振るが、佐藤はランニングエルボーで迎撃。佐藤は佐山にタッチ。

 佐山は河野の背中にエルボーからミドルキック連発。ロープに振ろうとするが、河野が逆に振ってニーリフトからファルコンアロー。フォールも2。
 河野のチョークスラムと近藤のバックドロップの合体技からフォールも2。河野がランニングニーも避けた佐山が延髄斬り。佐山は佐藤にタッチ。

 佐藤がランニングエルボーで近藤を落とし、河野にエルボー連打から投げよとするが、河野が逆にボディスラムの体勢。着地した佐藤がランニングエルボーも。キャッチした河野がチョークスラムを狙うが、佐藤がドロップキックで吹っ飛ばす。佐藤は投げようとするが着地した河野がショートレンジニーからチョークスラムで叩きつけてフォールも佐山がカット。河野はロープに振ってネックハンギングボム。フォールも2。河野はランニングニーを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>

河野真幸&近藤修司
近藤「まあ特にないよ。当たり前の結果だし。当たり前の結果だと思って、アイツらが悔しいと思えば」
河野「まあ、会社が若い彼らに期待を込めて組んだカードでしょ?それを汲んで俺らが全力でいって、彼らがどう思うか?俺らは第1試合だろうが、若手が相手だろうが100%でいくから。これで彼らに何かを与えられるなら、ナンボでも相手しますよ」


佐藤嗣崇&佐山駿介
佐藤「クソッ!」
佐山「すみません、勝ちに貢献できなくて……」
佐藤「クッソ……自分、デビューして二ヶ月なんですけど、近藤さん、河野さんと、WRESTLE-1の上の人と試合をさせてもらう機会をもらったんですけど、全然力が及ばないです。これからもっと練習して、これからもっと上の人と戦っていきたいと思います」
佐山「また、WRESTLE-1のリング上がりたいと思いますので、機会があったらよろしくお願い致します!」

第2試合

 先発は阿部とMAZADA。ロックアップからリストの取り合い。グラウンドの攻防から距離を取り、MAZADAが握手を要求。その手を握った阿部にガットショットからショルダータックル。再度走り込むも阿部はドロップキックで迎撃。阿部は頓所にタッチし、MAZADAも土方にタッチ。

 ロックアップから頓所がエルボー連打。土方はエルボーからヘッドロックで捕らえショルダータックル。再度走り込むが頓所はドロップキックで迎撃し、ストンピングから自軍コーナーに叩きつけカズにタッチ。

 カズと頓所はダブルのバックエルボーからカズがストンピング連打。カズのチョップに土方はビンタ。ナックルの打ち合いからカズがガットショットを連発しロープに振ると、スパインバスターからライオンサルト、土方はこれを剣山で迎撃し論外にタッチ。

 愚連隊は連携攻撃からフォールも、カットに来た頓所を鉄柱で急所攻撃。論外がカズにコブラツイストもカズはロープを掴む。
 論外はナックルパートからコーナーに振って走り込むが、カズは足を伸ばしてカットし延髄斬り。再度走り込んできた論外をコンプリートショットでコーナーに叩き込み阿部にタッチ。

 阿部は大旋回ソバットから低空ドロップキック。さらに延髄斬りからフォールも2。
 阿部はミドルキックもキャッチした論外がドラゴンスクリューから土方にタッチ。

 土方はサッカーボールキックからPK。さらにミドルキック連発からロープに振ってニーリフトも
、これを飛び越えた阿部が延髄斬りを叩き込んで頓所にタッチ。 

 頓所がエルボーからコーナーに振って串刺しバックエルボー。さらにスイングDDTからフォールも2。
 頓所はコーナーに上るが、土方は走り込んで蹴り落とすと、愚連隊がダブルのスパインバスターから土方がPK。フォールもカズと阿部がカット。
 愚連隊がトレイン攻撃を狙うが、避けたカズにMAZADAがガットショット。だがカズがソバットから阿部が大旋回延髄斬り。土方をコーナに振って阿部が串刺し延髄斬りからカズがハンドスプリングオーバーヘッドキック。さらに頓所がミサイルキックを叩き込んでフォールも愚連隊がカット。

 頓所が走り込むが土方はハイキックで迎撃し、スタンディングシャイニングウィザード。フォールも2。
 土方は再度スタンディング・シャイニングウィザードからフォールも2。土方はフィッシャーマンバスターで叩きつけて3カウント。

