プロレス界の期待の新人・阿部史典がTORUとのタッグでベルト初戴冠!

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 14日、新木場1stRingにて開催された『ガッツワールドvol.113 CHAMPION of G 2017』。セミファイナルでは、松田慶三&YUJI KITOの持つGWC認定タッグ王座に、翔太&新井健一郎とTORU&阿部史典が挑戦した。

 3WAYマッチということもあり、KITO&松田のIWA熱波軍がベテランのズルさで隙あらばフォールし翻弄。翔太とアラケンは見事な連携攻撃であと一歩のところまで追い込んでいくが、金本浩二を倒しシングル王者になったTORUと、全日本プロレスにセミレギュラー参戦し大日本やWRESTLE-1など様々な団体に呼ばれ経験を積んでいる阿部史典が凸凹タッグながら蹴散らしていく。最後はTORUがKITOの後頭部にシャイニングウィザードからアラケンをコブラツイストで捕らえ、阿部が澤宗紀直伝のお卍固めで翔太からギブアップを奪った。

 王者組の松田は「おいお前らふざけんなよ、俺たち熱波軍は負けてねーぞ。いろんな権利を行使してそのベルトは必ず俺たちが巻くからな。それまで磨いて待っとけよ」と挑発するが、TORUは「おい熱波軍、大阪のプロレス界に代々伝わる言葉をお前らに送ってやるよ。勝ちは勝ちや!」と一蹴。
 普段はケンカばかりの二人だが、この日は「阿部くんと組んでベルトを巻く結果が出て俺は嬉しいよ!」「このベルトを僕とTORUさんにしか出来ない広げ方をしてこのガッツワールドを盛り上げちゃいましょう!」と笑顔を見せた。

 ガッツワールドは12月2日新木場大会でエースのダイスケが引退するが、新たな王者組は「ダイスケさんが引退して、そのあと『ガッツつまんなくなったな』って言われないように我々が盛り上げて行きましょう」と誓った。

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