カズ・ハヤシがファイナルカットを石井に継承!
25日、後楽園ホールで開催されたDDTプロレス『BLACK OUT presents KING OF DDT 2017 FINAL ROUND』にカズ・ハヤシが参戦した。
全日本時代に現DDTの石井慧介はカズ・ハヤシの付き人をしており、『原点回帰』とカズとのタッグを結成。DAMNATIONの佐々木大輔とマッド・ポーリーを相手に石井がジャンピングニーからカズがハンドスプリングオーバーヘッドキックを叩き込むと、石井がポーリーに、カズが佐々木に同時ファイナルカット。最後は石井がニールキックをポーリーに叩き込んで3カウントを奪った。
だが試合後にカズは「途中でファイナルカット使ったでしょ?なんかね、違うんですよ。気持ち的にはすごく嬉しいんですけど、どうせやるんだったら極めてやってもらいたいです。プロの技なので、これはこうなってこうしてやっていくっていうのを突き詰めていった上で自分の技にしてほしいんですよ。石井くんもさ、歴史ってのがあるわけじゃない。一緒に道場に住んでたとか。それで使ってもらえるっていうのはすごく嬉しいんですけど、突き詰めて自分の技にして頂きたいです」と苦言を呈す。
しかしこれを聞いた石井は「教えて頂けるということですか?」と食いつき、カズも「もちろんよ。道場に来て一緒に練習しよう。俺の技とかそういうのじゃなくて、石井くんの技としてやってもらいたいです」と、かつての付き人へのファイナルカット継承を約束した。