<試合後コメント>

カズ・ハヤシ&頓所隼&阿部史典
阿部「刺激がたくさんありました」
カズ「(阿部を)最初見たときからベタ惚れですよ。ベタ惚れ!一番最初に見た時からベタ惚れです。自分もいい刺激をもらいました」
阿部「こちらこそありがとうございました!(頓所の肩を叩きながら)また王将食べに行きましょう」
頓所「この借りは必ず!返す!」


土方隆司
「WRESTLE-1初参戦ということで、正直緊張しました。まあここには……自分で言うのもおかしいかもしれないですけど、昔激闘を繰り広げた仲間たちが、新しい戦いを繰り広げていて、その新しい戦いの輪に僕も入りたいと心底思います。その上で、来た以上はベルトを取りに行きたいと思っていますので、WRESTLE-1の名に恥じない身体と試合で挑んでいきたいと思います!」

第3試合

 先発は立花とイケメン。メンチを切り合う両者。イケメンのナックルと立花のエルボーの打ち合い。立花がエルボー連打からショルダータックルもイケメンはすぐに立ち上がりメンチの切り合い。再度ショルダータックルもイケメンはすぐに立ち上がりメンチを切る。走り込んできた立花にイケメンはスリーパーも、立花はそのまま下がりイケメンをコーナーで潰すと、逆コーナーに振ろうとするがイケメンは耐える。やっと振るも、イケメンはコーナーに登り立花を飛び込えてアームホイップ。再度アームホイップからバズソーキックを叩き込む。イケメンはアンディにタッチ。立花もドランクにタッチ。

 ドランクの足を刈って倒したアンディが走り込んでアームホイップからドロップキックも、ドランクはこれをスカして近づく。だがアンディーはアームホイップからドロップキックを叩き込んで倒すと、膝蹴りからロープに振ろうとするが、逆に振ったドランクがマンハッタンドロップからロープに振るとエプロンから立花が竹刀攻撃。ドランクは立花にタッチ。

 立花はスリーパーもアンディはロープへ。立花は児玉にタッチ。

 児玉はセントーン・アトミコからナックルで倒しフォールも2。
 児玉はサミングからコーナーに振って串刺しバックエルボーからラリアットも、避けたアンディがフランケンで投げ捨てタッチしようとする。だがドランクと立花がエプロンの土肥とイケメンを落としアンディをロープに振るが、アンディは二人まとめてドロップキックで蹴散らし児玉に飛鴻。アンディは土肥にタッチ。

 土肥は次々ショルダータックルで倒し次々ボディスラム。土肥はコーナーに振って串刺しラリアットからスピアーを突き刺し、さらにブレーンバスターを狙うが児玉は着地。土肥はロープに突き飛ばして走り込むが、児玉はドロップキックで迎撃。土肥がコーナーに振るがエプロンに降りた児玉が延髄斬りで迎撃し、振り子式DDTを突き刺しフォールも2。
 児玉はアサイDDTを狙うが、避けた土肥にトラースキックから走り込むも土肥はキャッチしパワーボム。両者タッチ。

 イケメンのナックルを避けた立花がエルボー連打から髪を掴んでメンチを切る。コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、イケメンが延髄斬りで迎撃しアラビアンプレス。フォールも2。

 イケメンがボディスラムからコーナーに上るが、これを背後から立花が足を引っ張り落としアンファンテリブルがトレイン攻撃。児玉がトラースキックからドランクがコーナーに上るが、これはアンディが雪崩式ヘッドシザースホイップでカットし、土肥がラリアットでドランクを場外に叩き出すとアンディが場外へ三角飛びプランチャ。
 立花が土肥とイケメンに交互にエルボーも、イケメンはトラースキックから土肥がブレーンバスター。そこへイケメンが「こいつ弱いんです!」とイケメンサルトを投下し3カウント。

試合後も乱闘が続いた。

<試合後コメント>

黒潮“イケメン”二郎
「僕からは特にないですね。でもアンディさん……ドランク・アンディ……ありゃ無いよ。まあ、アンディさん今来ると思うんで」


アンディ・ウー
「おい、WRESTLE-1!ドランク・アンディと何回タッグやらしてんねん!はよシングル組めよ!オイ!」


土肥孝司
「俺は今日の熊ゴローを全面的にサポートするだけ。あとタッグベルト!千葉であるから。しっかりやる」


児玉裕輔&立花誠吾&ドランク・アンディ
立花「全然、全然やり足りねえよ……全然ドランクも児玉さんも俺も……」
児玉「お前負けてんじゃん。お前が負けだよ」
立花「負けてないッス。気持ちは負けてないッス」
児玉「メチャメチャやられてんじゃん。毎回さっきみたいにおいしいところは取らせねえから。まだ、どんどんどんどん隠れた能力がどんどんどんどん出てくるから、お楽しみに。こんなね、立花のお笑いマッチじゃないから」
立花「お笑いじゃないですよ。俺ァ真面目にやってますよ」(激しく咳き込みながら)
児玉「大丈夫か?ちょっと吐いてこい」
立花「すんません……オエッ」

