K-1 WORLD GP参戦の皇治が公開練習でやりたい放題・言い放題!「おぼっちゃまくんはよう頑張ってるけどおもろない。俺が最高の舞台で最高に盛り上げる」
東京・K-1ジム総本部にて、6月18日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~」のスーパーファイトでスーパー・フェザー級王者・大雅と対戦する皇治が公開練習を行った。
昨年9月の代々木大会以来、約9カ月ぶりのK-1参戦を果たす皇治。対戦カード発表会見では大雅と乱闘騒ぎを起こし、Youtubeで公開された会見動画の再生回数が100万回を超えるなど大きな話題を呼んでいる。
会見の反響について皇治は「俺の試合が注目されるのは毎回でしょ? 俺が出る試合は毎回注目度が高いし、最高の舞台で最高に盛り上げますよ」とニヤリ。
会見で掴みかかってきた大雅に対して「おぼっちゃまくん(大雅)がうり坊(イノシシの子供)になってくれたから感謝してます。アンチの声に傷つきたい……ところですけど、俺はそういう性格じゃないんで。どんどんディスってください」と余裕たっぷりに語る。
さらに皇治は「地元(大阪府池田市)の反応ですか? またアイツはしゃいだなって感じですね(笑)。地元のみんなは俺のことを応援してくれてますよ。あんまり地元から応援団を呼んだら、おぼっちゃまくんはビビってまうかなって思います」と続けた。
公開練習で皇治は総合格闘家の住村竜市朗を相手に2分1Rにミット打ちを披露。軽快にパンチ・ミドルキックを繰り出していくと、突然、住村を投げ飛ばして倒れた住村にめがけてパンチを連打する。
もちろんK-1ルールでは反則となる行為だが、皇治は「おぼっちゃまくんが喧嘩したい言うとったから、あんくらいやってもいいかなって……あかんのっすか? まぁおぼっちゃまくんが大阪に来た時の対策ですね」と挑発的に言い放った。
言い放題・やり放題の皇治だが「一選手として見たら、そりゃ強いでしょ。一応チャンピオンやっているし、俺が20歳の時はなにしとってん?って感じやし、よう頑張っとるなって思います」と大雅のファイターとしての実力は認めている。
大雅戦に向けて淡路島のスポーツ施設「サンライズ淡路島」で約3週間の合宿を行ってパワーアップを図り、現在は所属するSFKで入念に大雅対策を練っている。
「淡路島のサンライズっていうプロアスリートや野球選手が合宿をやっているところで、約3週間、合宿をやってきました。淡路島は飯も超上手いし、たくさん食べてたくさん練習してきました」
――どんな練習をやってきた?
「パワー作りですね。100mくらいある坂道を軽トラ押ししたり…もともと賢い戦いは得意なんですけど、パワーがついてジムのみんな困ってます」
――試合のプランは?
「いつも言ってるように俺は才能もなかったし、多少やんちゃだっただけ。ここまで来れたのはSFKの寒川(慶一)代表のおかげで、今回も代表がばっちり対策を組んでいるので問題ないです。あとはそれを信じてやれば楽勝なんちゃうかな?って思います」
――大雅の印象は?
「一選手として見たら、そりゃ強いでしょ。一応チャンピオンやっているし、俺が20歳の時はなにしとってん?って感じやし、よう頑張っとるなって思います。でも……とりあえずおもろない! 全部がおもろいのがK-1ファイターやし、今までのスターは全部がおもろい。ファイターはそういう選手でおらないかんと思うし、俺はそうやってK-1を盛り上げているんで、K-1は俺に感謝してほしいです(笑)」
――どんな試合を見せたい?
「ファンが喜ぶ試合をするのが俺の仕事です。もう十分盛り上がっていると思うんで、試合でもう一つ盛り上げたろうかなって思います。いつもお世話になる人たちへの恩返しは俺が活躍すること。そのために俺は頑張るし、最後は何と言ってもファン。他のファイターは嫌いですけど、ファンには感謝しているし、高いお金を出して会場に来てくれるんで、ええ想いさせて帰らそうかなと思います」
最後に皇治は「言ったことをやるのが男前なんで、ばっちしやります」。さらに「たけぽん(武尊)がポスターで“俺がおらんと始まらん”って出しゃばってたんで、おぼっちゃまくんを倒したら、次はたけぽん狩りに行きます。楽しみにしとってください」と武尊に対しても宣戦布告。注目度急上昇中の一戦で皇治はどんなインパクトを残すか?