丸藤正道が初の路上プロレスで石灰にまみれながら王座防衛!
20日、『工場プロレス in 宮地鉄工所2017』が開催され、HARASHIMA&丸藤正道が男色ディーノ&高木三四郎相手にKO-Dタッグの防衛戦を行った。
先日の両国国技館大会でベルトを奪取した二人だが、男色ディーノが「ベルトとったからもうゲストじゃないよね。こっからお腹いっぱいDDTを味わってもらわなきゃと思っているのよ」と路上プロレスでの防衛戦を提案。これをノアの内田会長がOKし、この試合が正式決定した。
試合が始まると、丸藤は序盤の腕の取り合いで肩が路上で擦れてダメージの大きさに驚く。そのまま工場内の溶鉱炉付近に移動すると、熱を冷ましている石灰をスコップで掘るとお互いにかけあい熱がりながら真っ白に。
鉄塔に登ってのチョップ合戦、道路上での攻防、自転車に乗ってのラリアットの打ち合いなどが繰り広げられる中、HARASHIMAが三四郎にトラックの荷台からダイビング蒼魔刀を叩き込んでフォールも2。
油断した丸藤にディーノがリップロックからフォールも、なんとか返した丸藤が最後は道路標識を叩き込んでの虎王からフォークリフトを踏み台にしての不知火を叩き込んで3カウントを奪った。
試合を終えた丸藤は「今年で俺もキャリア19年、まさかこんなとこでプロレスやると思わなかったし痛かった。痛いですねほんとに、汚いし。一番きつかったのはディーノのキスです。石灰も熱かったし、プシューっての(消化器)も鼻に入って痛かったし、最初に腕取られて前転しただけで擦れて痛いし、なかなか過酷でしたけど、でもなんか気持ちよかったです」とコメント。
HARASHIMA&丸藤の次の防衛戦は、KUDO&高梨将弘を相手に10月9日札幌マルスジム大会で行われることが決定した。