第4試合

 岩石が前に出て二人にエルボー。だがジェイクがロープに振って火野がニーリフト。火野が担いで背後に投げ捨てると、ロープに振ってバックエルボー。さらにその場飛びセントーンを投下しフォールも2。火野はジェイクにタッチ。

 ジェイクはガットショット連発からブレーンバスター。フォールも2。
 ジェイクはキャメルクラッチも岩石はロープへ足を伸ばす。ジェイクはファルコンアローからフォールも2。
 ジェイクはトラースキックも岩石はキャッチしバックドロップ。岩石は征矢にタッチ。

 征矢はダブルチョップ連発からジャンピングラリアット。コーナーの火野もチョップで落とすと、ジェイクをコーナに振り串刺しエルボーからブルドッキングヘッドロック。征矢はジェイクへのネックブリーカードロップと火野へのフェイスバスターをまとめて繰り出しフォールも2。
 征矢はブレーンバスターからフォールも2。征矢は走り込むがジェイクがビッグブーツで迎撃し火野にタッチ。

 火野はラリアットもガードした征矢が走り込むがラリアットの相打ち。再度征矢が走り込むが火野はエクスプロイダーで投げ捨て串刺しラリアット。火野はダイビングボディプレスからフォールも2。
 征矢は膝立ちでチョップを打ち込んでいくが、火野はチョップ一発で倒す。
 征矢は立ち上がりチョップを要求。火野はチョップを打ち込むと、征矢はダブルチョップ連発からラリアットも、火野はラリアットで撃ち落とし改めてショートレンジラリアットでなぎ倒すと、ファッキンボムで叩きつけて3カウント。

火野「おい、征矢、どうしたんやおい?お前(岩石)もどうしたんや?お前らの関係ようわからんけどどうなってんねん負けてんねんぞ。俺も知ってる征矢学は、こんな雑魚じゃなかったぞ。お前の力こんなもんちゃうやろ。何やその顔?わからんわ、岩石、どうにかしろよこいつ」
岩石「征矢さん!あんたの言うとおりだよ。征矢さん、テメーどうしたんだ?どうしたんだよ?おい負けてよ、ニヤニヤニヤニヤしやがってよ、おまけに髪金髪に染めてなんだよ変わったつもりなのか?おい征矢学!俺はな、最近のあんたに苛ついて苛ついてムカついてしょうがねーんだ!俺と戦え!!!」
征矢「後輩が何言ってんださっきからよ、勝ちにこだわるとかその前に色々やることあるだろ!勝ちにこだわる前に!」
岩石「勝つ以外に何があるんだ!」
征矢「お客さんを楽しませることだよ!拍手してるだろねぇお客さん!先輩に、きく口の態度がなってねーな君は。俺は、俺は先輩に敬語しか使ったことないぞ。お前はどうなんだ?」
岩石「リング上で関係ねーよ!リングに上がったら先輩後輩関係ねぇ俺はそう教わった!俺と戦え征矢!」
 顔面の張り合いから岩石がエルボーを叩き込みコーナーに押し込む。
岩石「てめー何様だ!」
征矢「テメーいい加減にしろ!」
 乱闘が続くが、これは大和も止めに入り二人を引き剥がし、リングを後にする。

<試合後コメント>

征矢学&タナカ岩石
岩石「オイ!征矢学!テメェいい加減にしろこの野郎!我慢の限界だ!俺だって負けたくて負けてるわけじゃねぇんだ!勝ちてぇんだ俺は!勝たなきゃ上にいけねえんだよ!勝たなきゃいけねぇんだよ俺は!アンタが一番知ってんだろ!勝って上に上がんなきゃいけねぇんだよ!」
(征矢がコメント会場に現れて)
征矢「ごちゃごちゃうるせえんだよこの野郎」
岩石「ここでやるかオイ?!」
(征矢が岩石の顔面に張り手を入れると、岩石も応戦。両者打ち合う中、近藤が仲介に入り、引き剥がされながら二人は控室へ)


