引退前のダイスケがミスター雁之助と30分以上の激闘!

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 17日、『ガッツワールドvol.112 GUTS ISM 2017』が新木場1stRingにて開催され、12月のデビュー13周年興行で引退を発表したダイスケがミスター雁之助とシングルマッチを行った。

 ヒザと腰の不調により引退を決心したダイスケの『ダイスケ引退ロード第1弾』は、ガッツワールドを支えてきたレジェンドであるミスター雁之助。ダイスケ自身が“いちばん思い入れのある試合”と話していた雁之助戦が第一弾で組まれファンからの期待も高まる中、試合はじっくりとした攻防から始まる。
 雁之助はダイスケの腕を殺しに行き、ダイスケは雁之助の足への一点集中。痛む腕で反撃に出たダイスケに雁之助は容赦ない雪崩式ブレーンバスターからファルコンアロー。走り込んできた雁之助にダイスケがカウンターのエルボーからファルコンアロー。左右のスライディングDからフロッグスプラッシュもカウント2。三度目のフロッグスプラッシュを剣山で迎撃した雁之助が掟破りのドラゴンスープレックス二連発からの念仏パワーボム。さらにファイアー・サンダーから雁之助クラッチとフルコースで叩き込み、30分以上に及ぶ激闘を制した。

 激闘を終えた雁之助は「見たかオラ!これがガッツワールドのプロレスだぜ!」と誇らしげに叫び、「ダイスケ!今いくつだ?!34?てめぇ、俺より20近くも若いくせに、ミスター雁之助とここまでの試合して12月に本当に辞めんのか?ダイスケ!俺はまだ、お前とこれからもシングルマッチやりたいよ。こんなプロレス、他のインディーではやってねぇんだよ!ガッツワールドでしかやってねぇんだ!お前は出来るんだ!俺はもっともっとやりたい!ホントはもっとやりたいけど……ダイスケ、ありがとう。俺、ちょうど10年前にガッツワールド呼ばれたんですよ。ガッツワールドができてまだ2年?3年くらい?そっからずっとダイスケとやってんですよ。それでお前、俺とずっと敵対して試合してたもんな。強くなったよ、お前。上手くなったよ、お前。今はもう、俺とお前、次やったら俺が負けるかもしれない。それくらいの……もうわかんないよ。だから俺は、惜しいけど、お前の第二の人生、見送りますよ。あと、最後にもう一つ。俺、もう25年くらいプロレスやってるけど、俺の好敵手はね、三人いるんです。ハヤブサ、新崎人生、そしてダイスケです。ありがとう!」と健闘を称え、二人は向かい合って礼。

 最後にダイスケが「もう身体ボロボロですけど、意地と気力で最後まで今日に負けない熱い試合で、最後まで突っ走りたいと思います!最後までお願いします!」と現役最後までエースとして全力ファイトを約束した。

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