火野裕士&ジェイク・オーメン
火野「征矢学、どうしたんやろね。二人がなんでああやって喧嘩してるのかもわからへんし。征矢学も金髪にしてきてキャラチェンジしたんかよくわからんけど。俺は昔は、昔っていうかこの間までの変わる前の征矢学がええかな。今日は全く強さも感じなかったし、何がしたいかわからへんね。……そういうことか。それで岩石も怒ってんのか?まあまあ、アイツのことはいいか」
ジェイク「とてもイージーな試合だった。このチームは強い。またやりたいもんだね」
火野「……分からへんけど、今日の試合はやさしかったっていうことかな。征矢と岩石のことは良いや。とりあえずウチらがタッグリーグ全勝して、トーナメントでは負けてもうたけど、この2人のチームは結局負けていない。オール・ウィナー。ノー・ルーズ!オンリーワン・ノー・ルーズ!(ジェイクに)だから、ウチらが言いたいのはちょっとベルトとか挑戦させへんのかなと。『挑戦させろ』というか、させへんのかな?させてもええんちゃうの?ねぇ?そうじゃないのか?今のチャンピオンが誰かわからへんけど、そいつらが持っていよりこっちが持っているほうが相応しいと思うよ。だから……『挑戦させろ!』、かな?ジェイク、チャンピオンシップ!チャレンジ!」
ジェイク「このチームの勢いは誰にも止められない。俺達がタッグベルトを獲ってやる!」
火野「……そういうことや。ま、考えておいてくれや、WRESTLE-1」

第5試合

 伊藤がローで牽制も稲葉は距離を取る。伊藤がローを叩き込み、稲葉が足を抑えて下がると、稲葉は片足タックルで倒すが伊藤が上になる。稲葉が腕を取ろうとするが伊藤がこれを潰し、稲葉が回転して逃れて距離を取る。

 稲葉がヘッドロックからショルダータックル連発。受けきった伊藤がかかと落としで迎撃すると、エルボー合戦へ。稲葉がエルボー連打から走り込むが、伊藤はミドルキックで迎撃しショルダータックルで倒す。
 場外に転がり出た稲葉に伊藤はウルトラタイガーアタック。

 リングに戻ると、伊藤は首投げから背中にサッカーボールキック。伊藤はボディスラムからセントーンを投下。フォールも2。
 伊藤はスリーパーで捕らえると、稲葉はバックエルボー連打で逃れる。再度伊藤がスリーパーも、稲葉はバックエルボーで逃れストンピング連打。稲葉は腕を極めてコーナーに叩きつけると、腕へのエルボー連打から脇固め。稲葉は伊藤の腕にニードロップからストンピング。稲葉はショルダーアームブリーカーから腕を蹴り上げ走り込むが、伊藤はエルボーで迎撃しランニングエルボー。稲葉は走り込むが伊藤はパワースラムで迎撃しフォールも2。
 伊藤はコーナーに振って串刺しボディスプラッシュから串刺しニールキック。フォールも2。伊藤は稲葉を担ぐと背後に投げ捨てフォールも2。

 伊藤はミドルキック連発も、稲葉が避けるとエルボー連打。だが伊藤はミドルキックからロープに振るが稲葉はジャンピングショルダーアタック。
 稲葉は串刺しエルボーも、伊藤がコーナーに振って串刺し攻撃を狙う。エルボーで迎撃した稲葉がランニングエルボーで倒しフォールも2。
 稲葉はコーナーに叩き込んで顔面ウォッシュ3連発。稲葉はキャノンボールからフォールも2。

 稲葉はフィッシャーマンの体勢も、耐えた伊藤が走り込んできた稲葉をニールキックで迎撃。伊藤はブレーンバスターからフォールも2。
 伊藤はニーリフトからPKも、避けた稲葉がスクールボーイからランニングエルボー。稲葉はブレーンバスターからフォールも2。
 稲葉はジャーマンの体勢も、バックエルボーで逃れた伊藤がハイキックも避けた稲葉が卍固めの体勢。切り替えした伊藤はハイキックも、稲葉は避けてガットショットから走り込むが、伊藤はハイキックからロープに飛ぶも稲葉はボディへショルダータックルからヘッドバッド。伊藤は負けじと左右のラリアットも稲葉はガード。伊藤はローリングラリアットからジャーマンも、稲葉がすぐに立ち上がりジャーマン。両者ダウン。

 エルボーの打ち合いから伊藤がミドルキック連発。キャッチした稲葉がヘッドバッドからワンハンドパワーボム。フォールも2。
 稲葉はダイビングヘッドバットを投下しフォールも2。稲葉は卍固めで捕らえるが、伊藤はなんとかロープへ。
 稲葉は投げ捨てジャーマンからフラップジャック。さらにドロップキックを叩き込んでフォールも2。稲葉はタイガースープレックスの体勢も、逃れた伊藤が走り込んできた稲葉にナイトライド。伊藤は正面からサッカーボールキックを連発し、ミドルキックで倒すとPK。フォールも2。伊藤はジャーマンの体勢も、耐えた稲葉にバックドロップ。伊藤はハイキックからジャマンスープレックスホールドで3カウント。

伊藤「稲葉大貴に勝ったぞ!稲葉さん、あんたやっぱすげーよ。ほんとに。あんたの、立ち上がってくる諦めない熱い心、俺にも届きました。あんたのその熱い心、もっと俺に学ばせてほしい。だから俺をNEW ERAに入れてくれ」
稲葉「伊藤、お前つえーなやっぱり。今日は負けだ。今日は俺の負け。それは認める、だけどこれで終わりじゃないまたやるぞ。NEW ERAに入ってくれるのは嬉しい一緒にやっていこう」

<試合後コメント>

稲葉大樹&伊藤貴則
稲葉「……強いな。この前のACEと今日の試合ですごく成長してるのが分かって、今日は負けたんですけど、伊藤との試合をやってきて、伊藤が今日NEW ERAに入りたいって言ってくれたので、それでいいかなと。伊藤が伸び伸び出来るようにやっていきたいなと思います」
伊藤「今日、稲葉大樹に勝つことが出来た……紙一重ですよ、紙一重。俺にはまだあのねばりっ濃い、あの熱い熱いプロレスが、俺にはまだ足りないと思います。だからNEW ERAに入って稲葉大樹のあの熱いプロレスを学んだら、俺はもっともっと、もっと上にイケルと思うんで、これからNEW ERAで稲葉大樹の熱いプロレス学んで、俺はもっと強くなります!」

プロレス総合学院5期生入校式

カズ「プロレスラーになるという夢を彼らがもっています。それに対して僕等が一生懸命教えて未来のスターを作っていこうと思ってますので。彼らの今後の活躍を期待しててください頑張ってください」

第6試合

 ライオンと三富が急襲もACEの二人がドロップキックで蹴散らし、ライオンにダブルのアームホイップからサンドイッチ低空ドロップキック。フォールも2、
 一が走り込むが、ライオンがホイップしロープに叩き込むとミドルキックから自軍コーナーに叩きつけ三富にタッチ。

 三富はチョップを叩き込んでいくが、一もエルボーで返していく。三富はボディスラムからライオンにタッチ。
 ライオンはミドルキックからブレーンバスター。フォールも2。ライオンは三富にタッチ。
 三富は顔面を踏みつけ、首投げから顔面にニードロップ。連続フォールもすべて2。
 三富は投げようとするが、着地した一がバックエルボーからラリアットを避けてジャンピングラリアット。一は皇にタッチ。

 皇はエルボー連発から串刺しエルボー。さらに串刺しエルボーも、三富は逆コーナーに振るが皇はランニングエルボーで倒す。
 皇はミサイルキックも三富は避けてライオンにタッチ。

 ライオンはバックを取るが、皇はバックエルボーで逃れラリアットも、避けたライオンが投げ捨てジャーマン。だが皇はすぐに立ち上がり後頭部にドロップキック。皇は一にタッチ。

 一はエルボー連打からドロップキック。フォールも2。
 一は串刺し攻撃も、避けたライオンが膝蹴りから走り込むも、一はドロップキックから延髄斬りで迎撃し低空ドロップキック。両者タッチ。

 皇がエルボー連打も三富がサミングからライオンと連携攻撃。フォールも2。
 ライオンのネックツイストから三富がソルティスプラッシュを投下するが、皇は剣山で迎撃。フォールも2。
 一が延髄斬りから皇がライトニングスパイラル。フォールもライオンがカット。
 皇がロープに飛ぶが三富は追走エルボーから走り込むが皇はカサドーラも2。

 皇が左右の掌底連打も三富はエルボーから膝蹴りを顔面に叩き込みフェイスロックも皇はロープへ。
 三富は往復バズソーキックからストレートナックル。三富は垂直落下式ブレーンバスターからフォールも2。
 三富はソルティスプラッシュを投下しフォール。これで3カウント。

 これにより皇がWRESTLE-1追放となった。

<試合後コメント>

三富政行&藤原ライオン
三富「マイベストフレンド!ライオン藤原!そして、ここは、マイホームリング!WRESTLE-1だよ。僕がWRESTLE-1に上がり始めたのは2015年の12月で、もう少しで2年たとうとしている。その間、KAIと一緒にやったり、楽しい思い出はいっぱいあったけど、お客様の心に残る試合が出来てたかは正直分からない。後楽園で初めてこうやって後半戦で組まれたってことは、ある種、ACEのアイツらと話題を作れたかなって。ありがとうなんて言わないけど、俺らみたいにね、フリーランスで生き残るのは大変だから、彼らにも頑張ってほしいなと。ライオンちゃん、何かありますか」
ライオン「インタビューでまだまだリスペクトできないって言ったんだけど、今日の試合は前よりはよくできてるなと思う、あの二人」
三富「最後のブレインウォッシング、最後の。アレは絶対返せないと思ったから。あとね、鼓膜破れたんだ。でも、そのくらいの気持ちをぶつけてきてくれたってことは、俺らなりに彼らを焚き付けられたのかなって思うし、僕らはこれで終わらないんで。三富レボリューションってマスコミが勝手につけてくれたんですけど、レボリューションはこれで終わりじゃないんで。これからも上目指していきましょう」


一&皇壮馬
皇「……これから、ACEで……がんばっていきます……」
一「壮馬と学院で練習してきた月日は違うけど、デビューした日は一緒で、ずっと何ヶ月間かタッグを組んで、一緒に上にいこうって言ってたのに……全部僕が、自分が弱いから……追放なんてさせちまった!クソッ……壮馬、ゴメン……」

第7試合

 両者ミドルキックで牽制。ロックアップから吉岡がロープに押し込むも、剣心が体勢を変えてハイキック。避けた吉岡がハイキックも剣心も避ける。
 吉岡がミドルキックからソバット。走り込むが剣心が避けてフットスタンプも、吉岡が転がり避けて走り込むが剣心はレッグラリアートで迎撃。
 コーナーに押し込むが吉岡が体勢を変えてミドルキック連打。エルボー合戦から剣心が左右のローも、吉岡がソバットから顔面にドロップキック。
 場外に転がり出た剣心に吉岡はケブラーダを狙うが、剣心が足を引っ張り落とすとリングに登り走り込む。吉岡はリングを離れてこれをスカすが、エプロンに上がった吉岡を剣心は蹴り落とし「上がれ」と挑発。

 剣心は腕を蹴り上げるとコーナーで腕を踏み潰しミドルキック。ミドルキックの打ち合いから剣心がミドルキック連打。走り込むが吉岡がゼロ戦キックで迎撃。
 吉岡がミドル連発からコーナーに振り串刺しニーからハイキック。さらに走り込むが、剣心は場外に降りて吉岡が何かを狙うが、吉岡はロープに引っかかりリングに落下。吉岡はエプロンに這いずり出て剣心にサッカーボールキックからケブラーダ。

 吉岡はミドルキック連打で倒しフォールも2。吉岡は投げようとするが着地した剣心が膝蹴りからラリアットよ避けて走り込むも、吉岡はミドルキックで迎撃し走り込むが剣心はスリングブレイド。
 剣心はミドルキック連打からキャッチされると延髄斬り。剣心はフィッシャーマンバスターからフォールも2。
 剣心は顔面を蹴りつけると、コーナーに振って串刺しダブルニー。剣心はPKからフォールも2。
 剣心はミドルキック連打でコーナーに押し込み走り込むが、足を伸ばしてカットした吉岡がトラースキックから延髄斬り。フォールも2。

 吉岡のハイキックを避けた剣心がスクールボーイからバズソーキック。フォールも2。
 お互いミドルキックをガードし、ハイキックの打ち合いから剣心が延髄斬り。吉岡がすぐに旋風脚。ダブルダウン。
 額をこすりつけて睨み合うと、ミドルキックの打ち合いから剣心がミドル連打。ハイキックの相打ちから吉岡がソバットを叩き込走り込むが剣心がハイキックで迎撃。

 剣心が腕ひしぎで捕らえるが、逃れた吉岡にランニングニー。剣心は膝立ちの吉岡の顔面にミドルキック連発からフォールも2。
 剣心はPKも、キャッチした吉岡の顔面に左右のビンタからバズソーキック。キャッチした吉岡がドラゴンスクリューからシャイニングウィザード。フォールも2。
 吉岡が往復バズソーキックからフォールも2。吉岡はCLOCK STRIKESからSK。これで3カウント。

吉岡「近野剣心!近野剣心!俺のレスラーとしての出身地広島からここ後楽園に挑戦しに来て、今日蹴り合って、やっぱ、良いねあんた最高だよ。もっと、もっと広島盛り上げて、もっかい広島でも東京でもいい、もっとまた蹴り合おうぜ。でもね、まだまだ、満足するわけにはいかなくてね、まだまだ、俺にもっと、刺激をくれる人はいませんかね?」(土方がリングへ)土方さん、いやいやいや、え?議員の土方先生じゃありませんか。なんのようですかねこんなところに」
土方「どうやら刺激が欲しいらしいんですが、その刺激俺じゃ不足ですかね?俺はね、まだまだ、まだまだ議員になるつもりはないぞ」
吉岡「蹴り合いたいらしいですが、蹴りなら負けない自信がありますけど?」
土方「いいっすね、あなた元世界ジュニアチャンピオンでしょ?全日本の頃の。そういう相手待ってましたよ。俺ととことん蹴り合いましょう。よろしくお願いします。土方先生」

<試合後コメント>

吉岡世起
「近野剣心、近野剣心!つえーな!今日、勝負を分けたのはシャイニング・ウィザード。武藤さんの名前の入った看板を背負ったか、背負ってないかの差じゃないですか?今日は。でも、腕の感覚がなくなるぐらい……いいっすね、近野剣心。でも、これでわかったんじゃないですか?地方にもいいレスラーはいるんですよ。FREEDOMSの進祐哉、NOAHのHAYATA!今は全員チャンピオンですけど、元は広島でテレビもない、記者も来ない、観客も30人、40人の中でやってきた。でもその頃から贔屓にしているお客さんたちは思ってるんですよ。『メジャー団体の選手もすげぇけど、俺らの知っている選手も全然負けてねえじゃねえか』って、『絶対あそこでやりあえるんじゃねぇか』って思っているんですよ。それを、その思いを背負って……たった30人、40人かもしれないですけど、背負って僕らはやっているんですよ。それは忘れないでください。多分、まだまだ地方にも東京にもいるんじゃないですか?燻っている奴ら。ここはGAORAもある週プロもある。他の記者も来てくれてる。あんたらのほしいもの、発信力っていうものがありますよ。このベルトを使ってのし上がろうとしている奴ら、誰でもいいですよ。挑戦してきてください。俺はそのファンの思いをすべて受け止めた上で、叩き潰します。そして、次、土方先生。俺が全日本に入った時にはいなかったし、そんなに試合をたくさん見たわけじゃないけど、元世界ジュニアのチャンピオン。相手に不足ないですよ。俺にとっての一つの刺激でしょう。それもクリアして、俺はこのベルトともっともっと、もっと!上にいく!」


近野剣心
「ベルトっていう大きい土産を広島に持って帰るつもりだったど、あー、やっぱチャンピオンは強え……クソッ……!だけど俺はこのままを終わらない。もっともっと強くなって、吉岡世起にも、このリングにも、ダブプロレスの近野剣心ここにありっちゅうのを絶対見せちゃるけえ!まだ終わらん!」

第8試合

 ロックアップから熊ゴローが吹っ飛ばす。芦野は背中を蹴りつけ、走り込んできた熊ゴローにカニばさみから後頭部をはたく。
 立ち上がった熊ゴローはコーナーに押し込み、レフェリーが引き剥がすと芦野がエルボーからガットショット。さらに後頭部にエルボー連発から投げようとするが熊ゴローがリバース。ロープに押し込んでショルダータックルからボディスラムで叩きつけフォールも1。熊ゴローはロープに振ってショルダータックルからボディスラム。フォールも2。
 熊ゴローはコーナーに振って串刺しラリアットからダイビングセントーン。避けた芦野が熊ゴローの足を持って場外に出ると鉄柱に連続で叩きつける。そのままぶら下がりアキレス腱固めも、レフェリーが注意しこれを離す。

 芦野がアンクルホールドから足へのエルボードロップ。さらに足を極めたままV1アームロック。これを離すと足へのニードロップからフォールも2。芦野はアンクルホールドも熊ゴローはロープへ。

 熊ゴローは座り込んでチョップも、芦野は強烈な逆水平チョップで倒し足へのヘッドバッド。芦野は足4の字式逆エビ固め。そのまま足を捻り上げるも熊ゴローはロープを掴む。
 芦野はコーナーに振って串刺しエルボースマッシュ。逆コーナーに振って再度串刺しエルボースマッシュ。芦野はロープに振るが、熊ゴローはホイップされるもフランケンで投げ捨てる。芦野は低空レッグラリアートで倒すと、膝立ちの熊ゴローにエルボースマッシュ連発。芦野が走り込むが、熊ゴローはフライングクロスボディアタックで迎撃。
 熊ゴローはコーナーに振って串刺しラリアット連発からジャイアントスラム。フォールも2。
 熊ゴローはアルゼンチンで担ぎ痛めつけるとそのままバックフリップ。熊ゴローは逆エビ固めも芦野はロープへ。

 熊ゴローはコーナーに上るが、正面に登った芦野が雪崩式フロントスープレックス。エルボー合戦から熊ゴローがラリアットで倒す。ショートレンジラリアットの打ち合い熊ゴローがラリアットで打ち勝ちセントーンを投下。フォールも2。

 熊ゴローは投げようとするが、足に組み付いた芦野が倒すも、蹴りつけた熊ゴローが距離を取るが、芦野は組み付いて投げようとするも担ぎ上げた熊ゴローだったが回転して着地した芦野がアンクルホールド。これを熊ゴローは下から蹴り上げてホイップ。
 熊ゴローは東京ピンプスからフォールも2。

 熊ゴローはロープに振ろうとするが、芦野はフロントスープレックスから逆エビ固めも熊ゴローはロープを掴む。
 芦野はロコモーションバックドロップからロコモーションジャーマンスープレックス。投げ捨てジャーマンからフォールも2。

 芦野は担いでコーナーに座らせると、正面に登り投げようとするも、突き飛ばした熊ゴローがダイビングセントーンを投下。熊ゴローがなんとか這ってフォールも2。
 熊ゴローは中央に引きずり逆エビ固め。芦野はロープを掴もうとするが熊ゴローは何度も中央に引きずり戻し、芦野はなんとかロープへ腕をかける。

 熊ゴローはコーナーに登るとダイビングセントーンを投下。芦野は転がって避けるもダブルダウン。
 熊ゴローは走り込むが芦野はパワースラムで叩きつけてフォールも2。芦野は逆エビ固め。さらに急角度の逆エビ固めからアンクルホールド。これで熊ゴローはギブアップ。

エンディング


芦野「同期の熊ゴロー。さっさと帰れこの野郎。お前らもよ、こんなやつダラダラリング残してねーで連れて帰れよ(伊藤がリングへ)」
伊藤「おうチャンピオン、NEW ERAにはまだ俺がおんねん。俺はな、稲葉さんに勝ってめちゃめちゃ調子ええからよ、来月俺の挑戦受けろや」
芦野「NEW ERAの皆さんはそれでいいんですか?負けたままで出てこないのか誰も。所詮その程度だなNEWERAはな、お前もこんなしょっぱいチームいないでな、もっとしっかりやれよ。何が仲間だ、そんなもんクソくらえだよ。(「テメーも一人でやれ」「伊藤まだ早い!土肥がやれ」などと野次が飛ぶ)野次は面白いことだけだ、つまらないこと言わないでもらっていいですか?まあいいよ、お前来月やりたいの?別に俺誰でもいいから。だったらおまえがかっこよくここしめてみろ(リングを去る)」
伊藤「チャンピオンはよ帰ってもらっていいですか?さっさと帰ってください。まあ、自分で締めることもできないチャンピオンなんで、12月の後楽園は今調子の良いこの俺が、絶対チャンピオン倒します。だから来月の後楽園も必ず来てください。本日はご来場ありがとうございました」

<試合後コメント>

芦野祥太郎
「熊ゴローからギブアップを奪って勝ちました。まあ、誰が挑戦してきてもいいって言ってるんで、ああいう風につっかかって来た人間がいるっていうのはWRESTLE-1にとって良いことじゃないですかね。ただな、伴ってねぇな。内容が。まだ俺に挑戦するの早いよ。まあ、いいんじゃない。どうせWRESTLE-1は12月に組むんでしょ?今のWRESTLE-1、Enfants Terriblesだよ。NEW ERAなんて早くいなくなっちまえ。WRESTLE-1は、俺たちが仕切る。以上だ」


熊ゴロー&土肥孝司
熊ゴロー「……すいません、負けました。言葉にできないです……リング上で俺は『まいった』したんで、負けました。すいません、孝司さん、ホントに……」
土肥「いやいや、俺はいつもの熊ゴローじゃないってのを感じたよ」
熊ゴロー「……もう涙も枯れちまった。本当にすまん」
土肥「また再来週タッグのタイトルマッチあるからよ、切り替えて。いやぁ、いつもの熊ゴローじゃなかったよ」
熊ゴロー「俺が一番の屈辱を味わっちまった。今日は絶対勝たなきゃいけない試合だった。ホントにもっと、俺に力があれば」

──逆エビ固めにこだわってるように見えましたが、何か理由は
熊ゴロー「今日は頭の中で逆エビで獲ってやろうって。俺はセントーンが必殺技なんですけど、どうしても逆エビで獲りたかったんです。でも、俺の心が折れちまいました。どうしてもその技で獲りたかった。それだけです」
土肥「芦野も逆エビしてきたし、それだけ意地にさせたってことじゃないの?まあ、お前らにしかわからない思いが色々あるんだろうけど」
熊ゴロー「本当に申し訳ない……」

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